― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

年末のご挨拶

2012-12-31 | ごあいさつ 等
 
2012(H.24)年辰年 も あと数時間 となりました。

今年のマー君一家は、ター君 が 生後 2ヶ月 と まだ小さいため、
パパの実家(群馬)に行くのを取り止め、お正月も こちらで過ごすことになりました。

そこで、今年最後の日に …
私としては お初!
マー君のお家 で 夕食を共にすることになりました。

そうなると 自宅に戻る時間が わからない!
従いまして、急遽 先に投稿 しておくことに 致 しました。

        よくよく話を聞いたら …
          パパとマー君は 新年2日から5日まで 男二人で 群馬に行くことに したそうです。
          ママとター君 は お留守番!  マー君は 良い子で いられるのかな~!?



   



― 歌・種・記・文 ― を 覗きにいら してくださいました みなさま。
本年も、この <さらに長くなったブログ> に
忍耐を持ってお付き合いくださいましたこと、本当にありがとうございました。


光陰矢のごとし という ことわざ がありますが、
<矢のスピード> が、去年にも増 して早くなった!? なんて感 じられるほど
あっという間に過ぎてしまった一年でした。
もしかしたら、このスピードが  さらに加速 していって、
超高速、「<的> まで一瞬!」 なんて感 じる時 が来たら 天国に召されるのかな?
なんて 思ったり して しまうんですが …
果たしてそれは、当たり なのか はずれ なのか!?


           この速度に対応するためには …
           この時代に置いて行かれないためには …
         ブログは 早く短く数多く が 鉄則 なのだと思います。

         そのあたりがわからない というわけではないんですが、
         私の場合は 自分の記録
           自分らしく あること。
           その時 何を思ったのかを大切にしたい こと。
         そのあたりを重視 したい! 忘れないよう書き留めておこう!
         そう思うほど だんだんと …、 さらに …、 長くなっていって しまう!

             もしも 書けなくなるようなことが起きた時、
              見直すことが出来る状態なら 再び何かを思うことが出来る かも しれない。
             もしも 自分が永眠 した時、
              娘たちに たま~には思い出 してもらえる かも しれない
             … なんて思ったり して!


         書き始める時は いつも、投稿は 短いものにしたい と思ってはいるのに
         思い通りにいかない 歯痒さ!
         そのうえ のろい となれば 良いとこ な しです。
         考えてみれば、そのせいで 書けなかったことも いっぱいありました~!
            頭が回らず、収拾がつかず、時間ばかりが過ぎて行ってしまって …
            けっきょく 投稿には至らなかったものも 多々あったな~!



呆れたところで、
これらは すべて 今の 私らしさ


― 歌・種・記・文 ― は きっと、ずっと こんな気分!
細々と続いて行ければいいかな という思いで 投稿 してゆくのだろうと思います。
でも 来年こそは 短いものを折り混ぜたい!
長さのパワーアップ には 注意 したいところです。


こんな私ですが、
来年も また 覗きにいら していただけたら 嬉 しいと思っております。



今年も ご挨拶だけになって しまいますが
ありがとうございました。






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歳をとるほど繋がりは大事  ― 淋 しい時だけそばにいて ―

2012-12-27 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
 
前回は <愛媛に住む歌友> のお話を書きました。
距離の離れている彼女の場合もそうなんですが、
メアド交換を していて 1~2ヶ月お会い していない 近場に住む歌仲間。
そういう方にも 時々メールを入れるように しています。

      電話は 掛けた側の都合が強くなるので、私からは
      相手の都合を優先 しやすい メール しか … いたしません
                               ( 「ドクターX ~外科医・大門未知子~」 より)
      メールでも <強要> と感 じさせて しまうような 無理なお誘い は … いたしません
      お店や私達のことを 思い出 してほ しい!
      声をかけることで、足が遠退くほどに強くなってしまう <行き難さ> や <面倒くささ> を
      解消できたらいいな~!  そんなことを思いながら送信 します。
      私自身が、その方を忘れないでいたい との思いもあります。

              あなたの歌が聞けないと淋 しいです。  
                あんまり来ないと顔を忘れちゃいますよ。
                都合がつくようなら出て来てくださいね。


      主となる内容はそんなものですが、中身は送る相手や その時によって違ってきます。
      ただ、相手と 思いが一緒 とは限らないので、自分勝手な <独りよがり> にならないよう
      注意 しつつ、お店の近況などを交えながら 打算のない気持ちを伝えるよう心がけています。


メールを したから といって すぐに、 あるいは 必ず、来てくれるというわけではありません。

      お仕事の都合で 来られない方も、様々な事情で来なくなった方も いらっしゃいます。

それでも今のところ、たまにの <声かけ>が 嬉 しいと思っていただけては いるようなので、
駄目でも、 来れないのがわかっていても、 しつこくならない程度の内容と間隔で また してみます。


そんなことから、 ある方(Si 氏)にも何度かメールを出 しました。
そして いつものように 幾度かのやり取りがあり、
<もう しばらくは行かれない!> というようなお話で 一段落!

