― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

今年最初の小さな失敗から思うこと  ― その時の空 ―

2014-01-25 | 想い・思い・体験 話

今年最初の失敗は、
百円ショップで買った 排水口用ネット でした。

以前買った物が残り少なくなり、気になっていたのに いつも買い忘れてしまって、
家に帰ってから気づいて 「あっ、しまった!」 の繰り返しが数度!
いよいよ残りが1枚になってしまった この日は、
<本日の一番重要なお買い物> になっていました。

けれども 急いでいたこともあり 目についた物をカゴに放り込み、
他の商品と共に レジへ …!
この時はまだ
  〔 こういった物は どれを選んでも大差はないだろう! 〕 との思いがありました。

ところが このネット。
伸縮性に乏しくて、排水口のカゴに被せても 沿ってピッタリと くっ付いてはくれず、
元の位置に戻すと 先端が出てきてしまったり 浮き上がってしまったりして しっくり収まらない!
それならば … と、深く被せてから嵌め込み 中の部分を押 してみたら、
うまく滑らずに 破れてしまいました。
         〔 えっ、 こんな 弱い ネット、 あるの!? 〕
さらには、
捨てる時にも 問題が発生し、
取り出そうと、いつものように 片手で持ち上げたら、
ダラーッ と力なく伸びて、中身が全部 シンクに出てしまいました。
         〔 信 じられな~い! 〕
 

たとえゴミの量が多くても 、今まで こんなことはなかったので
驚いてよくよく見たら、袋の表に 70枚入り と書いてありました。

         ずいぶん前に 不織布素材の物を買って 水切れの悪さに唖然としたことが
         ありましたが、ポリエチレン素材の このネットで気になったことはなかったので
         楽観 してよく見なかったのが 失敗のもと だったようです。
         今まで購入していた物は 40~50枚入り。
           〔 70枚入り があることに気づいていれば もう少し注意 したのにな~! 〕
         言ってみたところで あとの祭りですが …。


  〔 そうなると 少ない枚数だったから 伸縮性があり ピッタリとフィットしてた ってこと!? 〕
確かに、40枚や50枚に対して 70枚も入ってたら
何か違いがあっても おかしくはないのかも しれません。
その辺は 理解するとして …
  〔 だったら <特長> に あんな表記は しなければいいのに …! 〕
そんな思いが浮上 してきます。

         たとえ間違いで買ってしまったのだとしても 買ったのは私だから そのことで
         文句は言えません。  でも、この品質で この表記!?
         そこは 納得し難いものがありました。


生産者側にも コスト というものがあるから、
  〔 同じ値段で量が多いんだから こんなものでしょう! 〕
  〔 40枚、50枚があっての70枚に 多くを望むほうがおかしいよ! 〕 と
思われるかもしれませんが …

     安かろう悪かろう 当然 ではなく、
     たかが百円 といえども 販売している以上は 責任 というものがあり、
     信用 は その上に成り立っているものなのだから、
     お客様が納得できる商品を販売する のが 当然 だとは思うんです。

         つまりは、 安くても 品質で胸を張れる商品しか作らない
         「量が多い分 若干 弱いです」 とか 「伸縮性とフィット性は少々劣ります」
         などと 正しい記載 をすべき じゃないのかしら!?
         胸を張れるものが50枚までなら 70枚なんて作らなければいいんじゃないの?
         販売するなら ちゃんと 記載通りの商品 を お願いしたい。
         <70枚入り> が 要望で作られたものだとしても、フィット性を欠いてもいいからと
         思う人は少ないはず。 それならなおさら、ちゃんと納得 して購入 してもらうのが
         筋というもので、納得ずく なら、生産者側も胸を張れるでは …!?


