― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

秋の 無料コンサート  ― 幸せはここに ―

2010-09-25 | 動物・生き物 に関するお話
いつまでも 暑く、                  
挨拶は 毎日  「暑いですね!」 で始まっていた。

それでも 今年は 自宅近くで あまり せみしぐれ を 聞かず、
「おやっ!?」 と思ったのは 8月も後半になってからだったように思う。
   暑すぎて、せみ君たちも 熱中症にならないよう 集会を控え、体力温存に努めていたのでしょうか!?

                        砂漠にいるように、干からびそうでした!

それが、
前回の 台風の影響 で 急に 肌寒くなり、
吹く風は 秋、     空の色も いつしか 秋、
     
虫の音  も  とても賑やかになりました!

                 長く暑かった日々で したが、 終わらない夏は ない!
                       過ぎてみれば 早いものです!

   (昨夜から、また台風の影響 で 大雨 になりましたが、
           今朝は 強風 に 変わり、現在は その 風 も 治まりつつあり、
                    物陰に隠れた 一部の虫たちの声が 聞こえるようになってきました。)


                               

今、虫たち は 夜はもちろん、昼間でも ずっと鳴いています!
そこに 日中 時々 せみ君も 参加!
癒 しの演奏会は 昼の部 と 夜の部。    
ほとんどは 同 じメンバーで行われているものと思われますが、
昼の部は 日によって 賑やかだったり 地味だったり …
夜 とでは やっぱり <趣> から して 違うように思えます。
   チケットがあったら、夜のほうが 絶対 高そうですもんね!
   夜になると、きっと フルメンバーが終結!  豪華演奏会になるからで しょう!


連続演奏で 疲れないのかしら!?                        「僕は ちょっと休憩中!」
それとも 私と同様 音楽好きなのかしら!?
<本番> と <練習時間> があるのかな!?
涼 しくなってきちゃったけれど、せみ君も 頑張ってね~!


動物たちと同 じように、虫君たちも 鳴き分け をするといいます。
   鳴き分け とは、<状況に応 じて 違った鳴きかたをする> ということ。
<呼び鳴き><口説き鳴き><脅し鳴き>!?
   ・呼び鳴き … 高らかに歌うように鳴いて 自分の居場所を知らせ、仲間を呼ぶ 鳴きかたで、
             コオロギ類が夜鳴く時は ほとんどこの鳴き方なんだそうです。
   ・口説き鳴き … 弱々しく、強弱が不安定な 鳴きかたで、
             身近に相手を確認 した時の鳴きかただそうです。
   ・脅 し鳴き … ごき短く、張り上げたように強くアピールする 鳴きかたで
             けんかの時などには お互いに それで相手を威嚇 し合うようです。

他にも
長鳴き、切り鳴き、遅れ鳴き、乱れ鳴き など、
虫の種類、時期、気温、時間、地域 によっても 鳴きかたの違いがあるようです。
   これが 時によって、 <本番> になり、 <練習時間> にも なるのかも、しれませんね。
   実際には <鳴いている> ってわけではないのだけれど、こういう 言い回 し も 日本ならでは のもの!


               
名演奏者(虫)は
チョンチョン いっているのや チッチッ いっているのや
リリリリリ、 リーリー、 リーリ リーリ、 ピッピッ、 ビビッ ビビッ、 チュンチュン、 チュルチュル、 シャッシャッ、
ジッジッ、 ジージー、 ジージ ジージ …
なんだか いっぱいいて、鳴き分け しているようなのも わかるんですが、
文字では うまく表現できない気が します。
   いっぱいの中に、 ジージ は いても バーバ は いない … って  ちょっと くだらなかったかな~!?
   でも、演奏者(虫)の多く は オスで、 左右対称ではない前翅(まえばね)を こすり合わせて 音を出 し、
   メスを呼ぶ ということだから …、 まんざら間違いでも ない ってことに ならないかしら!?


本当は 誰が演奏 してくれているのか 見学 したいところなんですが、
実は私、 カエルかなへびとかげ なんかは 平気 なのに
昆虫> は けっこう 苦手!
   昔、家の中に カマドウマ が入って来て        
   飛びつかれたのが トラウマになっている!
   カマキリ に至っては
   小学校の教室で 孵化 した幼虫が 頭からポタポタと落ちて来たこと、
   公園で男の子たちが 戦わせるための強いカマキリを集めていて、
   そのうちの一匹が飛んで来て 身体に停まったことが
   今 思い出 しても身震いするほどの 恐怖体験 となっていて、
   差別するのは悪いけれど、ゴキブリ同様 どう しても 好きには なれないんです!


だから、どんな虫が 鳴いているのか、実際に 観察や確認することが できない~!

でもでも、
虫の声 』 という歌がありましたよね。  あれが ちょっとは参考になりそうです。

   1. あれ松虫 が 鳴いている             2. きりきりきりきり きりぎりす
      ちんちろちんちろ ちんちろりん              がちゃがちゃがちゃがちゃ くつわ虫
      あれ鈴虫 も 鳴き出した                 あとから 馬おい おいついて
      りんりんりんりん りいんりん               ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
      秋の夜長を 鳴き通す                  秋の夜長を 鳴き通す
      ああおも しろい 虫のこえ                ああおも しろい 虫のこえ
                      これで 5匹分は わかります!
   ※ 1910(M43)年 《尋常小学校読本唱歌》
     <きりぎりす>の部分は、1932(S7)年の『新訂尋常小学唱歌』 で <こおろぎや>と改訂。
     なお、1903(M36)年発行 《少年唱歌 初編》 の中に、 『虫の楽隊』 というのも あるそうですが、
     こちらは聞いたことがありませんでした。

   虫の音は 聞きようによっては いろんな風に聞こえるので 表現するのは 非常に難 しい!
   きりきり鳴くのは カマドコオロギ だといわれているようです。




ちょっと お話が逸れますが、
仔猫のルビちゃんが落とした餌を せっせと運ぶ ありさんたち!  ―_―_  _―___
あの小さな体で 丸々一粒の餌を運んでいる力持ちさんも、
我が家の庭の障害物(落ち葉)の多さには かなり苦戦 していることも多く、
葉っぱの上に登ってから 引き上げたり、応援が来たり …
それでも 諦めることなく運んで行くのは さすがです。
   巣はどこにあるんだろうと思って しばらく見ていましたが、時間が掛かり過ぎて断念!
ちょっと小さく砕いた餌を置いておいてあげると
ちっちゃなありさん までが どこからともなくやって来て 何処へともなく 運んでゆく!
餌は、 その一粒は、 大きな食料源となることでしょう。

命が尽きてしまった せみ君も 運ばれて行きました。
   ちょっと可哀相な気がするけれど、召されたあとに 誰かの役に立つなら いいよね!
働き者の ありさんを見ていると思い出すのは     =======   
イソップ童話の 『 あり きりぎりす 』 のお話。
   元は <きりぎりす> ではなく <せみ> だったものが、馴染みがない昆虫だった国もあったことから、
   伝わる途中の翻訳過程で、題名も内容も 改編されていったようです。

夏のうちから、ありさんは コツコツ コツコツ、セッセ セッセ と 食料集め!
冬に向けての準備は <備えあれば 憂いなし!> ですもんね。  頑張って~!

