― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

酔っ払い注意報 発令  ― 酔って候 ―

2012-06-23 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
  
あまり得意と しない <決断> を しなければいけないことがあったり して
ちょっと気の重いことが続いていた1ヶ月ほど前のこと、
いつものカラオケ店で いつもの仲間と いつものように過ご していたつもりが、
次の日、そこで録音 しておいた自分の歌を聞いて びっくり して しまったことがありました。
   歌の練習などがまったく出来ないので 毎回 ぶっつけ本番!
   忘れていたり ちゃんと覚えていなかったり …
   歌えているつもりでも間違っていたりすることが多いので
   確認のため 一応録音 して聞き返 しを しています。


今までは
  わ~ 下手くそぉ~!  この曲 私には合わないのかしら!?
  何で こんなところで間違ってるんだろう!
  キーは こんなもんかな。  このキーじゃ高すぎね~!  ちょっと低すぎたか しら!
    (そのうち もう一度 リベンジ したいと思う曲、そうでもない曲。 そんな判断対象になります。)
  良かった、 久しぶりなのに ちゃんと歌えてた!
  メロディーは合ってたみたいだから 歌い込めは もうちょっと良くなるかしらね。
    (聞き返 して良かったと思えるものは <お気に入り> として また歌いたくなることが多くなります。)
そんな感想がほとんどでした。
ところが この日は      
  〔 えっ! 酔っ払ってるの!? 〕
聞いた途端、耳を疑うようでした。
それは いつもより 粘っこいような歌いかた!
まるで 録音 した自分の声を初めて聞いた時 のような 衝撃でした。
   こんな歌いかた 初めて聞いたぁ~!
   信じられない~!


     私と <名古屋の君> の 共通の友人に
     酔っ払うと 歌が粘っこくなる方がいらっ しゃいます。
     その方の 独特の粘り節 が 大好きな私は
     会うたび 「Tちゃん、粘っこ~い歌 歌って!」 なんて お願いするんですが、
     まさに そんな感 じ!
        だけど、自分だと ちっとも楽 しくな~い!
その日は確かに 自分でも ちょっと酔ったのかな という感覚はあったんです。 
でも 歌に表れるって どうなの!!!
  〔 私、大丈夫だったのかな!? 〕
心配になって 女同士ということもあり Sさんにメール して聞いてみました。
 「昨日の私、大丈夫だったのかしら!?
  録音 した歌を聞いてみたら ヘロヘロ粘り歌 になってて もうび―――っくり!
  今さら言っても遅いけど、悲惨で 恥ずか しい~!!」 
すると返信は
 「昨日は2曲とも凄く合っている選曲だったわよ。 ヘロヘロな歌いかた なんて云ってるけど
  そんなことはなかった し、楽 しそうで可愛くて パパとニコニコ しながら見てたの。
  だから 心配することなんてないわよ。」 というものでした。
  〔 ん?? ほんと? 〕
それでも心配で 次の週 主さんにも聞いてみました。
 「いや、そんな風には感 じませんで したよ。
  でも ちょっと酔うくらい楽 しめたなら良かった じゃないですか。
  楽 しくやりましょうよ。」
  〔 ほんとですか! それなら大丈夫な範囲だったのかな!? 〕
ところが、                       
少 し気が楽になっていたところへ ほかの歌仲間の二人から
 「先週は凄く良い感 じだったね。
  あれっ ちょっと酔ってるんだ! 酔うことあるんだ! って、それが ちょうど良い感 じでさ。
  それに、酔うと 色気あるよね~! いつもあのくらい 良いん じゃないかな。」
 「先週、なんか可愛かったな~! 良いことか 発散 したいことでもあった?
  あんたは ちょっと酔ったくらいのほうが 可愛くなるし 歌も艶っぽくなって良いんだよな~!
  いつもあのくらいでいるほうが良いよ。 楽 しくやろうよ。」
   え~っ! やっぱり みんなにわかるくらい酔ってたってことよね! 恥ずか し~い!
   色気あるなんて言われたことないのに どういうこと? どんな状態のことを云ってるの!?
   さっきも云われた <可愛い>という言葉だって 仕草なの? 言葉なの?
   この歳で 可愛いって 微妙な気がするんですけど~!
   その時の状況を客観的に見ないと 素直には喜べない気がするのって 素直 じゃない!?

