― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

秋には肌まで 紅葉色!?  ― 色づく街 ―

2011-09-25 | 動物・生き物 に関するお話
 
もみじの季節 には まだちょっと早いようですが、
前回の記事の最後に書いた
 秋には ちょっと踏み込んで 歌詞の世界を 散策 してみるのも いいのではないで しょうか!?
 秋には 主に 赤、そして黄色の彩 りが 際立つ のね~!
という文面から <紅葉 という言葉> が気になってしまいました。
これは <もみじ> とも <こうよう> とも 読める文字です。
一般的に云う <紅葉もみじ> とは、                 
よく 図案化されたり 幼児の手に例えられるように、葉が手の平(掌)状に裂けていて
秋に 紅く色づく カエデ科の数種 を指 しています。
   ひらがな表記ができ、歌詞 にもなりやすく、<もみじ色><もみじまんじゅう><もみじおろし>
   など 言葉を くっつけて 色や形を表現することも出来ます。

紅葉こうよう> とは、                          
主に落葉広葉樹が 晩秋 落葉する前に
(あか).黄.褐色に色づく 葉の色が変わる現象 のことを云います。
   通常は漢字で書く。
   こちらで読み、他の語との結びつきにより 読み分ける場合が多いと思われます。

つまり、    
樹木の種類も 範囲も 広域を指 して使うのが <紅葉(こうよう)> だと思うんですが …
日本人が こよなく愛する文化、慣習、
紅葉(こうよう)を観賞するため山野を訪ね歩くこと> については
                <紅葉(こうよう)見物> とか <紅葉(もみじ)狩り>、
紅葉(こうよう)が徐々に南下すること> については
                <紅葉(こうよう)前線> とも <紅葉(もみじ)前線> とも云うんだから 難解!
   通説として <もみじ>には 秋口の霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして色づく、
   「揉み出るもの」
   という意味があるそうですから、<こうよう> と同じ意味も含まれることにはなるようです。




日本語は 解り難くて 難 しい~!


            そんなことを思っていたら、
私の まで 紅葉 しちゃいました~!!!
???  何を言っているの?
〔 わからないだろうな~! 〕
… というわけで、今回は その詳細を書いてみることにしました。

その日 私は しばらくぶりに 自宅周辺の草むしりを していました。    
雑草の生命力というのは 大したもので、
きれいに刈ったと思っていても しばらくするとまた 一面に茂ってしまう!
この作業は まるで イタチごっこのようです。
   除草剤を使えば良いのでしょうが、カエル君、かなへびちゃん、バッタ君など
   生き物たちがいるから生活を脅かすほどのことは したくない!


さすがに 蚊に喰われたり 虫に刺されたりは したくないので
軍手を して 半袖の上にブルゾンを羽織り、スエットパンツに靴下姿!
動くと まだまだ 暑い中、
下を向いて 夢中で 草むしりを していると
立った時に クラクラと 立ち眩みがすることもあり、
この日も 何度かそんなことが続いていて
水分補給を したり 日陰で小休止 したりしながらの作業となっていました。
雑草は 簡単に抜けるもの、綱引きのようになって上だけ切れてしまうもの、 
高く伸びたもの、地面に張り付いたようになっているもの、
茎が太いもの、細いもの、一箇所から いくつも枝分かれしているもの
地下茎で広がるもの、ツルが絡まりながら伸びていくもの など 多種!
それらが仲良く共存 しているコラボレーションは
整えられて植えられたものではないから デコボコ と まとまりがなく、
いっそう 雑然たるさまに 見えてしまう!
とりあえず 毟(むし)れるものは毟って ゴミ袋に詰めていこうと思いましたが、
真っ先に毟ってしまいそうな 見るからに<雑草>を主張 している葉っぱも
長めで先が尖った薄くて柔らかそうなものは <マーブルのサラダ用>に残 しておこう!
可愛いお花が咲いているものは お花が終わるまで 残 しておいてあげよう!
ちょっと エコヒイキ目の草むしりとなりました!

途中で  
玄関先の <西洋ツゲ> <山茶花(さざんか)> <青枝垂(あおしだれ) の上に積もった
枯葉取り も …!
   奥隣りの古い竹林から 毎日降り注ぐ枯れた葉は 掃いても掃いても 積もってしまうという厄介なもの!
   ちょっとやそっとでは取れないから ほうきで掃いたり 上から叩いたり …

それでも 葉の間に挟まって 一向にきれいにはなってくれない!
  〔 ここは 目を瞑るか 後回 しに しないと 進まないな~! 〕

またまた座って 前かがみの作業 & 袋詰め!

ひと通り終わって眺めると
  〔 けっこうきれいになったわね~!! 〕
自己満足!
ところが                                            
よく見るとコンクリートの壁の上方、
上隣の家の空き地のようになっている部分から 雑草が ワンサカ進出 してきていて 見た目も悪い!
  〔 う~ん! これをどうにか しないと <きれいになった!> とは 言いにくいわね~! 〕
手のとどく辺りを 少し 毟ってみました。
それでも 人が立ち入らない無法地帯は
そんな微妙なことでは きれいになんてなろうはずもない!
  〔 やるっきゃないのかな~! 〕
刈り込みバサミを出 して来て
手を伸ばし、まずは 長く伸びてきている太い茎の草を切っていきました。
でも こんな程度では あまり変わらないみたい!
  〔 もっとバサッとやらなきゃ駄目かしら!? 〕
金網になっているほんの一部分でさえ それを乗り越え、覆い隠すように 草がからまっている!
乾燥 してバサバサしているもの、伸びてボウボウのもの、 … 草・草・草!
平地ではなく足場も悪いため 体勢を整えられず、思うようにいかない上に
誰も触れない場所で心地よく繁茂 した雑草たちは 自宅の庭の数倍量!
高い位置に手を伸ばして切るのは 至難の業でしたが
きれいにした部分との差が気になって 自分が出来る最大範囲を必死でカットしていきました。
  〔 これで 少 しは きれいになったかしら! 〕
だいぶ奮闘 した後も、刈ったものを ビニール袋に詰める作業が残っていて、
量の多さと共に 太くて固い茎や枝が飛び出て袋が破れるなどのアクシデントも続いて
思った以上に難航!
かなり大儀になってきたので 枯れてから袋にいれることにしようと 庭の片隅に集めて終了としました。

