対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

判官びいき

2008-06-18 22:55:51 | 将棋
「羽生プロ、永世名人資格獲得」
の記事を家族がみて一言。

「森内っていうのも永世名人だったの?」

…いろんな意味で惨スギス。
「森内(呼び捨て)が永世名人獲得の時は、全然話題にならなかったわね」
とも…(涙)。

実際、森内前名人の永世位資格獲得と羽生プロの永世位資格獲得と
違わないはずなのに、この注目度の違いはどうよ?
そりゃ羽生プロの方が知名度も高いけどさぁ。
だからどうしても羽生プロと、対戦する相手の方を応援してしまうのです。

戦後実力名人制になってから、

14世名人 木村義雄
15世名人 大山康晴
16世名人 中原誠
17世名人 谷川浩司
18世名人 森内俊之

の5人しか誕生していないんですよ。
いくら8期しかタイトル獲得数がないとはいえ、
この扱いはどうかと思うなぁ。

ちなみに世襲制最後の関根名人が、
名人位をタイトルとして開放しようと言う流れを受けて、
関根名人と仲のよかった本因坊秀哉名人も、
本因坊の名をタイトル戦として開放することにしたというエピソードがあります。

ちょっと豆知識。

羽生プロ、名人に

2008-06-18 05:55:55 | 将棋
将棋の羽生プロが、
昨日まで行われていた第66期名人戦で森内名人から名人位を奪取
同時に名人獲得5期となり、引退後「19世名人」を名乗る資格を得ました。

おめでとうございます!

と大文字で書きつつ、森内名人を応援していました(汗)
羽生プロは幻の臨時刊行物
「竜王羽生善治」「名人羽生善治」「七冠王羽生善治」
を揃えているくらい嫌いではないのですが、
何となく強すぎるプレイヤーに反発をおぼえる天邪鬼と言うか、
判官びいきの気分があるのです。

世の中が「羽生名人」を望めば望むほど、その気分は強く。

佐藤康森内といった同世代も魅力的な棋士なのに、
不当に評価が低い気がしますし…。

また将棋界の「不思議」として、羽生プロが
「永世名人位をとっていない」
というのがあったのですが、それが消滅してちょっと残念な気も。
これで七大タイトルのうち名誉称号を獲得していないのは、
竜王戦だけになりました。

こちらもあと1期で、権利獲得だったでしょうか?
名誉称号の中には10期獲得とかが条件になっているのもありますから
やはり凄い。

ちなみに竜王の名誉称号獲得者はまだ一人も出ておらず、
アキラ竜王が今期それに挑みます。