対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

実戦基本死活、黒先如何?

2007-11-20 01:51:09 | 雑談

図は実戦に出てきた死活。
対局そのものは電話が掛かってきたり、形勢が大分良かったりしたので、面倒になって活かしてしまったが、切羽詰った状況ではこれではいけない。

冷静にいろいろ考えてみたところ、どうやっても黒先コウ。
正しいのだろうか?
何となしに白を取る順がありそうな匂いを感じるのだけれど、気のせいかしらん?

囲碁とBGM

2007-11-19 00:55:55 | 雑談
心なしか音楽を聴きながら囲碁を打つと、勝率が落ちるような気がする。
読み落としが増えたり、構想が浮かばなかったり…。
勿論、聞いている音楽にもよるのだろうけれど…。
流石にポップスなんて聴いていたらねぇ(笑)。

日本将棋連盟会長の米長邦雄氏が現役の頃、NHK杯の解説に出演したことがある。
そのリハーサルの際、耳にイヤホンを入れると
「あれっ、全然手が読めないぞ」

「棋士とはデリケートなものだ」
と、この逸話を「楽しい囲碁心理学」に記した三堀将氏は述べているが、程度の違いはあれアマもそうなのかもしれない。

皆さんはいかがだろうか?
またそれ以外に、ネットを打っている際に傍らでやっていることな何ですか?

今日は御城碁

2007-11-18 01:15:15 | 雑談
11月17日は江戸時代に「御城碁」が打たれた日。
勿論その日付は旧暦だから、西暦の今日では厳密には違うのだろうが。

「確か日本棋院も、何か記念日だったっけ?」
と検索したら、同日に開催された御城将棋にちなみ制定された「将棋の日」の勘違いだった。
囲碁の方では特に動きはない。
囲碁ボケ記念対局nipparat vs Rina戦(中終盤が白熱の好局)や、映画「呉清源極みの棋譜」の公開が今日なのは、意識しているかどうか不明だが。

ちなみに「囲碁の日」は1月5日。
語呂合わせで制定。

関係ない話だが、その検索をしている際に
「棋士って、どうやってお金を稼いでいるの?」
という文を書いておられるブログをみつけた。

棋士が新聞社の主催する大会で対局料や賞金を得ているというのは、案外知られていないものなのだなぁ。
また新聞社が一棋戦に数億という契約金を払っているのも、部外者にとっては不思議に映るらしい。
関心がある人とない人では、これだけ認識に落差があるということを思い知らされた。

NHK囲碁講座についていけません

2007-11-17 01:15:55 | 雑談
NHK囲碁講座テキスト12月号が発売。

巻頭のグラビアには、両者とも棋士である先崎穂坂夫妻のインタビューが掲載されている。
写真の中の髭面は先週某所で見かけた、先ちゃんと思しき人物とまさしく同一。
やはりご本人だった模様。

インタビューも面白く、その中の
笠井プロ(弁護士でもある)が統計を取ったところ、キリチガイはノビよりアテが圧倒的に多い」
という囲碁知識に妙に感心してしまった。
もっとこういうデータ的なことを知りたいアマは、多いのでは?

一方、肝心の現在放送中の講座「これが世界の新感覚」の12月のテーマは、「大ナダレ」とのこと。
この流れからすると後は「最新大斜」など、最新布石定石をメインにした感じになりそうだ。

ところでこのテレビ講座。
実のことをいうと、私はまるでついていけていない
「ついていけないと、棋書コレクターの沽券に関わる(?)」
と、ワンポイントクリニック以外はほぼチェックしているのだが、息切れ気味である。

概要は一応、他で仕入れた知識でわかる。
しかし枝葉ところで、バタバタと長手順が進んで、
結城「これは○○で、白が良くないですね」
万波「そうですね」
とやられると、
私「え、ちょっ…ちょっと待って…、えっと…、これは…」
と右往左往。
そうこうしているうちに既に、局面は次の解説に移っているという按配だ。

私がやっぱり弱すぎるのだろうか?
皆さんはいかがですか?
楽しめてますか?
かといってレベルを落として貰うのは、イヤなのだけれど。
やっぱり棋書コレクターのプライドが…。

