対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

新刊棋書情報06/05/27

2006-05-27 16:00:51 | 棋書
MYCOMから「石の形集中講義」(三村智保著)「定石の急所 上」(林海峰著)、誠文堂新光社から「秀行この一手 下」(藤沢秀行著)、NHK出版から「銘エン流 攻めの三原則」(王銘エン著)が出た。
最後のは大分、紹介が遅れたが。

三村プロの本が特に圧巻!
何と300ページOVERで分厚い!
様々な愚形や無駄手を図面を抱負に使い、カタログ的に紹介。
ネットではカタログにある愚形を好んで(?)打つ人も多い。
有益な本だろう。

ところでNHKのCD-ROM付き棋書の評判はどうなんでしょう?
窓族の皆様。

囲碁雑誌に物申す!

2006-05-27 02:00:21 | 雑談
mmicさんのブログでのコメントで、
「『将棋世界』は読みどころがあって、面白いですね」
という言葉をいただいたのだが、ちょっと複雑。

あさださんにいわれた時にも書いた気がするが、あれでも赤字。
mmicさんのコメントが碁界を意識してのことかはわからないので、コメントの論旨とずれるかも知れないが、碁界の目標はもっと高いところに設定して貰いたいですね。

碁ワールドは「読み」どころが少ないと思う。
特に囲碁を知らない人が「読む」ところはあまりない。
もう少し脚色化してでも「読ませる」内容に出来ないものか?

いっそ難しい図面をなくして、徹底的に囲碁を知らない人から、初段ぐらいにターゲットを特化。
碁の内容は多少デフォルメしてでも、碁の流れをわかりやすく解説することを重視。
難しい図面は減らして「Number」みたいな感じのスポーツドラマ、ヒューマンドラマ風にするとか。
盤上盤外をもっとドラマチックに描写するわけです。
有能なライターが必要ですが。

極端な話、具体的な手順はなくても
「この一手で、左辺の石は全滅が確定した」
という感じでも、
「そんなものか」
と思って貰える程度で良いと思う。
イメージとしては媒体は違うが、好評を博した(らしい)TV「本因坊秀策」。
観てないんですけど(ぇ)。
ヒカルの碁でもイイや。

反対に「囲碁」を三段以上に特化して貰い、難しく手数の長い図面を「これでもか」と載っける。
今も「囲碁」は難しいですが、それでも級位者向けっぽい講座もありますので、それを排除。
もうプロがプロに向けた、研究論文発表みたいな感じでマニアックに。
プロが
「毎号読んで、参考にしています」
と言わせるくらい新構想、新定石がバンバン!
どちらにせよ囲碁を知らない一見さんで「囲碁」を手に取る人は少ないだろうし、購入する人は皆無に等しいだろう。
それならいっそ、という意味。
「碁ワールド」の席上検討会みたいなのもこちらで。

もう一つ。
日程と「碁ワールド」発売日の関係で、タイトル戦でもどうしても解説の濃い局とそうでない局にわかれてしまうのだけど、その辺は上手く「碁ワールド」と「囲碁」に割り振って、解説の薄いタイトル戦、世界戦の対局をなくして欲しい。
これは将棋界では、「将棋世界」と「近代将棋」で既にやっていることです。

囲碁雑誌関連ついでにみなさんにお聞きしたいですが、「囲碁関西」って都内で買えるのでしょうか?
通信販売でなく店頭で。
「囲碁梁山泊」も。
興味はあるのだけど、立ち読みして面白い号だけ買いたいのですが…。

ブックオフで古い号をみかけたのだけど、「囲碁関西」って「囲碁」の名局細解みたいなのが、巻末のあるのですね♪
それに関心があります。