副題は「戦争と革命の世界から見た昭和百年史」とあって大東亜戦争へといたる百年を解析した林房雄の『大東亜戦争肯定論』を連想しがちだが、本書は2025年が昭和百年となる視点から近代史を眺め直し、通説をくつがえす試みである。
戦争は天災ではない。個人が引き起こす、それも狂人政治家がやらかすのだ。
スターリンとルーズベルトという大悪党は、未曾有の野心を抱き、世界平和を根こそぎ破壊した。日本での大悪党と . . . 本文を読む
EU議会選挙、欧州も「トランプ劇場」となった。 極左路線はEU庶民から嫌われ、フランスとドイツの政治主導権は失速した。ショルツとマクロンが、それぞれの国内で政治的に弱体化し、EUの共通のビジョンに信頼を抱かせることができないため、レームダック化していた。
マクロンとショルツの個人的な関係が冷え切っていることは有名だ。フランスとベルリンが互いを非難し合い、フランス側は「ドイツが視野が狭く、連立政権 . . . 本文を読む