家に入ってすぐ、
シャワーを浴びて着替えようと ブルゾンを脱ぎ、
まずは手を洗おうと 洗面台でハンドソープに手を伸ばした その時 …
目が点になるほどの 異変 に気づきました。
の辺りが 真っ赤         
  〔 えっ! 何これ!? 〕
よく見ると 首にも お腹にも 足にも 赤いボチボチが …
しかし 手首から腕にかけては ボチボチどころではなく 真っ赤っか!
どうやら ボチボチが全部くっついてしまっているみたいでした。
  〔 そういえば、作業中に 急に身体がボワ~っと熱くなってきた時があったっけ! 
    もしかしたらあの時 症状が出ていたのかしら!? 〕
慌てて すべての服を洗濯機に放り込み、         
擦らないようにしながら シャワーで念入りに洗い流 しましたが、
何でそうなったのかが よくわからない!
うるしのような葉に <かぶれた> のかと思って 雑草を調べていたら、
帰って来た娘が
 「何それ! 酷~い!」
事情を説明すると、
 「以前 大家さんが その辺りを刈っていて 同じような目にあってたよ!」
 「毛虫の毛 が刺さっちゃったんじゃない! 最近 よく玄関あたりで見かけるもん!」
 「昨日はドアにいっぱいくっ付いていて 怖いから 殺虫剤 撒いたんだ!」
なんて言い出 しました。
そうは言われても 毛虫なんて見かけなかったし、触った覚えもない!
娘の勘違いじゃないかと思いながら
それでも翌日 雑草を調べるついでに 毛虫についても見てみました。
すると …               
ドクガ類> というのが上がってきました。
 ・ ドクガ類には1匹に50~600万本にも及ぶ <毒針毛(どくしんもう)> と呼ばれる毛が生えており、
   危険を感 じると毒針毛を空中へ大量に発 射 して身を守る。
 ・ 皮膚に刺さると 激しいかゆみ炎症を伴う じん麻疹のような皮膚炎 を起 し、
   頭痛発熱 を伴うこともある。
 ・ 刺されると数時間後にピリピリとした感 じと強い痒みを感 じ、症状は 2~3週間続く。
 ・ 直接 触れることがなくても、風で飛散 した毒針毛によって皮膚炎を起こすことがある。
 ・ 成虫、幼虫ともに毒針毛をもち、産卵時に卵塊に毒針毛が付くため 卵に触れるのも危険。
 ・ 中でも <チャドクガ> は ツバキ科の植物を食 し、年2回 (6~7月、9~10月) 発生。
改めて見に行ってみると、山茶花が ボロボロになるほど食い荒らされていました!
  〔 きゃ~気持ち悪~い! これはきっと大量発生 してるってことね! 〕
でも 今は 幼虫がいるかなんて 葉に触る気も しない!
  
  そう思っていたのに …                (葉っぱを裏返 したら、裏にも ギュウギュウ!)
  その場所は避けるように足早に通り過ぎていたのに …
  見つけてしまいました~!
  全身を包み、ビニール手袋、マスク、メガネという装備で枝をカットし 水の中に入れたら、
  裏にも いた~!
  こんな子達でも ジワジワ殺すなんて可哀想! ビニール袋に入れて潰 し、きちんと結んで捨てました!

他にも 多食性の <ドクガ>、竹や 笹の葉を好む <タケノホソクロバ> といった種類も あるそうだから、
我が家周辺は そんな ドクガ達の 格好の住み家になっているに違いない!
いつもは こんなことはなかったから、今年の暑さなども関係 しているということなのでしょうか!?
   山茶花の隣りに植えられた 西洋ツゲを揺らしたり叩いたりしたから 余計に いけなかったのかも!

とにかく、体調が良くなったら、重装備を して 駆除を しなくてはいけないかも しれません。
   ゾ~っとするな~! 冬になってからのほうが 今よりは いいのかも!

ドクガの駆除対策 と しては、
 ・ 若い幼虫は 葉裏に群れているので、それを葉ごと切り取って ビニール袋に入れて捨てる。
 ・ 植物全体に分散 した 成長 した幼虫には、毛が飛ばされないよう固めるタイプの薬剤を
   散布などで駆除。
    (散布タイプのものは 毛が飛ぶ可能性があり、固めるタイプのものには殺虫効果はないそうです!)
 ・ 被害に遭ってしまった場合は、毒針毛に触れた部位はこすらず、セロハンテープなどを静かに当てて
   毒針毛を取り除き、その後被害部位を流水で洗い流す。
 ・ 皮膚炎を起こした時には、抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗り、症状がひどい場合には
   病院へ。


今回のことは、
雑草さんに疑いをかけてしまってごめんなさい という感 じのようです!
でも 草達の種類が特定できないから まったく問題がなかったとも 云い切れません。
そこを塒(ねぐら)にしていたドクガや害虫がいた可能性も 高いような気も します。
人間が勝手に決めた <雑草> という分割も エコヒイキ的であるとも云えますし、
<ドクガ> に したって 生きていくための手段で 精一杯の防御策!
こちらが知って気をつければいいのかも しれないのですが …
自分だけでなく 娘やマー君がいることを考えると
蚊などよりも もっと怖い ドクガ類については、
同 じ<生物> という点では申し訳ないけれど
見つけたら また駆除 してしまうことになると思います。
   毛が刺さった時の痒さは <蚊> の 何倍にも及び、それが長時間にわたって 痛みも伴う!
   子どもだったら とても我慢できるとは思えません。



紅葉が進んで <秋の彩り> が 見えてくるのは 風情があっていいものですが、
こんなに痒くて痛い <肌の彩り> は もうごめんです!
みなさんも お庭のお手入れ、お掃除の際には気をつけてくださいね。

                毒針毛の威力は 想像以上! 決して 笑いごとでは 済まなくなります。
                                   充分に 注意しましょう!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

毛虫の被害や 日焼けで 肌が赤くなるのは嫌だけど … ということで
1973(昭和48)年 8月21日発売、
       南 沙織 さんの  『色づく街』
        (作詞 = 有馬三恵子 さん/作曲 = 森筒美京平 さん)

「いまも あなたが好き まぶしいおもいでなの
                  あの日別れた駅に立たずみ あー 青い枯葉 かんでみたの」
   「愛のかけら 抱きしめながら 誰もみんな 女になる気がするの さよならはその日のしるしね」
  「街は色づくのに あいたい人は こない
                  人のやさしさ 人のぬくもり あー 通り過ぎてわかるものね」

   街は華やかに色づいても 青いまま終わってしまった恋がある。 
     大事なものは通り過ぎてから気づくもので、別れた場所にたたずんでみても会いたい人は来ない!
     大人でもなく子どもでもない時期の揺れる想いは 大人になるための試練なのでしょうか!?
     秋は おセンチになる季節だけど、純粋だった頃の思い出は 大切に持っていたいものです。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
懐かしい 南沙織さん。
真ん中分けのロングストレートに 健康的な小麦色の肌と 大きな目。
沖縄出身だという独特のムードを持った可愛い少女は
ちょうど 沖縄返還 (1972.5.15) 目前のデビュー(1971.6.1)だったため
沖縄をアピールするにはピッタリの人材。
歯切れのいい歌い方とアップテンポな曲が多くの方に好まれ、
小柳ルミ子さん、天地真理さんと共に 『新三人娘』 と呼ばれて 1970年代前半を代表するアイドルに …。

クリスチャン・ネームの 「シンシア」 は デビューの際のキャッチコピーにも使われました。
「シンシア」(Cynthia) とは、月の女神 「アルテミス」 の別名 「キュンティア」 の英語読み。
蟹座の守護神の意味も あるそうです。

デビューの年、第13回日本レコード大賞新人賞を受賞 し、第22回NHK紅白歌合戦に出場。
紅白には この年から 7年連続の出場となり、
1973(S.48)年の第24回と 特別出場の 1991(H.3)年の第42回には、この曲で出場 しています。
これを発売 した年には シングルを 5枚も出 していて、この曲は 9曲目にあたります。

翌年、4枚目のシングルのジャケット写真を 後のご主人 篠山紀信氏に依頼。
1978(S.53)年、この年入学した上智大学での学業に専念するため、10月のコンサートをもって歌手を引退。
翌年、引退後に交際がスタートしたという篠山紀信氏と結婚。
1992(H.4)年以降、「家庭が第一」ということで、レコーディングだけの活動を再開されたようですが、
1997(H.9)年以降、特に活動などはしていらっしゃらないようです。
現在は3児の母で、次男が俳優デビューなさっているそうです。


古い歌の中にも良い曲はたくさんあります。
これからは 徐々に 秋色に色づいていく季節。
新 しい歌ばかりを覚えるのではなく、聴くのではなく、
たまには こんな歌を聴き、歌ってみるのもいいのではないでしょうか!?