ところが、 1週間ほど経ったある朝、
その方のほうからメールが届きました。

      そんなことも 珍 しくはなかったので、何気なく開いてみると …
         〔 ん? 何かあったの!? 〕
         〔 齢をとってくると 突然 気になり始める なんてことも出て来るのかな!? 〕
      そんな風に感 じる内容が書かれていました。

   彼の年齢は 私より かなり上だったと思いますが、  
   若く見えるし さり気なくオシャレだし、なかなかカッコいい方です。

      <人の歳> は、さほど気にならないので 教えてもらっても ほとんど すぐに忘れて しまいます。
      覚えていても 「確か ○十代 だったかしらね~!?」 なんて おおざっぱ!
                                (単なる、<加齢による 物忘れ> だったり して …!)
      友人とは <性別>とか<歳>に囚われない、人対人 のお付き合いを したいと思いますし、
      <気にする>より <気にかける>を さり気なく出来たらいいな と思っています。


   そんな彼が 今回 くれたメールの中には
              俺も けっこう 偏屈 だから 友達も いないし、  
                誘ってくれる人を大事に しなきゃって思うよ。
                ほんとに誘われなくなったら さみしい人生になっちゃうからね。
                孤独死が他人事 じゃなくなったよなんて
                朝の5時頃から起きてるから ろくなこと考えないよ。
                朝っぱらからごめん!


   なんてことが書かれていました。

          彼がいう <偏屈> とは、<人の好き嫌いが はっきり している> ということのようです。
          そういう人は私の仲良しさんの中にもいて、なぜか この二人は気が合うみたい!
          <偏屈同士> と思ったら おかしくなりますが、好き嫌いが激 しいとはいっても 人から
          嫌われないのは、自分を抑えることが出来ているからだと思います。
          思うだけなら自由! 自分を出 し過ぎなければ 友人関係は続けられます。

   すぐには来れないようなお話から、急に どう しちゃったんでしょう!?  
   何か <心境の変化> を引き起こす出来事でも あったんで しょうか!?
   ひとりぼっちで寂 しかったり 苦 しんだり している <変な夢>でも 見たので しょうか!?      
      だけど、<孤独死> については ちょっと考えさせられます。  
      一緒の家に住んでいたって いつ何が起こるかわからないんです。
      一緒にいる時なら助かっても、たまたまひとりの時だったり、急変 して助けも呼べなかったり …
      そんなことだって有り得ます。
      事故や災害も多い上に 年齢を重ねる毎に 自分自身が心配になる時が増えてくるから
      ひとり だと 考えて しまうことも多くなってくるんで しょうね~!
            人の齢 は 気にならないけれど、  
            自分の齢 は … 私も、 <気になるお年頃> になってます!


   そんな時、会話でもメールでも やり取りのできる人がいるというのは
   多少なりとも 心強いものではあるので しょう。
      いざという時、本当に助けになるかどうかは わかりませんが、  
      <ちょっとは繋がっている> って思っただけでも <いつもひとり> よりは良いですもんね~!
      <顔見知り友達 は 違う> って 前回も書いたような気が しますが、
      たとえメールでも、話が出来る人がいるというのは それだけで幸せなことなんだ と思います。





普段 あまり気にすることは ないけれど、 よくよく考えてみれば、
若者達と違って いつも仲間と一緒に(若者言葉なら つるんで?)いるわけじゃないし、
子どもがいる若いお母さん達のように、悩みを打ち明けあったり ランチを したりする
<ママ友> のような存在がいるわけじゃない!

        会社に勤めているなら、 <会社仲間>。
        習い事を しているなら、 <サークル仲間>。
        同 じ趣味を持っているなら、 <趣味仲間>。
      引退 していれば …!?、 定期的に通っていなければ …!?、 趣味がなければ …!?
      <仲間>、<友人>、 そんな風に呼べる人が いない可能性もあります。
      <旧友> や <幼なじみ>、 なかなか会えない人達だって 大事に しないとね~!

