書店の店頭に張栩プロの
「勝利は10%から積み上げる」が並んでいた。
リンク先を見ていただければわかるが、
全然知らない人がまず表紙をみて思うのが
「怖っ!」
では、ないだろうか?
少し笑みを浮かべているのがまた、
どことなくドラキュラ伯爵を彷彿とさせる。
超失礼で申し訳ないが、
でも…もうちょっと他の写真が良かったのでは?
構成や編集協力者の名前は見つからなかった。
中身はいわゆる芸論勝負論だが、。
昨今よくあるプロ棋士が書いた「~力」のように
ボードゲームの勝負哲学を
ビジネスなどに応用しようというようなニュアンスは少なそう狙いで編集されている。
といってもだから盤面図はなく、全て文字。
一部、表などが挿入されている。
タバコアレルギー張プロが、どのようにしてそれを乗り越えて、
日本囲碁界のトップに立ったかなどの記述など、
純粋に囲碁に勝つための方法論や、
自分の碁打ちとしての生い立ち、人生、
日本囲碁界の問題点や提言などを記しているようだ。
【2/7追記】またそれを通して囲碁に限らない現代日本人の
姿勢の「甘さ」も指摘している。
意図しているかどうかはわからないが。
一般の読者にもいかに日々の仕事にプロとして、
厳しく取り組まねばならないかという点で、
気づかされる部分も多い。
以前、出演したトップランナーで喋っていたようなことを、
より掘り下げたものだろうか?も含まれるが、
幼い頃の苦労や努力は初めて聞く部分も多く、
想いの他、苦労してここまで来たのだなと驚いた。
帯の「弱いことは恥ずかしいことだ」という惹句は
棋士には勿論、私のような一般読者にも
胸に突き刺さるのではないだろうか?
正直、今の私には受け止める余裕がない…。
【2/7追記】しかしその分、本書から受ける刺激は、
羽生プロ、谷川プロ、依田プロの同様のコンセプトの本に勝る。
やはり日本文化の影響から一歩離れた視線は新鮮だ。
本の内容もそうだが張プロの「碁で勝つしかない」というような、
厳しい姿勢、日本人の甘さへの歯痒さが伝わってくる。
【2/7追記】「決して天才などではなく、
死に物狂いで努力し、
勝負に勝つことでしか存在を主張できない」
という自己認識は、
どこか若い頃の趙治勲プロの本と似た香りだを思い出させる。
時間がなかったのでパラパラっとみただけだが、
ただやや字が大きめで分量も(私には)物足りない。
【2/7追記】この分量でも多くの「気づき」があったので、
もっと具体的に深く掘り下げた話が聞きたかった。
また書店で本書の置かれている場所はほとんど囲碁将棋コーナー。
囲碁を知らない人がどの程度手に取ってくれるか不安だ。
ビジネス書としても十分通用すると思うのだけれど…。
それが残念である。
まぁ、いずれもう一度読んで、
もう少し内容についても付け足すつもりである。
「勝利は10%から積み上げる」が並んでいた。
リンク先を見ていただければわかるが、
全然知らない人がまず表紙をみて思うのが
「怖っ!」
では、ないだろうか?
少し笑みを浮かべているのがまた、
どことなくドラキュラ伯爵を彷彿とさせる。
超失礼で申し訳ないが、
でも…もうちょっと他の写真が良かったのでは?
構成や編集協力者の名前は見つからなかった。
中身はいわゆる
昨今よくあるプロ棋士が書いた「~力」のように
ボードゲームの勝負哲学を
ビジネスなどに応用しようという
一部、表などが挿入されている。
日本囲碁界のトップに立ったかなどの記述など、
純粋に
自分の碁打ちとしての生い立ち、人生、
日本囲碁界の問題点や提言などを記し
【2/7追記】またそれを通して囲碁に限らない現代日本人の
姿勢の「甘さ」も指摘している。
意図しているかどうかはわからないが。
一般の読者にもいかに日々の仕事にプロとして、
厳しく取り組まねばならないかという点で、
気づかされる部分も多い。
以前、出演したトップランナーで喋っていたようなこと
より掘り下げたものだろうか?
幼い頃の苦労や努力は初めて聞く部分も多く、
想いの他、苦労してここまで来たのだなと驚いた。
帯の「弱いことは恥ずかしいことだ」という惹句は
棋士には勿論、私のような一般読者にも
胸に突き刺さるのではないだろうか?
正直、今の私には受け止める余裕がない…。
【2/7追記】しかしその分、本書から受ける刺激は、
羽生プロ、谷川プロ、依田プロの同様のコンセプトの本に勝る。
やはり日本文化の影響から一歩離れた視線は新鮮だ。
本の内容もそうだが張プロの「碁で勝つしかない」というような、
厳しい姿勢、日本人の甘さへの歯痒さが伝わってくる。
【2/7追記】「決して天才などではなく、
死に物狂いで努力し、
勝負に勝つことでしか存在を主張できない」
という自己認識は、
どこか若い頃の趙治勲プロ
ただやや字が大きめで分量も(私には)物足りない。
【2/7追記】この分量でも多くの「気づき」があったので、
もっと具体的に深く掘り下げた話が聞きたかった。
また書店で本書の置かれている場所はほとんど囲碁将棋コーナー。
囲碁を知らない人がどの程度手に取ってくれるか不安だ。
ビジネス書としても十分通用すると思うのだけれど…。
それが残念である。
もう少し内容についても付け足すつもりである。