Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

朝日新聞から

2008年08月09日 | その他
朝日新聞から

先日、朝日新聞に小中学生が知床岬先端まで徒歩で行ったことが載っていました。その記事を読んで、大学4年生の夏休みの山行を思い出しました。その山行は、沢を詰めて知床岳に登り、稜線を辿り岬に至り、帰りは東海岸を戻るものでした。
小中学生のコースは、その戻るルートを逆に行ったものでした。海岸沿いのルートは特に苦労した記憶はなく、淡々と岩場や石コロの上を歩いただけで記事にするほどのことなのか疑問です。


一方、稜線上は道がなく、巨大な這松の枝から枝に宇宙遊泳のように渡り歩きました。これは辛かったです。水場が少ないのも堪えました。写真は、その頃使っていたザックで黒いシミは松ヤニです。


この山行に参加することで、公務員試験の面接をすっぽかしました。決断力のない私は、進路を定められず就職先も未定でした。新聞の写真を見て、自分は何をしたいのか自問自答しながら石コロだらけの海岸を延々と歩いたことを思い出しました。当時は、私も真面目だったなーと少しメロウな気持ちになりました。考えてみると、あの山行は、現在の年齢の折り返し地点に当たっています。後半の社会人生活も結構楽しんでいますな。
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