言いかたからすれば 誉めてくれているんだとは思うんですが、
優 しさで 大目に見てくれている ってことだってあるかも しれません。
自分が気づかないでいる時のことは 恐ろしい!
それに、これって ある意味 普段のほうに問題ありなの!? って思えてもくるようで
新たな疑問も生まれてくるような …!
   書いているうちに 思い出 したことがひとつ。
   歌仲間の70代と80代の姉妹。 適度の色気も感 じるし とっても可愛いって思うんですよね~!
   やっぱり、いくつになっても 無いよりはあったほうが良いのね~!
   … ってことは、お世辞でも 喜ぶべきかな!
   だけど、酔っ払いにはなりたくないから その手前で … ってのも どのあたりなのか わからない!?
   生まれた時から無さそうなものを 意識 して付けていくというのだって 大変そう!
   ぎこちない、わざとらしい、探り探り … !? なんだか 微妙!

だけど ともかく
この日は 酔わないよう 気にして過ごしました。
ところがです。                    
この日、ビールが品切れになってしまって 飲みたい人は日本酒に切り替わり、
その上 パチンコで勝ったSi さんがワインを 1杯づつ ご馳走 してくださったりして チャンポンに …
これで 今度は Sさんが酔っ払いに なって しまったんです。

     3月の 女ふたりでの初デート。 (その時の詳細については こちら で ご覧ください。)
     元々は、ノリノリで楽 しみたい彼女と 同 じ匂いのする Qさん。
     3人で飲みに行こうというお話だったんです。
     諦めていない彼女は この日 酔った勢いで Qさんを本気で口説いていたみたい!
      ( … とはいっても 飲んで歌って発散 しよう! と誘っていただけですけどね。 )
     だけどこれが ちょっといきすぎたのか、
     いつもは <聞き上手> な彼女に しては意外なほど話が盛り上がって しまったようで、
     パパさんから 「歌を聞きなさい!」 って注意されちゃってました。
次の週、歌仲間たちは                             
 「いつものメンバーだから 楽 しめて良かったんだけど、先週は 少 し賑やか過ぎたくらいで したね。」
 「ビールが品切れになったせいで 変なテンションになって、
  楽 しかったけど あっちもこっちも ちょっと賑やか過ぎたかもな~!」
 「女性は 酔っ払っても だら しなく見えちゃ駄目だね。
  いつもの人もいるけど、先週は 珍 しい人まで そんな雰囲気があったんだよね~!
  見せられたくない面もあるから そのへんは 少 し気に してほしいなと思っちゃったよ。」
   確かにね~! 私も時々思うことがあるので そのあたりは ごもっとも!  大変よくわかりますです。
   だけど、自分 じゃ気づけなそうだから、ホントに気をつけないとね~!


     良いも悪いも 紙一重!
     仲間同士 気楽に楽 しめるのは良いけれど、
     歌をちゃんと聞くのがルールのお店だから、
     やっぱり その辺は ちゃんとわきまえないといけないな~ と 改めて感 じた出来事でした。

     3週に及んだこのお話。
     3週目は それぞれがそう思ったのか
     いつもの雰囲気に戻って 良い具合に楽 しめた日となりました。

          和気藹々で 楽 しみ過ぎると
             行き過ぎる危険性もある ということだ ワンね!
                                           場所を考えニャぃと いけニャぃわね~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

酔っ払いさんの歌、思いつくのはふたつあるけど、私はやっぱり … ということで
1999(平成11)年 9月18日発売、
     石川さゆり さん の  『酔って候』
           (作詞 = 吉岡 治 さん/作曲 = 杉本眞人 さん)

