ハチワンダイバー第5話指すなぁ！

「あきらめちゃ負けナル　センセー」
「指すなぁぁぁぁぁ」
「この歩には華がある、これはスターだ」（『ビーッ』電子音）

初っ端から名シーンの連続で、前半で燃え尽きちゃいましたね、
「ハチワンダイバー」第5話。

一番好きな対局なだけに、忠実に再現されていたのは嬉しかったですが。
「その間1秒」まで…。
でも会話長さから、時間切れてるよなぁ（しつこい）。

ここからしばらく雌伏のシーンが続きます。

斬野戦では、鈴木先生が
「将棋を一つ終わらせてしまった」
とセンセーショナルな事をいいますが、ちょっと最近の将棋に詳しい人なら、
これがオーバーな表現だと知っています。



この局面が「早石田」。
この▲７四歩が上手くいかないということで、石田流三間飛車があまり流行らなかったのですが、



この▲５六角が鈴木歩人八段のモデルで、原作の監修でもあるダイチくんの新手。
ただこれで
「先手が勝てる」
というわけではなく、
「先手も指せる」
というのがプロの評価。
少なくとも私が将棋の「序盤の鬼」だった時はそうでした。
ここ2、3年で評価が変わっていたら、すみませんが。

だから鈴木プロの一手の価値は
「終わらせた」
ではなく、
「新たな息吹を吹き込んだ」
と見るのが正しいと思います。
またその方が、ドラマの鈴木先生の役柄にも似合っているのではないでしょうか？

六車さんの存在意義がもう一つ見えない点と併せて、ちょっと冷めてしまうのはいたし方ないところ。
「おっ…（略）の感触を知っている、ふっ」
で、少し笑いましたが。

さて、来週登場する海豚先生を演じる役者さんは、良く知りません。
ただ私の好きな、NHKの「サラリーマンNEO」にも出てますよね。
（追記：池田哲洋さんとおっしゃるようです）
明日の放送（リンク先（動画）音声注意）でも登場する模様。

再登場の二こ神先生とまたどう盛り上げてくれるのかが、楽しみです。