                こういう曲は 忘れていない!  秋になると 必ず歌ってみたくなる歌です。



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歌詞の中の当て字から想うこと  ― 淡き恋人 ―

2011-09-17 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
9月に入って、                                  
そろそろ 秋の匂いがしてきたようなので 少 し 言葉のお勉強(?)でも しようかしら!?
なんて 大げさなものではないのですが …

日本語の難 しさは 以前からいろいろと感 じるところがありました。
一度には書けないほど難解であると思われます。
日本人は生まれた時から日本語に触れているので
自然と覚えていくものも多いと思われますが、
外国の方が日本語を覚えるというのは 途方もなく難 しいのではないかと思えます。
日本人でさえ、大人でさえ、使いこなせてはいないこともある 日本語。

今回はまた 歌詞から感 じること について お話を してみたいと思います。
   … と言ったのはいいのですが、これが 最初からつまづくこととなりました!

歌詞には よく <当て字> が使われていることがあります。
   そういえば、果たしてこの <当て字> という言葉は適切なのか しら!?
   そこで ちょっと調べてみることに しました。

   当て字 とは、<宛字> とも書き、
   字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用 した漢字などの文字のこと。
   具体的には、
     ・漢字(文字)の意味を無視 し、読み方のみを考慮 して漢字を当てる場合。  仮借
     ・漢字の読み方を無視 し、意味のみを考慮 して漢字を当てる場合。  転注
      熟字訓 も含まれる。
   の両者を いう。

      【六 書】 (りくしょ)
          文字のつくりで分けた 象形 ・ 指事 ・ 会意 ・ 形声 の 4種類 と、文字の使いかたで
          わけた 転注仮借 の 2種類 に分類されている。
      【仮 借】 (か しゃ)
          漢字の造字法および用字法を説明する六書という分類法の一つ。
          その語を表す字がないため、既存の同音あるいは類似音をもつ字を借りて表記すること
          をいう。 当て字の一種だが、特に一字で表記 し、定着 して後まで伝わったものを指す。
          同音の一字の当て字。 例えば、「コカコーラ」 は 「可口可楽」 と表記。
      【転 注】 (てんちゅう)
          漢字の六書の一つ。 ある漢字を、原義に類似 した他の意味に転用すること。
          意味の転化によって、互いに注釈 しあえるようになった言葉。
          この場合、音の変わることが多い。 例えば、「音楽」 の意の 「楽(ガク)」 の字を 「ラク」
          と発音 して 「たのしい」 の意に転用する類。
      【熟字訓】 (じゅくじくん)
          2字以上の漢字を訓読みすること。
          日本語において漢字の単字単位ではなく熟字単位で訓読みを当てたもの。
          「昨日(きのう)」 「大人(おとな)」 「五月雨(さみだれ)」 「大和(やまと)」 など。


きゃ~ なんか 面倒 くさ~い!  
それに なんだか わかったような わからないようなで 釈然と しない!

それでも、 調べていくうちに 下記のようなことがわかりました。

つまり、歌詞の中に出てくる<当て字 のようなもの> は 本来の当て字 ではないことが多く、
既存の熟語に ルビ(ふりがな)をふり、
強制的に読み方を変更 した
熟字訓の一種
そして 近年 <当て字> と呼ぶようになったもの であることが多い ということのようです。
熟字訓 には
既存の漢字熟語に別の読みを当てる場合> と <新たな熟語を作る場合> があるそうです。



今回は これを踏まえた上で、まとめて <当て字> と書かさせていただくことに したいと思います。

を聴いているだけだとわかりませんが、
歌詞 をみると 改めて 「あ~ そういうことを云いたかったのか!」 と
作詞家の先生が おっしゃりたい 意味 がわかったりすることがあります。
それが こういった<当て字主張 です。
   <当て字> というより 別の文字を宛がった <宛がい字> といったほうがいいような気も …!?

<当て字> は その方の こだわり を表 している文字。
だから 込められた想い は 文字を見て 初めてわかることも多いということになります。
ただし、これは まったく読めないものがあったり 元(通常)の読みになって しまったりするおそれがある
ので、ルビなど 読みかたを入れておいてくれることが条件になります。

前回 ご紹介 した歌 にも
 耳にするのは [ ことば(言葉) ] だけれど、 文字では [ 台詞
 耳にするのは [ おとこ(男) ] だけれど、 文字では [ 野郎 ] というのがありました。
  心で感 じたことを語る言葉ではなく、女を口説く時の決まり文句 だった。
  好きだった男も 腹の中を知れば あんな野郎 と呼びたくなる。
 このふたつは そんな意味で使われていると理解 しました。

歌詞という限られた文字の中で 物語を作るのは大変なことです。
だから たった2~3文字の<言葉>が伝える意味も大きい!
<当て字> は そんな表現を広げ、限定するという意味では狭め、
よりわかりやすく伝えてくれる<文字>ということになります。

  耳にするのは [ さだめ(定め) ] だけれど、 文字では [ 運命
           [ とわ(常・永久) ] [ とこしえ(常しえ・永久 ] は、 [ 永遠
           [ ほんとう(本当) ] が、 [ 真実
           [ のぞみ(望み) ] は、 [ 希望
           [ つきひ(月日) ] が、 [ 歳月
           [ まぼろし(幻) ] は、 [ 幻想
           [ かけら(欠片) ] が、 [ 破片
           [ いのち(命) ] は、 [ 生命
           [ わけ(訳) ] が、 [ 理由
  ふん ふん! 
言葉と同 じ意味を持ち、辞書に解説と して載っているような文字ね。
なんとなく想像がついて、よく目にするものも あります。


           [ フォーシ-ズン ] が、 [ 春夏秋冬
           [ ハーフムーン ] は、 [ 半月
           [ カーニバル ] が、 [ 謝肉祭
           [ フィナーレ ] は、 [ 終幕
           [ ジュエル ] が、 [ 宝石
           [ ピエロ ] は、 [ 道化師
そんなものも あります。

  耳にするのは [ こころ(心) ] だけれど、文字では [
           [ こたえ(答え・応え) ] は、 [ 結論
           [ いきもの(生き物) ] が、 [ 人間
           [ おもちゃ(玩具) ] は、 [ 人形
           [ きおく(記憶) ] が、 [ 失恋
           [ かお(顔) ] は、 [ 表情
           [ こい(恋) ] が、 [ 情事
           [ むね(胸) ] は、 [
           [ あいつ ] が、 [ 親友
  なるほどね~! そういうところを突きたかったのね~! 
より詳 しい内容が解ったりすることが あります。


           [ まち(町・街) ] と読んで、 [ 都会 ] [ 東京 ] [ 地球 ] [ 故郷
           [ ひと(人) ] と読んで、 [ ] [ 女性 ] [ 彼女 ] [ ] [ 友人 ] [ 友達
                          [ ] [ 他人 ] [ 人間 ] [[ 貴方 ] [ 存在
  見つめる先には何があるの? 
見えてくるものには いろいろと違いがあるようです。


          強い [ ひと(人) ] は、 [ ] と書いてあり、
          弱い [ ひと(人) ] は、 [ ] と書いてある。
          強い男、弱い女 とは云っても ほとんどは 精神的な問題! 
          喧嘩が強いとか、自分本位で女性を振り回す人(男) という意味ではなく、
          病気がちだとか、男性に頼ること しか出来ない人(女) という意味ではありません。


     こんな風に 文字数が違う 場合には <語呂合わせ> で使われていることもありますから
     強い男(女)、弱い女(男)と 初めから そのままの読みで書いてあるものが
     想いが浅いというわけでも ありません。

           [ むかし(昔) ] と読んで、 [ 過去 ] [ 幼い頃 ] と書く。
           [ とおいむかし(遠い昔) ]、そして [ きのう(昨日) ] と読んで、 [ 過去 ] と書く。
           [ いま(今) ] は、 [ 現在
           [ あした・あす(明日) ] は、 [ 未来
そんなものも あります。

           [ みらい(未来) ] が、 [ ] なんていうのも ありました!
  そうかぁ~! 
<未来> と <夢> を繋げて …希望を持てるような これから!  そう思えることは 素敵です。


        わが [ はる(春) ] を、 [ 青春 ] と書き、
            [ こども(子ども) ] と読ませても、 [ 青春 ] と書く。
同 じ <青春> でも、 遠い昔の良き時代!
そして、今 振り返れば 「子どもだったな~!」 と思える 若い頃!