「笑っちゃいますか 浮気されて 笑っちゃいますか 涙ウルウル
             許 しちゃうのが女だと? 笑っちゃいますネ  トコ兄さん 冷酒(ひや)持ってこい」
   「星の数ほど 男はいても 当り外れが 多すぎる
                   それでも懲りずに アアア チョイト好きになり」
  「からん じゃいますか けじめつけて 捨てっちゃいますか 未練タラタラ
             この指とまれ … 笑っちゃいますネ  トコ姉さん 今宵 したたか 酔って候」

   お酒を飲む時は楽 しい雰囲気で飲みたいものです。
     だけど、ここは歌を聞くお店。 場所を わきまえないといけません。
     <この指とまれ> で まとまって、いつもの仲間と和気藹々!
     主さんの指なら … きっと みんなが とまります。
     ちょっとは懲りて、学んで反省 した上で 楽 しみましょう!
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

石川さゆりさんの歌が好きな私ですから やっぱり こっちを選びたい!
            (さゆりさんの歌の紹介記事は 古い順に、
                 こちらこちらこちらこちらこちらこちらこちらこちら で ご覧ください。)


『酔って候』 は さゆりさんの84曲目のシングルになるようです。

小気味いい曲調と 節回 し、
兄さん、姉さん なんて 粋な言葉遣いが好きで よく聞き 口ずさんでもいたので
ずっと昔から知っているように錯覚 していた気が しますが、
デビューして39年のさゆりさんからすれば 今から13年前は ちょうど 1/3。
あんがい新 しい曲(?)ということになります。

歌詞からすると ヤケ酒!
粋な姉さんが 笑ったり 泣いたり 怒ったり …
ひとり カウンターで 酔っぱらって お店のお兄さんに からんじゃう。
歌だからいいけど、実際だと 始末に負えない かも!
確かに、星の数ほど 男はいても … 自分に とことん合う人というのは … どれだけいることか!?
だけど、相手にだって どう思われているのか、自分はどういう位置にいるのか、 わからない!
重くならずに 良いお付き合いが出来れば、それが 一番!
そして、
どんな時でも 飲み過ぎには 注意が必要で~す!

  この歳で 色気があって可愛いって、
   まだ 女性として見てもらえてるようで ちょっと嬉 しいかも~!
 
                                             だけど、普段は 女 じゃないみた いで、けっこう問題かも~!

その場によって色を変える アジサイのような女 を目指せば いいんじゃニャぃかな~!?


  
今が旬のアジサイさんは 場所に 応じて色を変え、きれいに 咲いています。
<場所に応じる> って 大切だ もんね~!


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電車の扉 と ベビーカーのお母さん  ― 池上線 ―

2012-06-09 | ちょっと考えさせられたお話
 
今回は、
なんだか押せ押せになって しまって、まとまり切れずのまま残されていた
2ヶ月ほど前 JRに乗車中 起きた出来事についてのお話になります。


車内は つり革に少し空きがあるくらいの状況で、
私は入って左側、座席端の手すりの部分につかまっていました。

次の駅でドアが開き、たくさんの人が降り また乗り込んで来て、
最後に2台のベビーカーのお母さん達が乗り込もうとしていました。
   この2人の年齢は同 じくらいで、ベビーカーは2台とも A型仕様 (首の据わっていない赤ちゃん用)。
   私は勝手に 友達同士だと思い込んでいました。