星の基本定石後の決め方(棋書評)

2007-11-16 01:15:15 | 棋書


星の基本定石後の決め方」(大竹英雄著:棋苑図書)

星の布石で頻出する定石や定型の、その後の打ち方を説いた本。
比較的良書と思う。
次の一手形式で進行。

が、基本定石だけに他の本(「基本置碁事典」「依田ノート」など)でカバーできる内容ばかりで、必ずしも座右に置いておかなければならないというほどはない。
また「繰り返すことで読者に知識を定着させる」という狙いでもあるのか、似た問題が出てくるところもある。
そのため全体としては、全61題という見た目より情報量は少ない。

ただしそこで触れられている打ち方は、実戦でも使用する機会が多く、即効性の高いものばかり。
初段前後に好適。
有段者以上には必須の知識といえ、出来れば一度は手にとって確認しておきたい所か。

尚、同じ棋苑図書から「星の基本型後の攻防」という本が出ているが、こちらは星からシマった形へのアプローチの方法を、主に説いた本である。

お間違えなきよう。

【カスノート】これって定石?No.5後日談

2007-11-15 00:55:55 | 雑談
(図1)

タイゼム初段以下だと、黒1のコスミツケはよく出くわすだろう。
李昌鎬プロが時折採用するため、特に韓国の方が愛用していることが多い。
一般には白を固めて日本の棋書だと悪手と断言されるが、アマには大きい差はないし右下の黒が強いような状況次第では、有力といえる。
ほとんどの人が状況無視していますが。

(図2)

さらにコスミツケた後、黒3と隅を守らずハサム。
こんな打ち方もよくお目にかかる。
こちらは今もハッキリ定石外れ。
白4にツケるのが一般的対策なので、ご存じない方は記憶しておかれるといい。
よほど白の厚みが活きない状況でない限り、上辺と右辺に影響力のある白が勝るとされる。

(図3)

ただ図2の白4を図3の白4まで進めると、図のようになって白が芳しくない…と、坂田栄男師の「囲碁ワンポイントアドバイス」に載っていた。
なるほど…と思ってよく見ると、これは手順は違うが出来上がりが、「これって定石?No.5」で取り上げた形ではないか!
結構昔からある形だったのですね。

どうもnipparatさんのコメントを頂きながらもう一つ理解できていない私だが、坂田先生のお墨付きがついてようやく一安心。

…って、nipparatさんや武宮陽光プロを、信用していなかったわけではないですよよよのよ!

機会あれば使ってみようかな。

囲碁とネットの親和性

2007-11-14 01:55:25 | 雑談
愚痴っぽい話は出来るだけ書かないようにしているが、今日はご容赦。

「囲碁やめようかな症候群」について、一つ悟ったことがある。

「囲碁が面白くないのではない」
「囲碁を打っている人がつまらないのだ」

勿論、囲碁ブロガーを指すのではなく、タイゼムでの打ち手達の事。
思い起こせば囲碁そのものに、嫌悪感を抱いたことは一度もないのだ。
それでいてどうもネット碁を打っていても心躍らない。
取り立てて不快な体験を最近した訳ではないが、こちらが「決まった」と思っても、まず投げてくれないからスッキリしないのだ。

元々ネット社会はモラルなど、あってなきが如し。
モラル依存性の高いボードゲームである囲碁は、観戦はともかく対局の場としては、ネットと親和性が低いのかもしれない。

日本棋院垂涎の一冊発見!?

2007-11-13 00:55:55 | 棋書
昨日の話の続きになるが、同じ古本市で見つけたもう一冊の凄い棋書。

「裨聖会棋譜」1万円

手元にある古棋書専門店アカシヤ書店の目録だと大正15年刊で、2万円の値がつけられている。
箱はやや傷んでいるが、中身は昭和を生き抜いてきたとは思えないほど状態が良い。

裨聖会とは何ぞやというのは説明が難しいが、日本棋院設立前(!)に雁金準一高部道平瀬越憲作鈴木為次郎ら4人が設立したグループ。
手合い制コミなしが普通だった当事では珍しく、段に関わらず総互先、コミありの碁を打っていたらしい。
その会で打たれた棋譜が上下巻の2冊にまとめられたものだ。

こういった本そのもの歴史的価値が凄いのは勿論だが、古本市で見つけた一冊には更に凄いものがついていた。

なんと高部道平が、犬養毅に宛てた書簡が入っている!

