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奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

幻の五新”バス”線

2014年09月21日 | 色々・モシクハお勉強
ひょんなことから、知ったショックなニュース。
敷設廃止された”五新線”の跡地を使ったバス路線、五条~城戸間が、
この9月末日で廃止されるんだそうで。

ええええええー!!!(絶叫)

今年の奈良検定翌日テクテクで、ここの入り口あたりをウロウロしましたが、
まさか、秋にはここが廃止されるなんて思ってもみなかった。

「幻の五新線」は奈良県五條市と和歌山県新宮市を結ぶ計画で着工された鉄道ですが、
戦前戦中の混乱で中断を余儀なくされ、戦後工事は再開されたものの、
世の中の変化で鉄道がそれほど求められなくなり、工事は中断。
そして、新宮へつながることがないままに未完成のまま廃線になった鉄路。

その路線跡にバスを走らせ、バス専用道として利用していたものの、
地震が起こった場合、トンネル崩落の危険性があるということがわかり、
昨今の運行状況も鑑みて、廃止ということになったらしい。

それが正式にアナウンスされてからは、結構乗客が増えていたのらしいけど、
最後の最後で、大盛り上がりというパターン。
まるで「星の最後」の輝きのよう。

このバス専用道に、ボンネットバス(!)を走らせて、最後の期間を楽しんでいただこうという
素晴らしくナイスな企画が出されたそうな。
それがいよいよこの月末で終了。
これが実に盛況で売り切れたんだとか。
そりゃ、一日3回、各回25名限定で、三日間しかないんだもん、売り切れるでしょう。

”葬式鉄”のみならず、”バスオタ”までをもひきつける企画ですもん。
こりゃ売り切れるだろうなあ…。
知った時には完売御礼。
(てか、知ったの昨日だもん。遅すぎだ)
乗れた(買えた)人はうらやま~。

まさか9ヶ月まえはそんなことが起こるとは思ってなかったから、
「次回五條に来た時は、ここも乗ってみたいもんだわ」
とかお気楽に思っていたのに、こんなことになるとは…。

その時、日本一長い路線バス「八木~新宮バス」の一区画だけは乗車したんだけど、
「いつかは全線乗りつぶしてみたいわ~」なんてこれまた暢気に思っていた。
しかし、あれも存続の危機には瀕してるはずだから、
このようなことを目の当たりにすると、「早く乗っておかなくっちゃ」って気分にもなる。

あと数日しかないけど、日程的にもう乗りに行くことは無理なので…(涙)
あ~あ。後悔役に立たず。

実際にいったことのある方の写真など眺めながら、
その姿を想像するのみです。


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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そうなんですか! (どら焼き)
2014-09-27 21:35:47
かるほさま こんにちは(^^)

え~!
奈良交通の「五新線バス」廃止されてしまうんですか!

私も奈良検定のお勉強中に覚えました。
成り立ちが珍しいので、すごく印象にのこってます。

どこの地域でもそうですけれど、
人の乗ってないガラガラの路線バスを目にすると
バス会社さん経営は大丈夫かしらと
おせっかいながら心配になってしまいます。

奈良交通はあの鹿のマークがいいですね!

わたしは先日の奈良大スクーリングの時に
「奈良交通バス型目覚まし時計」買ってしまいました。

枕元には、いつでも奈良交通です(^^)v
返信する
あのバス (なぎ)
2014-09-29 16:50:19
乗る前に廃止になっちゃったねえ(涙)
市長さんが、なんとか補修して再開したい、みたいなことを言ってたけど、それって、サヨナラバスがすごい人気だったのを見てのリップサービスかもね・・・・・・
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諸行無常の… (かるほ)
2014-09-29 22:52:09
どら焼きさん
そうなんですよー、なくなっちゃうのですよー。
とりあえずその入り口あたりは眺めてきたんですが、
実際にその路線に乗ってみたことは無く。
気がついたときには廃止路線。
ああ、残念無念でございます。

奈良交通バス目覚ましですね。
あれ、走り回って、本人が起きるまで止められないんですよね♪
私としては高速バスの奈良交通がすでに馴染みになっているので、
オレンジ色のバスもあったらいいな~。
(過去にあったのかな)
返信する
乗りたかったね (かるほ)
2014-09-29 22:54:21
なぎちゃん
ほんのさわりの部分だけは現地で確認できたけど、
バスに乗ってみることは出来なかったわね(涙)

今度つぶれそうな(をい)ところはどこかしらね。
無くなっちゃう前に体験しておかねば、記録にも記憶にも残らないし。
そろそろ秋本番だし、またどこか歩きましょうね!
(もちろん、奈良検定受検記念テクテクもね!)
返信する
突っ込んですみませんw (同一人物)
2014-10-07 21:55:03
>ほんのさわりの部分だけは現地で確認できたけど

世の中の過半数の人が、間違っているというので
突っ込む方が、少数になりますが・・・(悲w

「さわり」とは本来、その話の最も重要な点や感動的で印象深いところ、曲の最大の聞かせどころなどを指すことになります。

「ほんのさわり」という使用方法は、間違っていないようで間違っていることになります。
返信する
ひゃー (かるほ)
2014-10-15 23:26:02
同一人物さん
おもいっきり間違ってましたか。ありゃりゃ。

どうも、その語感の方が正しいようにどっぷり身に着いちゃってますので、
早く誤用の方が正しい用法になっている世の中になるのを待ちます(をい)
>どんだけ待つつもりだ。
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