対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

囲碁雑誌に物申す!

2006-05-27 02:00:21 | 雑談
mmicさんのブログでのコメントで、
「『将棋世界』は読みどころがあって、面白いですね」
という言葉をいただいたのだが、ちょっと複雑。

あさださんにいわれた時にも書いた気がするが、あれでも赤字。
mmicさんのコメントが碁界を意識してのことかはわからないので、コメントの論旨とずれるかも知れないが、碁界の目標はもっと高いところに設定して貰いたいですね。

碁ワールドは「読み」どころが少ないと思う。
特に囲碁を知らない人が「読む」ところはあまりない。
もう少し脚色化してでも「読ませる」内容に出来ないものか?

いっそ難しい図面をなくして、徹底的に囲碁を知らない人から、初段ぐらいにターゲットを特化。
碁の内容は多少デフォルメしてでも、碁の流れをわかりやすく解説することを重視。
難しい図面は減らして「Number」みたいな感じのスポーツドラマ、ヒューマンドラマ風にするとか。
盤上盤外をもっとドラマチックに描写するわけです。
有能なライターが必要ですが。

極端な話、具体的な手順はなくても
「この一手で、左辺の石は全滅が確定した」
という感じでも、
「そんなものか」
と思って貰える程度で良いと思う。
イメージとしては媒体は違うが、好評を博した(らしい)TV「本因坊秀策」。
観てないんですけど(ぇ)。
ヒカルの碁でもイイや。

反対に「囲碁」を三段以上に特化して貰い、難しく手数の長い図面を「これでもか」と載っける。
今も「囲碁」は難しいですが、それでも級位者向けっぽい講座もありますので、それを排除。
もうプロがプロに向けた、研究論文発表みたいな感じでマニアックに。
プロが
「毎号読んで、参考にしています」
と言わせるくらい新構想、新定石がバンバン!
どちらにせよ囲碁を知らない一見さんで「囲碁」を手に取る人は少ないだろうし、購入する人は皆無に等しいだろう。
それならいっそ、という意味。
「碁ワールド」の席上検討会みたいなのもこちらで。

もう一つ。
日程と「碁ワールド」発売日の関係で、タイトル戦でもどうしても解説の濃い局とそうでない局にわかれてしまうのだけど、その辺は上手く「碁ワールド」と「囲碁」に割り振って、解説の薄いタイトル戦、世界戦の対局をなくして欲しい。
これは将棋界では、「将棋世界」と「近代将棋」で既にやっていることです。

囲碁雑誌関連ついでにみなさんにお聞きしたいですが、「囲碁関西」って都内で買えるのでしょうか?
通信販売でなく店頭で。
「囲碁梁山泊」も。
興味はあるのだけど、立ち読みして面白い号だけ買いたいのですが…。

ブックオフで古い号をみかけたのだけど、「囲碁関西」って「囲碁」の名局細解みたいなのが、巻末のあるのですね♪
それに関心があります。

名言?

2006-05-26 19:00:13 | 雑談
元は夕暮れの空さんを励ますために思いついた台詞なのだけど、我ながら良い出来(?)なので人にあげるのが惜しくなった(笑)。

そこで自分のところに掲載。

「私は『弱くなった』と思えるほど、『強くない』」

アマチェアはコンディションで2子ぐらい力に振幅があるというが、ズンドコでは尚更。
6子程度はザラだろう。
逆に振幅がない人ほど強い、とも言える。
ちょっとの不調、連敗にめげたりしなさんな。
我々には上達する道しかないのだから、というココロ。
次のジャンプのために力を溜めているところだと思いませう。

棋道戦士0073

2006-05-26 02:39:53 | 棋道戦士
「見ろ、私の予測した通りだ」(シャア)
「で、では、白もシノギの妙手を?」(ドレン)
「開発に成功したと見るのが正しいな」(シャア)