           [ おもいで(思い出・想い出) ] は、 [ 記憶 ] [ 瞬間
           [ とき(時) ] と読んで、 [ 時間 ] [ 瞬間 ] [ 時代 ] [ 季節 ] [ 生活 ] [ 時流
                           [ 状況 ] [ 時空 ] [ 過去 ] [ 時期 ] [ 年月 ] [
同 じ <おもいで> という言葉が、鮮明に残る <記憶> だったり、瞬時に過ぎてしまう時間だったり …
同 じ <とき> という言葉が、詞の繋がりや 秘められた想いの違いで こんなにたくさんの文字に
なったり …!
  う~ん! 
改めて歌詞を見直 して考えたくなるようなものも あります。


       特に近年、
           [ そら(空) ] を、 [ 宇宙 ] [ ] と書くのが トレンディーとなっているようです。
                   他に [ ] [ 星空 ] [ 青空 ] [ 夜空 ] [ 暗闇 ] と書いてあるもの。
                       [ おおぞら(大空) ] と読んで、 [ 宇宙 ] と書くもの。
                       [ ほし(星) ] と読んで、 [ 地球 ] と書くものも あります。

           [ しき(四季) ] は、 [ 季節
           [ きせつ(季節) ] は、 [ 時間 ] というのも ありました。

時々 何故その文字を使ったのかが理解できないこともありますが、
どれも 言葉だけでは計り知れない深さ を持った文字。
歌詞を理解する上では 大事に したい部分ではあると思います。


言語には
 話 し言葉 (音声を媒介とするものを音声言語) と
 書き言葉 (文字を媒介とするものを文字言語) が あります。
音声や文字 によって、意志 ・ 思想 ・ 感情 などの情報 を 表現 ・ 伝達するという働きを持ち、
受け入れ ・ 理解することで コミュニケーションが出来ていきます。

現代人、特に 今の子ども達は
自分の考えを 言葉や文章で表現する力が 衰え、
学力も 低下傾向にある と指摘、心配する向きも あるようです。

実体験で感 じたことを文章にし、発表 し、他の子の良い点などを考え 比べる学習。
予想や仮説を立てた上で観察を行い、結果を論述させる学習。
筋道を立てて練習計画や作戦を考え、状況に応じて修正させる訓練。
言語力を育成するため、いろいろな手立てが考えられているようです。
本を読むこと。  
自分でも 詩を書いてみること。
そんな際には 自分なりの想いを 文字に託 してみること。
そういったことが苦手な方は …
歌詞などの文字から考えてみること。

考え過ぎて シワが増えないように考慮 しつつ、
秋には ちょっと踏み込んで
歌詞の世界を散策 してみるのも いいのではないで しょうか!?

                  春はピンク色の彩りが、 秋には 主に赤、そして黄色の彩りが 際立つのね~!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

<季節>も変わり目の<とき> … ということで
2005(平成17)年 9月16日発売、
    高橋真梨子 さんの  『淡き恋人』
       (作詞 = 高橋真梨子 さん/作曲 = 森川直紀 さん)

「あの季節(とき)吹いた 風は変わらない 同 じ空は青さを貫く
                流 した涙 無数にあるから まばゆい陽が 時を交差 してる」
   「愛おしさに貴方の 名前呼ぶ 許されぬ遠き恋病 痩せ細る身の
                眼差 しは美 しく悲 しげで 色褪せぬ淡き恋人よ あの隠れ家の休日」
   「狂おしさに1羽 の鳥 になり 海を翔ぶ夢を見つづけた 貴方追いかけ
                そんな過ぎた空間を振り返る 幸せも捨てて しまいたい あの隠れ家の休日」

   空を翔んででも、今の幸せを捨ててでも、逢いに行きたい! 
     季節が幾度変わっても 澄んだ空の青さのように 色褪せることのない想い!
     心を残 して別れた許されない愛だからこそ そんな想いが募って しまうのでしょう。
     切ない恋愛ほど きれいなまま 心に留まるものなのかも しれません。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
これは 真梨子さんの35曲目のシングル。
一条ゆかりさん原作の少女漫画 「正しい恋愛のススメ」 を TBSが 「愛の劇場」 という昼ドラ枠で放送。
(大島さと子さん、ウエンツ瑛士さん 主演)
その時 主題歌として起用されたのがこの曲だったようですから、
世の奥様方は あんがい知っていらっしゃるかも しれませんね。
また、花王の中高年向け化粧品 「グレイスソフィーナ」 のCMソングにも起用され、
その際にはイメージキャラクターも務めました。

真梨子さんの歌の中でも 声を張れる曲。
歌っていて気持ちが良い曲。
今回のテーマで云うと、
<季節> と書いて <とき> と読ませる 当て字の入った曲。
これは 私の大好きな歌でも あります。

若いアーティストの方たちは 動きながら歌うのが当たり前のよう!
だけど 真梨子さんは あまり動かない!
それでも 人を引き付ける魅力は 半端 じゃない!
バラードの女王は けっこうハードな恋愛も 心地よく聴ける歌に してしまい、
若い人から年配者まで、幅広い年齢層に愛されています。
同性から好かれる人は強い!
<大人の女性のかっこよさ> という面で云っても 歌手の中では 代表格でしょう。
そして、コンサートは 彼女の魅力を際立たせる!
彼女の歌がカッコいいのは
それを支える ご主人率いる <ヘンリー(広瀬)バンド> が付いているからでもあります。
この8名のおじさま達のパフォーマンスが実にカッコいい!
最近は この曲を含めて 何曲かのライブ映像がカラオケでも見られるようになっていますから
真梨子さんのライブを楽 しみつつ、時々は自分も出演 しているような感覚で歌うという楽 しみかたも
出来るかも しれません。
今年、
もうずいぶんお会い していない友人から メールの年賀状をいただき、
月に3~4回程度のメール交換を していました。
その方は とてもムーディーな声を していて、
気持ちが伝わってくるような歌いかたが好きだったので
またいつかお会い して歌を聴きたいというお話を していました。
ところがある日、
 「癌宣告を受け、手遅れだと言われた。」 と落胆 したメールが来て、
 「だから もうメールは出来ない!」 と …   (そこからのやり取りは 略)
気を使って 病院も教えてはいただけませんで したが、
 「退院 して 一緒に歌いに行けることを 心から願っているからね。 (-前後略-)」 とのメールに対 して
 「ありがとう。 凄く力づけられて生きたいという気持ちが生まれてきた。 頑張ってみるよ。
  もし退院できたら 1番にメールするから 元気になれたら 一緒に高橋真梨子のコンサートに
  行ってくれる?」
そんな返事が返ってきました。 (ただし、自分がするまで メールは しないで との約束で …!)
私は 「もちろんよ!」 「約束は守るわ!」 と答えました。
だけど、
それから メールはありません。
でも 私は今でも待っています。
もしかして …!?
嫌な想像を してしまうこともありますが、
 「復帰 したぞ~! コンサートに行こう!」 って メールが来ると信 じて …

ずっと以前、真梨子さんのコンサートのDVDをいただいたことがありました。
本人には 「見れたよ~!」 って言ってあるんですが、 何故か見れませんでした。
そのDVDも まだあります。
真梨子さんの歌を聴いたり歌ったりすると思い出 しますが、
思い出 しながら 歌が聴ける日を、コンサートに行ける日を 待っていようと思っています。

みなさんも 健康には 充分ご注意くださいね。
そして 会える時に会っておくことも 大切だと思います。

                    きっと頑張っている! そう思って 歌っていましょう!