そういえば 昔、
「寒い冬がやって来るから 早く冬の支度を しておきなさい。」 と鳴く 秋の虫
の話を聞いたことがあったな~ と思い出 しました。

            それが   「肩刺せ 裾刺せ 綴れ刺せ」
                      (かたさせ すそさせ つづれさせ)

これは コオロギの声 を指 して言われる言葉ですが、
コオロギの声がそう聞こえたという意味ではなく、
  《 コオロギが鳴き出すと 秋になった証拠。
   そろそろ寒くなるから その前に
   傷んだ着物の ほころびを直 して 冬の準備を済ませておいたほうが いいですよ! 》
という <教訓> のようなもの のようです。
   日本人の感性は 凄いですね!
   なお、コオロギ には、エンマ、オカメ、ミツカド、カマド、ツヅレサセ などの種類があるそうです。


日本人がもっている こういった 繊細なものの捉えかた
外国人には考えられないもの も 多い と思われます。

虫の音、小鳥のさえずり、川のせせらぎ、波の音、静かな雨音 & 雨だれの音 … など 自然が生む音
また、風鈴の音色、鹿威 し(ししおどし)、蒸気機関車の走る音 & 汽笛、柱時計、お寺の鐘の音 …

          これらの音が 欧米人 には 雑音 と して聞こえ、
                        日本人 には 癒 し となって 心にまで届 く!?!

脳の働きが違うといわれても ピンとこないけれど、
それらが感性の違いになっているようです。

           左脳言語脳 といい、言葉や計算などの 知的作業 を 分担 し、
        右脳音楽脳 といって、非言語音 を 感覚的 に とらえるのに優れている。

   西欧人は虫や動物の声を音楽脳で処理するため、
   言葉のように意味のあるものとしては受け取らない。
   日本人が 言語脳で聴いているのは、
   日本語は母音で言葉を形成する部分が大きく、
   虫や動物の声は、その母音に非常に似ていることからのようです。
   自然音や日本の伝統的な楽器 (三味線や尺八、笛、琵琶など) も、
   日本人は言語脳で聞いているら しい。
   しかし 西洋楽器 (ギター、バイオリン、ピアノなど) は、
   日本人でも音楽脳で処理 しているというから 複雑!


こういう 特殊にそなわった能力 は 大事にしたいものだと思うんですが、
最近の子どもたちは 電子音が耳に馴染んでいるいるため
趣のある自然音 を うるさい と感 じるようになってきつつある とか!
   そんな もったいないこと … !!!
そんなところまで 欧米化 しないで、
情緒 を感 じる心> など、日本の良い部分は しっかりと受け継いでいってほしいものです。
   物事を心に深く感 じ取り、受け止めて 想い、考えることの出来る能力!  素敵ですよね!
   感受性は 強い人や弱い人がいるのはわかりますが、やっぱり 豊かなほうがいいですよね!



  虫の音は 9月22日、 <中秋の名月 コンサート> も なかなかのものでした。 
   夜には雨が降るというので心配 しましたが、きれいなお月さまが見れました。 虫たちも元気!
   満月を見ながら 虫の音に聴き入る なんて 風流~!  ちょっと した 心の贅沢 ですよね。
   次の日は 大雨!  小さな虫さんたち、濡れないで過ごせていたんで しょうか!? 
   安住の地があったのなら、ゆっくり休めたかしら!?  それとも 退屈 だったかな!?


私の耳は まだ ちゃんと 日本人 のようだから、
今夜も 無料コンサートで 思い切り 癒されたいと思います。
   欧米にも 虫のお話はあるというのに、 こういう 情緒 まではわからないら しいと聞いて
   勿体ないな~ と思うばかり!  日本人で良かった~!



ついでの お話!
ちょっと面白かったのは、
<どんな虫が どんな鳴きかたをするのか?> と思い 調べて聞いていたら、
コオロギの時には大丈夫だったのに、マツムシ の鳴き声が聞こえると、
ほとんどの虫たちが黙ってしまうこと!
マツムシ君は 音が高いから 負けた~と思うのか、 注目 しているのか!?
テレビの音 や 音楽 には 反応 しないのに、
直翅目(バッタ目)に分類される 仲間同士 だと やっぱり気になるのでしょうか!?
   高音は通るから 聞こえ過ぎた というだけなのかも しれませんが、聞いてみるわけにも いかない!
   歌仲間でも いろいろあるようだから、同 じように いろんな想いがあるのかも しれませんね!


                 秋の夜長の楽しみ は、 やっぱり 無料コンサート よね~!

      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

静かに、ほのぼのと 秋を楽 しみましょう … ということで
1948(昭和23)年 発売?、
        大橋節夫とハニー・アイランダース さん の 『幸せはここに』
                                  (作詞 ・ 作曲 = 大橋節夫 さん)

「秋の夜は更けて すだく虫の音に  疲れた心いやす 吾が家の窓辺」
  「星の瞬(まばた)きは 心の安らぎ  明日の夢を運ぶ やさし君が笑み」
「静かに静かに 街の灯も消えた  遠い空見てごらん 明日の夢がある」

   虫の音で心が癒され、 星の煌めきで心が安らぎ、 君の微笑が 明日の夢を運ぶ。
     物がなく 貧 しかった この時代に、 「そんな中にだって 小さな幸せは あるんだよ!」
     「生きていられれば 夢だって持つことが出来るんだよ!」
     そんな想いで作られた曲なので しょうね。
     ほんの小さなこと から だって 幸せを感 じることは 出来る。
     何を幸せと感 じるか は、<心> の 向けかた次第!
     そんな思いは、60年以上経った今でも、 まったく同 じだと思います。
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
古い歌です。
<すだく> とは、<集く> と書き、虫などが集まって賑やかに鳴くこと。 群がること。
漢字を見れば わかりますが、今は あまり使わない言葉ですよね。

