― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

緑は癒し

2022-07-25 | 植物 に関するお話
 
再びコロナが猛威を振るいだし、
その急激なグラフの上昇具合に
驚きと怖さを感じずにはいられない。
変異し続ける そのしつこさ!
眉間のシワが深くなりそうで嫌だなと思ったら
その感情でシワが寄ってしまって嫌になりました。

そんな陰な気分を払拭しようと、久しぶりに公園 に行ってみることにしました。
毎日 不穏な天候で、この日もお天気の急変があるという予報でしたが
お散歩中は熱中症が心配されるレベルの晴天。
いつもは賑わっている高齢者たちが集う小さな公園にも 人っ子一人おらず、
日陰になるものがない場所が夏には不向きであることを証明しているように見えました。
 〔 お元気そうには見えても若者ほどの体力はないし、熱中症が心配だものね! 〕
 〔 高齢者ばかりだから 10人も集まると コロナ感染も気になるでしょうしね! 〕
 〔 だいたい こんな暑い時間に わざわざ外に出ようなんて思う人、いないよねぇ! 〕
そんなことを考えながら 汗をかきかき公園へと向かいました。
こういう時 負担に思わず歩いていれば 何かしら面白いものを見つけることもあるものです。

自分で自分に絡みついているもの     傍にいる仲間に絡みついているもの
ヘビにも見えそうなくらい動きを感じます。

   かなり距離があっても グングン伸びて しがみ付ける相手を見つけて絡みつくのね!(左)
      幹が鉄骨で出来ているみたいでオシャレ!  ブーケのようにも見えて可愛い!(右)


色褪せてきているアジサイさんだけど、葉っぱは生き生き きれいな緑色でした。

公園内に入っても 予想通り人影はありませんでした。
 〔 やっぱり こんな時間に わざわざ外には出たくないわよねぇ! 〕
でも、日陰は風も通って すごーく心地よく、
 〔 暑い暑いと言いながらクーラーをきかせた部屋にいるより 数倍いいなぁ! 〕
 〔 こんなに暑い日中でも こんなに爽やかな気分になれるのねー! 〕
改めて木陰の有難さを痛感させられました。
すると 少しずつ人の姿を見かけるようになり、
プールからは子供たちの歓声も聞こえて来て 驚きを感じました。 

   散歩中と思われる人や 虫かごとアミを持って虫取りに来たと思われるご家族、
   お弁当を持って水遊びに来たらしいママ友家族たちは
   そのほとんどがマスクをされていて、個々の判断に任せるとなっても
   まだ安心できないという意識が働いているのかなと気になりました。
   そういえば 近所ですれ違う方たちも まだみなさんマスクを着用されていました。
   私もまだまだ外す気にはなれない派ですが、熱中症を考えれば
   混雑のない屋外での少人数なら 外すことに問題はないだろうとは思っています。
   また 〔 体力あるなー! 〕と感心する この猛暑の中を走る方々。
   彼らのノーマスクにも異論は感じず、無理はしないようにと思いながらすれ違いました。
   ただ、子どもたちのコロナ感染が拡大している中で、
   日陰の全くないプールの賑わいは 二つの面で大丈夫なのだろうか!?
   そちらはちょっと心配にはなりました。


緑にもいろんな色があることを こんな小さな雑草たちが教えてくれています。

そんな緑に花を添える小さなお花さんが抱えているのも緑の実でした。

葉っぱの上をアスレチックをするように渡ってみたくなりました。

太いロープに巻き付いている子は 安心してゆったりと這っているようです。

風に揺れて空中を舞う姿は まるで踊り子のよう!
お父さんとお母さんと子供たちなのかしら?  仲のいい家族のように見えました。
ロープの使い方にもいろいろあるようで、見ているだけで楽しくなります。

階段も ワンパターンじゃないのがいいのよねー!

木と木の間から覗き見る景色も いい感じ!

お花の咲いていない桜の木だって 充分すてきです。

久しぶりに見る 青い空と白い雲。 夏だなぁ!
緑も負けていませんよー!