<解説>
第1話より。
相手の妙手を見切って、その更に上をいく!
いつかそんな打ち方とともに、シャアのように悠然と構えられればいいな♪

<今日の一局>
本局は断点をツイでおく、あるいはツガないの判断で明暗が分かれた。

序盤は地合のバランスがとれ、かつ黒が厚く、悪くないと思っていた。

黒29は右辺をツメるのが本当だったろうが、白の厚みが気になって消しを急いでしまった。
とはいえ黒53まで押しつければ、黒の言い分は通っていそうだ。

最大の後悔は黒65。
その3手前の白62に幻惑された形で、「重要」とわかっていた66の地点を切られては、そこまでの苦労が水の泡。
一転カラミの局面となり、非勢に立たされてしまった。
当然、黒65より66とツグ方が大事である。
【追記】
また、黒67は「ついアテてしまう」悪い癖がまた出ている。

黒に形勢が再び傾いたのは白88及び、白98か。
やはり断点絡み。
ここは白が黒を切断にいけば、どちらかの黒が助かりそうにない。
特に88はこの局面ではツグ必要はないだろう。

その前の黒の打ち方がおかしいのだ。
もしかしたら両方とも取れたかも知れない。
黒としてはどちらかを早期に見捨てるべきだったのかも。
白88、98は弱気だった。

黒101-109は時間に追われての着手。
やや頑張りすぎの気もしないではない。
また黒119も少し無理そうだ。
この辺は黒の強気に、白が押されている格好。
どこかで後の188(H9)に出ていれば黒119・121の二子は取れるので、こんなにもがく必要はなかったのでは?

以下も図々しく決めていったが、さすがに黒129までは利いてくれなかった(笑)。
ワタられたのを確認し、ここで攻めを放棄。
ヨセに目標を切り替える。
この時点ではパッと見、普通にヨセれば勝ちと思っていた。

慎重にわかりやすくヨセたつもりだが、白188に出るの価値がよくわからなかった。
なかなかここに回る気になれず、結局白に打たれることに。
しかしその後のヨセられかたをみると、黒171ぐらいでJ7にマガっておくべきだったか。
単純な2目やそこらの価値ではなかったようだ。
こういう中央のまとめかたが難しい…。

黒187、黒193も最善だったかどうか。
この辺、概算で全然勝っていると思っていたので、どこかヨセが甘くなっている感じは否めない。
以下も細かくヨセ間違っているところ多々。

しかしそれでも盤面14目勝ち。

内容的には尻窄み気味。
特に図にしたくなる面白い手もない。
しかしそれでも嬉しかったのは、これで8級に到達したから。
時間の問題だとは思っていたが、5月中に決めたかったのでホッとした。