スチールギター奏者で 日本のハワイアン音楽の草分けといわれた 大橋さんは
<オッパチさん> という愛称で呼ばれていたようです。
ハニーアイランダース結成 は、1948(昭和23)年。
この曲の大ヒットにより、日本にハワイアンブームを もたら したといわれる
ハワイアン界の大御所です。

<ハワイアン> といえば 南国の音楽だから、
夏の曲 というイメージ しかないような気が していましたが、
日本で作られたから 秋があってもいいわけで、
この曲が 秋の雰囲気が織り込まれた歌 だったことを
ブログを書きながら 再認識 させていただいた感 じとなりました。
夏の 強い陽射 し、明るい雰囲気の <陽> なイメージ とは違って
和らいだ陽射 し、何かが生まれる <稔> のような 癒 し系!
秋といえば 少 し肌寒く、物悲 しく、 物思う季節 のような雰囲気が ありますが、
この曲からは 物憂い感 じは 伝わってきません。

大橋さんは、加山雄三さんの 『お嫁においで』 (1966(S41)年発売) の編曲を手がけ、
このメンバーで演奏も していらっしゃいます。
1995(平成7)年、勲四等瑞宝章 受章。
  ※ 瑞宝章は、1888(明治21)年に、勲一等から勲八等までの普通勲章として制定されたもの。
2000(平成12)年、第42回 日本レコード大賞 功労賞 受賞。

残念ながら、2006(平成18)年6月に、呼吸不全のため 81歳で他界 してしまわれましたが、
9月に、「幸せはここに 音楽生活50周年記念(限定盤)」 が発売されています。
今は息子の一夫さんが <大橋節夫 Jr.> として お父さんの音楽と甘い歌声を引き継いでいらっしゃる
ようですが、 さすがに親子、声は そっくりだそうです。

生きていられたことだって 幸せ!
<普段のちょっとした出来事からも 幸せを感 じ取れる幸せ!>
幸せって そんなものなんじゃないのかな~ って 思わせてくれそうな、
こんな優 しい歌は いいですね。

ハワイアンといえば スチールギター。
あの音色も たまりません!

          虫の音> も <スチールギター> も、  あの ゆらぎ音 が たまらないのよね~!
                               目を閉じて聴くと なお 心に 響くわね!






イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「イラスト工房」 「カットPRO」 「次の日ケロリ」 「イラスト市場」

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若い娘が気になる ジジ&ババ  ― Ruby ―

2010-09-18 | 動物・生き物 に関するお話
     2ヶ月くらい前から 我が家の庭で 時々
                  可愛い <三毛チビニャン> の姿を 見かけるようになりました。
                             
初めは どこかで飼っている子なのかと思っていましたが
どうも そうではないらしい!
捨てられてしまったのか!? 流れて来たのか!?
もちろん 親がいる様子も ありません!
                       まったくの <1匹狼> … !?  
       どう見ても女の子なので … <1匹羊ちゃん> かな!??



おとな しくて お嬢さんのようだから  イイトコノコ(良い所の娘)だったのかしら!??
でも、
怖い思いを したら しく 警戒心が強くて 絶対に近寄って来ない!
生きるためには ゴミをあさったりする子もいるというのに                         
この子は 餌をとることが出来なかったらしく、
一時は ガリガリに痩せてしまいました。
   我が家のマーブルじいちゃんは 出会った時 ゴミで食い繋いでいたのが瞬時にわかるほど
   口臭が きつくて、 ちっちゃいのに必死で生きているんだな~って堪らなかった!
   この子だって、もし男の子に産まれていたら もっと積極的だったかも しれないのに …!
   ん !?  もしも男の子だったら … !?  捨てられることがありえない!
   大切にされ、その結果 …、 高額で奪い合うくらいになっていたかも しれない!
   メスは珍 しくもないから いらないんですか!?  命の価値は同 じなはずなのに、自分にとっての
   価値観や損得で捨ててしまう!  人間は なんて 自分本位な生き物 なんでしょう!



                        
現代は <ペットブーム> といわれ、
愛玩用 と して売られる 動物の種類や数が急増 し、飼う人の人数も増え続け、
珍しいものが好まれたり、流行りが生まれたり …
可愛がられて 寿命も どんどんと延びているようです。
   ワンちゃんなどは掛け合わせで 驚くほど 新種が作られているように思われます。
   求める人がいるからでもあるのでしょうが、全部 人間の都合のような気がします。

そんな中で 野良ちゃんの寿命は 飼い猫の半分 あるいは 1/3程度の 5~6年!
家の近くで見かけた野良ちゃんたちも
元気そうに見えたのに 人知れず 逝って しまうのか
いつの間にか 姿を見なくなってしまいます。
   顔を見れただけでも元気をもらえたし 仲良くなった子もいたから、見かけなくなると とても寂 しい!
反面、                                                      
服のように 簡単に捨ててしまう不心得者も 多くなっているといわれます!
その子は この世に その子 しか いない! 代わりはいない大事なもののはずなのに、信じられません!

その時ほしいというだけで安易に買って、厭きたら …、大きくなったら …、ポイですか!?
<生命の重さ> は 教えられないとわからないものなんでしょうか!?
飼ってきた中で生まれたはずの <情> は どこにいっちゃったんですか!?
自分に置き換えてみてください!  悲 し過ぎます!
   猫ちゃんは別ケースのほうが多いと思われますが、ペットが捨てられるのは 夏休み が多いそうです。
   その理由は <旅行に行くから 餌をやれない、管理が出来ない> などということのようです!
   生態系が崩れてしまうほどの 外来種や危険な生物までが捨てられているという話を聞くと、どうにか
   ならないのかと思いますが、その生物だって 本当は被害者でも ある! 自己利益ばかりを考えて
   責任までは考えない 人間のせいです!  飼ったなら、せめて 最後まで可愛がってあげてください!


                              
本当は 飼ってやりたい この子!
でも 産まれてから しばらく経ってしまって 人に慣れない子は かえって可哀相!
我が家のマーブルも  先に逝ってしまったラビも
人と共存 しようとしていた面があったから 連れて来られたけれど、
この子は たぶん無理でしょう!

夜は どう しているんだろう!
ひとりで 寂 しくないの?
雨の降る日は 心細くない?

何かあったら相談 しなさいね … って言っても 言葉を理解できるのかどうかわからないので、
代わりに 玄関に餌を置いてやりました。

          
          早速 相談ごと!?        そんな顔で見つめられたら 弱いな~!

