松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

ちいさなお茶の芽。

2006年04月13日 23時51分26秒 | Weblog
一日中雨が降り、
"もち米"の種と"絹娘"の種を蒔きました。

苗箱は150枚、土作りも大変です。

育苗土、ネッカの炭、正土、焼きスクモ、肥料数種類…。
何種類も混ぜて、土が出来ます。

もち米とお米が交ざるといけないので、
慎重に蒔いて、暖かいビニールハウスの中へ運びました。

夕方、雨カッパを来て茶畑へ。

全体がうっすら黄緑かかっていて、
ちいさなちいさなお茶の芽が出ていました。

本格的に農業を始めて2年目の芽吹きです。

雨の中、輝いて見えました。

周りは蕗が元気よく、
傘になりそうな位大きいのもありました。

そういえば、小さい頃、
ひいおばあちゃんがネコ車にいっぱい蕗を採ってくれてたなぁ。

久しぶりにひいおばあちゃんの話をしながら、
夕ご飯に蕗を食べました。

庭にチューリップの花が咲いています。

野鳥。

2006年04月13日 23時22分42秒 | 農業
今日は雨の降る中、配達へ。

「若いのに農業され~かね。えらいねぇ。」
「婿取りさんだったら、いい人紹介してあげ~けん。」
なんてお客さんに言われながら、あちこち回りました。

"ご縁なもの"とはいうものの、
どこで結ばれているのやら…。

5月に新茶ができると、
前の年のものは"古茶"となり、
今、店頭に並べているお茶は「撤収」となります。

そこで、値引きをすることにしました。
スーパーでは、大手のお茶屋さんが、
40%OFFや大幅値引きをしておられますが、
どうやって純利益を出してるんだろう?

商業高校、経営情報学部でも習えなかった
"売り方"を勉強したいです。

お昼から荒起こしへ。
たくさん野鳥が集まってきました。

白サギ、ツバメ、カラス、カモメまで…。
途中30羽位になって怖かったものの、
ちょっと日本野鳥の会の会員状態でした。

かわいくて、きれいな鳥がいて、
トラクターの前を、ちょんちょん飛んでいました。
セグロセキレイっていう名前だそうです。

鳥は、速い&小さすぎて写真に写っていません。