犬養毅は1932年5月15日、かの歴史的に有名な事件「五・一五事件」で海軍将校の凶弾に倒れた首相
碁界どころか、日本史上の重要人物
本因坊秀栄とも親しく、パトロン的なことも行ったことで碁界とも繋がりが強い。

一方の高部道平も碁打ちとしてはパッとしないが、日本棋院設立の中心となった棋士。

和紙に毛筆で認められた文は、達筆すぎて私には読めなかった。
恐らく高部道平が
「このたびこういう本を出しましたので、ご覧ください」
といった書簡を添えて、本を犬養毅に送ったものと思われるが…。
ということは、犬養家からの流出品?

レア中のレア。
私がというより日本棋院にとって、非常に価値があるのではないか?
私はそういう希少性より、実益なので手を出せませんが…。

何故こんな本が古本市に…と思っていたら、別に日いった時には売れていた。
オイラが買ったら日本棋院に寄贈したのに…。

「なぜ買っておいてくれなかったの」
と、日本棋院から苦情がこないかしらん?

歴史を感じる棋書発見

2007-11-12 01:55:17 | 棋書
とある古書市で、
「昭和10年版囲碁年鑑」
を見かけた。

昭和10年版なので、収録されているのは昭和9年に打たれたもの。
当時はまだ本因坊秀哉名人が健在で、本因坊戦も打たれていない。
というわけで、ほとんどが大手合の棋譜である。

実は昭和9年というのは囲碁界にとってエポックな年で、呉清源師と木谷実師の共同研究「新布石」が発売されたのが、この年の始めなのだ。
巻頭の一局はなんと初手5の五。
当時の新布石に対する、熱気が棋譜からも伝わってくる。

また子どもの頃の藤沢庫之助(朋斎)師の写真や、鈴木為次郎師、瀬越憲作師などの写真を見たのはこれが初めて。
私の中では歴史上の人物だが、こういう方達だったのかと感慨深く読んだ。

100局ぐらい(追記:381局でした)はありそうだが、全て漢数字の総譜。
解説なしで付け値2000円。
新布石を学ぶには好適だし回想録や住所録も面白いが、うーん、悩ましい。

デジタル体重計の信頼性

2007-11-11 13:07:17 | 雑談
「メタボリック症候群」
囲碁ブロガーの多くはこの言葉が気になる人が多いようだ。
nipparatさんやsuperlineさんは胴回りが気になるということを告白しておられる。

女性ブロガーはそうでもないだろうが、やはりダイエットに関心があるのだろう。
実際女帝kyonchnさんがビリーズ・ブート・キャンプを何度かこなしていたし

かく言う私はその範疇に当てはまらず、体重を気にすることはあまりない。
どちらかといえばかなりやせ型で、筋肉増強の意味でビリーズ・ブート・キャンプに関心があったくらい。

そんな中、家族がデジタル体重計なるものを買った。
えらく変なところにお金を費やすものだというのが本音だが、体重だけでなく体脂肪率や骨量、内臓脂肪レベルまで計れるらしい。

「使ってみろ」
というので、パンツ一丁で乗ってみた。
結果はほとんどの項目で標準。
ただ基礎代謝量という項目だけがかなり低く、同年代の女性並みだった。
筋量を示すらしく、低いと太りやすいという。
やっぱり。
これは子どもの頃からそうだった。
やっぱりビリー先生に弟子入りして、腹筋が割れるくらいにはしておくべきかなぁ?

ところで医学に詳しい方にお伺いしたいのだが、このデジタル体重計のデータはどの程度信頼に足るのだろうか?
身長や年齢のデータを入力し、体重測定の時に体内に微電流を流して、その結果から体脂肪や内臓脂肪を測定しているようだが。
個人的には内臓脂肪レベルが秘かに高いのではないかと思っていたのだが、「9以下なら標準」値が「2」だった。
「全く問題ない」

信じて大丈夫なのだろうか?