もっともギリギリのラインであり、さらにRを積み重ねてまずは8級を万全にしなくてはならない。
週末は更なる高みを目指したい。

(;GM[1]HA[0]KM[-2.5]
RE[B+17.5]SZ[19]FF[4]
;B[qd];W[dd];B[pq];W[dq];B[oc];W[po];B[qo];W[qn];B[qp];W[pn]
;B[nq];W[pj];B[co];W[dj];B[cl];W[jc];B[cc];W[dc];B[cd];W[ce]
;B[be];W[cf];B[bf];W[cg];B[db];W[eb];B[cb];W[fc];B[id];W[ic]
;B[hd];W[hc];B[gd];W[do];B[dn];W[cp];B[eo];W[dp];B[en];W[jp]
;B[fq];W[cn];B[cm];W[bn];B[el];W[qg];B[jd];W[kd];B[ke];W[le]
;B[kf];W[lf];B[lg];W[mc];B[ld];W[kc];B[md];W[mf];B[mg];W[nf]
;B[nd];W[qe];B[ng];W[of];B[pd];W[kg];B[jg];W[kh];B[mi];W[kj]
;B[jh];W[ji];B[li];W[ki];B[ml];W[jf];B[je];W[if];B[hf];W[ih]
;B[hg];W[ig];B[gi];W[mk];B[nk];W[gh];B[ef];W[de];B[hh];W[hi]
;B[hj];W[ii];B[fh];W[gg];B[gf];W[fi];B[gj];W[ok];B[lk];W[jl]
;B[ol];W[pl];B[oj];W[pk];B[jn];W[kn];B[ko];W[jo];B[lo];W[in]
;B[jm];W[im];B[km];W[kl];B[lm];W[ei];B[eh];W[hq];B[il];W[ik]
;B[hl];W[ij];B[ho];W[io];B[kq];W[fr];B[hp];W[iq];B[jq];W[gp]
;B[go];W[ip];B[gq];W[gr];B[eq];W[er];B[pe];W[pf];B[re];W[qf]
;B[lc];W[lb];B[mb];W[ma];B[nb];W[kp];B[lp];W[dh];B[rn];W[rm]
;B[ro];W[om];B[oi];W[nl];B[mj];W[rf];B[sm];W[rl];B[bm];W[bo]
;B[sl];W[sk];B[sn];W[rj];B[gc];W[gb];B[kb];W[jb];B[la];W[op]
;B[oq];W[ep];B[fp];W[bg];B[bj];W[af];B[bd];W[bi];B[cj];W[ci]
;B[rd];W[ab];B[ac];W[mn];B[ln];W[ae];B[bb];W[hk];B[gk];W[gl]
;B[fk];W[gm];B[ia];W[ja];B[hb];W[ga];B[na];W[ha];B[pi];W[qi]
;B[nn];W[nm];B[mm];W[np];B[mp];W[jr];B[kr];W[ir];B[ad];W[ag]
;B[ea];W[ib];B[sf];W[sg];B[se];W[ks];B[mr];W[ms];B[ns];W[ph]
;B[ls];W[js];B[og];W[oh];B[nh];W[fd];B[fe];W[fa];B[da];W[fn]
;B[fo];W[aj];B[bk];W[em];B[dm];W[fm];B[dk];W[eg];B[fg];W[dg]
;B[ak];W[ai];B[ee];W[ed];B[pp];W[on];B[mo];W[oo];B[ej];W[di]
;B[an];W[ao];B[am];W[ka];B[kk];W[jk];B[lb];W[he];B[ge];W[ie]
;B[hn];W[hm];B[lh];W[fj];B[ek];W[oe];B[od];W[no];B[mn];W[pg]
;B[ll];W[tt];B[tt];W[tt])

ガンダムセリフ参照サイト

ブログ環境日進月歩

2006-05-25 19:55:11 | 雑談
「net-igo.comブログ更新情報」がリニューアル。
前はやや重かったのだけれど驚くほど軽くなって、より使いやすく。
一度に閲覧できる数は減ったが、代わりに記事の書き出しを読むこともできるようになった。

またこれはかなり前の話なのだが、gooブログが画像を一度に3枚アップ出来るようになった。
何気ないが、これで結構サイトのアップが楽に。

ブログの環境はドンドン良くなっている。
有り難い限り。

半面、囲碁ブログの熱気は冷め気味な気がするのは私だけだろうか?

ブログブームそのものが、もう去ったのかなぁ?

置かせ碁に向かない棋士達の反撃

2006-05-25 02:31:05 | 雑談
さらに続き

前回は置かせ碁における、厚み派の人たちの欠点が暴露された(?)。
今回はそのフォロー。

厚み派の人たちにだって、得意な分野はあるだろう。
すなわち単純な理屈だが、逆に自分が石を置く立場ならむしろ計算派より強そうである。
既着の石を最大限に利用するという意味では、この人たちの右に出るものはいない。

実際、武宮プロは「石の威力」「正樹のあゆみ」にもある通り、師匠の田中三七一プロに数多くの番数、置いて教わったのは有名。
置碁の黒を解説した著作も多い。
加藤正プロだって「置碁秘伝」という本を出している。

