タイトルはP・D・ジェイムズの名ミステリ「女には向かない職業」から拝借…っと。
こっちじゃなくてこっち。
三子局研究のため、「プロ・アマ三子局 アマ勝局集」のⅠ・Ⅱを眺めていて面白いことに気づいた。
目次を眺めているとどうも棋風によって、置かせ碁の得意不得意が炙りだせそうな気がしてきたのだ。
そこでこの二冊を題材に、棋士それぞれの戦績を調査。
武宮プロ、石田芳プロ、林プロ、そして加藤正プロの4人がこの二冊に多く登場するので、この4人のデータに絞る。
幸い棋風が顕著に違う4人だし。
まずは安直に、目次に掲載されている局を数えてみる。
「アマ勝局集」だから、掲載局はいずれもプロが負けたもの。
だからこれを数えれば、置かせ碁が苦手な棋士が判明するかもしれないというわけ。
すると第1巻には武宮プロの対局が5局、石田芳プロの対局が6局、林プロの対局が2局、加藤正プロの対局が4局収録されているのが判明。
「置碁の神様」石田芳プロが何と、一番苦手!?
石田プロは相当に置かせ碁が上手いらしく、確か将棋の先崎プロのエッセイで
「妻(穂坂繭プロ)が『石田先生には何子置いても、勝てそうな気がしない』と言っている」
と書いていたのだけど…!?
(この話が載っているのは「まわり将棋は技術だ」の方だったかも)
しかしこれにはトリック(というほどのものでもないが)があって、当然「対局数が多ければ負けも増える」という部分が無視されている。
これは比較データとしては不適当。
もっと真面目に調べてみよう。
幸い母体(昭和57-59年、62年の「囲碁」誌上でのアマプロ戦)の成績も本の中に収められているので、それを数えたところ…。
武宮プロ…11勝5敗
石田芳プロ…9勝6敗
林プロ…5勝2敗
加藤正プロ…4勝4敗2持碁
一番置かせ碁が苦手なのは、無事(?)「加藤正プロ」と判明した。
ただ私の数え間違いがあるかもしれない。
不思議なことに、勝ちを数えるという作業をしていたら気分が悪くなってきたので。
どこか神経に異常があるのかも…。
(続く)
こっちじゃなくてこっち。
三子局研究のため、「プロ・アマ三子局 アマ勝局集」のⅠ・Ⅱを眺めていて面白いことに気づいた。
目次を眺めているとどうも棋風によって、置かせ碁の得意不得意が炙りだせそうな気がしてきたのだ。
そこでこの二冊を題材に、棋士それぞれの戦績を調査。
武宮プロ、石田芳プロ、林プロ、そして加藤正プロの4人がこの二冊に多く登場するので、この4人のデータに絞る。
幸い棋風が顕著に違う4人だし。
まずは安直に、目次に掲載されている局を数えてみる。
「アマ勝局集」だから、掲載局はいずれもプロが負けたもの。
だからこれを数えれば、置かせ碁が苦手な棋士が判明するかもしれないというわけ。
すると第1巻には武宮プロの対局が5局、石田芳プロの対局が6局、林プロの対局が2局、加藤正プロの対局が4局収録されているのが判明。
「置碁の神様」石田芳プロが何と、一番苦手!?
石田プロは相当に置かせ碁が上手いらしく、確か将棋の先崎プロのエッセイで
「妻(穂坂繭プロ)が『石田先生には何子置いても、勝てそうな気がしない』と言っている」
と書いていたのだけど…!?
(この話が載っているのは「まわり将棋は技術だ」の方だったかも)
しかしこれにはトリック(というほどのものでもないが)があって、当然「対局数が多ければ負けも増える」という部分が無視されている。
これは比較データとしては不適当。
もっと真面目に調べてみよう。
幸い母体(昭和57-59年、62年の「囲碁」誌上でのアマプロ戦)の成績も本の中に収められているので、それを数えたところ…。
武宮プロ…11勝5敗
石田芳プロ…9勝6敗
林プロ…5勝2敗
加藤正プロ…4勝4敗2持碁
一番置かせ碁が苦手なのは、無事(?)「加藤正プロ」と判明した。
ただ私の数え間違いがあるかもしれない。
不思議なことに、勝ちを数えるという作業をしていたら気分が悪くなってきたので。
どこか神経に異常があるのかも…。
(続く)
拝見しました!
ぜひぜひ、ブログ見にきてくださいな♪
もしかしたら、加藤プロは、苦手というよりアマチュアへのサービス精神が旺盛なだけだったり^^。