ドラマ「ハチワンダイバー」9話、
菅田vs粕谷戦で「1分切れ負け」が出てきた。
粕谷の「1分切れ負けなんて将棋じゃない」
というのは正しいのだけれど、
実際に行われた対局は結構マトモ。
というのはこれには訳があって、
「ゴキゲン中飛車超急戦定跡」
というプロでも度々研究課題になっている、
有名な局面がベースだからだ。
ゴキゲン中飛車を指す場合、
一度は避けて通れないといわれている。
私もみてすぐ
「ああ、あの定跡か」
とわかった。
研究していればあのペースで指すことは可能だろう。
タイトル戦や重要な対局でも度々登場。
最近でも5月に行われた
第79期棋聖戦挑戦者決定戦(!)羽生vs久保戦でも登場した。

これがその経過図。
ここからお互い研究と秘術を尽くした激しい攻防が繰り広げられ、
短手数で決着することが多い。
しかし同様の局面がタイトル戦に初めて出たのが、
確か1999年の竜王戦(!)藤井vsダイチくん戦だったから、
もう10年近くこの局面を研究していることになる。
「ハチワンダイバー」で「神に近い」とされるプロたちが、
頭を寄せ合って考え、
それでいながらまだ結論が出ない
(これだけコンピューター将棋が強くなっても!)
のだから、
将棋は奥深いものである。
菅田vs粕谷戦で「1分切れ負け」が出てきた。
粕谷の「1分切れ負けなんて将棋じゃない」
というのは正しいのだけれど、
実際に行われた対局は結構マトモ。
というのはこれには訳があって、
「ゴキゲン中飛車超急戦定跡」
というプロでも度々研究課題になっている、
有名な局面がベースだからだ。
ゴキゲン中飛車を指す場合、
一度は避けて通れないといわれている。
私もみてすぐ
「ああ、あの定跡か」
とわかった。
研究していればあのペースで指すことは可能だろう。
タイトル戦や重要な対局でも度々登場。
最近でも5月に行われた
第79期棋聖戦挑戦者決定戦(!)羽生vs久保戦でも登場した。

これがその経過図。
ここからお互い研究と秘術を尽くした激しい攻防が繰り広げられ、
短手数で決着することが多い。
しかし同様の局面がタイトル戦に初めて出たのが、
確か1999年の竜王戦(!)藤井vsダイチくん戦だったから、
もう10年近くこの局面を研究していることになる。
「ハチワンダイバー」で「神に近い」とされるプロたちが、
頭を寄せ合って考え、
それでいながらまだ結論が出ない
(これだけコンピューター将棋が強くなっても!)
のだから、
将棋は奥深いものである。
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