悲しいかな強くなりすぎて、いざ持ち味の置く立場になれないのが彼らの辛いところ。

「厚み派」のプロが、例えば「3子置き、コミ30目」の条件で石田芳プロと戦ったら勝敗はどうなるだろう?
興味深いテーマだ。

ちなみに3子局を互角にするには、大体コミ30目ぐらいが妥当だと言われている。
これは月刊「囲碁」2005年2月号に掲載されたプロ・プロ三子局特集で、三王プロと春山プロが実際にその条件で対局し出した結論。

武宮、加藤正両氏によるプロ対プロの置碁、というテーマ。
実は格好の本がある。
日本棋院が出している「戦って勝つうわ手の攻略法」という本がそれ。
まさにプロがプロに石を置いて打った対局をまとめた本で、武宮プロと加藤プロが都合の良いことに、いずれも三子を置いてプロと対峙しているのだ。

そして、その結果は…。

武宮プロは石倉プロに、41目勝ち。
加藤プロは山部プロに、中押し勝ち。
こちらはヨセまで打てば約70目ぐらいの勝ちが見込めそうだったとのこと。
いずれも目標の30目を上回る、快勝となった。

1局ずつなのでとてもデータとはいえないし、目数の多寡で勝ちの価値が決まるわけではないけれど、「厚み派」=置「き」碁に強いという雰囲気は出ていると思う。

「厚み派」の名誉、見事に(?)挽回である。

(まだ続くかも)

NBA西カンファレンス準決勝

2006-05-24 18:27:40 | 雑談
我らがクリッパーズは西カンファレンス準決勝で敗退。
3勝4敗だから、第5戦で、残り3秒で3点差を追いつかれたのが痛かった…。
NHKBSで観戦したのだけど、滅多に見れない凄いドラマではあった。
ドアマットチームのシンデレラストーリーはこれで終幕。

来期に期待…といいたいが、なかなか同じチームのままといかないのがNBAの難しいところ。
サラリー制限とかあって、スターティングラインナップが一新してしまうことも。
ケチで有名なオーナーがどの程度財布の紐を緩めるか、気になるところである。

続・置かせ碁には向かない職業

2006-05-24 02:06:00 | 雑談
続き

第2巻に収められているデータを加えると、更に面白いことが分かってくる。
この巻は1988年、1990年、1991年、1992年(上半期)のデータ。

武宮プロ…5勝8敗
石田芳プロ…9勝2敗1持碁
林プロ…5勝3敗
加藤正プロ…4勝5敗

第1巻と第2巻を合わせて…

武宮プロ…16勝13敗(勝率0.55)
石田プロ…18勝8敗1持碁(勝率0.69)
林プロ…10勝5敗(勝率0.66)
加藤正プロ…8勝9敗2持碁(勝率0.47)

何と加藤正プロは負け越し!
また第1巻で抜群だった武宮プロの成績も第2巻では大崩れして、どちらかというと不得意そうなイメージに転換してしまった。
一方の石田プロは強烈に巻き返し、第2巻では「置碁の神様」の面目躍如。
さすが。

そういえば近年の月刊「囲碁」誌に掲載されたアマプロ対決でも、加藤正、武宮両プロの負けがかなり記憶に残っている。

そしてもう気づかれただろう。
置かせ碁を苦にしている二人がどちらかというと厚み、攻めの棋風で、得意な二人がヨセ、計算に強くて有名なのだ。
とても興味深いデータだと思う。

当然だけれど厚みで打つタイプは、どうしても自分に不本意な打ち方を強いられてしまうので、力を出し切れないのだろうか?
また武宮、加藤正両プロの性格がどうしてもアマに対して本気になれない、ムキになって勝ちにいけないということもありそうだ。

反対に計算派は、置き石の有無が余り影響しない。
置石の効力を無効化させる(模様を消す)、なんてお手の物。
この手の人たちは打ち込みや荒らしや凌ぎがまた上手いし、石と石の繋がりというより、あくまでどう地を確保していくかに集中しているのが良い方向に出ているのではなかろうか?

