― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

若い娘が気になる ジジ&ババ  ― Ruby ―

2010-09-18 | 動物・生き物 に関するお話
     2ヶ月くらい前から 我が家の庭で 時々
                  可愛い <三毛チビニャン> の姿を 見かけるようになりました。
                             
初めは どこかで飼っている子なのかと思っていましたが
どうも そうではないらしい!
捨てられてしまったのか!? 流れて来たのか!?
もちろん 親がいる様子も ありません!
                       まったくの <1匹狼> … !?  
       どう見ても女の子なので … <1匹羊ちゃん> かな!??



おとな しくて お嬢さんのようだから  イイトコノコ(良い所の娘)だったのかしら!??
でも、
怖い思いを したら しく 警戒心が強くて 絶対に近寄って来ない!
生きるためには ゴミをあさったりする子もいるというのに                         
この子は 餌をとることが出来なかったらしく、
一時は ガリガリに痩せてしまいました。
   我が家のマーブルじいちゃんは 出会った時 ゴミで食い繋いでいたのが瞬時にわかるほど
   口臭が きつくて、 ちっちゃいのに必死で生きているんだな~って堪らなかった!
   この子だって、もし男の子に産まれていたら もっと積極的だったかも しれないのに …!
   ん !?  もしも男の子だったら … !?  捨てられることがありえない!
   大切にされ、その結果 …、 高額で奪い合うくらいになっていたかも しれない!
   メスは珍 しくもないから いらないんですか!?  命の価値は同 じなはずなのに、自分にとっての
   価値観や損得で捨ててしまう!  人間は なんて 自分本位な生き物 なんでしょう!



                        
現代は <ペットブーム> といわれ、
愛玩用 と して売られる 動物の種類や数が急増 し、飼う人の人数も増え続け、
珍しいものが好まれたり、流行りが生まれたり …
可愛がられて 寿命も どんどんと延びているようです。
   ワンちゃんなどは掛け合わせで 驚くほど 新種が作られているように思われます。
   求める人がいるからでもあるのでしょうが、全部 人間の都合のような気がします。

そんな中で 野良ちゃんの寿命は 飼い猫の半分 あるいは 1/3程度の 5~6年!
家の近くで見かけた野良ちゃんたちも
元気そうに見えたのに 人知れず 逝って しまうのか
いつの間にか 姿を見なくなってしまいます。
   顔を見れただけでも元気をもらえたし 仲良くなった子もいたから、見かけなくなると とても寂 しい!
反面、                                                      
服のように 簡単に捨ててしまう不心得者も 多くなっているといわれます!
その子は この世に その子 しか いない! 代わりはいない大事なもののはずなのに、信じられません!

その時ほしいというだけで安易に買って、厭きたら …、大きくなったら …、ポイですか!?
<生命の重さ> は 教えられないとわからないものなんでしょうか!?
飼ってきた中で生まれたはずの <情> は どこにいっちゃったんですか!?
自分に置き換えてみてください!  悲 し過ぎます!
   猫ちゃんは別ケースのほうが多いと思われますが、ペットが捨てられるのは 夏休み が多いそうです。
   その理由は <旅行に行くから 餌をやれない、管理が出来ない> などということのようです!
   生態系が崩れてしまうほどの 外来種や危険な生物までが捨てられているという話を聞くと、どうにか
   ならないのかと思いますが、その生物だって 本当は被害者でも ある! 自己利益ばかりを考えて
   責任までは考えない 人間のせいです!  飼ったなら、せめて 最後まで可愛がってあげてください!


                              
本当は 飼ってやりたい この子!
でも 産まれてから しばらく経ってしまって 人に慣れない子は かえって可哀相!
我が家のマーブルも  先に逝ってしまったラビも
人と共存 しようとしていた面があったから 連れて来られたけれど、
この子は たぶん無理でしょう!

夜は どう しているんだろう!
ひとりで 寂 しくないの?
雨の降る日は 心細くない?

何かあったら相談 しなさいね … って言っても 言葉を理解できるのかどうかわからないので、
代わりに 玄関に餌を置いてやりました。

          
          早速 相談ごと!?        そんな顔で見つめられたら 弱いな~!