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3歳5ヶ月の知恵  ― Ribbon ―

2011-09-10 | 孫・家族 に関するお話
 
【ある日のマー君】

    遊園地で出迎えてくれたガメラに、  怪獣大好きマー君は テンションがあがっちゃったみたい!
                              (※ 今回のお話とは関係ありませんが、可愛かったので載せてみました。)


  


マー君と一緒にお出かけをすると、
帰る時 マー君はいつも
 「ミッチーのお家に行きたい!」 と言います。

この日も ランチを食べ、買い物を して 帰ろうとすると
私の手と腕を両手で しっかりと握って
 マー君 : 「ミッチーのお家に行く!」 と言いま した。

誰かが迎えに来れる時ならいいんですが、
この日は あいにく 台風の影響で風が強く、いつまた どしゃ降り雨が降り出すか わからず、
早く帰らないと危険かも しれない という日。
その上 私はショッピングカートに重い物を いっぱい詰めていて、
バスの乗り降りや家までの運搬に不安を抱いていた状況だったので
 ミッチー : 「また 今度おいで!
        ミッチーのお家にはマー君のおもちゃが なんにもないから
        怪獣とか 持って来ないと遊べないで しょ~!?」 と言いました。
すると、怪訝(けげん)そうな顔を して                                
 マー君 : 「なんにもないの? (少 し考えてから … ) ウルトラマンの声の出る本は?
        ウルトラマンの本 あったで しょ!」 と言ってきました。
   〔そうだった!  よく覚えてるな~!  どう しよう!〕
 ミッチー : 「うん、でも 今日は ないのよ!」
私のその苦しまぎれの答えに                                   
 マー君 : 「なんにもないの!?」
いぶかしげ気な顔で 疑問と確認を混ぜたような言いかたの質問を投げかけてきました!
 ミッチー : 「うん! 今日は な―――んにもないの! (ないということを かなり強調 してみました!)
        だから 今度 遊ぼ~!」

ちょっと考えている様子だったので ほんの少 し期待 したのだけれど …
答えは やっぱり
 マー君 : 「なんにもなくても 行く!」
意思は固いようでした!
   〔やっぱりね~!  想定内のことではあるけれど、どう言えばいいか しら!〕

私が考えていると 今度は娘が
 マ  マ : 「今日はパパがいないから ママひとりになっちゃうんだけど~!」 と言いました。
それなら それに乗っかっちゃお~ と思って、
 ミッチー : 「え―――っ! ママひとりになっちゃうんだってぇ~! 可哀想ぉ―――っ!
        ミッチーのお家にはぁ~ チッチとマーブルがいるけどぉ~
        マー君のお家には今日 パパがいないからぁ~
        ママ ひとりになっちゃって 泣いちゃうよぉ~!
        台風が来るかも しれないんだから マー君がママを守ってあげないといけないで しょ~!」
かなりオーバーめ に、三文芝居の役者的演技を してみました。
すると マー君は またちょっと考えていたようで したが                     
 マー君 : 「ミッチーのお家に行く!」
心は動かされなかったようでした!
   〔効き目がなかったのは 演技が下手だから!? 熱演 したのに~ って思ったら 少々へこみます!〕
気をとり直 して
 ミッチー : 「え―っ! ママ 泣いちゃうよ! 泣いてもいいの?」
それでも答えは
 マー君 : 「うん!」
   〔なに その冷たさは …!〕
ママが
 マ  マ : 「え~! ママ 泣いてもいいの?」 と 聞いても
 マー君 : 「うん!」
   〔子どもは 自分中心だから 案外 シビアです!〕
さらに、                                                
 マ  マ : 「誰も迎えに行けないんだよ!
        ミッチーと一緒に寝られるの?
        群馬でも おばあちゃんと寝る って言ったけど 5分で戻って来ちゃったで しょ!
        お家に帰りたい~って泣いても 誰も なんにも してあげないんだよ!
        ひとりで 暗い道を歩いて帰って来れるの?」
それに対する反応も
 マー君 : 〔うん うん!〕 と 力強く首を縦に振る!
   〔うそばっかりぃ~!  「最近 変なヤツがついてくる」 っていうCMの <運> の話なら嬉 しいけど、
    うそばっかりの <うん> が付いて来てもな~!〕
   〔でも、そこまでされちゃうと 次はどうすればいいんだろう! 悩むなぁ。〕
   〔……… そうだ!〕

 ミッチー : 「やっぱり 今度に しましょう! ミッチー 今日は お出かけするんだった~!
        すっかり忘れてたな~!  そう、お出かけ、お出かけ!
        ミッチー 今日は お出かけするのよ!  だから マー君が来ても駄目だね~!」
   〔うそばっかりぃ~ は こっちだね~!  後ろめたい気持ちが チクリッ!〕
   〔されども これで どうだ!〕

                                                     
すると 小首を傾げ 私の親指の爪をいじりながら、ちょっとめげそうになりつつ なんか 考えている様子!
   〔可愛い~!  可哀想で 後ろめたい気持ちが また チクリッ〕
   〔でも、 これで 納得 したんじゃない!?〕

そう思った時、
 マー君 : 「ミッチーのおうちに行く!」
   〔わ~! よーく考えても やっぱり変わらないの!?〕
 ミッチー : 「えっ!?  だって ミッチー お出かけするんだよ!」 と念を押すと、
 マー君 : 「うん、 ミッチーのおうちに行ってぇ~、 それから 一緒にお出かけする!」
   〔ありゃ―――っ! そんな手があったの!〕
娘とふたり、顔を見合わせて 驚きながら 苦笑 してしまいました。

   〔どうするの、この状況!?〕
そんな時 娘が思い出 して
 マ  マ : 「そういえば 本 買ったじゃん! おうちに帰ってから 見よう!」 と言い出 しました。
   〔そうだったね!〕
 ミッチー : 「そうだ、ご本があるね~! いいな~、お家に帰ったら見れて!」
すると、なぜか マー君は 本を出そうと必死になり始め、
何をするのかと見ていると、
その場で 立ったまま 読み始めました。
どうやら <そこで読んでしまって 我が家へ来る作戦> に出たら しい!
   〔なに この 瞬時の判断力!〕
ママが                                                 
 マ  マ : 「おうちで ゆっくり読もうよ!」 と言い、
私が
 ミッチー : 「ミッチーね~、今日は お荷物 多くて マー君とバスに乗れないの! ごめんね!
        だから また今度に しようね!」 と言うと やっと 納得 してくれたようで
一瞬 顔が曇ったものの
 マー君 : 「じゃ~ね、バイバイ!」
決断 した後の答えは 驚くほど さっぱり したもので した!
   あのやり取りは何だったの? というくらい あっさり した変わりように 転(こ)けそうになりながら、
   引きずらないさっぱり感が 嬉 しく思えました。

   〔ちゃんと分別のつく ものわかりのいい子(かな?)は 助かるわ~!〕

そ して やっと …
お別れのチューを して 振り返りながら手を振って ママとふたりで帰って行きました。

     それにしても、
ヶ月 にもなると こんなに 知恵ついてくる んですね~!
驚きました!

ちなみに、
私は やはり 重い荷物に 四苦八苦 しながら やっとの思いで家に帰り着いたので
マー君を連れて来なくて良かった~!
心底 そう感 じました。
   もし ほだされていたら …、 大変なことになっていたことで しょう!
   そう思ったら 運ぶのには疲れたけれど、安堵の溜息が … ホッ!