ところが、                     
一方のお母さんがベビーカーの前輪を上げて乗ろうとしたところ、
もう1台のベビーカーが車体で押 し退けるようにして 先に乗り込んで来たんです。
  〔 あれっ、友達 じゃなかったんだ!  こんなところにも弱肉強食の世界があるなんて 驚き! 〕
  〔 それに したって ベビーカーを使うなんて ちょっと酷くない!? 〕
  〔 そんなこと しなくても 充分乗れるのに、凄い人ね~! 〕
  〔 子育て中のお母さんは、まず 自分が優 しく穏やかでなくちゃいけないと思うんだけど …! 〕
少々嫌なものを見てしまったことで湧き上がって来る いろいろな思い!  その一方で、
  〔 こんな感 じの人って どこにでもいるものなのね~! 〕 と 引いた目で見てしまう部分もある。
それでも この時は まだ、よくある<勝ち気な人> くらいに しか思っていませんでした。
しかしながら、先に乗り込んだ このお母さん。                  
明らかに後から乗る もうひとりの存在を知っているにもかかわらず
奥に詰めてあげようともせず 中央付近で平然と しているんです!
彼女の背後には もう一台のベビーカーとお母さんが乗れるだけの空きはありませんでした。
  〔 えっ! 何、この人! まったく自分のこと しか考えないの!? 〕
普通なら 後から乗る人を気遣って 後ろを振り返り スペースがあるかどうかの確認をするでしょう。
それなのに、彼女には まったく そんな気配もない!
この時、後になってしまったお母さんは
乗れるかしら? と不安になり、かなり焦ったのではないかと思われます。
躊躇(ちゅうちょ) しながらも しかたなくベビーカーを乗せて来ました。
と同時に、ドアが閉まりだし …
慌てたお母さんは 無理な体制で乗り込もうとしました。
けれど スペースがありません。
けっきょく 入りきれずに両肩から腕にかけての辺りを挟まれてしまうことになりました。

   電車のドアの圧力は かなりなものです。
   以前 私も、ゆっくりと乗り込んで入り口にガンと して居座った方の後ろに付いてしまって、
   今回と同 じように 肩から腕の辺りを挟まれてしまったことがありましたが、
   当たった部分の痛みと同時に 上半身に伝わった衝撃は大きかった!

   だけど、こんな時は ショックと恥ずか しさが入り混 じって 余裕のない状態。
   誰か 親 しい人と一緒でもない限りは 平気そうに振舞ってしまうのが心理のような気が します。
   このお母さんも きっとそんなだったんだろうな~と思ったら、
   後になってから気づく、打ち身やあざが心配になりました。

                              
話が前後 してしまいますが、
ドアが閉まり始めた瞬間、
思わず <わ~!> と声が漏れて、私の体と手は ドアに向かっていました。
両脇にいらしたふたりの男性も、びっくりして咄嗟(とっさ)にドアを開けようとしてくださいました。

   誰でも周知のように …
   故障でもない限り、電車のドアは 障害物があれば 開くしくみになっています。
   だから …
   何も しなくても、よほどのことがない限り 大事に至ることは ないと思われます。
   それでも …
   瞬時に起こったことの驚きや動きは そんなことを判断できるレベルにはないようです。
   … にもかかわらず、
   けっきょく、誰も このお母さんが挟まれるのを回避 してあげることは出来ませんでした。

        電車のドアは 障害物に当たれば 必ず開くもの!
             ですよね。  でも … ?
        テレビの衝撃映像を見たりすると
        〔 いつでも <想定外>のことが起こる可能性はあるんだな! 〕 と思ってしまうんです。
        だから 今回も 〔 大事には至らなくて良かった~! 〕 と思うばかり!

        だけど 後から考えてみれば、
        〔 その時の私の格好は笑えたものだったのかも しれないな~! 〕 と、
        そちらのほうが気になるところ!
        そんな中、ちょっとだけ嬉 しかったのは、
        <亀 >の私に 驚くほどの<瞬発力>があった ということで した。


結果的には、
私たち(私だけかな!)が発 した声や 3人が起こしたリアクション。
そして 閉まりかけたドアが 何かにぶつかって開いたことなどで
新たに気づいた方たちにも波紋が広がって、さらに広いスペースが空き、
ベビーカーとお母さんは余裕で乗り込むことが出来ました。
   初めから 余裕で乗れるはずだったのに …


こんな 一瞬の出来事から この時 思ったことがありました。

都会では 人のことなんか 気に しちゃいないことが多い!
今回のこの事柄も、視界に入った人は何人もいたはずなんです。
閉まる瞬間 気づいた人たちは その時 どう感 じていたのでしょう!?
  動いたところで どうせ間に合わない。
  障害物があるんだから どうせ開くに決まっている。
  ハッと思ったのは頭だけで、手も足も動かなかった。
  都会人の無関心さ。
そんなところなのでしょうか!?