彼の場合は 職場に人が少なかったり、不景気で年内閉社も決まっているなどの理由から  
気を病むことが続いて、フッと不安が湧いてきてしまったのかも しれません。
                    (あまり大っぴらにするお話でもないから、ここは サラッと流 しましょう!)

すぐに出来るというものでもない 中高年の友人>。
大事に しなきゃ と言った彼の言葉が 身に沁みます。
      そこで、                                     
              この前 「この歌 合うんじゃない?」 ってCDを くれた曲、
                覚えたから聞いてもらおうと思ってたんだけど、
                あんまり来ないから忘れちゃったかも しれないわ~!

      そんなお話を したら、                             
               聞き損なっちゃったな と思ってたら 取っといてくれたんだね。
                それじゃぁ聞きにいかなくちゃね。

      なんとなく勢いがついてくれたようでした。


<パチンコが趣味> といっている彼だって、やっぱり ひとりは寂 しい といいます。
<パチンコ> って、かなり のめり込んで しまうもののようだから
熱くなっている時は気づかないのかも しれませんが、
周りに人はたくさん いても、基本 ひとりで遊ぶ(勝負する?)ものだからかな!?

                  それなら 寂 しさが重症にならないうちに
                     重荷にならない程度に …
                     必要以上に干渉 しあわない程度に …
                  時々は 一緒に過ごす時間を 作りましょうね~!




<後日談>
こんなお話を したSi 氏は、次の週 お店に来てくれました。
久々の再会で したが、みんなとも打ち解けて 楽 しそうに時を過ごしていたようで、ちょっと安心!
私は、 ずっととっておいた曲に加えて、以前約束 していた新曲デュエットのリクエストにも
何とか対応することが出来、肩の荷が下りたような気が しました。
彼がご機嫌だった最大の理由は、  
急に <職場存続> が 決まったことに対する安堵感があったから のようでした。
   (耳打ちで話 してくれたから 内緒話だったのかも!
                     でも良いほうに転んだんだから良かったよね~!)


        良い気分で迎えられる新年なら 本当に良かった!
        また 〔 寂 しいな~! 〕 なんて思う 繰り返 し波 が来ないよう、
        次回も また、来る気になれるといいわね!


<余談話 パート1> 
この日、私は ママから 2回目の皆勤賞 を いただいてしまいました。  
受賞 したのは、姉妹で来ているお姉さんのほう と 私の二人だけ!
本当は 私、新年に1回だけお休みを しているんですが、 
ママは それを承知で くださったようでした。
   お休みの理由は、旅行の帰りに渋滞に嵌って行けなかった というものでした。
                    (旅行話の詳細については こちら の 一日目と二日目 で ご覧ください。)

      基本は 楽 しみで出かけて行くのに、 など いただいて しまうと、
      逆に 来年も 頑張らなきゃいけないのかな? なんて思っちゃいそうです!
      こうなりゃ 殿堂入り でも目指そうかしら!?


<余談話 パート2> 
翌週 には 最大 8時間半 いられるという クリスマス会 が開かれ、
ママからは 「本日は お話を しようと 踊ろうと 何でもありの 無礼講~!」 との宣言が飛び出 しました。
みんなを乗せるため 「お面 被って踊ろう!」 などと 無茶振りをされて戸惑うこともありましたが、
 「よくやってくれました!」 と缶ビールのご褒美を いただき、
“主さん”からは ビール、Si 氏からも ワインを いただいて いい気分に …!

      和気藹々ムードの中、驚いたのは 9分もある曲を披露 した方がいら したことでした。
      <何でもあり> と云われても、大人としての常識 くらいは持ち合わせていたいなと思いました。


帰りには お仕事で来られなかったQ氏から
 「もも焼き、食べさせてあげたいと思って取っといたから取りに来ない?」 と連絡が入って、急遽 寄り道!
お寿司までご馳走になって しまいました。

      自分では しっかりしていたつもりが 車内で寝てしまったようで、けっきょく 多摩川線を 3往復!
      Q氏が気を遣って早く帰 してくれたのに、終バスに間に合いませんでした~!
      だけど、初めて体験することがいろいろあって 楽 しい一日でした。




時はどんどん流れて行って しまいます。
        <子育てが終わったら …、 50を過ぎたら …、
                 残りの人生 自分が楽 しむために使え!

