― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

相手の立場 と 自分の責任  ― 今度逢ったらふってやる! ―

2008-06-26 | 想い・思い・体験 話
    なんだか忙しくて 時に流され、やっと岸に辿り着いたけど …
               バテた~という感じ

             ゆっくり行きます。

今度 … 
     いつか …
 

これは 社交辞令 であることも 多い。

会話の流れで 適当 に使ったり、

言われて 断りにくい時

やんわりと ぼやけた表現 として使うこと も あるように思います。

「いつか」 は、かなり先のことを言う言葉 のように思うので、

すぐにお応えできそうもない時には この言葉を使うようにしているんですが、

「今度」 については、  「良いですよ!」 とお返事した場合には

もっと近い時点で 実現しなくては … と、一応 気にしている 私です。

これを 特に気にするようになったのは 自分が 落ちてから … 。

落ちている時は 「今度」 に なかなか応えられなくなってしまって

申し訳なさ が 募ってくる。

相手だってそういうことが 多くなると 「 どうせ …」 という気持ちにも

なってくるでしょう 。

「どうせ 駄目だろう!」 「どうせ 社交辞令だろう!」

でも そう 思われるのは  淋しいものが あります。

“嘘” をついているつもりは ないのだけれど、

いつまでも実現できないと 自分自身で 罪悪感 を 感じてしまって

だんだんと 辛くなってくる。

時が経つほど 口にした言葉に重さが 加わってくる感じ です。

だから、場合によっては ちょっと 無理を してしまうことも あるけれど、

できるだけ 失礼 に あたらないようにしたいものだ … と 考えています。


だけど、 「今度」 に お応えしようと思って OKのお返事を しても  

ずっとそのままになってしまう場合 も あります。

自分でも 少しは 昇って行かなければ と 思う時、

好きなことで 勢いをつけたかったり、

久しぶりの友人には 会いたかったり …!

なかなかならない そんな気持ちに なりかけて 喜んではみたけれど

それっきり になってしまったことも ありました。

そんな時は、 言われる前より 淋しい気分になってしまったりすることも

あるんですが … 。
             今の時期で 言うなら、 “小雨” といったところでしょうか!?
私と同じように 相手にも その時々の都合というものが あると思うので

悪く思う気持ちがあるわけではなく、

本当に行きたいと思う時には、 また そういった声の掛け方をしてくださる

だろうと、 そんな風に思っている 今日この頃です。


いろいろと考えるところもあり、自分の中ではちょっと気にしたい 「今度」。


でもでも、 ずっと気 にしていたことが 相手には たいしたことじゃなかった
    … なんて場合も ありますよね。
それだって、 そのまま 放置するよりは 良い。    

それは きっと、私自身の気持ちが 楽になれると 思うから なんでしょう。

そんな風に思ってはいても、実際には 思い通りに 動けないことも 多い。

それでも、「 いつか …」 は、 本当に いつか 実現させたい。

「今度」 については 出来るだけ 早く !

いい加減にならないよう、心に 留めて … !!


話は変わりますが、

以前、あるお店に 歌いに行った時、  

「またここに来る時は よかったら ご一緒させてください!」 と

声をかけてくださった方が いらっしゃいました。

その方は、

私のメールアドレスを聞くのではなく、ご自分のを 教えてくださいました。

「よかったら …」 の言葉が 心からのようで、とても 嬉しく思えました。
              「メールをするもしないも あなた次第で かまいませんよ 」
                    … という さり 気ない 心づかいが 伝わってくるようでした。

だから 後日、しばらく行かれない事情を 説明しながら、

「そのお店に行く時は 一応 メールを入れますね」 と連絡を しました。

返信は、「いつでも ご一報ください。 お待ちしています。」 でした。
               ありがとうございます。 とても嬉しかったです。


ご自分のことは言わずに、人のことを 聞きたがる方は けっこう多いです。

一方的 に聞かれて こちらから聞いても答えてくれない場合には
半端な 気持ち悪さ が 残ります。 

聞き役に徹していたら 急に、

「あなたはどうなの?」 と言われ、 戸惑ったりしたことも … 。

ご自分を愛されていて ご自分のお話をするのが大好な方も

いらっしゃいますよね。
               マイナス思考の私には、時々 羨ましいなと思うこともあります。
感心して聞いたり、時には 終らない話に少々飽きたり …、

それでも 聞いている方が好きだったりすることも多い私なんですが、

聞く ・ 喋る のバランス は、

相手の性格 などによっても異なると思うので

お喋りが苦手でも 少し話せるように

お喋りが得意でも 少し聞くように、

自分の方からも合わせていく 向き合い方。
相身互い (あいみたがい) の気持ち。           

そんなものが けっこう大事だったりするんだな~ と考えています。

          相手の立場 と 自分の責任。

相手に対する自分のあり方、 あらためて考えてみたいと思っています。

          相手のことも考えて、 自分もしっかりと!



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



「今度」 と言えば すぐに 思い浮かぶのが

1988年11月発売、

滝里美さん『今度逢ったらふってやる!』
               (作詞作曲 = 杉本真人さん)。

「あんな男を愛したなんて 笑っちゃうよね」
    「今度逢ったら ふってやる 紙屑みたいに フッフッフッフッフッ」
      「ねェー 誰か... 誰か 忘れるくらいに 燃えさせて」   

     他に好きな子がいたのも知らずにその気になって…、笑っちゃうわ。
     迷惑顔をされる愛なら あきらめるけれど、
     想い出が胸をしめつけて、良いことばかりがよみがえってくるの。
     誰か 胸で泣かせて! 忘れるくらいに燃えさせて!
     そんな気持ちにさせる あいつ。 だから 私は絶対いい女になるわ。
     そして、今度逢ったら ふってやる。 紙屑や 風船のように…!     

   ふられた歌なのに 軽快なリズム。 
     滝さんも 巻き舌で 元気に歌っています。
     強がってみたり、本音が出たり …、 女心 でしょうか!?

「吾亦紅」(われもこう) が売れて、今 旬な、杉本眞人さんの作詞作曲です。

滝さんは 元は看護婦さん。 「スター誕生」 で7週連続勝ち抜きのグランド

チャンピオンを獲得し、1983年~1984年まで 毎日放送の 「里美・仁美・

有希子の 何かいいことないか子猫ちゃん」 に 岡田有希子さん達とパーソナ

リティーを務めていたそうですから、ご存知の方も いらっしゃるでしょう。

1983年には 「東京ジンタ」 という曲で アイドル演歌歌手としてもデビュー。

それが これからという時に結婚してしまい、

後期は、 滝に打たれる   男湯乱入   ドラム缶風呂

着物でプールに飛び込む   …などを しながら歌う という

過激なプロモーションで 話題になったのだそうです。 その根性は 立派です。
でも、お仕事とはいえ 大変だったでしょうね~!
          =  グー!

哀しい歌のはず が ちっとも哀しくない歌 って たまに ありますよね。

この歌は 作詞作曲が同じなんですから それが意図なんでしょうけどね。

強がりもあるけど、奮起して いい女 になれたら 彼に ありがとう かも!?

けっこう楽しんで歌えるので 私も 時々思い出しては歌っています。

         哀しい歌のはずなのに私の 元気づけ ソング!
                    “振り ” までは 真似できないけど…!




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コメント (2)
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