   <冷静> という言葉を使えば、それは良いことのようにも思えます。
   だけど、咄嗟に動いた(動けた?)のが 3人だけというのは ちょっと寂 しい気がしました。
      ほとんど役には立たなかった私でも 身体は反応 していましたから …。
   みんなが急ぎ足!  そんな世の中においては、
   駆け込み乗車で挟まれる人を見かける機会も多く、
   慣れっこになって しまっているのかも しれません。
   でも せめて 赤ちゃんや子供、お年寄りに対 してくらいは
   もう少 し反応 し、動いてほしかったな~!
   ただ そんな思いが残りました。

そして 何より気になったのが、 先に乗り込んだお母さん。
  もうひとりのお母さんに 何か腹でも立てていて、わざと意地悪を したのでしょうか!?
  行動がドン臭く見えてイライラ したから 先に乗ろうとしたのでしょうか!?
人を押し退ける って あんまり良い行為ではありません。
だけど、
その後の行動に もう少し気遣いが感 じられたら、見過ごすことは出来たと思うんです。

   少 し混んでいたとしても
   「すみません!」 といって 詰めてもらうことは出来たはずです。
     そんなにスペースが無かったなんて 知らなかった!?
     空けたつもりだった!?
   そう思っていたとしても、確認はするべきでした。

   彼女は きっと 普段から 細かい心遣いはしない人なのかな~ という印象を受けました。
   そう思った理由は、乗ってから一度も、自分の子供の様子さえ気にすることがなかったからです。
   たとえ ぐっすり寝ていたとしても、母親の目で 優 しく見守っていてやること。
   こういうことって大事だと思うんです。
   <目を掛ける> という言葉がありますが、これは何も <ひいきにする> という意味ばかりではなく、
   <注意 して見てやる> ということでもあります。
   <手を掛ける> という言葉には <手間をかける> という意味のほかに、
   <自らの手で行う> という意味があります。
   子供への心配り人への気遣い
   もう少 し成長 して 良いお母さんになってください。



近年、ベビーカーを活用 し、交通機関を利用 して あちこち出かける人が多くなりました。
お年よりも増えたので エレベーターも普及 してきました。
だけど、その分 マナーの悪さを目にする機会も増えています。

先日は ベビーカーを武器のように使うお母さんを見かけました。
  混雑する駅の改札付近。
  人同士がぶつかった勢いで ベビーカーに接触 しまった方がいらっしゃいました。
  そんなに激 しくぶつかったわけではないし、軽く謝ってもいらしたのに、
  ぶつけられてイラッとしたらしきお母さんは 相手の方の後姿を 凄い形相で睨みつけ、
  追いかけて行って わざとぶつかり、ベビーカーの車輪で よろめかせていました。
     相手が故意にしたことでもないのに、やられたら やり返さずには済まないって かなり怖いです。
     たとえ子育てで疲れてイライラ していたとしたって、性格 悪すぎませんか!?
     ベビーカーって、当たると痛い し、当たり所が悪ければ怪我を します。
     それに、そんな時 ベビーカーの中で必要以上に揺られるのは 大事なはずの赤ちゃんなのに …!
     そういう時は 我が子のことなんか 一切 頭にないのでしょうね~!
     一瞬の嫌な思いが我慢できなくて、日々の子育ての我慢が出来るのかしら!? と思う私!
     穏やかに、穏やかに、優 しく、優 しく …
     いろいろあっても出来るだけ、そんな子育てを心がけてほしいものだと思うんですが …!