春や秋にはありがたいベンチだけれど、夏は暑いし 冬には寒い。
こんな日にここで休憩する人は さすがに いないでしょうねぇ!

風に揺れる水面。 よく見たら お魚さんが集まって来ていました。

誰かが餌をやってるのかな?  お水の中は涼しいのかな?

この水溜りのような場所を覗いたら ギュッギュッと声をあげながら何かが逃げていきました。
お水が汚れているからまったく見えませんでしたが たぶんカエルさんでは?

春には左のような状態だったのに 今では草だらけ!
混雑はしていても またその隙間に草が生えてくる。 みんな仲良しでいいね。
いろんな子がいるから見ていて楽しい場所です。

木を利用した階段にも いろんなのがあっていいのよねー!

害虫に浸蝕されていた桜の木さんも 元気でした。

私たちを癒してくれるだけでなく 自らをお日様の熱から守っている緑。
元気でいてくれると嬉しいなー!

なぜか ここだけ 粉まみれ!  この粉 なんだろう??
たまたま真下にあった蜘蛛の巣は たぶん使い物にはならないことと思われます。
クモさんには悪いけど、きれいだし 虫さんが引っかからないのもちょっと嬉しい気分!

茂みの中のオレンジ色、生えてます。
お花って前から見ることが多いけど、後ろ姿も いいものよね。

大好きな コクサギさん も 元気そうでした。

4月~10月頃までお花を楽しむことができる 野あざみさん。
咲いているお花も好きだけど 枯れても素敵!
種は風に飛ばされて、今度はどこで咲くのかなぁ?

小さな竹林だけど スッと立っている竹たちの姿に癒されます。
稈たちとその隙間から差し込む光の陰陽感、上のほうの葉の重なり。 その加減も素敵!

頑固な竹の皮。
こんな風に 稈にくっついたまま伸びていくことってあるのねー!

     ※ ちょっと調べたら、
       稈が成長すると それを包んでいた葉鞘(竹皮)が脱落するものを タケ といい、
       枯れるまで稈に着生して残るものを ササ というと書いてありました。
       …ということは これは 笹 なの?
       ちなみに、メダケは 背の高い笹 だそうです。


公園 であっても、
広場など 日陰のない場所では危険が伴う 猛暑の日中。 
それが 木陰に入るだけで 癒しがいっぱいの場所へと変化する。
浅くなってしまっている呼吸も 自然と深くなっていくような気がします。

   そこで聞く セミ、カラス、ウグイス、小さな小鳥たち、カエルの鳴き声。
   魚やカエルの跳ねる水音。 虫たちの羽音。
   木々のざわめき、葉のすれる音。
   鼻に飛び込んでくる 葉っぱたちの匂い。
   目と体でも感じる 木陰を渡る風、木漏れ日。
   青い空に白い雲 などなど。
   忘れかけていたものを一気に味わえる贅沢感がたまりません。


癒しの色 だと云われますが
本当にそうだなと実感できる時間は
目の開き具合も違っているように思えて嬉しくなります。

帰りにはまた日向を歩いて家に戻りました。
帽子を脱いだ時には 蒸れた臭いがするようでした。
それでも すぐにシャワーを浴びたら スッキリ爽やか!
1万歩以上歩いたとは思えない快感が残りました。

 
往復の炎天下歩きがなければいいのにとは思うけれど
それをしても 心地よさが上回る 緑の中のお散歩。
目で、耳で、そして鼻や体からも感じとることのできた 安らぎは
蓄積されていた負を緩和してくれる効果がありました。


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洗濯不可のカーペット

2022-07-15 | ちょこっと話
 
今頃になって 梅雨のような雨続き!
線状降水帯の影響で 九州をはじめとした各地で
記録的被害が出ているようで、
ニュースを見ると怖いようです。
私の住んでいる地域でも どしゃ降りの雨が降り、
止んだと思っても また降り出す 不安定なお天気が続いています。
どちら様も 天気予報にご注意の上 気をつけてお過ごしくださいますよう。