それでも もう一度
  〔 もしかして、排水口の素材によって 使い勝手が違うのかな!? 〕 と考えてみました。
けれども 我が家のものは 一番一般的ではないかと思われる <ステンレス製>。
素材によってピシッと嵌まるとは思えない ゆるさが 首を傾げさせます。
<浅型>と<深型>という違いもあるようだけど、イラストを見れば <浅型>とは思えないし、
カゴの直径にも <規格> があるはずだから 大差が生じるとも思えません。
やはり、枚数を多くした分 薄くなってしまった ことが原因による 伸縮力欠乏 ということに
なりそうで、裏側の表記 は 他の枚数の物との 共通使用 なのではないか と思われます。
                                                  
   昨年、あちこちから 「これでもか!」 というほどの 偽装表記 が発覚 した 海老問題。

     「ブラックタイガー」 や 「バナメイエビ」 が悪いわけじゃないのに、<プロとしての誇り>
     より <カッコつけ?> が優先 してしまった方たちの 変なプライドや思い込みと コストとの
     間に問題が生じ、誰もが信用 していた老舗 などからも 次々 「クルマエビ」 などといった
     偽装表記が発覚 して、お客様に対する裏切 り だけでなく、海老たちのプライド までも
     傷つけてしまったんで したよね。  「ブルータス、おまえもか!」 じゃないですが、
       〔 みんな そんななの!? 〕、 〔 これじゃ~ 誰も信じられないじゃない! 〕
     そんな風に思わされた とても寂 しい出来事でした。

正しい表示責任 であり 義務 です。
百円ショップの 排水口用ネット で そこまで大きな問題になるとは思わないけれど、
そういったものでさえ 正直に記載されている という 信頼性誇り
 「誰かが言うから …!」 なんていうことではない 自分の中の正直さ
大事にしてほしい と思いました。

せっかく買ったので
少々面倒くさい時はありつつ、今も このネットは使っています。
取り出す時も 今までよりは慎重に、両手を使うように しています。
失敗は繰り返さないよう、
  〔 やっぱり ちゃんと選ばなくちゃダメね~! 〕 と思いながら …
見極めが難しい商品もあるけれど、
  〔 こういったネットの場合は、ちゃんと枚数確認を して、
      少なくとも <70枚入り> は 選ばないようにしよう! 〕 と思いながら …
ちなみに、
ネットを被せた後、水を流 しながら嵌め込むと やりやすくなることがわかりました。
次回 この商品 (70枚入りの物) を買うことはないけれど、
使っているうちに工夫することも覚えるので "失敗"勉強のうち ということになります。
それに、 こういうことがあると、今まで何も考えずに使っていた物の 有難さ にも気づきます。

こういう物がなかった時のことを考えれば …、 "感謝" ですね。

      ついでのお話ですが、 排水口のカゴ そのものに付く 嫌な<ぬめり>予防のため
      私は 排水口とネットの間に 10円玉を 一枚入れています。
      また、アルミホイルを捨てる際には 丸めてネットの中に入れるようにしています。
      ぬめりは付かないようにするのが一番です。




以前買った ピーラー(皮むき器)も 使い難くて 嫌になりながら 今も使っています。
外見からじゃわからない物もあるから、選ぶのも難 しいわね!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今年、1月3日に亡くなられた たかじんさんを偲んで … ということで
2010(平成22)年11月24日発売、
                 やしきたかじん さん の  『その時の空』                  
(作詞 = 秋元 康 さん/作曲 = 小室哲哉 さん)

「その時の空は大きいんや 失敗 したって何(なん)も言わない
                      ただ黙って見守るだけや 好きなようにしたらいい」
  「人は愚かなもの いくつかの過ちと 弱さを持ち寄って 生きるんだ 頑張れ!
                        偉そうに言えないが 何とかなるだろう 頑張れ!」
    「この街の空が好きなんや 晴れも雨もどれも好きなんや
                         ここに住む人が好きなんや 気にするな 空模様」

   失敗 したって …  小さいことは気にするな。 もやもやなんか吹き飛ばせ。
     こんな歌詞も 今回にはピッタリかな!
     人生の水たまり 跨(また)いだらいいだろう。 前向いていないと しあわせを逃すよ。 etc
     たかじんさんの歌からは 温かさが伝わってきます。
                                  (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

関西を中心として カリスマともいえる人気を誇っていた たかじんさん。
歌も、社会に対する大胆なホンネトークを含めたおしゃべりも、人々の心を捉えて離さず、
 「浪速(関西)の視聴率男」 と云われていたというお話は有名ですが、
彼のお金の使いかたの大胆さもまた、社会に貢献するものだったと
私がお手伝いを しているお店にいらしたお客様が話されていました。

