まだまだ時間がかかってしまいそうなので
もう焦らないことにして出せる時に出すことにしました。
まぁ ちょっとは予想できたような気もするので
私の中では 想定内 かもね~!
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このところ忙しくて ゆっくりお花を観賞することも忘れていました。
この子たちは すぐ目の前で咲いてくれていたのに ・・・!
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すぐに思いつくのは お花屋さんで見かける 大輪のものになるのでしょうが、
私が 昔から好きだったのは 野菊 でした。
当時 可憐さ や 繊細さ がわかったかどうかは不明ですが、
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幼き目にも 微風に揺れるその姿は 可愛く見えた。
「華やかさだけがいいというわけではないんだよ!」 と教えられたような ・・・
そんな思いが強いお花です。
ともすれば目立たな過ぎて 見過ごしてしまうほど 周りに溶け込み 紛れてしまう その姿。
野に自生するのが本来の姿であるため 〔 そんなンで生き残っていけるの? 〕 と
種の存続を心配 してしまいたくなるほど 控えめで 可憐なあたりが
私の心にス~ッと浸透 していった要因だったのでしょうか!?
とにかく 勝手に共感 してしまいたくなるようなお花さんです。
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今から3年前、歌仲間たちと行った2回目の鎌倉散策。
その時 鎌倉八幡宮の境内で開催されていた 菊花展 で見つけたのが この 野菊 でした。
結果、迷いつつも購入することになりました。
(鎌倉散策の詳細は こちら、 1回目の散策については こちら で ご覧ください。)
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出展された大輪の菊たちを観賞しながら隅まで行くと 野草販売コーナーがありました。
その店頭に、ミニポットに入れられた たった1輪咲いた 10cm丈ほどの 野菊 が 5つ。
咲いて久しそうに見える姿から、レジ前に置いて 早く売ってしまいたい雰囲気を感 じました。
昔は あちこちで見かけたのに、野原も減ってしまった今では 目にする機会も激減!
なので この時は 「わ~ 野菊 だ!」 と ちょっと感動 してしまいました。
〔 家のお庭に咲いてたらいいのになぁ! 〕
そんな思いはずっと持っていた私。
まだ散策途中だったので 傷つけてしまわないかと心配 はしましたが
巡り合いに感謝 して 迷いつつも購入。
やはり 折れないよう持ち歩くのは けっこう大変だったなと思い出が蘇えります。
そういえばこの時、友人も2つ欲しいと言いだして、2鉢のつもりを3つに変更したんでした。
めでたく完売で みんなが幸せになったのならよかったけど ・・・ネ!
散々歩いて疲れた私。
だけど 連れ回され 揺られてお疲れだったであろう 野菊さんたちは ちょっとした災難!
帰ってすぐにプランターに植えなおし、後日 栄養剤も与え 大事にはしたつもりでしたが
咲いてからどれだけ経っていたのか、お花は3週間ほどで終わってしまいました。
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それでも 多年草 だから 次の年を楽しみに、
プランターには 札を差しっぱなしにしておきました。
けれど、次の年も その次の年も、抜いても抜いても 違う植物が わんさと生えてきて、
野菊 さんの姿は見えないまま 秋は過ぎていってしまいました。
だから もう生えてこないものと思っていたんです。
ところが今年、いつの間にか ひっそりと可憐なお花は咲いていました。
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控えめなこの子たちは 何も告げず 黙 したまま 可憐な花を咲かせてくれていたんです。
姫うつぎ の緑と同化 してしまうくらい繊細なお花さんたちは 無言ながらも
もしかしたら 「お願い、気づいて!」 って願っていたのかもしれない!
そうと思ったら 申し訳ない気持ちになります。
忙しかったとはいえ 大好きだと云っておきながらの 放ったらかしは 怠慢!
いつから咲いていたのか と考えると 気づかなかった時間が勿体なくてしかたありません。
〔 ごめんね~! 〕
一番の盛りを過ぎて ちょっと散りかけたり枯れかけたりしているものもあるけれど
〔 それでもまだ 気づいてあげられてよかった~! 〕
〔 来年は もっと注意するからね! 〕
私も無言で語りかけました。
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