先日 カーペットを洗いました。

カーペットには お洗濯は不可と表示されていて
カーペットクリーナーの使用、もしくは専門業者に相談が
相当であると思われる記載がありました。

でも、カーペットクリーナーって
一部の汚れにはいいでしょうけれど
全体となると なんかスッキリはしない気がするし、
そんなに高価な物でもないのに
専門業者 ってのもどうなんだろうと思ってしまいます。

 〔 なぜ 洗ってはいけないんだろう? 〕
そういった説明は書かれていないから理由がわかりません。

洋服などの場合は 縮み、色落ち、よれや型崩れなど
表示をよく見ないで洗濯したために引き起こしてしまった
失敗経験があるので 何となくわかるような気はするんですが
カーペットの場合は 見る限るでは よくはわからない。
 〔 色落ちの問題? 〕
 〔 表布と裏布の素材の違いが関係するのかしら? 〕
 〔 やっぱり よれたり縮んだりするってこと? 〕

そんなことを考えているうちに
 〔 洗っちゃいけないという物を洗ったら どうなるんだろう? 〕
と思えてきました。

 〔 このまま仕舞う気にはなれないのに 洗えない!? 〕
 〔 他のご家庭ではどうしているのかしら? 〕
 〔 仕舞わずに 敷き替えた時点で廃棄するの? 〕
疑問も湧いてきます。

なんとかきれいにしたいという気持ちが強くあり、
素材感についても洗えないという気がしない。
 〔 だったら どうする? 〕
 〔 このまま放置するわけにもいかないんだったら 迷ってるより挑戦してみる? 〕
 〔 自分で試すんだから 失敗しても自己責任! 〕
 〔 だけど 絶対に きれいにはしてあげたい! 〕
もう実行するしかないと思えました。

しばらく洗剤を溶かして漬けておきました。

少しだけ色落ちしているようには見えましたが、元の色からしたら問題ではない感じ!

洗いも すすぎも 足で踏んで行いました。


浴槽の縁にかけて大まかな水分を切ってから また足で踏みつけ、
最後は なるべく小さく丸めて 洗濯機の脱水を2回かけました。

陽射しが強かったので 半分折でも何度か回転させることで
完全に乾かすことが出来ました。

洗うのがダメなんて誤表示と思えるほど きれいになりました。
色落ちも ほぼ無し。 色写りも よれも 縮みも まったく無しでした。

これで楽しくなってきてしまって、
破壊魔ちゃん達の物や キッチンマットなど
普段は洗濯機で洗う物まで 足でお洗濯!

踏んでいて気持ちがいいほど フワフワ!          

           薄めの物も まとめて 踏み踏み!

足の感覚や 鮮やかになっていく様子など 洗濯機ではわからない快感が味わえました。

狭い場所で夢中で動いていると 汗をかき
まるで ダイエットでもしているようでした。
洗った物はきれいになるし 運動にもなるって 一石二鳥!
何度もすすいだら 水道代は洗濯機よりかかっちゃうかもしれないけれど
大物洗いなどなら やっぱりこれがいいなと思えました。

       洗えない物まで洗えちゃったね!
 
洗えないという表示の物でも 試してみる価値はある。
そんな場合もありそうです。
今回は 大成功だったから 満足だけど …
失敗を覚悟して臨まないと後悔することもありそうだから
注意や決断は必要ね!


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派手さはないけれど彩りが有り難かった花

2022-07-08 | 植物 に関するお話
 
10日に投開票が行われる 参院選。
その2日前である今日、
奈良での街頭応援演説の最中に安倍元首相が撃たれた
というニュースが流れ 愕然としてしまいました。
拳銃!? SPがいたのに!? そんな近くに行けたの!?
その上 安倍さんは 心肺停止だとの字幕が…!
犯人は 元海上自衛官で 手製の銃!?
目的は 殺すこと!?
その上 政治信条への恨みではないということもわかってきた!?
混乱中なので まだはっきりしないことも多いと思いますが
ただ自分が作った銃を使ってみたかった というようなことが理由なら
政治的な恨み以上に信じられないことです。
どうか そんなことで 命が奪われませんように…!
とにかく今は そう祈るしかありません。