 「今日は追悼で歌いにきたの!」 とおっしゃる高齢女性は
彼の歌はすべて歌えると言われ、原曲キーで20曲近くも歌われて、
かなりの高音ながら、 〔 こんな歌いかたも 案外いいものだな~! 〕 と思わせてくださいました。

歌いながら、話しながら、みなさん
 「きっと こっち(関東)の人にはわからない感覚だろうな!」 って涙ぐんでいらっしゃるのが
心に残り、彼に対する思いの強さを感 じて、〔 愛されていたんだな~! 〕 と、
こちらまで感動 し、ジワジワきてしまいました。

この 『その時の空』 は ポップで、彼らしい と云われるスローバラートではないことや
サビ部分で 100人もの子ども達によるバックコーラスが入るという異色作で、
彼がキャプテンを務める 「OSAKAあかるクラブ」 のテーマ曲となっているそうです。
                 ※ 大阪の町を 明るく笑顔にしようと 有志が集まった部活。
… と同時に この曲は、『My memory』 以来 実に7年ぶりとなる
29枚目にして 生涯最後のシングル曲となってしまいました。
作曲を手掛けた小室氏は たかじんさんの <復帰作>を考えていらしたそうなので
今となっては聞けなくなってしまった <幻の30枚目>が残念に思えます。

1971(S.46)年に 自らの作詞作曲で レコードデビューするも、歌詞に問題があり発売禁止!
アルバム 『TAKAJIN』 と シングル 『ゆめいらんかね』 の同時発売で 1976(S.51)年に再デビュー。
コンサート活動、ラジオ・テレビのパーソナリティーとして 関西中心で活躍されていた たかじんさん。
1980(S.55)年と 1992(H. 4)年には 東京進出もされたようですが、2度目の暮れに発生 した番組内
トラブルが 彼の東京嫌いを決定づけたとされ、こちらに情報が入らず ほぼ<歌>でしか知り得ない
状況になってしまったのは そんなことがあったからだったようです。
1999(H.11)年10月、50歳の誕生日に大阪フェスティバルホールでメモリアルコンサートを行い、
コンサート活動の休止を発表しましたが、2001(H.13)年12月に歌手活動を再開。
しかし 2012(H.24)年1月末には、初期の食道癌治療のため芸能活動を休止することを発表。
翌年3月 仕事復帰 したものの 5月には再び休養。 以後 メディアに出演することはなかったそうです。
新年3日に亡くなられたことが発表されたあと、秋に3人目の奥様を迎えられていたことが明らかとなる
など、彼に関するエピソードは最後まで尽きなかったようです。


彼の コンサート トーク と 歌、一度は聞いてみたかったな~!

<関西の星>がひとつ消えてしまったのが残念です。
ご冥福をお祈り申し上げます。


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日本の風習 七草粥、今日は鏡開きです  ― 私のように ―

2014-01-11 | 飲食 に関するお話

7日の 七草 も過ぎ、
いつまでも お正月気分では いられません。
 … というか、
例年の私なら 今日あたりでも まだ <七草を探 してる> ってところのような気さえしますが、
流れが速すぎて 今年はあまりお正月気分を味わっている暇がなかったような気が します。