それが最近
遠くから見ている!
外にいることに気づくと 声をかけてくる!
そしてなんと
親指と人差し指で摘んだ餌を 一粒ずつ食べるようになりました~!
   少し 心を許 してくれる部分が出てきたみたい!
   以前 マーブルに していた <一粒ダイエット> 以来のことですが、これってかなり根気がいるんです。


                         
                   「私はダイエット し過ぎ! 太りたいのよ~!」
         本当はスタイルいいのに、なんだかすごく <顔デカ> で <胴長>に見えるね!
犬と違って 猫は 見つめられるのが苦手な子が多い!                          
至近距離で 覗くように見つめると、視線を逸らすか パンチが来ることが多いと思います。
我が家でも 娘が 時々 構って見つめて 顔に猫パンチをくらっています。
私には しないのは たぶん たくさん話かけたりすることで信頼関係が出来ているから … か
若くないから 傷が出来ると治りにくいということを考慮 してくれているためでしょう。
だから この子にも なるべくたくさん話しかけ、視線も合わせるようにして、
根気よく仲良くなろうとしてきました。
                            
                    マーブルはヌクヌク しているというのに、
                         この子は いつも ビクビク! 


初めて食べてくれた時は へっぴり腰のようになっていて、すぐにでも逃げられる体制をつくっていた。
それでも これだけ警戒心の強い子だったから 感動もの!
はじめのうちは 加減がわからないらしく、いっぱい噛み付かれたり 引掻かれたり …!
でも 今では ソフトになり、かなり学んだ様子です。

      
 「ちょうだ~い!」  「あ~ん!」      「パクッ!」        「カプッ!」       「もっと~!」

それでも 警戒心は強いままで、ボディータッチは いまだに NG!
以前、仲良くなり始めた頃に 抱っこを しようとしたら
一瞬にして身体か硬直し、50センチくらい飛び上がって逃げて行き、
その驚き方に こちらも 飛び上がるほど驚いたことがありました。
それからは 時々 ちょこっと耳に触れたりする チョッカイ 程度で、少 し馴れてくれることに期待 しています。
   女同士なのに、 「キャ~ なにするの!」 「やめて~!」  と言われた気分!
   こっちだって 別に 妖しい気持ちはないわよ~! でも 若い娘は そのくらいのほうが安心!


              
 「もっと もっと!」  「早く~!」  「待てない~!」 「おかわり~!」            「食べにくい ョ!」

だけど 牛乳が付いた手はペロペロと丁寧になめる!
そのくせ 餌だけを指先に乗せても食べない!
自分なりの思想があるのか!? 難 しいお年頃なのか!? けっこう複雑な娘です!

                           
                     「これって いくつでも いけちゃうわ!」

さて、この子に声をかける時に なんて呼ぼうかしら!?
今までは 「チビ!」 とか 「ニャン!」 とか 適当に呼んでいましたが
ちょっと仲良くなったから 迷わない名前で ちゃんと呼んであげたい!
愛称 を考えようと思った時に 思いついたのが <ラビとマーブルから 名前をもらおう!> ということでした。
   ラーブル、ビーブル、マビ、ラブ!、ブラ!、ラマ!、ビル! … 知った名前もあるけど それってどうなの!
   いろいろ考えているうちに ひとりでウケている自分がいて 苦笑!

そんな中から 気になったのが <ルビ>。  女の子だし、これに しましょう!
   私がまだ小さかった頃に飼っていた猫の名前が <ルミ>。  その子も三毛のメスで した。
   私の記憶にある時 その子はもう大人で、家族が食事を している時には後ろを向いている
   おとなしい子だったという記憶があります。 ルビちゃんは ルミの再来!?
   3匹に共通する名前なのも 素敵!  振り仮名に使う活字も ルビ!  チビだから ピッタリね!

はじめは
子猫のことを英語(幼児語) で キティー といい、「ニャンコちゃん!」 と呼びかけたりする時に使うようなので
それにしようかと思ったんですが、サンリオのイメージが強い上に、何度も呼ぶには言いにくい!
   勝手に決めちゃったので ちょっと聞いてみたところ …、 「ニャ~ン!」  返事を してくれた~!
   本格的な<ネコ語>の勉強は していないので わからないけれど、気に入ってくれたものと しちゃお~!


                    
                    まだ幼い表情や仕草の時があって 可愛い!

我が家のマーブルじいちゃん!
この子のことは ちょっと気になる!
でも、私が構っているほうが もっと気になる!
<ルビ>ちゃんを構っていると ヤキモチを焼いて 鳴くので
玄関を開けて 側まで来れるようにしてあげるんですが、
ノソノソと出て来るものの こういう時は 私にも くっついて来ない!
家の中でのようなベタベタは 外では見せないようです!
ルビちゃんにも 近づくような近づかないような … 微妙な動き!
やっと挨拶に行ったら 「ニャン!」(いやン!?) といわれてしまって、
「こっちだって いやン だ!」 とばかりに家の中へ …!

                     「こんにちは!」   「また 見てる!」 「気にしないでおこう!」
    
   「ちょっと 気になる!」        「どうも!」     「また来た!」    「気になる~!」

それでも 毎回 出ては来るから 興味がないわけでもないような !??
どちらも喧嘩するでもなく、しつこ過ぎるでもなく、まあいい感 じなのかな と、
今のところは そんな状況が続いています。

                        
       「僕も男!  人前でも猫前でも甘えた姿なんか見せられないよ!  わかるでしょ!?」
             「だけど本当は この <ひとり占め的快適感>が 堪らないんだ!」


ルビちゃんは 気まま!
それでも 最近は 家の横手の辺りにいることが 少し増えたようです。

                          
              「食後には お水をいただきますの。  何かご用で しょうか?」

                               

                          マーブルも じいちゃん!
                         私も 孫がいる ばあちゃん!
            この <若い娘> を 出来る範囲で 見守ってやりたいと思っています。

                         ふたり は 仲良くなれそうかしら?
                                  
