対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第3次猿十番碁開幕局 第3譜

2010-02-08 21:48:20 | 棋書
大分、中断してしまったが猿十番碁開幕局に戻る。
今、黒が△と白の模様を消しにいったところ。

実戦図3


そこで白69が考えていない手だった。

hexaさんは「イモ筋」と自嘲しておられたが、
この手そのものは中々どうして「読みが入っていれば」、
格好良い感じの手。

実戦図4


しかし残念ながら白73はハッキリ悪そうで
オノボリさんであることが判明してしまった。

黒74に白はデられてはたまらないので白75は余儀ない。
ここで黒AもBも上手いことにシチョウにならないというのが、
hexaさんの主張だったと思うが…。

実戦図5


黒76とハズしたのが
私のレベルにはちょっと気づきにくい手で自慢。
白79の動き出しに84のゲタが気持ち良い。
さすがにこれは一発形勢逆転である。

白85のアテコミはドキリとするが
黒86とアテから黒88とツゲば何でもない。

ただ黒94は調子にのってしまった。

参考図3


ここまでの打ち方から参考図3白1を期待し、
勝手読み通りなら手順に中央を切り離した上、
黒A~Cも残るという意図だったが、
もうこんなカス石は逃げ出してくれるはずもない。

実戦図5白95と打たれて勝負が続いてしまった。
黒から95近辺に打てば、もっと早かったろう。

参考図4


遡って実戦図3では参考図4白1のツケコシが普通。
これならば黒の薄みをつくことが出来た。
となれば黒も△を1に控えるくらいだったということになるが、
不利を自認しているのだから仕方ない…かとも思う。