対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

週刊碁新連載

2012-01-18 22:55:15 | 雑談
昨日の週刊碁のつづき。

年改まって紙面の方もリニューアルしたようだけれど、
小さいコラム的新連載に好企画がいくつか。

その一つ「週刊碁的囲碁ガール」は、
明らかに私がターゲット(違)。

1月16日号には奈穂ちゃんが、
1月23日号には中国の大学生張ケンキさんが登場。
奈穂ちゃん、来年もNHK杯の司会やるんだね。

また企画の段階でも期待の声が寄せられていた趙治勲プロの
「お悩み天国 これが治勲のシノギかた」が非常に楽しい
読者の(良い意味で)実にくだらない質問に対する
ウィットに富んだ治勲先生の回答が素晴らしい。
ありきたりの質問にありきたりの回答で済ませないのが素晴らしい。
囲碁だけにとどまらない人生問答のようでもある。
このコラムだけは毎週読んでみたいかな。

ただ掲載されている棋譜が少ないのが大いに不満。
今は年始で対局が少ないからだろうけれど
「これぞプロ」は1面しかないし、
棋譜再生機能がついている棋譜を列挙しても、1月16日号は

第15期女流棋聖戦挑戦者決定戦
東京打ち初め式連碁
第21期竜星戦Hブロック3回戦
鹿塩利玄vs本因坊算砂(歴代本因坊列伝)
第2期日本最強決定戦リーグ(岩田正男プロ引退を受けて)
第10回全日本学生囲碁王座戦決勝
第55回全日本大学囲碁選手権第7戦主将戦
第59回NHK杯戦3回戦


アマチュア棋戦や古碁を除けばテレビ棋戦やタイトル、イベントだけ。

ただこの号はまだマシな方で1月23日号に至っては

第36期棋聖戦第1局
第21期竜星戦Aブロック4回戦
本因坊算悦vs安井算知(歴代本因坊列伝)
第59回NHK杯3回戦第5局


少ない!少なすぎるよ!
これでは折角の棋譜再生機能も泣いてしまう。
私はもっともっとプロの碁を鑑賞したいの!

棋譜間の移動がスワイプで出来るようになるなど、
機能はドンドン強化されているのに活かしきれていないと思う。

新聞掲載の碁を見せろとはいいませんから、
せめて「これぞプロ」の中の棋譜のように、
そのままでは日の目を見ない棋譜の総譜を
1日1棋譜の方に掲載するのではなくて、
週刊碁の方でいつでも閲覧できるようにして欲しい。
お願いします

もっと「オレ達の碁をみてくれ」と言って欲しい。
これじゃ死蔵。
この意見は私だけなのかなぁ…。

アプリとしても「落ちやすい」ということで
(全画面表示の時の操作中やスワイプしている時によく落ちる)
AppStoreでの評価が段々下がってきているし、
良くなっているところも多々あるのに残念。
もうひとガンバリを期待。
ここが踏ん張りどころ。

ただ現状では意欲がもう一つわかないので、
とりあえず次の歩様登場まではまた購買保留かな…。

週刊碁「プロ棋士が選ぶベスト10」

2012-01-17 20:55:55 | 雑談
プロ棋士が選ぶ詰碁ベスト10」という特集に惹かれて
先週号の週刊碁を久々に買ってみた。

しかしベスト10といっても
予め企画側が選んだ30の「基本死活」から各プロ棋士が、
「アマチュア初段が知っていると役に立つと思われるもの」
5題を選ぶという趣向なので、
当然、どの問題もどこかの基本死活集に載っているものばかり。
詰碁特集としても新鮮味がまるでない。

私としてはそういう「縛り」一切なしに、
プロ棋士に「好きな詰碁」を選んで貰うことで、
「知られざる『名作詰碁』『詰碁作家』に触れる」
…みたいな企画と思っていたので正直、期待はずれ

まぁ、無条件だと票がばらけてしまうというのはあるだろうけれど、
候補が30じゃ、その中から10を選んでもあまり意味をなさないし、
何で「初段」とか「役に立つ」とか条件つけるかなぁ…。
ランキング付けして「それでどうするの?」と問いたくなる。

