― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

ショップ店員さんに思うこと  ― うぬぼれ鏡 ―

2009-09-19 | 想い・思い・体験 話
好きなお店 というのは おありで しょうか?             
自分に合った物、好きな物 が たくさんあれば 行きたくなりますよね。
私にはあまり 決まったお店はないけれど、
お店の雰囲気 というのは そのお店の店員さんによっても大きく変わるものだなと思っています。

                               
   お店に入った途端から 付いて回って話 しかけ、落ち着いて選びたい気持ちを 喪失させてしまう。
   売りたいがために 何でもかんでも 誉めまくる。
   広げて 見て置くと、置いた途端 に、 あるいは ちょっと移動すると すぐに 畳みに来る。
     ハンガーに掛けた物 なら 形を 整え直し、場所まで変えてかけ直 したりする。
こんな店員さんがいるお店は 敬遠 したくなります。

                               
いつも不思議に思うのは、そんな店員さんの 私生活。
ご自分が買い物にいらした時には、
  ・ ず~っと付いて回られても 大丈夫なんですか?   落ち着いて 見ていられるの?
  ・ 似合わないのに似合うと言われても 嬉 しいものですか?   信用は 出来ちゃうの?
  ・ 見ているそばから片付けられても まったく平気なんですか?   気分を 害さないの?
     思わず、「う~ん!?} って 首を傾げたくなるほど、わからないことばっかり!

                               
   通るたび に しつこく声を かけられると、そのお店の前は 避けて通りたくなってしまいます。
   店員さん同士、おしゃべりが多いのも 良い感 じは しないものです。
   レジが混んでいても気づかず?に、今 やらなくてもいいようなことを やっている方も 気になります。
     例えば 陳列などは 山積みされた商品が邪魔にも なります。 時間が関係する場合なら 手際よく、
     それ以外では、人の少ない時間帯に、周 りを見ながら お願いしたい!

こんな店員さんがいるお店も 遠慮 したくなります。

                               
店員さんも、サービスを提供する 専門のお仕事ですよね。 だったら もう少し考えてみてください!
   ご自分がお客さんだった時には、どう感 じますか!?
   自分と同 じような職業の人のことって、気になって つい見て比較 しちゃう!
   そんなもんじゃないですか!?
   自分が嫌だと思ったことは、しないように気をつける。
   <相手の気持ちにならないと、良いお仕事は出来ない> ってこと、多いものです。
   お客様に気に入っていただけるよう、少しずつでも 改善 していくことが大事ですよね。


ある日、ホームで スカートが まるっきり透けている人を 見かけました。    
目のやり場に困りました。   自分だったら どうしよう! 
またしても 思い出 してしまったことがありました。

店員さんのほとんどは、なぜ 明らかに透けているのがわかっても
「裏地が付いているから 大丈夫ですよ」 とか 「透けてませんよ~」 って言い張るんで しょうか!?
それを信じたら とても恥ずかしいことになって しまいます。
簡単に信じてしまうほうが悪い、再確認すればいいじゃないか と言われたら それまでですが、
せめて、 「ペチコートを穿いたほうが 安心だと思いますよ」 と言う優 しさを 持っていただきたいものです。
   自分では わかりづらいから 人に見てもらいたいと思う。 そんな時に、ごまかしは 困 ります。
   裏地が付いていても 安心は出来ない! 店員さんも 信用できない!?  それって 寂 し過ぎます!
   穿く前には 必ず、明るい所に向けて透か して見るようにしましょう。

売りたい気持ちはわかりますが、
せっかく買ってくださったお客様が 恥をかかないためにも 常に 正直 であってほしいものだと思います。
   破れているストッキングとか、透けているスカートとか、 教えるのに 迷ってしまうこと ありますよね。
   知った瞬間からの恥ずかしさを知っているからです。
   だけどだけど、知らなかったら あとで 何倍も 恥ずかしい! <教える勇気> で、私には 教えて~!