         「ちょっと ウザイ けど、ご老体だから しかたないわ!」    「 ちょっと 嫌がってるように見える時があるのがムカつくけど、
                                                                   若いから しかたないか!」


      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

英語で書くと いろんな意味をもつ …
1995(平成 7)年 7月12日発売、
        今井美樹さん の 『Ruby』
         (作詞 = 岩里祐穂 さん/作曲 = 布袋寅泰 さん)

「あなた以外に行く場所はない 涙が頬を伝って落ちる
                        焦がした胸を抱えきれずに 何度も夢を捨てかけたわ」
    「あなたを愛す喜びが 命まで今 満たしてゆく  何処へも逃げないわ 想いを燃やし尽くすまで」
  「逢えない夜は両肩を抱く 心の震えを静めるように
                        あなたの肌の温もりが手に よみがえるから 安らぐから」

   ルビちゃんの感情まではわからないけれど、彼女だって お母さんに もう一度甘えたい、
     抱きしめてもらいたいと思ったことはあったのではないでしょうか。
     寂 しくて震えた夜も、悲 しい朝も、 きっと あったはずです。
     切ないけれど、 それを乗り越えて 今、生きている姿が 愛おしい!
     地に足をつけて しっかり歩いていこうという意志と、その情熱を信じる心が伺えるこの歌の力強さ
     のように、ルビちゃんにも 命尽きる日まで しっかりと生き抜いてほしいと願っています。
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
この曲は NHK 「ポップジャム」 のエンディングテーマに起用されています。

今井美樹さんといえば 『PRIDE』。
この曲が発売された翌年に発売され、
フジテレビ系 「ドク」(安田成美、香取慎吾主演) の 主題歌 にも起用され、
彼女自身の最大ヒット曲 となりました。

ユーミンに憧れて ピアノで弾き語りをやっていたという彼女ですが、
芸能界デビューは 歌ではなく、モデル(20歳)と 女優(21歳)。
23歳の時、映画に出演。
同年、彼女の歌声に惚れ込んだ 「フォーライフ・レコード」(井上陽水さん、吉田拓郎さん、泉谷しげるさん、
小室等さんの4人が 1975年に設立したレコード会社) のプロデューサーの後押 しで 歌手デビュー。
2、3枚目のシングルが 日本レコード大賞において 優秀アルバム賞を受賞。
4枚目が 資生堂 秋のキャンペーンソング になって ブレイク。
この曲は 11枚目のシングルでした。

1996年、ワーナーに移籍。
1999年に 布袋寅泰氏と入籍し、2年後には長女を出産。
2002年には EMIミュージック・ジャパンに移籍。
歌手、女優、声優 として活躍中。
今年は 歌手デビュー25周年にあたり、歌に いっそう力を入れているようです。

『Ruby』 の意味は
宝石(ルビー)、赤ワイン、深紅色、振り仮名用の活字  etc
この曲の場合は やっぱり <宝石> なのかしら!?
情熱とは ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。
激情 熱情 真情 熱血 熱意 至情 パッション。
ならば、 深くて鮮明な想い、 <深紅色> なのかも しれませんね!

            生きることに 一生懸命って いいな!  ちゃんと見ていてあげるからね!





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秋と同様、深まれば …  ― 絆 ki・zu・na ―

2010-09-11 | ちょっと考えさせられたお話
8月30日、
故郷に帰っていた歌仲間のU女児が 糖尿病が原因で 目の手術を しました。
自覚症状に乏しい <糖尿病網膜症> という病気のようでした。
状況は先生の予想以上に悪く、手術は3時間 にも及んでしまったそうで、  
良くなるためには そこから さらに 3週間近く、
うつ伏状態 (下向き) で過ごさなければならないと聞いて、
その怖さと大変さを 初めて知ることになりました!
  ※ 糖尿病患者の血液は 糖分を多く含んで粘性が高いため、毛細血管をつまらせたり 血管壁に負担を
    かけたりしやすく、多くの毛細血管が分布 している網膜に酸素や栄養が不足すると、眼底出血や
    硝子体出血などの症状を示す <網膜症> になって しまいやすいようです。
    また、一般的に糖尿病を発病 して約10年で、およそ半分の患者が 軽度を含めた 網膜症を合併 して
    いると言われ、 毎年3000人もの人が失明 し、現在 成人の失明原因の第1位になっているそうです!

彼女の場合は たぶん 重度の糖尿病性網膜症 だったものと思われます。
うつ伏せ姿勢> を とるのは、
硝子体手術の時に 網膜穿孔や網膜剥離 処置のため 眼球の中に一緒に入れられた ガスオイル
網膜部分が くっつくまで押さえつけておく必要がある ためだそうです。
ちょっとやってみたらわかると思いますが、
起きている時も 寝ている時も …、24時間 うつぶせを保つ というのは かなり過酷です!

近ければ お見舞いにも行かれるのに …、 さすがに 愛媛 は 遠すぎる~! 

彼女も 寂 しさを感 じていたのでしょう。
入院前から 歌仲間など何人かに メールを送っていたようで、
それを知った面々は 個々にお見舞いメールを送信!
全員が … とはいいがたいけれど たぶん1~2名は
寂 しさを紛らわせられるよう 今も応援を し続けているものと思います。

                       
だけど、
入院 していると どうしても 普段より人恋 しくなるものです。
昔 私も、忙 しすぎて 肝臓をやられ、数ヶ月入院 したことがありました。 
   持病の胃での通院が長かったため、どんなに症状を話 しても 内診と投薬を繰り返すだけで血液検査を
   してもらえず、 かなり悪化させてしまったことによるものでしたが、病院に通っているからといって安心は
   出来ないの!?と 信頼が揺らぎ、先入観の恐ろしさを知った 本当に大きな出来事で した。