話は前後 しますが …             (※ 今回の写真はすべて、イメージで 配置 しています。)
この日は ランチの際、
食べたり食べなかったりの激 しいマー君に ちゃんと食べてもらうため、
探検隊ごっこ食べ> を しました。

     マー君のお口は 洞窟の入り口!
     これから 探検隊が 入って行きまぁ~す。

        洞窟の入り口は 大きいですか~!?

     あっ! マー君のお口の洞窟に ご飯さんが 潜入!
     モグモグ モグモグ!
     噛んだら 洞窟の奥に シュルシュル!
     ご飯さんは 入って行きましたぁ~。
        ご飯さん もう 見えないかなぁ?                          
        お口の中 見せて!
        あっ もう いないや!
        奥に入って行ったんだね~!

     続いて、鶏肉さんが 潜入!
     モグモグ モグモグ!
     噛んだら 鶏肉さんも 洞窟の奥に シュルシュル!
     入って行きましたぁ~。

        鶏肉さん もう 見えないかなぁ?                
        お口の中は?
        あっ もう いない!
        奥に入って行く時に
            「あれ~っ!」 って 落っこちたり しないで 降りられたかなぁ~?
     今度は ご飯さんが先に入って すぐに鶏肉さんも 潜入!              
     モグモグ モグモグ!
     すると ふたりとも一緒に 洞窟の奥に シュルシュル!
     入って行きましたぁ~。

     探検隊さん達、のどが渇いたみたいだから スープさんを入れてあげようか!
     ド ド ド ド ド ーッ!
     わ~っ! みんな流れて行っちゃいました~。
こんなことを していたら マー君は自分から        
 マー君 : 「もっと食べる!」
けっこう一生懸命食べてくれました。
私のスープも ほとんど飲んでしまうほどに …

子どもには 雰囲気づくり が とても大切 だということでしょう。

大人だって、
ムード というのは とても大切です。
お相手というのが もちろん 大きな影響ですが、
言葉だったり、場所だったり、選ぶものだったり …
そんなこんなで 感 じかたは あんがい違ったりするものです。

            これから、ムードづくり も 教えなきゃ!  … なんて、20年 早いか!?
                            ん!? それまで 生きてられるかな~!???


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

前回は<ひとり芝居>だったから 今回は<三文芝居>で? … ということで
2003(平成15)年 1月 1日発売、
        小林幸子 さん の  『Ribbon』
         (作詞 = 荒木とよひさ さん/作曲 = 都志見 隆 さん)

「青空の 匂いをつけた あの人は 名うての 遊び上手と
                解ってた つもりで惚れて 半年のうかれ草 枯らしただけさ」
  「綺麗だなんて 歯の浮く台詞(ことば) 三文芝居の 洒落にもならない」
   「あんな野郎(おとこ)なんか どこにもいるよ ひと山幾らの 林檎と同じ
                あんな野郎(おとこ)なんか 小箱に積めて 贈ってあげるよ りぼんをつけて」

   女好きと思われる男性は 得てして女性が喜びそうなことを あちらでもこちらでも言うのでしょう!
     それが爽やか系のイケメン男性だったりすると、女性はコロッと惚れてしまうんでしょうか!?
     わかっていて惚れたとなれば仕方がないけれど、自分が最後だと思いたい女ごころは切ない!
     強がりのひとつも言いたくなる気持ちは わかるような気が します。
     マー君は こんな男に ならないでね~!
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
嬉 しいと思った<言葉>も 巧妙なたくらみの上に並んだ 歯の浮くような [ 台詞 ] で しかなかった!
  <台詞> とは 多くの人の前で語る 作られた言葉、決まり文句。
  個人に使えば 言いぐさ という意味になるのでしょう。
愛 したはずの男性なのに まるで [ 三文芝居 ] の役者にも劣るように見える!
  <三文芝居> とは お金を払うほどの価値を見いだせない 安っぽい芝居。
  個人に使えば 舌先三寸の見え透いた言動 という意味になるのでしょう。
今は <男> というよりも [ 野郎 ] と呼びたいくらいに思える!
  <野郎> は 親 しさの表現と して使うこともあるけれど、
  女性が使う場合は 男性を ののしり さげすんでいう言葉になってしまうのでしょう。
こんな風に思わせてしまう男性って <[ 遊び上手 ]な男> ではないんじゃないかな~!
<遊び上手な男> って
女性に嫌な思いをさせずに きれいな遊びかたの出来る人なんじゃないの!? … と思う私!
本人が勝手に 「俺は 遊び上手な男なんだ!」 なんて言っているのならともかく、
名が知れ渡るほどの男 という言いかたでも この手の人の評判は
よくいる <遊び人> で しかないように思えてしまいます。
<恋は盲目> というから、わかっていても惚れて しまうということはあるのかも しれませんが、
別れ際も 良い想い出が残るような きれいものであればいいですね~!


シングルでいうと 85曲目になるので しょうか。
芸能生活40周年目の記念曲ですが
NHK紅白歌合戦(出演32回)では 歌ったことがないそうです。
テンポは心地良いけれど、<心に響くような歌> って感 じとは またちょっと違うからでしょうね!

幸子さんの紅白の衣装については賛否両論あるようですが、
稼いだお金の使いかたは 人それぞれ!
考えかたもいろいろあるのでしょう。
全部 <自分で稼いだお金>なんだから どう使おうと自由 だと 豪遊 される方!
そんな中でも それで若手を育てていらっしゃる方も あるのでしょう。
私は 幸子さんの <お客さまに稼がせていただいている>という考えかたと
見て楽 しいでいただくことで <還元 したい> という姿勢が とても好きです。

現在 幸せいっぱいの幸子さん。
「心から信頼できる人にめぐりあえた」
良い言葉ですね。
いくつになっても、歳の差があろうと無かろうと、ご自分が信頼できる人が見つかったら 幸せ!

いろいろとご苦労もされていら したので しょうから、
これからは 一層 <幸せな幸子> であられることを お祈り申し上げます。

            いっぱい幸せに なって、その幸せ分も みんなに お 裾分け 還元 して くださいね~!


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花火で出会った少女  ― ひとり芝居 ―

2011-09-03 | 季節・時期 に関するお話
夜、家にいると
 ドーン ドーン!
懐かしい音が聞こえてきました。
初めは また 雷かなと思いましたが、
何度か鳴るうちに それとわかりました。

不景気、そして 節電!
その影響は大きく のしかかり、
今年は特に、中止されたり延期されたりするイベントも多いようです。
そんな中、規模としてはそれほど大きくはないけれど
毎年 楽 しみにされている方も多い 地域の夏行事が開催され、
打ち上げも それらのイベントの一環 と して 例年通り行われたようでした。

 〔 花火大好きの娘は この音を聞いたら どうするかしら!? 〕
そう思ったら
早速 小さなバッグまで持って現れ、
 「見て来るね!」
   早 ――― い!!
 「なんで バッグなんか持ってるの?」 と聞くと、
 「虫除けや かゆみ止めを 持ったから!」
   わっ、用意周到!  そんなことを瞬時に思い付くあたりは 通った成果なんでしょうね!  さすがです!
 「行かない?」 と聞かれて迷っていると、
 「早く行かないと 場所を確保できないから 先に行くよ!
  あとで来れば?」 と言いながら外へ …!
ところが 
 「あれ 雨が降って来ちゃったみたい!
  傘、どう しようかな!  うーん、パラパラだから いいや!」
そのまま出て行ってしまいました。

数分後、
 〔 せっかくの 夏の風物詩 だものね~! 〕
そう思って 私も見に行くことにしました。
雨はパラパラ!
 〔 傘を差 してちゃ 花火は見れないかな~! 〕
娘と同様 持たずに出かけました。
   ここの 花火大会。                           
   規模に比例 して、花火の大きさも ちょっと小ぶりではあるんですが、
   打ちあげる場所が近いため 真上に見えるのと 胸の辺りにドーンとくる音の迫力は凄い!
      思ったより上がらなかったのか、火のついた破片が落ちて来て驚いたこともあったくらい近い!
   目の前まで見に行っていた時期も ありましたが、だんだんと人が増え、 立ち止まってはいけない
   など 規制が多くなって、落ち着いて見られる場所が少なくなってしまったので
   近年は もっぱら すぐ近くの高台から、上空に上がったものだけを観賞するようになりました!