       それでも 7日(七草) を忘れないのは、
       スーパーの目立つ所に置かれている 七草粥セット のお蔭です。

せり (セリ科) = セリ
     ビタミン(A, B2, C)、カルシウム、鉄分、食物繊維 が豊富で、中国では精のつく食べものと
     して知られていますが、刺激が強すぎるため多食は避けたほうがいいようです。
     独特の香りを放つ精油成分には、発汗・保温作用があり、冷え症や風邪に効果があります。
     ちなみに、<セリ> という名は 一つ所に競り合って生えるところから付いたそうです。
なずな (アブラナ科) = ぺんぺん草、シャミセングサ(三味線草)。
     タンパク質、ビタミン(A, B1, B2)、カルシウム、鉄分、マンガン が豊富で、貧血に効果的。
     血圧・熱を下げ、尿の出をよくするほか、各種薬効に優れた薬草として用いられています。
ごぎょう (キク科) = ハハコグサ(母子草)、おぎょう(御形)、ホウコグサ。
     タンパク質、ミネラル が豊富。
     咳止め効果のほか、 扁桃炎や胃炎を しずめ、去痰(きょたん)作用などがあります。
はこべら (ナデシコ科) = ハコベ
     タンパク質に富み、カルシウムや鉄などのミネラルも多く含み、整腸作用があります。
     生葉の葉緑素は、口臭予防に優れ、古くは歯磨き粉として利用されていました。
ほとけのざ (キク科) = コオニタビラコ(小鬼田平子)。
     栄養はあまりないようです。
     健胃・整腸の効果があり、高血圧を予防すると言われています。
すずな (アブラナ科) = カブ(蕪)
     カブの成分は大根とよく似ていて、根の部分には ビタミンC、デンプンの消化を助ける
     ジアスターゼ、 タンパク質の消化を助けるアミラーゼ、 食物繊維 などが豊富です。
     食べ過ぎや胃もたれ、食欲不振にも効果があります。
     葉の部分にもカロチン、ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウム などが多く含まれています。
すずしろ (アブラナ科) = ダイコン(大根)
     葉には ビタミンC、カロテン、ビタミンB1、B2、リン、鉄分、 根にはでんぷん分解酵素の
     ジアスターゼ、タンパク質分解酵素のアミラーゼ、エステラーゼなどを含みます。
     食物繊維も多く、便秘にも効果があります。

       寒さに耐え抜いて力強く芽吹いたところを いち早く摘んで食べることで 邪気を払い
       無病息災を願う。 野菜が乏 しい冬場に不足 しがちな 栄養素を補う
       エネルギーは土からもいただくのだから、口にする以上は野草といえども 栄養豊富な
       土壌で それ用に栽培された物のほうが いいことには なるんで しょうね~!
       生産者側のこだわりも多々出てきそうだけど、残念ながら 販売されている物を見ても
       そこまでの分別はつかない!
       <生産者>と<自分の目>を 信 じる しかないわね。

                                          
1月7日に これら 春の七草 を使って作る 七草粥
真っ白なお粥に 細かく刻んだ緑が なんとも美しそうに見えます。
これを口に運んだ時の ほんのりとした 塩味 も たまらない美味 しさです。
そのあとは お醤油 を1~2滴。 さらにそのあとは 七味 をプラス。
3つの味を楽しむこと。 これが私好みの食べかたです。


ただ、このパックの中身、 ちょっと気になる時があります。

       スズナ(カブ)、スズシロ(大根)が ひとつずつなのは もちろんわかるけど、
       中身のほとんどは ハコベラ(ハコベ)
       ここから 他の野草を見つけるのは 宝さがし気分です。
       少しワクワクするけれど、あまりに小さいとガッカリしてしまう!
       開けてみなければわからないから、ある意味 くじのようでもあります。
       大きなものが入っていたら 「アタリ~!」。
       まぁ <嵩(かさ)増し> と思われるような商品はどこにでもあるもの。
       あまり少ないと <パック に しようがない> とか、<見栄えが悪い> ということも
       あるので しょうね。 七草の場合は それぞれ<生産者が違う> なんてこともある
       ようなので、<価格が均等になる量> にするため ということもあるのかもしれません。
       お粥に入れる量なんて 大家族でもない限りは ちょっとでいいわけだけど、
       初めて買った時には 微妙 とも思えるその量に驚き、違和感を覚えたものでした。
       今は 年に一度の行事だから とか、育てた人達の苦労を思えば とか、 そんな思いも
       強くなり、 〔 こんなもんなのかな~!? 〕 で済むようになりましたけどね。


それでも、
 〔 少しでも良いものを … 〕 とは考えるもの!
機械で作るわけじゃないので 多少の差が生じるのは仕方のないことですが、
今年最初の 選択 は、こんなところだったり します。

