対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

棋譜並べ裏技

2006-01-19 22:57:21 | 雑談
「棋譜を覚えてしまう」というのは、将棋の時もやった。
将棋の実力の方が囲碁よりナンボかまし…ということもないが、やはり手数が短いので覚えるのは楽である。
手の意味も囲碁よりずっとハッキリしていることが多いし、解説を読んで理解できない部分も少ない。

囲碁は手数が長くて大変だし、解説されてもわからないことだらけ。
一手一手の意味や方針、どういうヨミを踏まえてかのことや、石の流れや大きさを通して覚えられれば理想なのだが、私のレベルでは中々そうはいかない。

しかし囲碁の方が楽な部分もあって、それは着手の番号を盤上にそのまま割り振れること(抜き跡を除く)。
つまり次がどこか忘れてしまっても
「えっと、128の石はこの辺りだったな」
とか
「こんな形のところに187の石があったかしら」
という感じで番号を盤面に映像として投影し、覚えてしまうことが出来るのだ。

というわけで、私が覚えた棋譜を並べる時は、
「1、2、3…」
と、お岩さんのように数えながら着手している。
時には
「一手、足りなーい」
なんていうことも。
他の人はどうなのかしら?
覚えようという人自体が少ないか。
この手法は、ちょっと邪道かしらと後ろめたさも感じるのだけど。

そんな私には、風の精ルーラさんの紹介しているような、譜分けごとに1から番号を振りなおすのは、ちょっと困る。
もっとも新聞碁を覚えようとしたことはないし、実際に私も第3譜以降は目で追うのをやめているので、無意味な話だけど。
確かに毎日、1から番号が振りなおされていれば多少は見やすい…かな?
初手がどこか探す手間が省け、石の流れも掴みやすくなるかもしれない。

余談だが、現在のような通しで番号を振るようなスタイルにしたのは、三堀将さんだったと記憶している。
名勝負名観戦記」で読んだ気がするのだが、元々は毎日1から振りなおしていたのだけど、三堀さんが通し番号でやるようになり、それを他社がそれに倣うようになったということだったと思う。
当時は一局を細かく譜で分けていたので、その形がフィットしたのだろうが、時代がかわったということか。