ペーパークラフト作家・松田祐樹さん(23歳)、幼い時から病気がちだったとお聞きしました。私が松田さんの存在を知ったのは、昨年7月に行われた二分脊椎研究会(学会)でお世話になった脳神経外科のFK先生のご紹介です。
いろいろなやり取りの中で、先生から素敵なカレンダーを戴きました。それが松田祐樹さん作の、みごとなペーパークラフトのカレンダーだったのです。この1年間、寅年の干支(えと)たちが毎月、季節に合わせて色々な姿で楽しませてくれた素敵なカレンダー。
今回は2011年バージョンとなり、主人公が寅から卯にバトンタッチ。さらにバージョンアップして登場しました。またまた見事な出来映えです。作品はどれも10センチ立方ほどの小さな物だそうですが、細部にわたり驚くほど細かな造りで精巧な物です。
またそれ以上に驚嘆すべきは、その発想の斬新奇抜さです。いったいどこ からこんなアイデアが湧いてくるのか、不思議になってしまうのです。しかもそれを設計図無しでドンドン作り上げていくそうです。
2011年度版では、1年間を通してなんと90羽ほどの楽しい卯たちに会えます。どの子もメチャクチャ楽しい、こんな風に遊べたらすごいなぁと感心しています。
本年3月、ハワイ在住の天才青年画家・ARさんの指圧をしたことがあります。この方も病気がちで、言葉も聞きにくく手足もかなり不自由に見えるのですが、そのイラストの精巧さ緻密さには驚きました。あの身体状況でどうやってこんなすごい作品を作り出すのか? 不思議です。
ペーパークラフト作家の松田祐樹さん、応援団になりたいです。頑張ってください。
なお、このカレンダーに興味がある方は、藤原QOL研究所で扱っています。
℡03-5625-5151です。1部1000円、送料無料で10部以上では1部800円になるそうです。
(私の方でも扱えますのでお気軽に!)
【お詫びと訂正】
この記事にペーパークラフト作家・松田祐樹さん
が幼い時から病気を患っておられたことを書き、そ
のおり、病名を誤って記載してしまいました。本日、
FK先生からご指摘があり、急いで病名を削除いたし
ました。
ご本人及び関係の皆さまにはたいへんご迷惑をお
かけしましたので、お詫びして訂正いたします。
平成23年12月4日 村岡曜子