       ここで 〔 何でもいいや 〕 と思うのは たぶん男性が多く、
       女性の場合は ある程度の年齢に至るまでは 上の人のほうが じっくり選ぼうとし、
       かなり高齢になるほど また 〔 どれも大差はない! 〕 と悟られるような気がします。
       気に入った物を じっくり選ぼうとするのは ケチ臭いのか しっかり者なのか!?
       その判断にも個人差があるので しょうが、私は 少なくともいくつかは手に取って
       見比べ、少しでも新鮮そうな物を選びます。
       ちなみに今年は 出先で見つけたスーパーに1種 しかなかったため 種類の選択は
       出来ませんで した。 購入した <春の七草セット> は 398 円でした。


 

近年では フリーズドライ の物も出回っている という 七草粥セット。
私はまだ こちらを使ったことがありませんが、味の違いがわかるほどの差はないようです。

それにしても、
<ハコベ>だ <ハハコグサ>だ <ぺんぺん草>だ って、
これらは普段 雑草として扱われ、
見つけたところで食べようという気になどならないどころか
厄介者扱いされるのがオチです。
それなのに、こんな時だけ 重宝がっちゃって … 人は勝手です。
それでも 雑草さんにとっては <年に一度の晴れ舞台> なのかな!?

       ハコベは 昔飼っていた セキセイインコや モモやモグ(ウサギ)の大好物
       だったけど、これらは ニワトリさんの餌のようでもあります。
       それでも かつて食料の無い時代には 貴重な資源だったので しょう し、
       日本の風習として残すにしては 探すのが大変そうな 現代!
       これが <風邪をひかないように過ごせますように> という願いになり、
       お節料理の濃い目の味や 動かずに美味しい物を食べ続けて疲れた胃への
       労(いたわ)り にもなり、そんなことに気づかせてくれるものであるならば
       一家で 何百円は 安いものとも思えます。
       昔から続いてきた日本の風習、食習慣、そして 七草に、感謝です。


今日はもう 鏡開き の日ですよね。       
こちらも 新年の恒例行事。
神様にお供えした食べ物に備わった力を、感謝 しながら食べることで 無病息災を祈願する。
今夜は お餅を割って、温か~い お汁粉を作ります。
ちなみに、私は関東生まれで、 うちのお汁粉は 粒あんの汁あり です。



知恵や工夫や 信仰心が詰まった 日本の風習。
12ヵ月あれば いろいろあるけれど、
<七草>や <鏡開き>は 美味 しさを楽 しみながら出来るからいいわね。

食べることが出来て 薬効があるんだから、

春の七草は 日本のキッチンハーブ ってことに なるのね~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今では育てられ売られているけれど、
     元々は 道端に生えていた 天然の(ナチュラルな)野草たち … ということで
1999(平成11)年 3月17日発売、
森高千里 さん の  『私のように』
                  (作詞 = 森高千里 さん/作曲 = 河野 伸 さん)

「自分の事を平凡だなと 時々思う事がある 小さな事に 心悩ませ いつも迷ってる気がする」
  「花が咲くように 季節が巡っていくように そして 私は私のように」
    「ナチュラル よく見れば 道端に咲く なずなのように きっと生きているはず こんな私も 」

   「♪ 曇りの日には時間がないのに傘を持って出るか悩む」 なんてのは 私の常!
     「♪ 人に流され 時間に流され …、これからの事 … 心配 してる」 のも いつもの私です。
     こういったことが平凡というなら 私は 極々平凡な人間です。
     私は、道端に咲くナズナ。 栄養豊富な土で大事に育てられているわけじゃないけれど、
     私は私らしく! 自分の味と香りで生きて行く。 美味 しいかどうかは別 として …。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