なんてお話を聞くと、
臆病 だったり マイナス思考 だったりすることも 出来れば卒業 して、
自分第一 にはならずに ちょっとだけ積極的 になれたらいいな~ なんて思う 今日この頃!
慌てずに のんびりと 私らしく、頑張ろ~ っと!

              今さら 慌てても しかたがないから  亀は亀らしく、自分の歩幅で 前向きに歩こう!
                              歳をとるほど、繋がりは 大事に しよう!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

淋 しい時には仲間に声をかけてね … ということで
1994(平成 6)年 9月21日発売、
     青江三奈 さん の  『淋 しい時だけそばにいて』
                (作詞 = 麻こよみ さん/作曲 = 鹿紋太郎 さん)

「一年たつのが ほんとに はやいよね  誕生日さえ この頃うれしくなくて
                  バックを ぶらぶら 揺らして 一人  ほろ酔い気分で 夜ふけ街」
   「自由も いいけど 男も いいね  淋 しい時だけ そばにいて
                    身勝手すぎると ネオンが笑う  大目にみてよね 今夜だけ」
   「お酒も いいけど 男も いいね  淋 しい時だけ 抱きしめて
                    ショーウィンドーに 写った私  まだまだいけると 自惚れる」

   淋 しい時 だけ って、「いつも自分の都合ばっかりね!」 って思うような人から言われたら
     「調子よすぎ!」 って思っちゃいそうな言葉ですが、相手がそれを許せるなら 問題 は ない!
     <わがまま> を 大目にみたりみられたり、<甘え> を 笑って受け入れたり受け入れられたり …!
     そんな仲になれたらいいのだけれど、<寛大でありたい> って思うようなことにだって限界はある
     と思うので、やっぱり 自分の思いばかりが強くならないように しないと いけないので しょうね。
     だけど …、若い子 じゃないから 常に一緒 は かえって重荷 になりそうな気は … します。
     そういった面では、<淋 しい時 だけ> = <時々> って程度が ちょうど良いのかも しれません。
     そうそう、Si さんは まだまだ いけますよ!
     淋 しい時は、<メル友>、<歌友>、 どちらでも対応 します。    
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

青江三奈さんが亡くなられたのが 2000(H.12)年の7月ですから、
もう12年も経ってしまったんですね~!
今年は13回忌が行われたようです。

メジャーデビューは 1966(S.41)年、『恍惚のブルース』。
高校在学時から銀座の「銀巴里」で歌っていたらしく、
高校卒業後、西武百貨店の店員さんから クラブ歌手に …。
   ※ 銀巴里:1951(S.26)年~1990(H.2)年まで東京銀座にあった日本初のシャンソン喫茶店。

森進一さんと並んで <ため息路線> と呼ばれ、
特に 『伊勢佐木町ブルース』 の冒頭の ためいき は かなり衝撃的なものでした。
歌は歌えても、よっぽどテンションが上がった時か 場を盛り上げたい時でもない限り、
恥ずかしさが先に立って、私には 難易度が高い曲です。

紅白出場18回。
最後に出場 した1990(H.2)年(第41回)は、
同年12月に亡くなられた 浜口庫之助氏( 『恍惚のブルース』 の作曲家) を偲ぶという形で、
7年ぶりの復帰でした。

歌手活動は 1999(H.11)年1月の 渋谷公会堂のコンサートが最後。
病気(膵臓癌)療養のため というのが理由で、
その後は入退院を繰り返しながら闘病生活を送り続けていたそうですが、
翌年の7月、59歳で他界。
JR 関内駅から程近い イセザキモールには 『伊勢佐木町ブルース』 の歌碑が建立されています。

月一で集まる歌仲間との食事会。
その二次会で 時々行くスナック に、青江さんは たまに顔を出 していたようで、
カウンターの隅が指定席だったと ママさんが言っていました。
お店には 今もサインが飾られています。

同 じカウンターで お酒を飲みながら、生歌を聞いてみたかったな~!

そんな機会があったら きっと、歌とお酒で 酔いしれたことで しょうね~!


