「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

弘前のKちゃんが自力排便できるまでに、次は自力排尿に向かって

2019年12月17日 | 指圧の活動

 二分脊椎症のKちゃんは元気で可愛い女の子、青森県の弘前に住んでいます。川越の治療院に初めて来たときは1年生でした。早いもので今はもう6年生。
 彼女と両親の今年の目標は、完璧な自力排泄でした。弘前からKちゃんを連れて、年3回来院していました。そのたびにお母さんが少しずつ指圧を覚え、自宅でKちゃんを一生懸命圧して、今年は完璧な自力排便ができるようになりました。
 今は次の目標、《自力排尿》に向かって頑張っています。お母さんとKちゃんともども、手応えを感じているようです。もう少しで叶うと信じて進んでいます。
 頑張ろうね! Kちゃん。

 1124日、川越はとても寒い日でした。治療院にやってきた親子に、「寒かったでしょう」と声をかけた私。「暖かかったよね」と、2人同時に首を振って、大きめの声が返ってきました。今回の彼女の様子を観察していて、色々な感覚も確かなものになっていると確認できたのが収穫でした。
 毎回こちらへ来るときの楽しみは、色々な町での買い物だそうです。よく調べているようで、私達よりよく知っています。この日の予定は、原宿と神宮前と池袋だといっていました。指圧治療を終えて、嬉しそうに出かけて行きました。

 Kちゃんは「春には中学生です」と、キラキラした目で語っていました。次回は4月末に来院したいそうです。しばらく会えないと思うと、フッと淋しくなりました。どうか良い年を迎えてください。また来年、元気な姿を見せてください。


弘前から治療に来たKちゃん(右)とお母さん

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