     余談ですが、
     昔、友人が 女の子にぶつかられた時に 同 じような行動をとっていたのを思い出 します。
     40も半ば過ぎのおじさんが熱くなり、その子を追いかけて仕返 し!
     同格の男性同士でも恥ずかしいと思うのに、女性、しかも若い女の子を同等に見て張り合う
     なんて、男性としては貧困! 人間的にもマイナスで しかないで しょう!
     小さい男だな~と思われるカッコ悪さに気づかない って …
     かなりカッコ悪いと思うんですけどね。
     よく見ると 見えて来る人間性!  人は上辺だけではわからないものね~!
     こんなことがあると よりじっくりと <人>を見るようになります。
     人は悪いところばかりではない!
     それでも 自分にとっては嫌だなと感 じる部分は 大きいもの。
     そんなところが増えるほどに お付き合いは遠退いてしまうことになります。




こんな小さな場所で遭遇 した ちょっとした出来事。
小さな争いごとなら 争って勝とうとするより 一歩引いたほうが大人です。
譲り合ったり、協力 したり しながら 人は生きてゆく。
それを子ども達に教えるのは大人の役目です。
中でも お母さんは 一番身近な 人生の先生!
良い子に育ってほしいと思うなら 自分がお手本を見せるべきでしょう。
そんな心持ちで 子育てを してゆけば、子供たちもきっと良い子に育つんじゃないの!?


ついでに、
電車の幅って 2m80cmくらいのようなんです。(差はあると思いますが …)
A型使用のベビーカーとお母さんが 入り口から 直進 して入ったら、
たぶん 直列 2台 プラス 少々の余裕 くらいのものでしょう!
ベビーカーの幅は 約 50cmくらいと思われます。

ベビーカーを乗せる際、
お母さん方は
  人にぶつけないよう、
  車輪で人の足を轢いて しまわないよう、
気をつけなければいけません。
安全第一を考えながら、
自分は 意外に場所をとっているんだなという意識も持っていなくてはいけません。
そんな思いに 私達も少しお手伝いが出来たらいいなと思うんです。
それには、
  普段から ベビーカーや車椅子を気にするよう心がけること。
  今回のような場合には 率先 して 場所を空けてあげること。
  居やすい場所を提供 してあげること など
乗りやすい状況をつくってあげることも大切なのではないかと思います。

公共の場では 譲り合いと協力の精神で
みんなが心地よい揺れを体感できれば いいんじゃない!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

電車のドアのそばで起こった出来事 … ということで
1976(昭和51)年 4月25日発売、
    西島三重子 さん の  『池上線』
         (作詞 = 佐藤順英 さん/作曲 = 西島三重子 さん)

「古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた」
   「いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに 聞いたのに
                  じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ」
  「池上線が 走る町に あなたは 二度と来ないのね
                     池上線に 揺られながら 今日も帰る 私なの」

   狭い箱の中で出会った人は、もう二度と会うことのない人かも しれません。
     だけど、譲り合う気持ちや気遣いは持ちながら、そこには乗り合わせていたい。
     何気ない日常の中で、いつの間にか 自分 しかみていない なんてことのないように …
     再認識の気持ちを込めて!
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
西島三重子さんといえば 『池上線』。
『池上線』 といえば 西島三重子さん。
キャンペーンの成果なのか、カラオケが流行ったからなのか!?
今でも耳にするほどのロングヒットとなった この曲ですが、
じわじわと売れていったため 当の本人はヒット したという実感が湧かないといいます。

私にしても、この曲と出会った時期がいつ頃だったのか はっきりとはせず、
歌以外では 彼女のことをほとんど知らないといった状況です。

今回 調べてわかったのは、
「カウンセラーズ」 というプロ指向のアマチュア作詞・作曲家グループのヴォーカルとして
渋谷西武チャオパルコの サウンド・フェスティバル に出場 し、グランプリを受賞。
ワーナー・パイオニアのディレクターに認められ、1975(S.50)年9月に 25歳でデビュー。
デビュー曲は オーディションでも歌った彼女のオリジナル 『のんだくれ』 で、
アルバムと同時発売されたこの曲は 翌年に発売された 『池上線』 と共に
このアルバムからのシングルカット。
当初は デビュー曲をどちらにするかで迷ったそうですが、
1曲目はさほど売れず、2曲目が 彼女の代表曲となりました。