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友 遠方より来たりて思うこと  ― 友だちならば ―

2012-12-08 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
 
昨年の10月、故郷の愛媛 に帰られた歌仲間のU女史と 1年半ぶりの再会を果たしました。
                            (以前の再会話の詳細については こちら で ご覧ください。)
早いもので、あれから 1年!
「みんなの歌を聞きたい! 自分の歌も聞いてもらいたい! そう思って働いているの。」
そう言い続けた彼女は 前回の約束どおり、今年もやって来ることになりました。

遠く離れていると諸事情により、      
そのうち 「今年は無理!」 とか 「もう行けない!」 なんてことが あるかも しれない!
そういった可能性を否定できないなら、上京 した時くらいは 楽 しませてあげたい!
そんなことを思っていたら、彼女のほうから
 「いつものお店の後、Kちゃんの所(彼女の友人経営のスナック)に行かない?」 と連絡が入りました。
   初めは、「前回みたいに また前日も 一緒にいっぱい歌いたいな!」 と言っていた彼女で したが、
   次の日の昼と夜を一緒に過ごすとなれば、<2日連続でのスナック通い> は さすがに無理だろうと
   察 してくれたようで、<前夜祭話>は自然消滅となりました。


彼女からの当日のお誘いは 何人かにメール送信されていたようで、
まとめ役は 今回も “主さん”が 引き受けてくださることになりました。


3年前(帰郷当時)の心配が嘘のように、今では もうすっかり 愛媛県人 となっている U女史!
週に1度のカラオケ喫茶通いから、誘われて大会に出場するほどにまでなっているという
彼女の元気ぶりが、時々交換するメールから伝わってくるたび 嬉 しくなります。
そして、その <進化 した歌>を 聞いてもらいたいという思いを含め、
我々に会うことが一番の目的 と言ってくれる気持ちにも嬉 しさを感 じます。
   <ジャンルの違う歌人達が集まるお店> というのが あちらにはないとはいえ、こちらに来ようとする
   エネルギーは大変なもの!  お金や時間など現実的な問題が含まれていれば、それを押 しても
   来てくれようとする気持ちが有り難く思えます。


   私達に会うため 900Km近くも離れた愛媛から年に一度やって来るという時に       
   待っていてくれる人が いるか いないか では 心強さ に 大きな差が生まれることで しょう。
     いつでも行ける私達でさえ 顔見知りがいてくれることでの <安心感>があるのだから、
     彼女の胸中には その何倍もの思いがあるものと推測されます。
   だったら 気持ちよく迎えてあげて、「楽 しかった~!」 という思いで帰らせてあげたい!
     たとえ少 し無理を したと しても、それを渋って友人を哀 しませる心苦 しさよりは 良い!
     <年齢の衰え> は阻(はば)めなくても、そういったことに鈍感になってしまう <心の衰え> は、
     自分のためにも 阻止 したい!

       顔見知り から 仲間 とか 友人 と呼べるようになるまでには <時間> が かかります。
       理解できたり、<得るもの> が あったり、一緒にいて楽 しかったり …
       そんなことがあるから 仲良くなります。
       少 しずつ築いてきたものに しても、何かがきっかけで急に仲良くなったに しても、
       友人との関係を大事に思う気持ちに <健忘症> になるようなことは したくないものです。

 けれども 人にはそれぞれの考えかたや事情があって、 彼女を知る方に声をかけてみても
   <あんまり親 しくないから> とか、<知り合って1年くらいのものだから> とか、
   <歌うことに魅力を感 じなくなった> というようなお話をされる方までいら して、
   その程度の思いの仲間 だったのかと 拍子抜け したり ガッカリさせられることも ありました。

       「U女史とは親 しかったの?」 と聞かれたら、 
          彼女が帰郷するちょっと前に やっと少 しお話をするようになった!
          彼女を知ったのだって まだ浅い!
          ただ、歌を聞いてファンになり、帰郷する前の寂 しい胸の内や家の事情を みなさんと
          同 じ程度に聞いて、その落ち込みかたの激 しさが心配で メールをするようになった!
        私も そのくらいのお付き合いだから 二の足を踏んでいる方達と大差はないと思うんです。
        自分の気持ちを優先させるか、ほんの少 し相手を思ってあげられるか、
        ちょっとした考えかたの違い!  それだけのことのような気はするんですけどね!

