東アジア歴史文化研究会

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ハリスが激戦の三州でトランプを越えたんだとか 激戦状況は極左メディアの情報操作だが(宮崎正弘国際情勢)

2024-08-13 | アメリカ情勢

8月10日のニューヨークタイムズは、激戦を伝えられるペンシルバニア、ミシガン、ウイスコンシンの三州で、カマラ・ハリスが50%の支持を集め、ドナルド・トランプは46%だったと伝えた。

第一に、この世論調査は極左の司令塔ニューヨークタイムズの実施したもので、信頼性が薄い。三州がそろって50vs46という奇妙な数字の一致もおかしい。

第二に一部ハリスへの熱狂があるが、その情景だけをテレビが報じる。ところが、集会場の外ではハリスへの抗議デモである。ハリスへの嫌悪はイスラエル問題が主で、しかしながらメディは会場の外の模様をつたえない。

第三にほかの世論調査をみると、ヒスパニックが大量に民主党離れを起こしている。黒人のハリス支持は微増しているが、メディアが騒いでいるのは若者たちの票の行方であり、確かに若者だけに限定するとトランプ支持はハリスに僅かながら抜かれている。

激戦の演出はもちろん情報操作だ。2016年のヒラリー(事前予測はヒラリーの圧勝だったっけ)、或いは1980年にカーターの状況に酷似している(再選は間違いないとメディは報じていた)。日本政府と外務省はともにヒラリー、カーター当選を予測していた。

カーター落選が伝わると当時の宮沢官房長官は数時間、口がきけなかった。ヒラリーの時は落選を外務省が想定しておらず、安倍首相は自ら電話をかけてNYのトランプタワーへ一番乗りだった。

激戦の演出は共和党の士気を削ぐためでもあるが、偏向報道に慣れっこのトランプ選対も、新しい対応に苦労していることは事実だろう。


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