― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

ひっそり過ぎて気づかなかった野菊

2017-11-20 | 植物 に関するお話

予想外に難航している 次に出そうと思っていた記事。
まだまだ時間がかかってしまいそうなので
もう焦らないことにして出せる時に出すことにしました。
まぁ ちょっとは予想できたような気もするので
私の中では 想定内 かもね~!





このところ忙しくて ゆっくりお花を観賞することも忘れていました。
この子たちは すぐ目の前で咲いてくれていたのに ・・・!
秋の代表 とも云える 。                                     
すぐに思いつくのは お花屋さんで見かける 大輪のものになるのでしょうが、
私が 昔から好きだったのは 野菊 でした。
     当時 可憐さ繊細さ がわかったかどうかは不明ですが、 
     幼き目にも 微風に揺れるその姿は 可愛く見えた。
      「華やかさだけがいいというわけではないんだよ!」 と教えられたような ・・・
     そんな思いが強いお花です。
     ともすれば目立たな過ぎて 見過ごしてしまうほど 周りに溶け込み 紛れてしまう その姿。
     野に自生するのが本来の姿であるため 〔 そんなンで生き残っていけるの? 〕 と
     種の存続を心配 してしまいたくなるほど 控えめで 可憐なあたりが
     私の心にス~ッと浸透 していった要因だったのでしょうか!?
     とにかく 勝手に共感 してしまいたくなるようなお花さんです。



今から3年前、歌仲間たちと行った2回目の鎌倉散策。
その時 鎌倉八幡宮の境内で開催されていた 菊花展 で見つけたのが この 野菊 でした。
結果、迷いつつも購入することになりました。
              (鎌倉散策の詳細は こちら、 1回目の散策については こちら で ご覧ください。)

     出展された大輪の菊たちを観賞しながら隅まで行くと 野草販売コーナーがありました。
     その店頭に、ミニポットに入れられた たった1輪咲いた 10cm丈ほどの 野菊 が 5つ。
     咲いて久しそうに見える姿から、レジ前に置いて 早く売ってしまいたい雰囲気を感 じました。
     昔は あちこちで見かけたのに、野原も減ってしまった今では 目にする機会も激減!
     なので この時は 「わ~ 野菊 だ!」 と ちょっと感動 してしまいました。
       〔 家のお庭に咲いてたらいいのになぁ! 〕
     そんな思いはずっと持っていた私。
     まだ散策途中だったので 傷つけてしまわないかと心配 はしましたが
     巡り合いに感謝 して 迷いつつも購入。
     やはり 折れないよう持ち歩くのは けっこう大変だったなと思い出が蘇えります。
     そういえばこの時、友人も2つ欲しいと言いだして、2鉢のつもりを3つに変更したんでした。
     めでたく完売で みんなが幸せになったのならよかったけど ・・・ネ!


散々歩いて疲れた私。
だけど 連れ回され 揺られてお疲れだったであろう 野菊さんたちは ちょっとした災難!
帰ってすぐにプランターに植えなおし、後日 栄養剤も与え 大事にはしたつもりでしたが
咲いてからどれだけ経っていたのか、お花は3週間ほどで終わってしまいました。

それでも 多年草 だから 次の年を楽しみに、
プランターには 札を差しっぱなしにしておきました。
けれど、次の年も その次の年も、抜いても抜いても 違う植物が わんさと生えてきて、
野菊 さんの姿は見えないまま 秋は過ぎていってしまいました。

だから もう生えてこないものと思っていたんです。
ところが今年、いつの間にか ひっそりと可憐なお花は咲いていました。









     控えめなこの子たちは 何も告げず 黙 したまま 可憐な花を咲かせてくれていたんです。
     姫うつぎ の緑と同化 してしまうくらい繊細なお花さんたちは 無言ながらも
     もしかしたら 「お願い、気づいて!」 って願っていたのかもしれない!
     そうと思ったら 申し訳ない気持ちになります。
     忙しかったとはいえ 大好きだと云っておきながらの 放ったらかしは 怠慢!
     いつから咲いていたのか と考えると 気づかなかった時間が勿体なくてしかたありません。
       〔 ごめんね~! 〕
     一番の盛りを過ぎて ちょっと散りかけたり枯れかけたりしているものもあるけれど
       〔 それでもまだ 気づいてあげられてよかった~! 〕
       〔 来年は もっと注意するからね! 〕
     私も無言で語りかけました。



お花の少ない庭を彩ってくれてありがとう 野菊 さん!
                                
気づかなくてごめんね~!   でも気づけてよかったニャン!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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車イスにもマナーは必要

2017-11-09 | ちょこっと話

次の記事がなかなかまとまらず 難航中のため、
〔 すぐに載せるのも悪いかしら!? 〕
〔 でも これって良くないよね! 〕
という思いもあって温めていた事柄を
先に載せることにしました。




それは 先日 駅で目撃 した 二度見 三度見 してしまった出来事 でした。

いつも利用する駅から電車に乗り込んだ時、
車内に立っている方はほとんどなく、けれど 席は埋まっているという状況。
ふたつ先で降りる私は 入り口付近に留まりました。

通常のことなので 気を張ることもなく ボーっと外を見ていたら、
それは突然 否応なしに視野の中に飛び込んできました。

扉が閉まりかけた時 電車のほうに向かうように走って来て
扉が閉まり ゆっくり動き出した時 左にカーブしていった
一見 子ども用の自転車のような乗り物
     一瞬そう思った その乗り物は、             
     小さい子が乗る "三輪車" を 大きくしたような形 をしていました。


運転 していたのは女性。
年配ではない方でした。
そしてその乗り物は そのまま
少なくとも ホームではありえないと思えるスピードで
電車の進行とは逆方向に走り去って行きました。