ブログにお邪魔させていただくと
お庭に咲くきれいなお花さんたちや、
散歩中に見かけたお花たちの写真を
投稿されていらっしゃる方も多く、
癒されると同時に学びにもなっています。

現在の我が家にはお庭がなく、
お花らしいお花 は 皆無!
それでも 野菜の廃棄する部分から育って咲いた
菜の花やネギ坊主を眺めるのが楽しくて
充分な癒しとなっていました。

ただ、心の片隅には ちょっぴり淋しい という気持ちが
あったのだろうなと推測はしています。

後から考えれば、
それは 散歩中に園芸店の前を通った時の行動に表れていたようでした。

   フェンス越しに見える色とりどりのお花たちは風に揺れ
   通る人を誘うように 自分の可愛さやきれいさを見せつけてくる。
   とても素通りはできないと思わせる その無言の魔力に惑わされて
   引き寄せられるように園内に足を踏み入れてしまいました。
   すると今度は 「私を連れて帰ったら きっと良いことがあるよ!」
   お花たちから そんな猛烈アピールが聞こえてくるような錯覚に陥る。
   園芸店には そんな魔力的魅力があります。
   季節のお花を自分の目で見、香りを楽しむと
   心の色も明るくなっていくようです。

   そんな誘惑に踊らされて、
   いつの間にか 連れて帰るお花さん探しが始まっていました。
   私が探すのは ちょっと淋しい我が家のベランダに
   似合うくらいの華やかさを添えてくれるお花さん。
   派手過ぎても らしくないし、地味過ぎても 目立たない。
   たくさんありすぎるのも困りもので
   決断力のない私は あっちへ行ったりこっちへ行ったり
   歩き回って ほとほと疲れ切ってしまいました。


その結果、選んだのは 3種でした。

    〔 新入りさんは ひとりでは心細いと思うなぁ! 〕
    〔 お互いを励まし合えるような仲間がいてくれたら 嬉しいと思ってくれるかな? 〕
    〔 でも 見た目や色は なるべく違うほうがいいかなぁ! 〕
   癒されていたはずの園芸店だったのに 誘惑の多さと考えすぎで
   スッキリとはいかない結果になってしまったような気もしましたが
   選んだ子たちには それぞれに魅力を感じました。
   … って、このお花さんたちを買ったのは 3月のことなんですけどね!



買って来た当日は 簡易温室の中でお泊り。

ビデンス(ウインターコスモス)ジュジュ ゴールド
太陽の強い光にも負けなさそうなお花の色に惹かれました。

オステオスペルマム サニーフィリップ
周りの舌状花が内巻きになっているスプーン咲き。その珍しさと可愛さに惹かれました。


そして  ペチュニア プレミアムコレクション カプチーノ

株がちょっと大きいかなとは思ったのだけれど
セピア色を思わせるようなノスタルジックな見た目に惹かれました。

大人になったロックにも その良さがわかるようになったのかな?

中でも この ペチュニアさん、
毎朝 しぼんだお花を摘んでいるというのに
毎日 前日と同じくらいたくさんのお花が咲いている。
よく見てもその仕組みはわからず、
このまま永遠に咲き続けるのではないかと誤解しそうに思えました。


                      毎日10個くらいの枯れ花を摘んでいるのに
                       咲いている数は同じに見えます。



コーヒー色がだんだん薄くなってきているのだけは ちょっぴり残念!

陽射しの強い日は 簡易涼室に避難。

ところが、
永遠に咲き続けそうに思った ペチュニアさん、
一昨日あたりから 急にお花が激減!
いよいよ開花時期に終わりがきたのでしょうか?
それでも 活力剤は刺しておきました。

長い期間楽しめた ペチュニアさんをはじめとして
彩りを添えてくれた ありがたいお花さんたちには 感謝です。

 
お花を見ているのは楽しい時間です。
我が家のベランダを彩ってくれたお花さんたち、
ほんとうにありがとうございました。


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