森高さんは シンガーソングライターであり、ドラマーとしても知られています。
ご主人は 俳優の江口洋介さん。 美男美女のカップルとしても話題になりました。

1986 (S.61)年 17歳の夏、
大塚製薬主宰、「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」 でグランプリを受賞。
翌年の春、東宝映画 「あいつに恋して」 にヒロインとして出演。
同映画の主題歌 『NEW SEASON』 で 歌手デビューを果たしました。
当初は女優・タレント業との並行活動を行なっていましたが、腹痛で入院生活 したのを機に断念。
歌手活動に専念することになったそうです。
彼女の個性は 作詞の斬新さ や コスプレに表れ、
当時の男の子は彼女のパンチラに心迷わされたのではないかと思います。
彼女が有名になったのは 1989(H.元)年、南沙織さんのリメイク 『17才』 がきっかけ。
コンサート会場では 彼女と同じ衣装を作って入場する女性達の姿が見られるなど
男性だけでない人気を博 し、自らは 楽器演奏(ギター・ベース・ピアノ・ドラム等)をする、
生音主体のサウンドへと路線の転換を図る など、画期的な方向性を目指 していました。

1993 (H. 5)年発売の代表曲 『渡良瀬橋』。
2007 (H.19)年 には 足利市にある渡良瀬橋のそばに歌碑が立てられました。

 『私のように』 は、38枚目のシングル曲です。
1998 (H.10)年、キリンの緑茶 「ナチュラルズ」 のイメージソングに使用されており、
歌詞の中に出てくる ナチュラル という言葉を
自然成分が入った、スイスイいける、緑のうるおい茶 として 彼女を使ってコマーシャル。
なお、この緑茶は現在発売されていないようです。

2012 (H.24)年、歌手デビュー25周年を機に公式ホームページを リニューアルされた森高さん。
そのほかにも 公式チャンネルや、公式ページを立ち上げたり、
オリジナル楽曲200曲のセルフカバーや 25周年記念企画をPRするなど、
本格的歌手活動を再開されたそうです。

『渡良瀬橋』 と 『風に吹かれて』 が 好きだった 私ですが、

今は 『私がオバさんに なっても』 が 気になるワ。

歌う時は ♪「私がオバアさんに なぁっても~」 だわね!


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午年、新年のごあいさつ  ― おもいで走馬灯 ―

2014-01-05 | ごあいさつ 等

        2009(H.21)年から昨年までの5年間、年頭のご挨拶を手伝ってくれていた マーブル。
        残念ながら、ラビ同様 長年 私の彼氏でいてくれたマーブルは
        昨年3月、ラビを慕って天国へ行ってしまいました。
        もう生き物を飼うことはないだろうと思っていたので
        年頭のご挨拶も 今年からは 少し寂 しいものになるだろうと思っていたんですが、
        思いもよらず 昨年6月、縁あってロックが我が家の一員 となりましたので
        今のところ<孫>のような彼女に 代替わり してもらうことに致 しました。
                  (マーブルが天国に行ってしまった時のお話は こちら で、
                      ロックが我が家に来た時のお話については こちら で ご覧ください。)


                  ロックを よろしく!    どうぞよろしくお願いします。
                       
ということで …

(平成 26 年)

   今年の 干支(十二支) は  です 

      (うま) は 「ご」 とも読み、            
      「忤」(ご) 「つきあたる」 「さからう」 という意味があって、
      草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態 を表しているとされています。
      <午の刻>も 11時~13時ということですから 前半はまだ昇っていくものの、
      太陽が最も高い位置にある<正午>を過ぎれば、沈んで行く方向に向かう ということで
      ちょっと不安を抱えた年 ということになるんで しょうか!?


午の刻> は 24時制の12時(正午) を中心とする 前後 約 2時間 (11時~13時)
   午前 0時を中心と した 23時~1時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
   7番目の 「午」 は 午前11時~午後の1時となりました。
   さらには、前半の11時台を <午の上刻>、後半の12時台を <午の下刻>、
   ちょうど12時になった時を 「午の正刻=正午」 などと呼び分けていました。
   正刻の鐘 は 昼九つ
   また、「正午」より前を 「午前」、後を 「午後」 という呼び分けもうまれました。
   なお、真夜中の 0時(24時)ジャストのことは 「子の正刻=正子」 (しょうし) と呼びます。

午の月> は 旧暦 5月 (現在暦の 6月頃)。                   
   古代中国では、冬至を含む月(陰暦の11月)が年初 とされ、「子」 が割り当てられたため、
   「午」 は 6月に当たるそうです。


