松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

これからの経営目標をどうしようかな

2019年03月10日 18時05分27秒 | 

父 綴ります。

1月が去り、2月が逃げて、早くも3月の中旬入りです。

今年の山陰の冬は、積雪は1回だったけ?。 

なので、結構に’”外仕事”がはかどったので、例年よりも約2週間分ほどの「前倒し作業」が出来ました。

でも、作物も温かな温度で、例年よりも成長が進んでいます。

(我が家での主作物である「茶」は、芽の動きが早い部分。『霜害』の不安が、、、。

 多分に、早朝の『低温の危険』が普通の年よりも懸念されるからです。)

去年、一昨年、3年前、4年前の日誌をめくっては、春の作業過程を見直しては、予定を立てるようにしてます。

 

それはそれとして、「今後の農業経営の目当て」を定かにすることも大事な大事なことです。

”米作りと販売”、”お茶作りと販売”。プラスがますます必要になってます。

”野菜作り”?。 ”農産品加工”?。 ”お茶の新商品の開発”?。

アイデアは?。 実行力は?。 人材は?。 資金も?。

考えて、発想力を膨らませて、こだわって、皆さんに喜んでもらえるような、そんなものを作りたいです。

 

先日6日の、”日本農業新聞”に載ってた”参院通常国会にどう挑む”の記事が気になりました。

2人のJAグループ出身の現職参議院議員のインタビュー記事でした。

 

”橋本眞也議員”は、先年に出来た”農地中間管理機構”について、

『現場に近い”農業委員会”や”JA”が頑張ってる。顔を知らない機構の世話人には信頼関係が、、。』

”今の農業政策の課題”については、『大規模以外の道必要』。

『規模拡大に重きが置かれているが、TPPの発効などの要因で農産品価格の低下不安がある。

 国は、本当に規模拡大に投資しろと言えるか。責任を持てるのか。 競争力を高めるのは、規模拡大だけではない。

 朝から晩まで、這いつくばって仕事をする親を見て、子どもは継ごうと思わない。

 一つのメガ法人だけがあればいいのか。 やはり小学校区に何十人かの農家がいてこそ。

 地域のコミュニティーは守られると思う。』

『農家や農業関係者は、基本計画があってこそ地域農業や経営のビジョンが描ける。農政議論は秋からという事だが、

 力の入れ方が足りない。』

 (・・私の農政に対する不安を言葉にしてもらったような、胸のつっかえがすうーっと降りたような・・)

 (これからの漠然とした霧の中を、どっちの方向で努力すれば。頑張れば・・。)

 

もう一人の”Y議員”のインタビューコメントには、『経営安定対策拡充を』。

でも、『農水省の計画次第です。]って感じがあるようで、正直言ってガッカリ・・。

 

農業で生活を送る以上、農政の行方に関心を持ちながらも、現職努力していくしかない。 

 

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