思わず 「えっ!」 と声が漏れました。
お隣りに立っていらした男性も 同じように驚いて、
同じように 目でずっと後を追っていらっしゃいましたので
私の見まちがいではありません。

     ・・・ というより、
     あの物体と あの速度と あの運転のしかたを見たら 釘づけにもなります。


  〔 あれって 車イス
  〔 あんな 車イス あるの
驚きしかありませんでした。

     その物体 には ハンドル があり、
     その女性は 普通の道をカーブするように ハンドルを操作 して、
     だけど 明らかに ゆっくりと 慎重に とはいえない速度で、
     体を右に傾けるようにして左にカーブを切り、走り去って行ったんです。



その乗り物に対する驚き と共に その操作に 眉をひそめた私。
  〔 少なくとも この電車に乗り込めたはずはないわよね!? 〕
  〔 あのスピードで乗り込んで来られても対応できないし 怖いけど・・・! 〕
  〔 だったら 何故 あんなに急ぐ必要があったんだろう? 〕
  〔 ここはホームでしょ! あんな荒い運転はありえない! 〕
  〔 しかも 普通に歩いてたって気をつける 階段横の 一番細くなっている所を、
    誰がいるかも見えにくい状況で あんなスピードでカーブして行くなんて、
    人にぶつかる可能性については考えなかったのかしら!? 〕

     見た目は、普通の車イスよりは ちょっと細身なのかな という気も しましたが、
     それを考慮 したところで 人よりは頑丈で硬いはず!
     それに、駅など公共の場所で車イスを使用する場合などは 特に 人と接触 しないよう
     配慮 しながら 低速運転 しなければならないというのは当たり前のお話です。
     駅員さんは見ていなかったのかもしれませんが、見つかれば 厳重注意は免れない!
     ぶつかったり引っ掛けたりして コンクリートに転倒させて 頭でも打ったら、
     あるいは 線路に転落させたり 自分が落ちたりしたら、大事故に繋がりかねません。
     そこまではいかなくたって あの勢いで来られたら 絶対に退くか避けるしかないでしょう。
     迅速には動けない高齢者などは 慌てて転ぶ可能性だって大いに考えられます。
     機械を武器か防具のようにして 無防備な人を困惑させるのは 危険を伴うマナー違反。
     あれは絶対にしてはいけない行為だと思います。


車イスの方を優先してあげたいとか 道を譲ってあげようとか、
そういった気遣いは こちら側 には必要です。
公共の場も だいぶ改善されるようになってきているので
外に出やすくなってきているというのも とてもいいことだと思います。
ですが 以前にも書いたことがあるように、
車イスを使われている方も 優遇されて当たり前だと思ってほしくはない というのも事実です。
          (以前の記事 については もう少し優しさを … [バス編] の 3番目 で ご覧ください。)

     こんなことを思ってしまうのも ほんの一部のマナーの悪い方の影響。
     もちろんこちら側にもそういった問題はあると思われます。
     お互いに、気遣いや思いやりの気持ちを持てる 心の豊かさを常備 していたいものです。


この時の女性だって いつも無謀運転を しているとは思いませんし、
もしかしたら アクセルとブレーキの "押し間違い" なんてことも考えられなくはないのかも??
それでも 普通の車イスより 運転が しやすそうな この 三輪車のような車イス
だからこそ余計に 運転 には注意し、ホームなど 多くの方が利用する場所などでは
注意喚起をお願いしたいと思います。

     ちなみに この乗り物、アクセル (手で握る) を離せば 自動的にブレーキがかかる
     仕組みになっているようで、車の "踏み間違い" のようなことは起こらないらしい
     ことをあとになって知りました。  〔 だったら何故あんな行動になったんだろう!? 〕
     残念ながら 疑問解消には至りませんでした。



あとで調べたら 確かに こういう車イスが販売されている ということがわかりました。

     これは ハンドル型三輪電動車イス というもの。
     しかし、従来の 車イス と考えると もうちょっと範囲が広いような気もしてくるんです。
     それもそのはず、この商品は シニアカー と呼ばれ、一般の高齢者向けに販売
     されている物のようで、三輪自転車の軽快さ電動車イスの機能 を ひとつにした
     新しい電動車イス という ふれ込みで、コンパクトな自転車のように 毎日気軽に乗れて、
     買い物や外出を楽しめるというのが売りの商品 のようなんです。
      〔 車イスより 一般人向けの物!? 〕
      〔 確かに 行動範囲は広がりそうだから 良いような気もするけれど、
       これに乗ったほうが楽だからなんて 近辺に買い物に行くくらいの感覚で
       こんなのが 普通に駅などで使われるようになったら どうなるのかしらね!? 〕
      〔 でも 楽に連れて歩ける ってことで ベ ビーカー も 増えていったわけだから
        これだけが悪いとも言い切れないところはあるのかしら!? 〕
     ただ、三輪車で電車に乗り込む子供は見かけないわけだし、
     これが手軽に乗れて便利だからといって 規制がまったくない となったら
     それも考えもののような気はします。
     しかも なんと この シニアカー四輪 の物 のほうが多種 販売されているみたいなんです。
     どう見ても 四輪 のほうが 大きくて ゴツそうなんですけど ・・・!
     いずれにしても、無謀運転などが横行し、ホームに交通整理が必要になるなんて
     ことがないようにはしてほしいものだと思います。
     ちなみに、JRでは、真に ハンドル形電動車イス の利用が必要な方には
     証明書等の提示が必須とのことになっているようです。


ちょっとびっくり して 疑問も湧いてしまった出来事でしたが、一番は マナーの問題
ホームなど 危険が伴う場所では 人に対する配慮を怠らないよう願いたいものです。

少なくとも、

人に迷惑をかけないよう、自重 してお乗りください!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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