対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

NBA西カンファレンス準決勝

2006-05-24 18:27:40 | 雑談
我らがクリッパーズは西カンファレンス準決勝で敗退。
3勝4敗だから、第5戦で、残り3秒で3点差を追いつかれたのが痛かった…。
NHKBSで観戦したのだけど、滅多に見れない凄いドラマではあった。
ドアマットチームのシンデレラストーリーはこれで終幕。

来期に期待…といいたいが、なかなか同じチームのままといかないのがNBAの難しいところ。
サラリー制限とかあって、スターティングラインナップが一新してしまうことも。
ケチで有名なオーナーがどの程度財布の紐を緩めるか、気になるところである。

続・置かせ碁には向かない職業

2006-05-24 02:06:00 | 雑談
続き

第2巻に収められているデータを加えると、更に面白いことが分かってくる。
この巻は1988年、1990年、1991年、1992年(上半期)のデータ。

武宮プロ…5勝8敗
石田芳プロ…9勝2敗1持碁
林プロ…5勝3敗
加藤正プロ…4勝5敗

第1巻と第2巻を合わせて…

武宮プロ…16勝13敗(勝率0.55)
石田プロ…18勝8敗1持碁(勝率0.69)
林プロ…10勝5敗(勝率0.66)
加藤正プロ…8勝9敗2持碁(勝率0.47)

何と加藤正プロは負け越し!
また第1巻で抜群だった武宮プロの成績も第2巻では大崩れして、どちらかというと不得意そうなイメージに転換してしまった。
一方の石田プロは強烈に巻き返し、第2巻では「置碁の神様」の面目躍如。
さすが。

そういえば近年の月刊「囲碁」誌に掲載されたアマプロ対決でも、加藤正、武宮両プロの負けがかなり記憶に残っている。

そしてもう気づかれただろう。
置かせ碁を苦にしている二人がどちらかというと厚み、攻めの棋風で、得意な二人がヨセ、計算に強くて有名なのだ。
とても興味深いデータだと思う。

当然だけれど厚みで打つタイプは、どうしても自分に不本意な打ち方を強いられてしまうので、力を出し切れないのだろうか?
また武宮、加藤正両プロの性格がどうしてもアマに対して本気になれない、ムキになって勝ちにいけないということもありそうだ。

反対に計算派は、置き石の有無が余り影響しない。
置石の効力を無効化させる(模様を消す)、なんてお手の物。
この手の人たちは打ち込みや荒らしや凌ぎがまた上手いし、石と石の繋がりというより、あくまでどう地を確保していくかに集中しているのが良い方向に出ているのではなかろうか?

逆の観点からすると置かせ碁が得意な人は計算が上手く、苦手な人は厚み派ともいえるかも。
趙先生や小林先生は置かせ碁が強くて、依田先生は不得意そう?
張名人は得意だろうし、高尾本因坊や山下棋聖はダメそうだ。
「石仏」イ・チャンホに至っては、あるいは石田芳夫先生を凌ぐのかも?

こんなことを考えてみると楽しい。
さて………あなたはどっちですか?

(続く…かも)