入院当初の私は GOT,GPTの値が異常に高く、
「これでよく働いていたね!」 「本当に危険でしたよ!」 と驚かれたほどでしたが、
余裕なく真面目すぎる入社1年半目!
本当は 起きているのも 口を利くのも辛い状態だったながら、
通院 しているという安心感と信頼心があったので 無理やり頑張っていました。
それがある日 上司と先生が血相を変えて飛んで来て
急に 「今すぐ入院 しろ!」 と言われて 呆然、愕然、パニック状態!
それを 同室となった年配の5人の方々が 優 しくフォロー してくださり …
長期入院になってしまって 家族が来られない日も
同期、上司、会社のみなさん、友人、幼なじみ etc
毎日誰かしらがお見舞いに来てくださり …
病院内で親しくさせていただく方ができ …
そんなおかげで 泣きたいほど寂 しいと感 じることも少なくて済んで、
本当にありがたかったな~と しみじみ感 じることができた入院生活となりました。
  ・食事は病院内では最上級!?                
     肝臓病は 食欲がなくなり 栄養を吸収することも出来なくなるので 点滴を しながら 多すぎると思う
     ほどの摂取 も していかなければならず、その量は同室の糖尿病のおばあちゃんの2~3倍!
     私にとって 食べることは拷問のようでしたが、食べたいのを我慢 している方に分けてあげるという
     わけにもいかず、悪いので隠すように して食べて 完食できずに残 していました。
  ・痒いところに手が届く!
     なぜか私に看護師研修生が付いて、病院にいて不便に思う 洗髪、身体を拭くことなど いろいろ
     やっていただいて しまって、他の方に申し訳ないと思うくらいラッキーで した。
  ・友人の心遣いと 毎日のお見舞いが 力!
     「すっぴんと 寝巻き姿を 見れたんだから、感謝募金 しましょう!」 という内容のコメントが付いた
     貯金箱が場を和ませ、来てくださった方々との円滑な話題材料になり、お見舞いが力になりました。
  ・同室のおばさま達の飾らない優 しさ。
     下町のおばちゃん、上品なおばあちゃん …。 当初 心細く、具合も良くなかった私を力づけ、
     可愛がってくださり、途中からは お見舞いに来てくださった方々の輪に加わることもあったりして、
     「若い人と一緒だと明るくなって良いわね~!」 と 年齢を超えて仲良くなれました。
  先生も、看護婦さんも、周りの病室の方々も みんな良い方で、幸運な病院生活だったと思います。

それでも、 外の世界から離れていると 人恋 しさを募らせてしまう時は あるものです。 

もしあの時 院内生活が暗く、そして 誰も来てくれなかったら …
その寂 しさは 何倍になっていたことでしょう!?
そんな思いもあって、                           
数年前 友人が入院 した時には 毎週 お見舞いに通った時期がありました。

当時は 毎日が 朝から晩まで忙しく、
身体はかなりくたびれていましたが、
「友達がいない!」 という話を聞いて しまったので
何かしてあげなくちゃ という 母性本能のようなものが働いて
よくまあ 遠い距離を毎週毎週 何ヶ月も通ったな~と 自分のことながら感心 しています。
必要なもの、ほしいであろうもの、食べ物、お花 …                      
毎回 買い物を してから行っていたので 1日がかり!
喜びと期待に溢れた顔を見ると 「きついから来週はお休みするね!」 とは とても言えず、
病人に大儀な様子も見せられず、最後まで <元気印> と して通い続けることになりました。

忙 しかった分 少 しはあった収入も 体力さえも、
悲 しいほどに無くなって しまった今となっては とても無理ですが、
自分が昔 入院 して あんなに恵まれた状態にあっても、
<自分だけが取り残されたような感覚> に 陥ることがあったので
そういう寂 しさは少ないほうがいいだろうと、そんな思いが強かったのを覚えています。
   気力というエネルギーは <自分にしか出来ない> とか <してあげたい>、<してあげなきゃ!>
   などという思いから生まれます。 無理を しても してあげたいと思うのは、古い日本人が持っている
   義理人情 のようなものなのかも しれませんが、 今 出来ないな~と思うのは、思い当たるものがない
   からなのか、状況が許さないだけなのか …、 歳のせい なのか!?!


                       
しかし 実際 ここ数年の差は大きい!
もし 今 自分が入院 したら …
果たして 誰か お見舞いに来てくれるのでしょうか!?
何度 来てもらえるでしょうか!?
自分だったら …、何度行けるのでしょうか!?
   普段から 会えばよくお話をする … 例えば 歌仲間であったと しても、
   その場所だけの繋がりなら 行かない人のほうが多いのかも しれません。
   もう少し 親 しい仲だったとしても せいぜい1~2度がいいところではないで しょうか!?
   それ以上のお付き合いは、なかなか出来るものではない気が します。

家族がいれば 来てくれる! 
確かに 他人と身内とでは違うでしょう。
それでも 毎日というのは無理なこともあります。
入院時の状態によっても違ってくることがあるのでしょうし、
子供じゃないんだから 自分から 「来てほしい!」 なんて 言えないでしょう。

入院 した時や ひとりでいて具合が悪くなった時の不安は 案外 遠いことではないかも しれない!
現代は 若くても どんなことが起こるかわからない状況が潜んでいる 危険度の高い時代 だから
なおさら 人ごとではないような気になります。

                        

独り暮らしのお年寄りが 人知れず亡くなっている!
そんなニュースが流れる度に 不安になる!
そんなことを聞く度に 自分に置きかえる!
そういった心配から 熟年の婚活が増えているのかも しれません。
   歳を重ねるごとに、やっぱり 誰かが傍らにいてくれることが安心に繋がるという思いが強くなるので
   しょうね。 何かあった時には せめて、誰かには看取(みと)ってほしいですものね!


人には言わないけれど 心臓が悪い 別の友人も、
男の独り暮らしだから 不安は抱えているものと思われます。
実際、急に検査入院 して 何人かでお見舞いに行ったことがありましたが、
これが長引いた場合、何度も行ってあげる人が何人いるんだろうかと
ちょっと考えさせられてしまったことがありました。
   私より数段 親 しくしているはずの方たちの対応を見ていたら、果たして どうなんだろうかと …!?
案外多いと思われる そんな状況に、どれだけのことが出来るのかは
表面的に その時 楽 しんでいるだけのことなのか、内面まで理解 し合おうとしているかなど
向き合い方や人柄などを含めた普段の対応姿勢。
お付き合いの程度の問題 になってしまうのかも しれませんが、
家族でも 友人でも、
       その ありがたさ寂 しさ気づく ことになるのは 
                          何かが起こった時 なのかも しれませんね!


4月に父が怪我を した時も 家族が入れ替わって病院に付き添い、
母ひとりでは大変なサポートを し合いました。
痛みなどに弱いのは たぶん女性より男性のほうなんじゃないかな~!? とは いつも思うことです。
   <強そうに見える人ほど弱い>! 昔から、そんな方たちの姿を ずいぶん目にしたもので した。
家族がいてくれてよかったと思ったのは 当の父だけでなく、母、妹、孫である娘たち!
付き添いも ひとりでは不安なことがあったりするので お互いに助かりました。
               支えがあること!   支えになれること 
大ごとにはならない程度で 改めて
普段はあまり感 じない ありがたさ を 感 じることが出来たのも いいことで した。

今回 入院 したU女子にも 妹さんがいらっしゃいます。
身体が弱いと聞いているので ちょっと心配ですが、
側にいてくれるだけでも心強い身内。
そんな身内に守られながら、早く元気になってくれることを期待 して、 メールで応援!
歌仲間からの激励も 少 しは役に立ってくれれば嬉 しいと思います。
   本当は 9月には こちらに来られる予定だったのに、どうやら暮れあたりになってしまいそうです!
   皆も期待、本人も楽 しみに していたのに残念ですが、糖尿病は怖い病気ですから 悪いところは治 して
   心置きなく来てほしい!  あとは回復を待つ少 しの我慢と、一生気をつけて付き合うことですね。


               大きな山をひとつクリアした ら  大好きな歌が待っているわよ!
                          私たちも 美声が聴ける日を 楽 しみに しているわ!