方角> としての 午 は 
   「子午線」 (しごせん) とは、地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ線で
   北を示す 「子」 と 南を示す 「午」 に由来 します。
   南北線 ともいい、同一経度の地点を結ぶ 経線 と一致 します。

干支 (えと) > とは、十干十二支 (じっかん じゅうにし) の略で、          
                               <十> と <十二> を組み合わせたもの。
  ・ <> は
     <陰陽五行説> に基づいて 万物の元となる要素 「 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」 の 五行 に
     「 (きのえ) ・ 乙 (きのと) ・ 丙 (ひのえ) ・ 丁 (ひのと) ・ 戊 (つちのえ) ・ 己 (つちのと) ・
      庚 (かのえ) ・ 辛 (かのと) ・ 壬 (みずのえ) ・ 癸 (みずのと) 」 という 10種類の順列漢字を
     ふたつずつ当て嵌めて、それぞれにさらに 「 (兄 ) ・ 陰 (弟 )」 をつけて
     割り当てたもの。  <十干>の となります。
     ちなみに、 は 木に咲く花や幹から出る葉が 幹の上を覆っている 立木が元 となって
     いますが、樹木に限らず 木や花など 木を原料とした 樹木の成長 ・ 発育する様子を表す
     「春」 の象徴 なんだそうです。


  ・ <十二> は
     古代中国で、天球を 約12年で1周する木星の運行を目安と して 12の方角に区分 し、
     1年を 12ヶ月の暦で表 したことが 成り立ちであると云われているようです。
     12種類の動物を 当て嵌めた、「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ ・ 未 ・ 申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 亥」。
     <陰陽五行説> に基づいて <十二支>にも 「 木 ・ ・ 土 ・ 金 ・ 水 」 の五行を振り分け、
     さらに、陽から始まって交互に 「 ・ 陰 」 をつけて割り当てたもの。
     <十二支>の となります。  ちなみに、 は 光り輝く炎が元 となっています
     が、火のような灼熱の性質を表す 「夏」 の象徴 ということになるようです。


 ・ <干支> の組み合わせは 60通り
今年は 甲午きのえうま ・ こうご) で、干支の組み合わせの 31番目
      60年サイクルである<干支>の半分が過ぎ、後半が初まる 節目の年 ということになります。

始まりがあれば終わりがある。 終わりがあれば始まりがある。
物事に途切れる時はあっても、<時>は途切れることなく流れています。
繰り返される中での <区切り> や <括り>。
継続 しているものなら もう一度 見極め 気を引き締めて、
終わったものなら また新たな気持ちで、
どうすれば良いかを考えたり 始めたりする年

今年は そんな年 なのかも しれません。


<馬> といえば <走る> というイメージがあります。       ― ― ̄ ― ― ̄
動物好きな私は馬も大好きですが 詳 しい種類がわかるほどの知識は持ち合わせていません。
その上 競馬も乗馬もやらないので 実際に目にする機会も ほぼありません。
そんな私が <馬>&<走る> と云って一番に思い浮かべるのは もちろん スマートでカッコいい
 「サラブレッド」 ですが、北海道のバンエイ競馬に出場する 「道産子」 のような馬もいます。
これ以外にも、日本各地には 現在に至るまで 昔のままの姿で大事に育てられている 「南部駒」
 (岩手のチャグチャグ馬コ) のような馬や 小型で可愛い 「ポニー」 のような馬もいて、
そのくらいの差はわかる私にも それぞれの個性はいいなと思えます。