今後「定石」とかも出てくるのだろうけれど、
この縛りがあるんじゃ、あまり面白くはなさそうだ。

一日一棋譜

2012-01-16 21:30:47 | 雑談
前に紹介した「i碁BOOKS」の新機能(企画)「一日一棋譜」。

それまでは碁盤に一回ほど並べるだけだったけれど
1/10に登場したカードは鈴木歩プロvs富士田明彦プロということで
『歩のあゆみ』製作のために(嘘)保存しておかねば!」
と鼻息も荒く、Multigoに入力しながら鑑賞。



と、上の局面で入力する手が止まった。
「何かどこかで観たことある局面だぞ」

それもそのはず。
この局面は「週刊碁」2011年5月16日号
「これぞプロ」という連載の中で取り上げられた一手だった。
棋譜再生機能が一番最初についた号で今も無料…なのかな?

よくよくみれば、その前日の松本武久vs一力遼戦や
杉内雅男vs内田修平戦、田村千明vs大沢奈留美戦、
万波奈穂vs金沢真戦ら今年に入ってから掲載の棋譜は全部、
「これぞプロ」の取材元。
総譜を鑑賞した上で「これぞプロ」を読むとまた違った味わいが。
こんなことなら全部棋譜入力して
保存しておくのだったのかと少し公開した。

特に杉内vs内田戦は杉内先生の若々しいうち回しが素晴らしい。
御歳90歳(!)で流行のスモールミニ中国流を駆使するなんて、
格好良いにもほどがある。

ただiPad単体では記事と盤面を一緒にみることは出来ないのが不満。
また「1日1棋譜」のはずなのに年始に続いて、
1/12から昨日まで謎の更新ストップだったよ。
この辺は改善して欲しいけれど、
それでも地味ながら中々ヒットなコーナーと思う。

1/15の「囲碁将棋フォーカス」と「囲碁講座」

2012-01-15 23:55:55 | 雑談
今日の「囲碁将棋フォーカス」の特集は棋聖戦。
「今回の棋聖戦は高尾さんの態度次第」
佐野さんの解説は相変わらずピンとこないところもあるけれど、
高尾プロを大好きな競馬の追い込み馬に例えたのは、ちょっと面白かった。

解説の方では先週水・木に打たれた第1局を
小林ピカ一先生が解説。



ピカ一先生によると、このスベリからの生きにやや問題があり、
ここで黒がリードしたのではないかという話だった。

ところで「囲碁将棋フォーカス」の特集コーナーだけれど、
先週は加藤一二三プロ特集で、来週は郷田真隆プロ特集。
そうそう番組に合うイベントに種類があるわけではないので、
ちょっとネタに詰まってきた感じがする。
4月以降、多分リニューアルするのではないかな?

囲碁講座」は相変わらずの良講座で参考になる。



上は第2回「わリーグ」でも度々登場した定石。
どちらかというと黒持ちの声が多い形だけれど、
今回は白からの手段を中心に解説。

白石が△のどちらにあるかによって、
白AやB、Cを使い分けるという解説は参考になった。
やはり定石後の打ち方も全局をよくみて
よく読むことが大事と毎回痛感させられる。

将棋電王戦「米長邦雄vsボンクラーズ」

2012-01-15 14:15:15 | 将棋
ニコニコ動画で中継された電王戦「米長邦雄vsボンクラーズ」は、
ボンクラーズが勝利

本局はボンクラーズの初手▲7六歩に対して、
米長会長は早指し戦同様△6二玉。
局後「▲7六歩に対して最善と思う」と主張していたけれど、
善悪は兎も角、プロの実戦ではあまり指されない手なので奇策には違いない。
「ボンクラーズに対して」最善ということなのだろう。

その後、ボンクラーズの振り飛車に米長会長は右玉風に構えて、
双方手を出しづらい陣形に。



ボンクラーズの手待ちに対して、
米長会長は棒金(!)から玉頭を盛り上げ、押さえ込みの体勢。



更に△8三玉からの棒玉!
駒落ちの将棋をみているかのよう。
ただし個人的には赤のところの金銀の配置が悪いので、
ここはこの二つの駒を入れ替える順を探ったほうがいい気がするのだが…。
まぁ、結果論ではあるけれど。