 だけど、気乗り していないとわかるお話を聞いていると 頭数を集める ことの無意味さを感 じます。
   こちらの気持ちを事細かく説明 しなくても
   自分から、<彼女のために何とか都合をつけよう> とか <楽 しく盛り上げてあげよう> とか
   そんな風に考えてくれる方達だけでいいのではないか!?
   そう思えて、“主さん”にも そんなお話を しました。
   そして、今回は 快く参加 してくれる人だけの会 に しようということになりました。  
      実際、私もこの日はS会の食事会と重なって しまっていましたが、
      毎月行かれる可能性のある集まりと比べたら、迷う気持ちはありませんでした。



こちらに来ると決まってから、
何度か来た彼女のメールからは、最初のうち ちょっと心配な様子が窺(うかが)えました。
 「もう知らない人ばっかりなんじゃないかな! そうだったら心細いな!」
 「来年は来れないかも しれない!」
  〔 やっぱりね~! 離れていると 忘れられちゃったん じゃないか って 弱気にもなるわよね~! 〕
そこで私からは
 「私はね、あなたの歌が聞けるのを楽 しみにしているのよ。
  たとえひとりだとしたって 確実に 楽 しみに待っている人間がいるなら いいでしょ?
  実際には もっといるはずだし …!  だから心配することはないわ。
  それにね、あなたが来てくれることで集まろうとすると いつもとはまた違って、
  <もっと仲間意識が強い集まりになる> ってことになるわけだから、それも楽 しみに してるのよ。
  だから出来る限り頑張って、毎年来てほしいと思ってるわ。」 と返信。
すると 彼女からは
 「ありがとう。 私みたいなものを大事に思ってくれて感激です。
  たった5年間の東京暮ら しだったのに すばらしい歌友達ができて
  生きてるっていいな~と幸せを感 じています。 これからもよろしくね!」
完全にふっ切れた様子が伺えるメールが届きました。
たぶんこの時も 彼女は何人かに心中を話 し、みんなからも励まされたのでしょう。
それ以後は 楽 しみにしているという内容のメールが来るようになりました。



当日、
<昼の部> は 待ち合わせをせずに、それぞれが自由な時間に行くことになっていました。

     早くから行くと連絡 してきたA氏に、U女史がひとりにならないよう 席の確保をお願いしました。
     混むと思ったのに、この日は1時間遅れでも まだ10名ほどで、しかも全員男性という状況には
     ちょっと驚かされましたが、余裕で座ることができ、彼女の到着を迎えることも出来ました。

 久しぶりに聞く彼女の歌声は優 しい響きで、また腕(歌のレベル)を挙げた感 じ!
   聞いていることが心地良くて、お酒も飲まずに 酔いしれ気分 に浸ることが出来ました。
   お仕事の関係で最近はお会いできなかった“主さん”の歌にも癒されました。
   それに引き換え 私は1ヶ月ほど前にひいた風邪が治らず、すぐに咳が出るといった悲惨な状況!
    「それでも私のために歌ってね!」  彼女からはそう言われていて、
   私も 「何が何でも歌うからね~!」 と約束 していたので
   腹筋で咳を我慢 しながら歌うといったことになり、人知れず苦 しさを感 じていました。
   けれども 今年も、恒例のようになった 『真夜中のギター』 を ふたりで披露することができて満足!

      1曲でも多く歌ってほしい彼女には 毎年 私の番が回って来た時に この曲を振ります。
      彼女を紹介する意味も込めて、今年の前説も
       「横浜と愛媛、遠距離恋愛中のウコンとゴーヤです。」 と入れました。
      毎回 ぶっつけ本番なので ドキドキ しますが、今回は咳を我慢 しつつの成功ということも
      あって、達成感を味わうことが出来ました。


   昼の部、U女史のために集まったのは 結局 4人 でした。

      初めは参加予定で欠席 した方が2名、夜からの参加に変わった方が1名。
      主さん、Soさん、Aさん、私 の4名 だけとなりましたが、会えるまで不安があったら しい
      彼女が大喜び してくれたことで、やっぱり じゃないな と感 じました。
        〔 <笑顔で集まってくれる仲間> って ホントに良いな~! 〕
      普段も思うことですが こんな時には改めて感 じさせられます。
      私達にとっては、<彼女の笑顔が何より> でした。


   彼女は <今回の思い出また1年頑張るための材料 になるように …> と
   ママに頼んで テープを録ってもらっていたようでした。


第一部の営業時間が終わると、
遠方へは行けないという1名(Soさん)、そしてママとは ここでお別れとなりました。
   この時、ママが 「飛行機代なら出すから またおいで!」 と言ってくれました。
   そんな風に言われるなんて幸せなこと!
   彼女はもちろん 「来年も来るからね!」 と答えていました。


