Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

赤塚不二夫逝く

2008年08月10日 | その他
赤塚不二夫逝く

私の年代で赤塚不二夫の影響を受けていない人は少ないと思います。子供の頃の「シェー」のポーズの写真を結構な人が持っているものと推測します。私の場合は、中学生以降は全く気にならなくなりましたが、小学生の頃はバイブルでした。「おそ松くん」「もーれつア太郎」「レッツラゴン」はハマリました。なぜか「天才バカボン」はアニメのほうが印象に残っています。

そして、ほとんどの方の知らないであろう「そんごくん」が一番の思い出です。小学校5年生の時、肺炎になって2週間学校を休みました。病院のベットが空いておらず、自宅で療養しました。その2週間、飽きることなくオフクロが貸本屋の閉店セールで買ってきた「そんごくん」を繰り返し読んでいました。熱で頭が回っていなかったのかもしれません。今では細かいストーリを思い出せません。

ひみつのアッコちゃん」も赤塚作品だったのですね。そういえば、スキー板に「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、トンバになれ」と書いてる奴いました。

ギャグ漫画家は賞味期限があると思っています。若いころギャグ漫画を描いた方も歳を取ると作風が変わったり、書かなくなってしまうことが多いです。吾妻ひでおは一時期ホームレス生活を送っていたそうだし、鴨川つばめなんて覚えている人も少ないと思います。江口寿史はリアルワインガイドの表紙しか見ません。人間そんなに沢山の面白いことを考え出すことはできないでしょうから、赤塚不二夫は非凡だったと思います。6年間意識が無かったことは知りませんでした。合掌。
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