でも彼女、当初は作曲家になりたかったようで、
作った曲のほとんどは 他の歌手を想定 してのもの。
この 『池上線』 は、野口五郎さんをイメージして作られた曲だったようでした。
   前年に作られた 『私鉄沿線』 を意識 していたのかなとも思い当たり、
   五郎さんの歌声が聞こえてきそうな気さえ してくるようですが、
   この歌をカバーされる方が多い中で、五郎さんのカバーバージョンはないようなのが
   ちょっと不思議!
    アルバム : 高山厳さん・狩人・森昌子さん・マルシアさん・水森かおりさん・チェウニさん・Zannさん。
    シングル : 高山厳さん・祝友子。

   西島さんご自身も これまでに10回ほど吹き込まれていらっしゃるそうです。
そんなわけで、他の歌手への提供曲も多々。
   一番最初の提供曲は、五木ひろしさんの『途中駅』、
   木の実ナナさんの 『うぬぼれワルツ』も 知られています。
   
ただ 彼女なりのこだわりから、自分で書いた詩に曲はつけないといいます。
 (理由は 詩が壊れるから だそうです。)
まず 曲を作り、作詞家との相談で歌が出来上がってゆく。
そんな手法が多いようです。

また、絵本(童話)、エッセイ、短編小説、イラスト といった執筆活動もされていると知って びっくり!
もっとも、絵が好きで 和光大学芸術学科に入学(中退)した時期があったようですから、
彼女にとっては 好きなことが出来ているということなのでしょうね。


東急の池上線 と この歌をご存知の方は きっと、歌詞に出て来る駅がどこなのか
一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

      角のフルーツショップだけが 灯りともす夜更けに
      商店街を通り抜け 踏切渡った時だわね
          夜更けまで開いている 角のフルーツショップ と 商店街を通り抜けると 踏切がある駅。

私も気になって、いろんな方に聞いてみるんですが ずっとわからず仕舞い!
いい加減なことは書けないし、今回は疑問が残るままの投稿になりそうだなと思っていました。
そんな時 ふと思い出 したのが 私の尊敬する歌の師匠(!?)のこと。
もしかして … ! ??  そんな思いで紐解いたら
 さすがです。 わかっちゃいましたぁ~!
蒲田駅から 二つ目。 池上本門寺のある 池上駅 だそうです。
この歌は 作詞家の佐藤順英さんご自身の想い出を綴ったものだったということもわかりました。
 もやもや解決。 やっぱり 尊敬 します。 Tさん、ありがとうございました。

   池上線は
   東京都品川区の五反田駅と大田区の蒲田駅とを結ぶ 東京急行電鉄(東急)が運営する鉄道路線。
   池上本門寺参詣客の輸送を目的に開業されたもので、
   起終点駅を含む15の駅を 3両編成の電車が 22~23分で行き来 しています。
   料金は 120円、150円、190円 の 3段階。

   この曲が全国に広まった頃、
   歌詞に池上線の車両の古さや状態の悪さを思わせる箇所があるということから、
   東急がそれらを否定するコメントを出す事態となったことがあったようです。

      古い電車のドアのそば
      すきま風に震えて
         私は 旧車両を含めたローカル的なところが好きだったんですけどねぇ~!
         ちなみに、この頃走っていたのは デハ3450形 という形式で、
         デハ3500形、デハ3650形 と共に グループ総称を 東急3000系電車 (初代) というそうです。
          なお、DAMには 背景映像に末期の3000系電車が映ったバージョンがあるようです。
                       デハ3650形

   2007(H.19)年には <池上線開通80周年>企画の一環 として
   <池上線の名前を全国に広めた> ということで、特別列車 「名曲池上線号」 が運転され、
   西島さんも乗車 してイベントが行われたようです。


古賀メロディーにひかれ、自分は日本人だと感 じるようになったことで、
何年経っても歌い継がれてゆくような歌を残すことが これからの夢だとおっしゃる西島さん。
2010(H.22)年にはデビュー35周年を迎え、
現在も、コンサートやライブ活動を精力的に行っていらっしゃるようです。

たわいないことですが、ず~っと気になっていたことの解決が凄く嬉 しかった今回。

昔とは変わっているので しょうが、池上駅を通る時は フルーツショップを探 して しまいそうです。



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