第二部への移動メンバーは 近くの商店街で お寿司、から揚げ、おつまみを購入 し、
次のお店のある駅前で2名(Sakさん・Qちゃん)と待ち合わせて、二次会(夜の部)へと向かいました。

久しぶりにお会いするママさんは 本当はお休みの日なのにお店を開けてくれていました。
でも ちょっと気になったのは、“主さん”が 事前にお願い してあったはずの日本酒等の用意が
なかったこと!
そのため ここで手伝っていたことのあるU女子が2度ほど仕入れに行ってくれたようで、
私達のために かなり気を遣わせてしまったのではないかと気になりました。
ハウリングや音割れが直らず、修理の人を呼んで 手間取るなどということもありました。
それでも みんなで順番に歌を披露 し合ったことや
途中から加わった珍 しい方(Kin ちゃん)の存在も 彼女には嬉 しかったと思われ、
隣に座っていたA氏に後日聞いた話からも 彼女が楽 しんでいた様子が伺えて、
二次会にまで参加 してくださった方々がいてくれたことが本当に良かったな と思えました。

     まだ数回 しかお会い したことのなかった Kin ちゃんの 味わいのある歌が聞けて ラッキーでした。
     私は 『真夜中のギター』 に次ぐ ふたりでハモれる歌 を 探 したいと思って、ザ・ピーナッツの
     『恋のフーガ』 を振ってみたんですが、どこでどう分かれているのかがよくわからぬまま終了!
     彼女が再び来る目標になればいいなという思いで、 <今後の課題>に しようと提案 しました。

        だけど、ハモる曲は それぞれ単独のパート音源がないと 覚えるのが難 しい!
        『恋のバカンス』 だとか あみんの『待つわ』 だとか、候補曲はあがっていても、
        <パート別> はカラオケにもないと思われるため 問題はありそうです。


彼女が楽 しんでくれさえすれば、今回の集まりは成功 したと云えます。       
だけど、総合的にいったら 二次会は ちょっと不本意さが残る結果となってしまったように思います。

     たまたまこの日、<いつものお店> にキャンセルが出て、夜も使える状態でした。
     それがわかっていたのなら、みんな<ここ>に 居残り したかったはずです。
     だけど、<U女史の友人のお店だから> ということで、“主さん”が 彼女の顔を立てて
     変更せずにいてくださったんだと思うんです。 (私でもそうしていたと思います。)
     けれども 行ってみたら、
     K(ママ)さんが U女史のために気を配ってくれている様子があまり見受けられなかった!
       友達であるなら、やっと上京できた友人のために、
       また その友人が、歌仲間達に気を遣わないで済むように、
     もう少 し頑張ってあげても良かったん じゃない!? そう感 じて しまったことが残念でした。

        出費が抑えられなかったとか 音にうるさいとか、思惑どおりにいかなかったこともあって、
        ママさん側から見た我々は <面倒な客> の部類になって しまったのかも しれません!
        <商売人> なら そのあたりは 態度に出 してほしくなかったな と思うのだけれど、
        常連には成り得ない <儲からない客> だから、しかたがないのかな~~!?


     だけど実際、「あれじゃぁ わざわざ遠出までする意味がない! 次もここなら来ないと思う!」
     「いつものお店でやれたら ここまでは来れなかった人やママも参加できたわけだから
      そのほうが良かった!」 など、多少の不満を感 じた方は いら したようでした。
     彼女への気遣いが裏目に出て、誰も 得 した感がない(今夜は最高!と思えない) というのも、
     何とも 口惜 しいことです。


それでも 帰郷する彼女には 良いことだけを伝えたいと思い、     
   今回も楽 しかったこと。 バージョンアップ した素敵な歌が聞けて嬉 しかったこと。
   彼女がいつまでも仲間であること。 それを忘れないでいてほしいこと。
   だから頑張ってまた来年も来てほしいこと。
   何か励みになることがあると頑張りかたも違うから、ハモれる曲の選択を任せること。 etc
と メール しました。 
     彼女からも     
        本当に楽 しかったこと。
        誰の歌を聞いても それぞれに感激 したこと。
        みんなと同じ仲間に入れてもらえて 凄く嬉 しかったこと。
        いつまでも仲間でいさせてほしいと思ったこと。
        だから来年も絶対に来ようと思ったこと。
        それまでにハモり歌を 探 しておくこと。 etc
     すぐに返信がありました。

その後のメールで、     
彼女が今また 大会に出るための準備を している ということを知りました。
ママに録音 してもらったテープを聞きながら 楽 しかった思い出に浸り、
来年に向けて頑張る決意を し、前向きに生きて行くとも書いてありました。
   何とも パワフル!  そのくらい 打ち込めるものがあったら幸せよね。
   人との関わりを大事に して、楽 しみながら 頑張ってね~!




