松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

春に向けて。

2006年03月18日 10時52分23秒 | 農業
キャスパルオープンにつき、
朝早くからお茶の納品に行きました。

警備員さんに、
「銀行へご用ですか?」と聞かれ、
「いえ、地場野菜コーナーに置いていただく
 お茶の納品に来ました 」と話をし、
入店許可証をもらって、店内に入りました。
開店40分前でしたが、外にはお客さんの行列ができていました。

帰ってから、おばあちゃんと松江づくしの番茶を入れ、
午後は、茶畑の”春整枝”に両親と茶畑へ行きました。

2人用の茶摘み機で、ぴょこっと出ていたり、
伸び過ぎている芽や枝を刈り捨て、高さを揃えます。

”春整枝”で深く刈ってしまうと
新芽が伸びないので、高さの感覚も難しい所です。

茶畑の草とりもしましたが、
茶畑に笹が入ってきているので(山なので仕方のない事ですが…)
一本ずつ取り除く作業は大変でした。

夕方から茶畑の肥やしをふりに母と行き、
カニ殻・サンネッカ・皮肥の3種を混ぜて、
リュックのような袋に入れ、歩きながらふりました。

一回分ずつ盥で混ぜながらだったので、手間もかかりましたが、
明日は雨なので、日が暮れてからも二人で頑張りました。

この茶畑には、米田酒造さんの米ぬか、鶏ふんもふってあり、
両親ふたりで頑張って歩いたそうです。

遅くに帰ったら、妹が晩ご飯を作ってくれていました。
家族ひとりひとりが頑張っていて、
みんなで協力して、毎日の仕事ができていると実感しました。