リオ五輪。
日本時間では明日の朝が閉会式になりますが、まだ競技は残っています。
これから戦われる方々にも 力を尽くし 正々堂々、 頑張っていただきたい。
買い物に行く途中の 細い車道の脇。
駐車場の垣根の あまり目立たない辺りに
時刻のまったくわからない時計 がありました。
... とはいっても、これは トケイソウ という植物のお話。
このお花に出会ったのは かなり昔で、
初めて目にした時は驚き 興味を持ち、両親にプレゼントしたこともありました。
だから これを見つけた時は 嬉 しかった。
ただ、私が送ったのものは 内側に青い部分があって もう少し華やかだったから
たぶん 種類は違うような気が します。
不思議な形のお花です。
めしべが 秒針付きの時計針なら おしべは 12分計測の文字盤かな?
つぼみは 意外と普通。 葉は 手のひらのようです。
もうすぐ咲きそう! この種は つる性のため きれいに這わせてあるようです。
こんな色は初めて見ました。
葉っぱは こんなに大きくなるのね~!
厚みというべきか 高さというべきなのか、とにかく不思議な形です。
種類の違いか 白よりは かなり 花びらが長い!
トケイソウ という和名の由来は
3つに分裂 した めしべ が 時計の長針、短針、秒針のように見えるから。
上から見ると アズキ色の3本の花柱の先に 将来実になる少し膨れた 子房、
そのすぐ下に 5個の おしべ があります。
英名の パッションフラワー、属名の パッシフローラ は 「キリスト受難の花」 と言う意味だそうで、
想像外の重々しさに 戸惑うようです。
パッと見、花びらは 10枚あるように見えますが、花弁は5枚 で その外側 に 萼片5枚。
よく見ると、萼片のほうには先端 に ヒゲのようなものが付いています。 (写真 : 2枚目、8枚目)
さらに その外側 には 3枚の苞 がある。 (写真 : 4枚目)
花びらの内側のビラビラした花火のようなものは 副花冠。
放射状に 水平に開いて、これも文字盤のように見えなくもないのだけれど、
4層ほどになっているらしく かなり数が多いので 30秒より細かい区分 になりそうね~!
色や長さが違う この 副花冠 が この花の魅力的でもあり、
先端がよじれていたり、色がまだらになっていたりするものもあるそうなので
きっと そんな個性で虫たちを誘い 引き付けているのでしょう。
原産地 は 中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域だそうですが、
観賞用 に広く栽培され、世界中には およそ400種以上が分布 しているとか。
つる性の草木種 は つるが長く伸び、巻きひげを他のものに絡ませながら上に伸びていくので、
壁面緑化などにも利用され、低木種 は 鉢植えなどに適する。
花の大きさや葉の形は種によって様々。 その形態は大きく異なるそうです。
主な開花期は夏。
こんな面白い花が 一日花 なのは 惜 しい気 が します
時間の大切さ を 教えてくれているのかな?
歳を重ねると いろいろ思うところも あるわね~!
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