逆の観点からすると置かせ碁が得意な人は計算が上手く、苦手な人は厚み派ともいえるかも。
趙先生や小林先生は置かせ碁が強くて、依田先生は不得意そう?
張名人は得意だろうし、高尾本因坊や山下棋聖はダメそうだ。
「石仏」イ・チャンホに至っては、あるいは石田芳夫先生を凌ぐのかも?

こんなことを考えてみると楽しい。
さて………あなたはどっちですか?

(続く…かも)

マネ碁私論

2006-05-23 18:12:16 | 雑談
将棋からの転向者だからか、私はマネ碁に関しては大家朋斎先生の
「将棋に相懸かり(という対称形の戦型)があるのだから、囲碁でもあって構わないではないか」
という意見に賛同。
相手が自分と同意見とは限らないので使うのは躊躇するが、相手にやられる分には面白いかもしれない。
どこでマネをやめるのかという、緊張感も楽しそう。

視覚的にも素人に分かりやすいし、プロも停滞気味の国際戦などでたまに使えば盛り上がるのではなかろうか?
「たまに」がポイントで、使いすぎると「負けの言い訳用」など邪推されかねないけれど。

置かせ碁には向かない棋士

2006-05-23 02:51:03 | 雑談
タイトルはP・D・ジェイムズの名ミステリ「女には向かない職業」から拝借…っと。
こっちじゃなくてこっち

三子局研究のため、「プロ・アマ三子局 アマ勝局集」のを眺めていて面白いことに気づいた。
目次を眺めているとどうも棋風によって、置かせ碁の得意不得意が炙りだせそうな気がしてきたのだ。

そこでこの二冊を題材に、棋士それぞれの戦績を調査。
武宮プロ、石田芳プロ、林プロ、そして加藤正プロの4人がこの二冊に多く登場するので、この4人のデータに絞る。
幸い棋風が顕著に違う4人だし。

まずは安直に、目次に掲載されている局を数えてみる。
「アマ勝局集」だから、掲載局はいずれもプロが負けたもの。
だからこれを数えれば、置かせ碁が苦手な棋士が判明するかもしれないというわけ。

すると第1巻には武宮プロの対局が5局、石田芳プロの対局が6局、林プロの対局が2局、加藤正プロの対局が4局収録されているのが判明。

「置碁の神様」石田芳プロが何と、一番苦手!?

石田プロは相当に置かせ碁が上手いらしく、確か将棋の先崎プロのエッセイ
「妻(穂坂繭プロ)が『石田先生には何子置いても、勝てそうな気がしない』と言っている」
と書いていたのだけど…!?
(この話が載っているのは「まわり将棋は技術だ」の方だったかも)

しかしこれにはトリック(というほどのものでもないが)があって、当然「対局数が多ければ負けも増える」という部分が無視されている。
これは比較データとしては不適当。
もっと真面目に調べてみよう。

幸い母体(昭和57-59年、62年の「囲碁」誌上でのアマプロ戦)の成績も本の中に収められているので、それを数えたところ…。

武宮プロ…11勝5敗
石田芳プロ…9勝6敗
林プロ…5勝2敗
加藤正プロ…4勝4敗2持碁

一番置かせ碁が苦手なのは、無事(?)「加藤正プロ」と判明した。

ただ私の数え間違いがあるかもしれない。
不思議なことに、勝ちを数えるという作業をしていたら気分が悪くなってきたので。
どこか神経に異常があるのかも…。

(続く)

「碁ワールド」に「マネ碁」講座

2006-05-22 21:50:10 | 雑談
nipparatさん期待の「マネ碁考」が今月号に掲載。

ちょっと残念だったのは、解説の柳プロが
「マネ碁には思想がない」
という立場だったので、どちらかというといかにマネ碁でも勝てないかという形の書き方になってしまったこと。
マネ碁の歴史と変革を辿るような講座だ。

その中で柳プロが子どもの頃に出会ったという「6子自由置碁+マネ碁必勝戦術」の話が面白かった。
マネ碁という一見思考の硬直にも思える手法も、思考なしではいかに使い物にならないかという良い例。
囲碁とはやはり「思考にして至高のゲーム」だと感じる。