対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

棋譜並べの名言

2006-01-27 22:34:57 | 雑談
よく
「パソコンで棋譜を並べるのは無意味ですか?
 パソコンで並べても強くなりませんか?」
という質問を耳にする。
意地悪な答えをすれば
「そんな疑問を抱いている時点で、あまり強くならないのでは?」
(とにかく自分が効果的だと実感できる方法を、ドンドンやるべきだという意味。
 こういう質問の時点で「楽をしたい」という意識が見え隠れする)
と思ってしまうが、もう少し誠意を持って答えるなら、私は次の名言を送るだろう。

『良い手は指が覚えている』

ある棋士の一言。
だが昨日と同じく、棋士といっても将棋の方、郷田真隆九段。
これを知ったのは先崎学八段の「浮いたり沈んだり」という本だったかしら?

囲碁にも全く当てはまる言葉だと思う。
先崎プロと郷田プロの日常の会話にふと出た台詞らしいが、簡潔して明。
素晴らしい。

この「指が覚えている」というのが大事で、そういう意味では碁盤に並べる方がやや効果的だと思う。
パソコンも一応、マウスを動かしたりもするが、「碁石の重さを感じ、それを狙いの場所に打ち下ろし、その音を堪能する」という方が、脳を使いそうだ。

元々「指を動かす」という方法は大脳生理学的にも、脳を非常に広範にわたって働かせることになるので、脳をレベルアップさせるためにも非常に有効なはず。

よく「囲碁将棋をやっている人はボケにくい」といわれるが、これもネット囲碁将棋より、碁盤将棋盤に向かい合っている人に多くあてはまるのでは?
憶測ですがね。