      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

暑い夏が続いたから 深まりゆくのが嬉 しい秋!
それよりさらに深まって嬉 しいのは? … ということで
2004(平成16)年11月26日発売、
       加藤登紀子さん の 『絆 ki・zu・na 』
     (作詞 = 加藤登紀子 さん/作曲 = 村上てつや さん、妹尾武 さん)

「命尽きる瞬間に 一筋の光 受けて  生きた時間の全てを 消えゆく心に刻む」
    「あふれる愛に抱かれても たどりつけない 手にした夢の重さだけ 人は愛を刻む」
  「この胸に残された 心の絆 消えない」

   「ひとりで生きていけるさ!」 と思っても、何かの折には 信頼できる人がいてくれたら どんなに
     心強いと感 じることでしょう。 命が尽きる瞬間でなく、もう少し早く そんなことに気づけたら
     何かが変わるかも しれません。 失くしてからでは間に合わないこともあります。 あとで後悔
     しても遅いことがある!  向かっていっても辿り着けないかも しれないけれど、<大事に したい
     ものは守りたい!>、<繋がっていたい!> と思う! <絆> とは、そんなところから生まれ、
     深まってゆくものなのではないで しょうか!?
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
作曲は、
ピアニストで作曲家の妹尾(せのお)さん と
ゴスペラーズ (5人ヴォーカルグループ) のリーダーを務める 村上てつやさん。
2000(平成12)年に 43週にも渡るロングヒットとなり、
ゴスペラーズの代表作品の一つとなった 『永遠に』 も この二人によって作られました。

2005(平成17)年1月2日の日曜日、
テレビ東京開局40周年記念の新春番組として
4部に分けられ、午後2時から一気に10時間放送された 『国盗り物語』。
その主題歌だったのがこの曲でした。

ご自身も 芸能生活40周年を迎えられた 加藤さんは、
男が死の瞬間に何を想うのか!?という <男の生と死> をテーマに詞を書いたそうです。
その瞬間に思いをはせる時、はじめて生きることの真実を思いやることができる!
死と隣り合わせの乱世に生きた男たちへのレクイエム!
ちょっと重いテーマですが、考えさせれられるものがあります。

それぞれに トップリーダーとして 強くて強烈な個性を持っていた
斎藤道三、織田信長、明智光秀 という 3人の武将。
道三 63歳、信長 49歳、光秀 56歳。
激動の中で生涯を生き抜いた彼らにも
<孤独> <愛> <哀しみ>。
人としての生き様も あった!

軟弱で不明瞭!
そんな風に思うことの多い現代人には 強烈で新鮮な印象を与えたことでしょう。
加藤さんの詞からも 強い男の 内面の哀しさを垣間見れる気がしました。

                 弱さを見せ合い、  守る力を感じ合い …、
                             お互いがちゃんと向き合えば 絆も深まる!?






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嬉しさ 連チャン  ― 寄り道 ―

2010-09-05 | 嬉し、恥ずかし、おかしなお話
嬉 しいことが やけに続くことって ありませんか?
   <連チャン> というのは マージャン用語で、今はパチンコなどでも よく使うそうですが、
   どちらもまったくやらない私でも たま~には使うことがあるくらい 一般的 になっているんでしょうか!?


私も、
 <名古屋の君>にお会いすることが出来たり、
 幼なじみ から 一緒にランチを と誘ってもらったり、
 皆さんと フカひれを食べに行ったり、
 初期の頃の歌仲間 と再会することが出来たり、
 久々の歌仲間 にお会い出来たり、
 チケットを取っていただいて 龍雲さんのコンサートに行けたり …
8月末は、嬉 しいことが続いた一週間 となりました。

                        

事前には なかなか予定が決まらず、
わかっても 「たぶん来週あたり」 ということが多い <名古屋の君>。
関東方面に出向く機会が減り、
いら しても 日帰りということも増え、
その日の朝 急に連絡が入る などということも …
今回は 事前に連絡があったものの、予定がずれて1日遅れとなりましたが、
それでも ゆったりと穏やかに過ごす時間は いつもながらに、
優 しい時間 となりました。
                               いつも 穏やかな優しさを ありがとうございます!


「生きてるか~? 車を出すから 一緒にお昼食べるか?」
久しぶりに 幼なじみからランチのお誘いを受けました。
忙しい仕事の合間をぬってのことなので、ほんの1時間。
それでも、気にかけてもらえていることの嬉 しさで
暖かい時間 となりました。
                               いつも 気遣いを ありがとうね!


カラオケのお店で知り合った仲間が、
お店が無くなった後も繋がっていたいと、食事会を計画 したことから出来た集まり。
途中、私は行かれなくなった時期がありましたが、
みなさんが忘れずに毎回声をかけてくださって 復活!
最近 会と して名前が付き(S会)、当番制にもなったようで、
今回は横浜中華街にて フカひれ三昧コース ということになりました。
年配で裕福で恰幅(かっぷく)のいい方が多いからなのか、おおらかで お話も楽 しく、
賑やかな時間 となりました。
                             賑やかな楽 しさを ありがとうございます!


それぞれに都合というものがあるので 毎週というわけにはいきませんが、
親 しくさせていただく方が 少 しづつ増えてゆくと、
久々の顔合わせも また嬉 しいものです。
今回は 遠方から マメなN氏、あんな風に元気で歌っていたいと思う 年配姉妹 とも ご一緒でき、
長々とおしゃべりすることはできないながらも、時間の共有が
和やかな時間 となりました。
                            和やかな雰囲気を ありがとうさん!