今回も 娘が取っていてくれたのは ほぼ定位置!     
座って見始めたのはいいけれど、チラチラの小雨でも濡れてはくるもので、
よく見れば 周りはみんな しっかりと傘を差 していました。
この日は 家の中にいても うすら寒い日で、
外は 微妙に風も吹いて さらに寒かった!
 〔 こんなことで風邪を引いたらいけないわね! 〕
慌てて家に戻り、
後ろの人が見え難いといけないので透明のビニール傘を選択 して、
ふたりでひとつを 頭に付くほど低めに差 しました。
お天気が悪い中で 花火を打ち上げると                    
煙が充満 して はっきり見えない時があります。
この日も 上空に黒い煙が充満 し、時々 真ん中が見えない、 半分 しか見えない、 はっきり見えない!
 「せっかくの花火が なんか もったいないわね~!」
 「お天気が悪いと よく こうなっちゃうことがあるから、晴れた日にやってほ しかったよね!」
娘と話 していると、
  「なによ。 見えないじゃないの!」 と 大人ではない声が …!
声の方向に視線を送ると、小さな女の子が 目の前で 花火に文句を言っていました!
      〔ずいぶんと 大きな声の ひとり言 ね~!〕  その時は そう思っただけでした。
ところが、
薄着のまま出てしまったので
 「寒いね! もう一枚 着てくればよかったね!」
そんな話を していると …
  「も~ぉ! 寒いって言ってるのにさ~!」

 「あれは 何の形なんだろう!?」 と言うと
  「なんの形なのか さ~っぱりわからない!」

なんだか 会話に入ってきているような ひとり言 です!

その上 気にして 聞いてみると、
<ひとり言> は まるで <ひとり芝居> のよう!

人前用
  「寒 ~ い!」 とか
  「わ~ (花火が) きれい!」 と 声が高め なのに対 して

ひとり言 になると 急に トーンが下がる
  「何 あの花火! 崩れちゃって よくわからないと思わない!?」
       文句が多いから 自然と声のトーンは下がって しまうんで しょうけれど、
       小さい子が 声色(こわいろ)を使い分けているところに 驚いたり 笑えたり …!
       この言葉は、誰かに向かって言ったんだろうか? そんなことも気になってしまいました。


さらには
  「ちょっと~ぉ、ママは何やってるの!  早く持って来てって言ってるじゃない!
     何度言えばいいのよ!」
       ひとり言なのに それが すべて聞こえ、いっぱしの口調であることに 苦笑!

そして 下のほうに向かって
  「ママ、ジャンバー持って来て~!」 と叫び、階段の途中を 下がったり上がったり …!
       何度も言っていたら しく、寒くて じっと見ていられないのか 落ち着かない!
       それなら 取りに戻ればいいのに …と そのあたりも 気になってしまいました!


  子どもとはいえ さすがに、あまり大っぴらに笑っては失礼なので 我慢 しようと思ったのだけれど、
  とにかく <ひとり芝居> が 可笑 しい!
  悟られないように笑っていたつもりなのに 気づかれてしまって、
  そこから 下を向いている顔を除かれるほど 完全に意識されて しまいました!

そこで、
 「お袖がないお洋服 じゃ 寒いで しょ~!」 と声をかけると
  「うん!
     ママに ジャンバー持って来てって言ってるのに 聞こえない振りしちゃって 持って来てくれないの!」

 「えっ、それは 聞こえない振りを してるわけじゃなくて 聞こえないだけじゃないの!?」 と言うと
  「うぅぅん! ママ、いつもそうなの!」
       ありゃ~!  お母さん、私達 聞こえませんで したからぁ~!

そして、薬指を見せ
  「私、怪我 しちゃったの!」
       『サウンドオブミュージック』 という映画を 見たことがありますか?
       一番下の女の子が 自分に注目 してほしくて 指の怪我を見せるシーンがありましたが、
       まさに あの感 じ!


  今は 花火を見ている時間!
  花火に関するお話なら わかるんですが、
  まったく関係ないことを話し始める子は
  それを 取っ掛かりに 人とのコミュニケーションを求めていることが多い!
  お話好きな子であるとも云えます。
   〔 あ~ この子は 構ってほしいんだな~! 〕
  そう確信 しました。
       そういえば 階段を うろうろ していた時も 話 したそうな気配は あったものね~!

そこで、
 「どう したの? 切っちゃったの?」 と聞くと
  「ドアに挟んじゃったの!」

 「わ~ 痛かったで しょう!」
  「うぅぅん! そんなでもなかった!」

 「じゃ~ 泣かなかったの?」
  「う―――ん!  ちょっと 泣いた!」
       正直に言っちゃったね!  親指と人差 し指を 近づけて ほんのちょっとを表現 しながら
       少 し恥らったような姿が 可愛かった~!


  でもこれで、
  この人達は聞いてくれるな と思ったのでしょう。
  そこから 怒涛のごとき おしゃべりが始まりました。
  そして、
   〔 せっかく話 しているんだから 顔を見ていてあげないといけないわよね! 〕
  ふたりで付き合わされて、おちおち花火も見ていられなくなりました!

自分の名前。
年齢。(6歳)
7歳になったら小学校に行くこと。
この場所から もう少し下に行った所に住んでいること。
歳の離れたお兄ちゃんがいること。
お兄ちゃんの名前。
お兄ちゃんの年齢は知らないこと。
今日は ちょっと可愛い服を着たこと。
お兄ちゃんを花火に誘ったのに 「誘っても無駄だよ!」 と言われたこと。
お母さんを誘っても 「行かないわよ!」 と言われたこと。
明日は花火を買って、家の前でやろうと思っていること。
雨でも軒下で出来ること。
ディズニーランドに行ってダッフィーを買ったこと。
ダッフィーの洋服までは買えなかったので 自分の一番小さい服を着せていること。
お父さんが お仕事から まだ帰って来ていないこと。  … などなど
                      (個人に立ち入る内容については 除外、またはソフトに しました。)
そして、
  「私、ずっとここに住むんだ~!」
  「私ね、ず―っと ここに住んでいたいの!」
  「お父さんと結婚すれば ずっとここに住めるから、大きくなったら お父さんと結婚するの!」
       しみじみと そんなことを言うなんて、よっぽど 憧れているのね~!
       でも それって …   <お父さん> と <家>。  どちらが主なんだろう!?
       ちょっと疑問には思いましたが、 改めて 気づかせたり 選ばせたり は しないほうがいい!
       追求するのはやめておきました!