このまま千日手になると引き分けではなく、
先後を残りの持ち時間を使っての指し直しとなるらしい。
短時間決戦はスペックの低いPCでも勝率2割の米長会長は
それを嫌って金を△5三金まで引き付けて、△3四歩と開戦!
しかしこれが敗着というのだから厳しいもので、
▲6六歩から角交換を挑まれて、応じられないというのだから辛い。

こうなるとコンピューターはほぼ「間違えない」というのが
観戦する側からするとつまらないところで、
後は一方的にボンクラーズがヨセて終局。
先手玉には王手もかからず。

開戦までは作戦通りだったと思うけれど、
「終盤でミスをした」という米長会長のコメントは違和感あるなぁ。
棒玉や△5三金辺りをを「終盤」というのもね。

「来年以降指す棋士のための先駆者になれば」とも
対局前にコメントしていたが、奇策ではその効果の程も疑問。

どこまでも結果論だけれど、負けるなら矢倉や鷺宮定跡など、
我々にも馴染み深い定跡で一戦交えて欲しかった。

「週刊アスキー」に将棋

2012-01-13 19:15:55 | 将棋
週刊アスキー」に将棋の米長会長と山崎バニラさんの対談が掲載。

コンピューター雑誌に将棋の話題は珍しいけれど、
明日14日の米長会長とコンピュータープログラム「ボンクラーズ」の対局、
電王戦開催を受けてのもの。
ニコニコ生放送で10:00から放送されるとか。
持ち時間は各3時間なので決着は夕方の見込み。

ただし既に「前哨戦」なるものが去年指されていて、
米長会長が惨敗しているのが興を殺いでいる気がする。



そもそも「前哨戦」とか「本番」とか位置づけしているのが不明。
これじゃ明日勝っても負けても話題性が低くなるような…。

将棋は囲碁以上にスポーツ化しているゲームなので、
人の能力に「若さ」という要素のウェイトは大きい。
無論、コンピューターを応援してもしょうがないので、
米長会長に勝って欲しいけれど、
自宅でのプロトタイプとの早指しでは米長会長の勝率は2割というし、
インタビューを読む範囲ではかなり厳しい気がする。

勝つならばコンピューターの苦手とする序盤で大量リードするか、
詰みまで網羅している研究手順に誘い込むしかなさそうだけれど、
後者の可能性は低いなぁ…。

「チーム・バチスタの栄光」と囲碁将棋

2012-01-12 22:15:15 | 雑談
1/9の朝日新聞に「はじめての将棋名人戦」という
特集が掲載されていて、その横に作家の海堂尊の寄稿が。
http://author.tkj.jp/kaidou/

何でも中学生の頃は観戦記をスクラップして、
じっくり読むくらいに熱心に観戦したとか。
今は「見るだけ将棋ファン」とのこと。

海堂尊といえば「チーム・バチスタの栄光」だけれど、
その「チーム・バチスタの栄光」のドラマ版に、
将棋ならぬ囲碁を打つシーンがあるのをご存知か?

確か第1話。
伊藤淳史演じる主人公田口公平が帰宅すると、
おじいさんが囲碁番組(NHK杯?)が映っているテレビを
つけっぱなしにしてうたた寝中。
で、テレビを消そうとすると
おじいさん「消すなよぉ、観てるんだから」
碁打ちがいる家庭の日曜日によくある風景(笑)。

その後「一局打つか」という話になるのだけれど、
残念ながらチビノリダー(伊藤淳史のことね)の石をつまむ形が、
初心者のソレ
「お前は佐為に憑りつかれた直後のヒカルか!」

…囲碁のシーンがあるのは嬉しいけれど
打ち方ぐらい誰かに指導して欲しかったなぁ。
でもこのドラマシリーズは割と好きです。

「新春お好み囲碁対局」に出演したタレント陣

2012-01-11 21:15:15 | 雑談
昨日までレビューしてきた
新春お好み囲碁対局「プロ・芸能人タッグマッチ」。
レビュー中の中で触れようと思っていたのだけれど、
出演していたタレント4人と囲碁との関わりを、
私の知る範囲で少し。

辰巳琢郎…俳優

以前、囲碁嗜んでいたものの、
対局は「お好み囲碁対局」が1年ぶりとか。
碁的」最新号にはインタビューが掲載されている。

北山陽一…歌手(ゴスペラーズ)