永井龍雲さんのコンサート。
マメなN氏から 誕生日プレゼントとして チケットをいただいて、
浅草の木馬亭で 奥様とも ご一緒させていただきました。
龍雲さんの素朴で気さくなお話と 癒される歌声に 2時間は あっという間のようでしたが、
女性客がほとんどだったという以前に比べて 現在は男性客の姿もけっこう多く、
静かに聞き入ったり、一緒に歌ったり、
楽 しい時間 となりました。
   N氏の奥様は、初期の頃の龍雲さんの歌がお好きなようで、今回は少なかったと 少 し不満気でしたが、
   確かに 私も デビュー曲の 『想い』 を筆頭に 古い歌は好きだから 気持ちはわかるような気がしました。
   古い歌といえば 五木ひろしさんに提供した 『暖簾』 は有名ですよね。 ご自分でもよく歌われています。
   『女の酒場』 もいい曲です。 他の方の提供曲にも 新旧含めて 良いものがあります。


                             楽しい トークと 癒しの歌を ありがとうございます!


嬉 しいことが続いた中で、
今回 一番の感動は
ずっとお会いすることができなかった歌仲間と再会出来たことでした。

カラオケのお店に通い始めて まだ6~7年ほどのことではありますが
そんな中でも いろいろあって もうずいぶん長いことお会いできないままになってしまっていた方。
歌いに行き始めた頃に知り合って 癒されて、歌が素敵だということを 改めて教えてくださった方。
恩師のようであり、憧れの先輩のような感覚になれる方であり、
飲んで和んで歌うということの楽 しさを教えてくださった方でもありました。
とてもいい歌を歌ってくださるので、聴いていると 共感 して
その時だけは その歌の世界の中の 同じ住人になれそうな
そんな感覚を持てる方!

また歌が聴きたいな~と ずっと望んでいたのに 実現には至らず、
もう どれくらいお会いしていなかったのでしょうか!?
それが マメなN氏の計らいで 思いがけず 望みが叶い、今回 お会いすることができました。

久々にお会いするということで かなり緊張 してしまいましたが、
角のないまろやかな声質、そして 詩も メロディーも 心地いい歌。
やっぱり 素晴らしくて 聴き惚れてしまいました。
初めて聴く方も 必ず 素晴らしいとおっしゃる!
あの歌声は癖になります。
また 聴きたくなるのは 私だけではないと思う
とても 癒された時間 となりました。
                               昔と変わらぬ 素敵な声で 共感できるいい歌を ありがと~!


これだけ嬉 しいことが続いて しまうと あとが寂 しくなりそうです!
もう少 し ばらけてくれていたら良かったのに …!
つい そんな風に思いたくなる 贅沢な時間 でした。
みなさん 本当にありがとうございました。
   特にN氏とは 3夜連続! 長くお付き合いのある方でも ないパターンで した! お世話になりました。 
   だけど、N氏自体は 昼夜4日連チャンの歌三昧!?  根っからの歌好きとはいえ 凄過ぎる~!
   そんなに楽 しん じゃったら 帰った後は 今回 私が感 じた寂 しさ以上のものを感 じちゃうのでは …!?
   そう思っていたら、次の日も歌いに行ったと聞いて もうびっくり! あんたは偉い!
                                   … と思っていたら、 なんと 体調を崩 したとか!?
   若くないんだから、やっぱり無理は禁物ですね~!  孫孝行もあるんだから、大事に してくださいね!
                      

                        
          昔、大原礼子さんの素敵なコマーシャル、「少し愛して、長~く愛して」 というのがありましたよね。
                          それを真似て …    「時々 誘って! 重ならずに 誘って!」
                                    う~ん … 色気なし!


      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

再会 した歌仲間が歌ってくれた歌 … ということで
2009(平成21)年11月26日発売 アルバム収録曲、
       花岡優平さん の 『寄り道』
              (作詞・作曲 = 花岡優平 さん)

「不幸というのじゃないけれど 幸せというには淋 しすぎる」
    「振り返れば今日までの日々は 臆病すぎたのかも しれない
                          寄り道を してもいいですね 少 し遅くなっても」
  「燃えたぎるような 恋愛を したいというのじゃないけれど
                      せめて側に優 しい人が 笑顔を見せてくれればいい」

   まだまだ 暑い日が続きそうではありますが、 カレンダーは もう 9月。 
     秋が間近まで迫っているのは確かでしょう。
     秋は なぜだか センチメンタルが似合う季節です。
     物憂げな女性はきれいに見える といいますけれど、
     若いとはいえない歳になると、 こんな歌が似合いそうです。
     でも もっと歳を重ねると、寄り道を している時間も なくなっちゃうのかな!?
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
今や 名前を知らない方は少ないのではないかと思うほど有名 になられた 花岡氏。
その名を知らしめたのは 秋元順子さんでした。
彼女のデビュー曲 『マディソン郡の恋』 で 編曲を手がけた花岡氏が
2枚目のシングル 『雨の旅人』 からは作詞作曲も手がけ、
中高年を中心として じわじわと 支持率を伸ばしていって
3枚目の 『愛のままで・・・』 で 信じられないような大ヒットとなりました。
オリコンで1位を取るなど この曲の伸び率は 本当に凄いものがありました。
  [♪ 愛が愛のままで終わるように ♪]
歳を重ねてもトキメキを忘れず、人と比べることもなく、愛する人を大切に生きる。
好きな人がいる方は その人と重ね合わせ、
いない方には そんな風に生きたいと思わせる。
<アラ還の星> といわれ、私生活でも ご主人と仲がいい秋元さんが歌うと
説得力が増し 応援歌にも聞こえます。
花岡氏の 都会的でおしゃれな歌が 秋元さんの声とぴったりマッチした結果なのでしょうね。

『寄り道』 は古い作品ですが、古さを感 じないのが凄いです!
女性の気持ちを歌ったものだから、一般的には女性が歌ったほうが合うのかも しれませんね。

花岡氏は 昔、実弟(茂氏)+1名の3人で <音つばめ> というフォークグループを結成 していました。
活動は、1978(昭和53)年~1986(昭和61)年。
その後 花岡氏は 作詞家・作曲家となり、茂氏は音楽事務所を設立。
作詞作曲編曲者として作品を提供しながら ご自身でも歌い、
昨年3月 兄弟で 「花岡ブラザーズ」 というユニットも結成されています。
                               
昔 フォークを歌われていて 作詞作曲者になられ、ご自身でも歌っていらっしゃる
という点では 龍雲さんも同じですが、
ひとりの歌手によって こんなにも違ってしまうんですね~!
都会的でおしゃれな作品を書かれる花岡氏と <素朴派> の 龍雲さんとでは
作品の感 じも まったく違います。
龍雲さんは生で聞いて より素敵だと思える方だから ジワジワが似合いそう!
それぞれの持ち味は違っても、共に 心に届く作品 を期待 しています。

                     これからも いい歌を  お願いしま~す!




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