       自分を馬に例えたら …!?  思うだけなら 罪にはならないだろうと考えて
        「サラブレッド!」 と言いたいところですが、さすがにそれは恥ずかしい!
        「私は小さいほうだから ポニー かもしれないわね~!?」 なんて云うのも
       可愛く思われたいようで気がひけます。  生活必需品をいっぱい買って帰る時や
       力仕事を している時は 道産子みたいなもんだから!  本物は それでも愛らしい
       けど …!  いずれにしても、高齢馬です。  そろそろ労わってもほしいわね~!
       ついでに、騎乗する立場で考えてみれば …
       この不安定な世の中に振り落とされないよう 乗り続けて行くのは とても大変そう!
       軽い落馬は 気を引き締めてあれこれ考えを廻らす良い機会と考えても、
       せめて大怪我だけはしないよう ゆっくり進んで行きたい気分です。
       大きくて優 しい瞳や あのスタイルには 惹かれるものがあるけれど、
       白馬が似合うほどカッコよくはないし、体重を考えれば ポニーに乗るのも可哀想!
        〔 だったら道産子のような農耕馬さんでいいや! 〕 なんて失礼なことは云えない
       ほど、逞(たくま)しさも カッコよさだと感 じます。 だけど、乗りやすくはなさそうなので、
       私はやっぱり、  の歩みでも 自力で行くほうが 楽みたいです。
       先を急ぐことばかり考えず、大切な思い出や忘れかけた歌を走馬灯のように映し出し
       ながら、鼻歌まじり、微笑んで歩いて行けたらいいな と思います。



      


ブログを投稿し始めてから 7年半!
干支(十二支)の並び順と同じ 7回目のお正月を迎えることが出来ました。

   
                 (子)    (丑)    (寅)    (卯)    (辰)    (巳)     (午)

<サラブレッド> が … とは言わないまでも
今年こそ <馬> が駆けるが如き 俊敏な投稿 が出来るよう頑張りたいものです。
<馬> の性格と似た 気の小ささも克服 して 多少の積極的さも身に付けたいところです。
少しは変わりたい意識のある私ですが、
同時に この1年が、
<馬> が瞬足で駆け抜けるが如く 早く過ぎ行かないことを祈りたいものです。

こんな私と 新米のロックですが、

本年も よろしく お願い致 します。
‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

人を、大切な思い出を、歌を、忘れないように歩いて行こう … ということで
2009(平成21)年 7月 8日発売、
和田青児 さん の  『おもいで走馬灯』
                 (作詞 = 田久保真見 さん/作曲 = 大谷明裕 さん)

「独りが好きだと 意地を張るけど ぬくもり恋しい 夜がある
                   逢いたくなるほど 背中をむけて 少し濃い目の 酒に揺れてる」
「夕陽を追いかけ 迷子になった あの日を ふりむく夜がある
                   返事を書けない 手紙がふえて 遠いふるさと 胸で揺れてる」
    「心にあかりを そっと灯せば 泣き顔が浮かんで消える まるで走馬灯」

   ひとりの時間も大事。 ふたりでいる時、みんなでいる時、それぞれに大事な時間です。
     いつでも連絡できると思っているけれど、いつ出来なくなるかわからない年齢と時代。
     後悔することのないように、思い残すことがないように、頭の中の <走馬灯> を見つめ、
     振り返らずに進むのか、振り返ってもう一度と思うのか、想い出に浸るのか など、
     いろいろ考える時間を持つのもいいのかもしれません。
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               

この曲は キングレコード時代の1曲を入れると 20枚目のシングル
 『ぼちぼち』 のカップリング曲でした。
コテコテの男演歌 という感 じではなく ソフト演歌か 歌謡曲か といったところ。
女性が歌っても抵抗のない 歌いやすい曲だと思います。

和田青児さん といえば、北島三郎さんの門下生 で知られていますが、
実はその前に一度 キングレコードから歌手デビューし、
学業との両立が難しくて 1年で断念するという経験をされているそうです。
しかし翌年の高校卒業後、新宿コマ劇場で 「北島三郎特別公演」 を見て 感動。
再び歌手になる夢を抱いて上京し、北島音楽事務所に入社。
北島さんの付き人を 11年務めた後の 1999(H.11)年、
クラウンから、和田青児 として 『上野発』 で 再デビュー。
一昨年からは ご自身の事務所を設立されて 新しい道を歩み始めていらっしゃるそうです。

その年が 本当に良かったのか悪かったのかは 年の瀬になってみないとわからないけれど、
  ̄ ― ― ̄
ウマ く 楽 しく 生きて行けた ら いいわね~!


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   「賀詞工房」 「年賀状プリント2014」 「今日もわんパグ」 「イラストレイン」

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