「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

猛暑のなか仕事に没頭、待ちわびる秋の涼風

2010年08月27日 | 指圧の活動
 前例のない酷暑にウンザリしているのは、私だけではないことを重々承知してはいますが、しかし、ア・ツ・イ!
 酷暑だけでも参ってしまうのに、7月後半からのこの1ヵ月間は、暑さに追い討ちをかけて気の抜けない仕事に囲まれ追われてきました。それらが全部一段落して今やっと一息ついたところです。

 8月13日と16日が予定日の、2人の初産の妊産婦さんのマタニティー指圧を抱えていました。タイムリミットがある仕事には、どうしても緊張感があります。
 
 またこの10年、夏休み恒例となっている西表島のタケル君たち一行が、7月25日から8月17日まで川越に滞在していました。今回はタケル君の脊椎側湾症(初期)の治療、および弟君達もそれぞれに課題を抱えていてそれらの治療。当然のことですが母親の治療も気が抜けません。
 期限ギリギリ、どうやら各自を納得いく状態にして西表島に帰すことができました。結局8月17日の夕方、最終日に西表島一行の治療が終了したときは、「ヨシッ、OK! これで大丈夫!」正直ホッと肩の荷が下りた思いでした。

 8月前半、神戸へも2回仕事に行って来ました。その間、8月2日に1人。8月12日にもう1人の初産での赤ちゃんが、それぞれ5時間半と4時間半という超安産で誕生の報に、心底安堵しました。
 赤ちゃん誕生はいつでもとても嬉しい出来事で、これほど心なごむニュースは他にはないと感じてしまいます。辛い暑さも吹き飛ぶ勢いです。指圧を受けて産まれた赤ちゃんは、あまり泣かないので、一様に「本当にあまり泣かないですね」「おとなしくて楽ですねぇ」と喜ばれています。まもなく一段落したらそれぞれの赤ちゃん達にも会えるだろうと楽しみにしています。

 写真はタケル君の背骨の様子です。脊柱の歪みにより背中の左側が大きく膨らみ、右腰骨が中の方へネジレ込んでしまっていました。その辺の様子は写真にはあまりよく写りませんでしたが、お母さんは見ていて納得されていました。(上が施術前、下が施術後)

 前例のない暑さの中ですが、緊張感溢れる仕事にはやり甲斐を感じています。酷暑の中でも仕事ができることは、実は大変ありがたいことなのでしょうね。残暑にも負けずに頑張りまーす。




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