奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

奈良をあちこち

2010年08月07日 | 色々・モシクハお勉強
7月31日に久しぶりに奈良大学に行ってきました。
もしかして卒業式以来???(違ったか?)

奈良大学で行われる「平城京の住宅事情」という講演会と
シンポジウムがあるというのでちとお邪魔しに。

大学自体はオープンカレッジをしている最中で、
今回の講演会はヒサビサに講堂で。
おお、まさに卒業式以来だ、講堂に入るの。

なんか予定していたよりも人気だったらしく、予想来場者数より参加者が多く、
途中で配布資料が足りなくなる事態に。
ガンガンコピーとっているようでしたが、資料不足のまま
講演会が始まってしまった人もいてちょっと準備不足でしたかね。

お話は非常にオモシロかったです。
お題は
「皇族の邸宅」と「貴族の邸宅」と「京内外の住宅」の三本ですぅ~♪

中でも「皇族の邸宅」ってことでいえば、
最近気になっていた「新田部親王の邸宅跡」は新田部親王亡き後は、
息子に相続されたあと、橘奈良麻呂の乱の際に塩焼王、道祖王が
連座していたことにより没収、ということらしいです。
(その跡地は鑑真さんへ下げ渡され、のちに唐招提寺となる)
ほーなるほど。

それが終了したあとは、急いで奈良博へ。
本日は夜7時まで開館しているというので行ってみることに。
旧館がリニューアルオープンして、「なら仏像館」になったとのこと。
それを記念しての特別展である「仏像修理100年」を東新館で見て、
本館では「至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開」を見学。

中でも今期一番の見ものは、東大寺法華堂の金剛力士像さんが
山を降りて奈良博へおでましになってたってところ。
真っ青な顔のお二人さん。
吽形さんは檄をもってこっちを睨んでます。目が合うと怖いのだ。
阿形さんは怒髪が水煙みたいにゆらゆらと立ち昇ってユーモラス。(あんまり怖くない)
うわーい。久しぶりの奈良の街中はどんな感じですか?
てそんなことゆわれても外には出てないから判らないですかそうですか。

19時まで奈良博にいて閉館のチャイムで外に出たら、そこは光の洪水に…。
初めての催しで「全国光とあかり祭りin奈良」だそうで。
おお、これがひろこさんからおススメされてたアレか~。
まだ暗くないからイマイチなので、その間にご飯を食べてこようと思いウロウロ。
食べ物屋さんを探して、とうとう東向き通りまで戻ってきてしまって、
結局ビビビときたイスラエル料理を食べてみることにして。

その後、奈良公園に点在するいろんな灯りを楽しみました。
中でも一番感動したのは、OSAKA光のルネサンス
奈良博旧館をスクリーンにして、そこに映し出される映像と音楽のコラボ。
日本の四季を追っていったもので、枯れ葉や、雪の結晶が映し出されたときは
思わず「日本に四季があってよかった~!!」って思いました。
日本が一年中暑い国だったら、この先生きていけない!!
いまは暑くても、いつか秋が来るし、冬にもなるさ。
うううー早く涼しくなってくれぃ!

今日の最終上映が終わったので、春日大社の参道を通って、高畑方面の宿へ。
さすがに今日あたりは飛火野の辺は人通りが無くて、結構怖かったっす。
大文字焼きの時にはワラワラ人がいるんだけどなあ。
大昔はあそこらへんは真っ暗だったんだ。

そして本日のお宿「万葉荘」についてお風呂に入りバタンキュー。

真夏の奈良、一日目はアチコチ駆けずり回りました。
コメント (4)
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