以前にも報告しましたが、今年の春から時々神戸に出張しています。29日も何回目かの日帰り出張、正直言って体力的にはかなりキツイのです。しかし基本指圧を喜んで受けてくださる方の、その気持ちに動かされて出かけています。
しかし「慣れ」とはすごいと感心するのです。片道3時間の過ごし方がだんだん上手になってきました、それをこのところ実感しているのです。
東京駅発の「のぞみ」は早朝10分間隔で出ていますから、時間の計算はしなくてもすみます。東京駅に到着次第のぞみに乗り込んで、車内でチケットを購入し、必ずD席に陣取ります。
D席に座る目的は、行きも帰りも「より良い仕事」を富士山に誓い、報告するためです。またD席側は、車窓から掛川城、名古屋城、清洲城、関ヶ原合戦跡、天王山、等身大のガンダムなどを見ることができ、景色的にも自分好みなのです。ただ未だに彦根城は確認できてはいないのですが…。
この旅のために購入した小さなノートパソコン、使っても使わなくてもまず車内のテーブルで開くことにしています。ふだんはできないパソコンの練習をするために購入したものです。今回はスタッフのDクンが日頃の練習風景の動画を入力してくれたので、それを見ながら基本指圧の動きを研究する旅となりました。
ゆっくり動きを観察する時間は、大変貴重なものでした。今まで見えていなかったものが今回見えてきました。さっそく明日からの練習に活かしていこうと思っています。
浪越徳治郎という天才の技に一歩でも近付きたいと日夜練習する日々は、もうずいぶん長く続いています。そろそろなんとかしなくては、と考えているのは私だけではないと思います。
それにつけても、紹介されて私のところにこられる方は、なぜか難しい方々ばかりです。やっと「これはやり易い!」と思うと、鈴木林三先生のところにお願いする羽目になります。これは、「村岡はもっと勉強しなくてはいけない」ということだと理解しました。
よし! 今以上にしっかり頑張ろう。自分でも100%納得がいくまで!!
写真上は新幹線から望む富士山。下はテーブルに開いたノートパソコン。