「新春お好み囲碁対局」には2006年にも登場
まだ覚えているけれど、もう6年前なんだ。
その後、一昨年ぐらいに「碁ワールド」に「一目おかれたい」というエッセイも連載。
連載の最後の方で初段認定されたことを報告していた。
6年前に書いたことを忘れていたいたが
今回の碁をみて「ミスの傾向が私と似ているなぁ」と全く同じ感想を。
こういうタイプはもっといっぱい「負けたくない」対局を重ねて、
「泣きが入る」ことによって飛躍的に伸びると思う。

戸島花…アイドル(SDN48:ただし3月に卒業)

自称「囲碁ドル」。
何でも学校に自分で囲碁サークルを作ったとか。
BS11「早碁!9路マッチ」、
ニコニコ生放送「カズアキの1000人斬り」等、
地道に囲碁番組に参加したり、
独自に研究会を開くなど熱意の面では高段者
ブログでも囲碁に関わると必ず話題にするのが好印象。

加藤夏希…タレント

最近では「エヴァンゲリオン」のオープニングを
手作りで実写化したことで話題になった。
囲碁との関わりはよくわからなかったが、
ググッたところ梅沢プロの初心者講座の
生徒役として参加したみたいな情報がチラホラ。
「ヒカルの碁」のアニメ版関連?

新春お好み囲碁対局「プロ・芸能人タッグマッチ」最終譜

2012-01-10 22:15:55 | 雑談
つづき

間に別記事が入ってしまったけれど、
もう1週間前の話だしチャッチャッと終わらせよう。

第5譜


161手~170手 黒:戸島花 白:加藤夏希
171手~180手 黒:マイケルレドモンド 白:小松英樹
181手~190手 黒:辰巳琢郎 白:北山陽一
191手~200手 黒:高倉梢 白:新垣未希


黒167に白169と切ったら花ちゃん慌てたかもしれない。
黒185が最後の大所らしく、
ここを黒に打たれて動揺したか白186は2目損な手。
まぁ、185のところは私もダメ場とみて軽視しちゃうかも。

第6譜


201手~210手 黒:戸島花 白:加藤夏希
211手~237手 黒:マイケルレドモンド 白:小松英樹


白206で夏希さん、文字通り思い出したかのように「武宮カード」。
このまま出番なしだったかもしれないところ、素晴らしい気遣い(笑)。
まぁ、戦況には関係ない場面ではあるけれど。

黒211以降はプロが全部打ちついで終局。
結果は黒11目半勝ち
目数が「1(い)1(い)5(ご)」なのは果たして狙ったか(笑)?!

応援していたチームが勝つなんて
こいつぁ春から縁起がいいねぇ
オープニングでいきなり歩様の敗退がわかってしまった去年とは大違い(笑)。

破れた小松チームもゲームを楽しむという意味では勝者でした。
最初は硬かった花ちゃんも後半大分会話に参加するようになって、
打ち解けてきた感じが微笑ましかった。

新年にふさわしい華やかで楽しい番組だったと思う。
来年は歩様と万波姉妹をつけて同じ路線でよろしく(笑)。

松山ケンイチ in 「鶴瓶の家族に乾杯」

2012-01-09 21:55:15 | 将棋
数年前から毎週、大体見ているNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」。
今週は大河ドラマ「平清盛スペシャルということで、
主人公の平清盛演じる松山ケンイチがゲストでした。

囲碁将棋ファンとしては松山ケンイチの
将棋との関わりの現在が気になるところ…って私だけ!?

こちらの期待に応えるかのように早速、
番組最初の方の厳島神社の禰宜の方との会話の中で、
禰宜の方が「島からあまり出ない」という話に対して、松ケン一言。

「娯楽とかどうするんですか?」
将棋くらいしかないですよね」

「娯楽」=「将棋」という定式が頭に出来ているのが、
ファンとしては嬉しいところ。

これはやはり今年中に「大逆転将棋」のゲストで呼ぶしかないでしょう!
しつこい!?

まぁ、私としてはこれを聞けただけで満足なのですが、
肝心の旅自体も今回もいろいろな面白い人たちがいろいろ登場。
特に小学生に見えない男の子は面白かった。
普通の人たちに泣き笑いさせて貰えるので、この番組は大好き。

多分、再放送もあると思うので将棋ファンは是非(笑)?!
あ、大河ドラマ「平清盛」もちゃんと(?)チェックしてますよん。