凄く おませさんで、時々 大人の女性のような口調になる!
家庭の事情も みんなわかって しまいそうで、ちょっと怖い!
  子ども との 付き合いかた。
  女の子 との 付き合いかた。
今は笑っていられるけれど、
向き合いかたや 犯罪を心配することなども含めて、ちょっと考えるところもありました。
       こちらからは 一切聞いていないのに どんどん喋ってしまうという点は、意図があって内情を
       知りたいと思う人には 格好!  女の子は<おしゃまさん>だから、親の知らないところで
       何かが起きてしまうことも有り得ます。  そうかといって 子どもに あれを しちゃいけない
       これをしちゃいけない と言うのも可哀想!  大人が 聞き流 してあげられるのが一番なんで
       しょうが、ちょっと心配になりました。  昔は こんなこと 思いも しなかったのに …
       残念です!


  「ねえ ふたり の 名前は なんていうの?」
       子ども相手でも 名前を言うのは非常に恥ずかしいものです。
       娘とふたりで 照れちゃいました!

  「ふたりとも 花火、好きなの?」
       なんと言えばいいのかな!?
       ふたりで顔を見合わせて 「うん!」 なんて 答えちゃいました!


花火大会の中盤 あたり、            
ちょうど花火が見える位置にある家の人が帰って来て 一番いい状景の所に車を止めました。
小さい子には 花火がちょっと見難くなりました。
 「なんで ちょうどこのタイミングで帰って来るんだろうね~!」
 「みんなが見ているのがわかってるんだから、ちょっと手前で止めておいてくれてもいいのにね!」
その場が ざわざわとなりました。
当然 その子も
  「見えなくなっちゃったじゃない!」 と また 大き目のひとり言!
そして 家の人が車から降りて来た時にも
  「まったくも~! 車のせいで 見難くなっちゃったじゃない!」
はっきりと 聞こえるように そう言っていました!
       わ~ はっきり してる!  確かにそうではあるかも しれないけれど、それはこちらの都合!
       ずら してくれるくらいの優 しさがあれば嬉 しかったのは確かだけれど、相手には相手の都合
       というものがあるんだから、こちらの都合に合わないことが悪いとは云えないと思うわよ!

また、                                                    
後から来て 見る場所がなかった小学校高学年の3~4人のお兄ちゃん達が
その車の前に回ろうとすると
  「そこは 人ん家 だから 入ったら いけないんだよ!」
お兄ちゃん達は
 「おい、そこは入っちゃいけないんだって!」 と 全員 そそくさと 戻って来てしまいました。
       はっきり してるのね!  確かにそうだけど、30分程度のことなら、見せてあげたかったな!
小さい子は 自分中心で ものを見て 思ったままを口に します。 
その場 その場の 優 しさを身につけていくのは
成長過程で遭遇する さまざまな事がらの中で 考え、徐々に備わっていくものなのかも しれません。
この子も いつか 相手を思いやる言動 のできる 優 しい女性になるのだろうと思います。
 
花火は、落ち着いて見られる状態ではありませんで したが、
知らない女の子と こんなに話す(?)機会なんて あまりないで しょうから 貴重な体験!

最後に
  「じゃ~ またね!」 と別れたけれど、
今度会ったら、お互いに分かるのかな~!?
あんまり自信はないけれど、
その時間は お友達になっていました!
           家族で 仲良く、楽しく、笑っていられて、 ずっと ここに住んで いられるといいね!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

少女が していたのは もっと たわいないもの だったけれど …
1977(昭和52)年 4月 5日発売、
       布施 明 さんの  『ひとり芝居』
                (作詞 ・ 作曲 = 布施 明 さん)

「時には一人でも いいさ なんて  つぶやくその後は あまりに 肌寒い」
    「ひとり芝居は もう嫌だね 幕を降ろしてくれないかね
               部屋の灯り消 して 目を閉 じているだけで きっと夢の世界へ 走って行ける」
  「男らしくもない こんな夜を 淡い灯りだけが しらけて見ている」

   ひとりきりの部屋は 何故か広く感 じられる。
     二人で過ご した時があるから、そんな風に感 じてしまうのでしょう。
     つい ひとり言を言ったり、ピエロのように やけに明るく振る舞おうとしたり、二人で したことの
     あれこれを辿ったり …。 そんな自分に気づいた時、部屋の中にある灯りさえもが 女々 しいと
     思っているように感 じられて切なくなる。  もう 恋の歌を聞いても心には響かない ………
     好きな人と別れた時は こんな想いになるのでしょうね。
     思いの丈を語り合えるような 心通い合う人のいない 孤独感 は きっと辛いものでしょう。           
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
布施さんと云えば 『ホイホイ・ミュージック・スクール』 出身 だというのは有名なお話だと思います。
『ホイホイ・ミュージック・スクール』 は 1962(S.37)年7月から 3年余り、
日本テレビで放送されたオーディション番組で
『あな番』 と呼ばれていた 『あなた出番です!』(1966(S.41)年10月から 3年間)、
『スタ誕』 と呼ばれていた 『スター誕生!』(1971(S.46)年10月から12年間)の 先がけとなった番組です。

1951(S.26)年から イタリアで毎年 2月に開催されるようになった サンレモ音楽祭。
1965(S.40)年 に優勝 したのは ボビー・ソロ ( と ザ・ニュー・クリスティー・ミンストレルズ) が歌った
『 Se piangi,se ridi 』 という曲で、布施さんは 同年 5月に この曲の日本語カヴァー
『君に涙とほほえみを』 で デビューされています。
その後 夏木陽介さん主演の学園ドラマ 「青春とはなんだ」 の 主題歌 & 挿入歌 を 発売。
この歌が 多くの方に歌われたように、この番組が <青春ドラマ>の火付け役となり、
このあと数々の <学園ドラマ> が生まれることとなりました。
ちなみに、「これが青春だ」、「でっかい青春」(主演:竜雷太さん)の主題歌も 布施さんが歌われています。

布施さんと云えば 平尾昌晃さんの存在も忘れてはならないでしょう。
元々は平尾さんがご自分で歌われていた 『おもいで』 という歌を 布施さんが再レコーディング。
ロカビリーブームが去った後、平尾さんが作曲家としてデビューするきっかけになったような曲であるともいえ、
その平尾さんによって、布施さんの歌唱力の素晴らしさが世に知られるようになり、
1972(S.47)年頃までの間に いくつものヒット曲が生まれてゆきました。

1967(S.42) ~ 1980(S.55)まで、NHK紅白歌合戦に連続出場。(14回)
25回目出場の2009(H.21)年、<ポップス歌手出場枠を後進に譲る> という意向で、勇退を宣言。
『マイ・ウェイ』 を歌って 紅白を卒業されました。

この曲はシングル・チャ-トで最高12位を獲得 し、15万枚以上を売り上げたようです。


舞台でする <ひとり芝居> は 俳優さんがひとりだけで何役も演 じる 独演!
地味にならないよう、役がらを演 じ分けられるよう、そのご苦労は 大変なものだと思います。
それだけに 素晴ら しい作品も 多いようです。
でも この歌のように 普通の人間がする <ひとり芝居> は … ?
 気づかずに してしまっている 切ないもの、 または 可笑 しいもの!
 それとわかっていて している 切ないもの、 または 自分が楽 しめるもの!
ひとりきりでする <ひとり芝居> であるうちは 自分だけの問題!
だけど、変な自信で人に接する <ひとりよがり> という <ひとり芝居> になってしまうと
人を笑わすことの出来ないピエロ になってしまうことがあります。
人に重さを掛けているかも しれないなと気づいたら、かっこ悪い役どころ にならないうちに
自分ひとりの世界の中の <ひとり芝居> に戻るか、お芝居を中止するか が いいのではないでしょうか!?
専門職ではない人間には 人に見せるには中途半端で 演 じきれない役も あります。

私が出会った少女は …
                       文句の口調 が 名演技!  何故か 笑ってしまうくらいに …!
ブレイク中の 芦田愛菜ちゃんに 匹敵 … するかな~!?



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