それが最近
遠くから見ている!
外にいることに気づくと 声をかけてくる!
そしてなんと
親指と人差し指で摘んだ餌を 一粒ずつ食べるようになりました~!
   少し 心を許 してくれる部分が出てきたみたい!
   以前 マーブルに していた <一粒ダイエット> 以来のことですが、これってかなり根気がいるんです。


                         
                   「私はダイエット し過ぎ! 太りたいのよ~!」
         本当はスタイルいいのに、なんだかすごく <顔デカ> で <胴長>に見えるね!
犬と違って 猫は 見つめられるのが苦手な子が多い!                          
至近距離で 覗くように見つめると、視線を逸らすか パンチが来ることが多いと思います。
我が家でも 娘が 時々 構って見つめて 顔に猫パンチをくらっています。
私には しないのは たぶん たくさん話かけたりすることで信頼関係が出来ているから … か
若くないから 傷が出来ると治りにくいということを考慮 してくれているためでしょう。
だから この子にも なるべくたくさん話しかけ、視線も合わせるようにして、
根気よく仲良くなろうとしてきました。
                            
                    マーブルはヌクヌク しているというのに、
                         この子は いつも ビクビク! 


初めて食べてくれた時は へっぴり腰のようになっていて、すぐにでも逃げられる体制をつくっていた。
それでも これだけ警戒心の強い子だったから 感動もの!
はじめのうちは 加減がわからないらしく、いっぱい噛み付かれたり 引掻かれたり …!
でも 今では ソフトになり、かなり学んだ様子です。

      
 「ちょうだ~い!」  「あ~ん!」      「パクッ!」        「カプッ!」       「もっと~!」

それでも 警戒心は強いままで、ボディータッチは いまだに NG!
以前、仲良くなり始めた頃に 抱っこを しようとしたら
一瞬にして身体か硬直し、50センチくらい飛び上がって逃げて行き、
その驚き方に こちらも 飛び上がるほど驚いたことがありました。
それからは 時々 ちょこっと耳に触れたりする チョッカイ 程度で、少 し馴れてくれることに期待 しています。
   女同士なのに、 「キャ~ なにするの!」 「やめて~!」  と言われた気分!
   こっちだって 別に 妖しい気持ちはないわよ~! でも 若い娘は そのくらいのほうが安心!


              
 「もっと もっと!」  「早く~!」  「待てない~!」 「おかわり~!」            「食べにくい ョ!」

だけど 牛乳が付いた手はペロペロと丁寧になめる!
そのくせ 餌だけを指先に乗せても食べない!
自分なりの思想があるのか!? 難 しいお年頃なのか!? けっこう複雑な娘です!

                           
                     「これって いくつでも いけちゃうわ!」

さて、この子に声をかける時に なんて呼ぼうかしら!?
今までは 「チビ!」 とか 「ニャン!」 とか 適当に呼んでいましたが
ちょっと仲良くなったから 迷わない名前で ちゃんと呼んであげたい!
愛称 を考えようと思った時に 思いついたのが <ラビとマーブルから 名前をもらおう!> ということでした。
   ラーブル、ビーブル、マビ、ラブ!、ブラ!、ラマ!、ビル! … 知った名前もあるけど それってどうなの!
   いろいろ考えているうちに ひとりでウケている自分がいて 苦笑!

そんな中から 気になったのが <ルビ>。  女の子だし、これに しましょう!
   私がまだ小さかった頃に飼っていた猫の名前が <ルミ>。  その子も三毛のメスで した。
   私の記憶にある時 その子はもう大人で、家族が食事を している時には後ろを向いている
   おとなしい子だったという記憶があります。 ルビちゃんは ルミの再来!?
   3匹に共通する名前なのも 素敵!  振り仮名に使う活字も ルビ!  チビだから ピッタリね!

はじめは
子猫のことを英語(幼児語) で キティー といい、「ニャンコちゃん!」 と呼びかけたりする時に使うようなので
それにしようかと思ったんですが、サンリオのイメージが強い上に、何度も呼ぶには言いにくい!
   勝手に決めちゃったので ちょっと聞いてみたところ …、 「ニャ~ン!」  返事を してくれた~!
   本格的な<ネコ語>の勉強は していないので わからないけれど、気に入ってくれたものと しちゃお~!


                    
                    まだ幼い表情や仕草の時があって 可愛い!

我が家のマーブルじいちゃん!
この子のことは ちょっと気になる!
でも、私が構っているほうが もっと気になる!
<ルビ>ちゃんを構っていると ヤキモチを焼いて 鳴くので
玄関を開けて 側まで来れるようにしてあげるんですが、
ノソノソと出て来るものの こういう時は 私にも くっついて来ない!
家の中でのようなベタベタは 外では見せないようです!
ルビちゃんにも 近づくような近づかないような … 微妙な動き!
やっと挨拶に行ったら 「ニャン!」(いやン!?) といわれてしまって、
「こっちだって いやン だ!」 とばかりに家の中へ …!