今回で見えたこと 学んだこと。
次回は それを踏まえ、それを生かして、
より良い状態で彼女を迎えてあげられたらいいなと思います。
歌仲間のみなさんも
その時はまた 優 しい気持ちで集まってくださることに期待 しています。


来年もまた、良い仲間達が集まってくれるといいわね~!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

友人との繋がりを大切に したい … ということで
1972(昭和47)年 2月 5日発売、
      トワ・エ・モア の  『友だちならば』
            (作詞 = 山上路夫 さん/作曲 = 川口 真 さん)

「も しも涙とまらない時は いつも私がいること思い出 して」
   「生きることがつらい朝来たら すぐに私を呼んでよ」
     「あなたのもとへ私は急いで行くで しょ 二人は友だちなら すぐに飛んで行こう」

   友人がいてくれるありがたさは 折に触れて感 じるものです。
     ひとりでいる時間も 大好きだし 大切に したいとは思うけれど、
     ひとりでは 決 して味わうことのできない時間の共有も 疎(おろそ)かには したくない!
     お互いが相手を思いやりながら繋がっていられる幸せ! 大事にしたいものです。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

これは フォークソングが主流の時代の歌謡ポップデュオ、「トワ・エ・モア」の 10枚目のシングル曲です。
初め、二人は別々にソロ活動を していたのだそうですが、
「ソロでは線が細い」 と判断 した事務所が 強制的にデュオに仕立てたためか、
良い歌を歌うのに仲が悪い という評判が立っていたのを覚えています。
そのためなのか活動期間も 1969(S.44)年~1973(S.48)年 と たったの4年間!
解散すると聞いた時には やっぱり噂は本当だったのかとショックを受けたものでした。

芥川澄夫さん は 解散後、
「トワ・エ・モワ・ファミリー」 という新ユニットを結成 したり、レコーディング・ディレクターを したり、
音楽プロデューサーとして活躍すると共に、自身の「ミュージックハウス」を運営し、
新人育成のためのボイストレーニング等にも力を入れていたそうです。

山室英美子さん は 解散前、
歌うことの意味を見失い、保育士になるという理由で解散を言い出 し、
一時期 歌から離れていた時期があったといいます。
25歳の時、元ブルーコメッツのベース 白鳥澄夫氏と結婚 して、渡米。
その時 また歌いたいと思い、1977(S.52)年、和楽器を取り入れた男女4人組「鴉鷺(あろ)」を結成。
しかし 方向性に問題を感 じて解散。
1982(S.57)年からはシンガーソングライター 白鳥英美子 として ソロ活動をなさっています。
なお、2001(H.13)年には 娘 白鳥マイカさんも J-POP系シンガーソングライターとしてデビュー。

そんな中 「トワ・エ・モア」 は、解散から25年が経過 した 1997(H.09)年、
NHKの『思い出のメロディー』に出演 したのをきっかけに再結成することとなり、
現在に至っているそうです。


今回行ったスナックは カラオケの機械が DAM ではなく、UGA でした。
いつもは カラオケ主流のお店なので 音が良いことと 最新機種であることが命!
スナックは 飲むほうが主流で歌を楽しむため 音も機種も望むほうに無理があると思われます。
それにしても …、音は悪すぎた~ぁ!
DAMにはあるのにUGAには無い曲があったりして ちょっとガッカリすることもあったけれど、
DAMには無い曲が歌えた時は 新鮮で ちょっとお得感も味わえました。
この曲も そんな中のひとつ。
昔聞いていた頃は 何も気にすることなく一緒に歌えていたような気がするのに、
初めて歌ってみたら キーが高くて びっくり!
風邪をひいて声が出ないこともあるとは思うのだけれど、
やっぱり年のせいなのかしら!? などと思えて ショック~!

<友達>、<仲間>、 良い響きです。

いつまでも響きを感 じ合い、共鳴 し合えるようでありた いわね!



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   「イラスト工房」 「らぶらぼ」

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