                     「こんにちは!」   「また 見てる!」 「気にしないでおこう!」
    
   「ちょっと 気になる!」        「どうも!」     「また来た!」    「気になる~!」

それでも 毎回 出ては来るから 興味がないわけでもないような !??
どちらも喧嘩するでもなく、しつこ過ぎるでもなく、まあいい感 じなのかな と、
今のところは そんな状況が続いています。

                        
       「僕も男!  人前でも猫前でも甘えた姿なんか見せられないよ!  わかるでしょ!?」
             「だけど本当は この <ひとり占め的快適感>が 堪らないんだ!」


ルビちゃんは 気まま!
それでも 最近は 家の横手の辺りにいることが 少し増えたようです。

                          
              「食後には お水をいただきますの。  何かご用で しょうか?」

                               

                          マーブルも じいちゃん!
                         私も 孫がいる ばあちゃん!
            この <若い娘> を 出来る範囲で 見守ってやりたいと思っています。

                         ふたり は 仲良くなれそうかしら?
                                  
         「ちょっと ウザイ けど、ご老体だから しかたないわ!」    「 ちょっと 嫌がってるように見える時があるのがムカつくけど、
                                                                   若いから しかたないか!」


      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

英語で書くと いろんな意味をもつ …
1995(平成 7)年 7月12日発売、
        今井美樹さん の 『Ruby』
         (作詞 = 岩里祐穂 さん/作曲 = 布袋寅泰 さん)

「あなた以外に行く場所はない 涙が頬を伝って落ちる
                        焦がした胸を抱えきれずに 何度も夢を捨てかけたわ」
    「あなたを愛す喜びが 命まで今 満たしてゆく  何処へも逃げないわ 想いを燃やし尽くすまで」
  「逢えない夜は両肩を抱く 心の震えを静めるように
                        あなたの肌の温もりが手に よみがえるから 安らぐから」

   ルビちゃんの感情まではわからないけれど、彼女だって お母さんに もう一度甘えたい、
     抱きしめてもらいたいと思ったことはあったのではないでしょうか。
     寂 しくて震えた夜も、悲 しい朝も、 きっと あったはずです。
     切ないけれど、 それを乗り越えて 今、生きている姿が 愛おしい!
     地に足をつけて しっかり歩いていこうという意志と、その情熱を信じる心が伺えるこの歌の力強さ
     のように、ルビちゃんにも 命尽きる日まで しっかりと生き抜いてほしいと願っています。
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
この曲は NHK 「ポップジャム」 のエンディングテーマに起用されています。

今井美樹さんといえば 『PRIDE』。
この曲が発売された翌年に発売され、
フジテレビ系 「ドク」(安田成美、香取慎吾主演) の 主題歌 にも起用され、
彼女自身の最大ヒット曲 となりました。

ユーミンに憧れて ピアノで弾き語りをやっていたという彼女ですが、
芸能界デビューは 歌ではなく、モデル(20歳)と 女優(21歳)。
23歳の時、映画に出演。
同年、彼女の歌声に惚れ込んだ 「フォーライフ・レコード」(井上陽水さん、吉田拓郎さん、泉谷しげるさん、
小室等さんの4人が 1975年に設立したレコード会社) のプロデューサーの後押 しで 歌手デビュー。
2、3枚目のシングルが 日本レコード大賞において 優秀アルバム賞を受賞。
4枚目が 資生堂 秋のキャンペーンソング になって ブレイク。
この曲は 11枚目のシングルでした。

1996年、ワーナーに移籍。
1999年に 布袋寅泰氏と入籍し、2年後には長女を出産。
2002年には EMIミュージック・ジャパンに移籍。
歌手、女優、声優 として活躍中。
今年は 歌手デビュー25周年にあたり、歌に いっそう力を入れているようです。

『Ruby』 の意味は
宝石(ルビー)、赤ワイン、深紅色、振り仮名用の活字  etc
この曲の場合は やっぱり <宝石> なのかしら!?
情熱とは ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。
激情 熱情 真情 熱血 熱意 至情 パッション。
ならば、 深くて鮮明な想い、 <深紅色> なのかも しれませんね!

            生きることに 一生懸命って いいな!  ちゃんと見ていてあげるからね!





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