                              
店員さんの中には 実に素敵な方も いらっしゃいます。
そこで、ここからは 私が以前出会った 凄くて素敵な店員さんのお話を したいと思います。

                               
お話の出だしは、たぶん10年近く前 になると思います。
初めて入ったランジェリーショップ。              
<自分に合った物を> ということで 店員さんに相談 し、試着を し、 見ていただいて 買いました。
その時の対応は とても感 じの良いもので した。
それでも 二度目に行ったのは 何ヶ月も経ってからのことでした。
それなのに、
その方は 私の 顔と名前と サイズまで しっかり覚えていてくださったんです。 もう びっくりしました。
きちんとした対応が気にいって 以後 ランジェリーは 必ずそこで 買うようになりました。
それはまさに、その店員さんの功績 です。
ところが 2年ほどすると、その方は 違う店舗に変わられてしまい、
他の方は まったく覚えてくれることはありませんでした。
   そんなことのほうが多いのに、良いことがあると ついつい 比較 して しまうんですよね。
いつしか そのお店への 足は 遠退き、
そして月日は流れて、そのお店のことは すっかり忘れてしまいました。
   私はもともと お店の名前も場所も、ほとんど覚えないし、覚えられない!
   そんな私が何度か行ったのは、 けっして そのお店が良かったわけではありません。
   店員さんが良かったから です。
   同じようなランジェリーショップなら 何も そこまで行かなくたって 他に いくらでも ありますもの。


ある時、待ち合わせを し、        
時間より早く着いたので リニューアルオープンした 駅ビルを 見学がてら に 見て回っていました。
買う予定もないまま、その流れで フラッと入った ランジェリーショップ。
すると すぐに
「○○さんですよね?」  声を かけられました。
  こんな所に 知り合い?
  そういえば、この駅ビル! ここのランジェリーショップだったっけ!?
以前の印象が強かったので すぐに 思い当たることはありました。
でも、私はその方の顔を はっきりと覚えては いませんでした。
それなのに、 あちらは 私の 名前も 顔も、覚えていてくださったんです。
「えっ! 戻っていら したんですか! まだ 覚えていてくださっているの!!」
もう 何年経っていたのでしょう!   たぶん 7~8年くらいには なるのでしょうねぇ!
                       びっくりしたと同時に 感動 しました~!
 
「ええ。 すぐにわかりましたよ。」   凄いな~!  ホワ~ッと暖かい、そんな対応も さすがです!
   聞けば返 してくれるけれど、けっして しつこくは ない 物腰。
   疑問や不安点には 親身になって、納得するまで 付き合い 応えてくれる 対応。
無理やり売ろうと しなくても、人柄の見える応対で 自然と 購買意欲は 生まれてくるものです。
彼女は いまだに 私のサイズまで しっかりと 覚えていてくださいました!
心地よく 1番ピッタリな物が見つかれば 最高です。
予定外でしたが、もちろん 買ってしまいましたぁ~!
          何だか とっても 得を したような、幸せな気分で … 
女性同士ながら、惚れこみたくなるような方でした。

                               
能力> というものは 人によって違います。
覚えるのが得意な人。 苦手な人。
苦手を駆使 し、努力 して得た方も いらっしゃることでしょう。
ここまでのことは出来なくたって、
こんな気持ちで接 してくださる方が多ければ
もっとお店も <固定客> が増えるんじゃないので しょうか!?
お客様が嬉 しいと思うことって 他にも まだまだ たくさんありますもんね。

           お客様が喜ぶことを さりげなく出来る人は、素敵です!


                   
私が 思い出したのは こんなお話。
お店の雰囲気は、店員さんによっても 変わるものです。

素敵なお店で、素敵な店員さんに会えた日は、素敵な買い物が出来る!
それが食事処なら 素敵な食事が楽 しめる!

こういうことって あらゆる職業において 当てはまることでも ありますよね。
幸せな気分になれるのは、働いている方との出会い
だったりするのでは ないで しょうか。

働いている方の 自覚や 努力で お客様は もっと幸せになれます。
お客様に喜んでいただけたら 自分だって 良い気分!
どうか 良いお仕事を してくださいね。
余談ですが、                                  
洋服屋さんの鏡には ちょっとした秘密が隠されていることがあります。
それは、
  ・角度をつけて 下から上に向けられていること。
     こうすると 本当の自分より 足が長く、スタイルがよく見えてしまうんです。
  ・鏡が、すっきりと 細く きれいに見えるように 歪んで作られていること。
     だから その場で試着すると 似合っているように 錯覚 して しまう。 これが <うぬぼれ鏡> です。
     店員さんの 「わぁ~ お似合いですね~!」 も、かなりの 良い味 調味料!
     すっかり 丸め込まれて 味付けされちゃうんです~!


家に帰って着てみると 「なんだかな~!」 ってこと、ありませんか?

                     自分の目を信じて 乗せられないことも 大事ですね!


      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「そうかしら!」 なんて 簡単に乗せられちゃうのは、これのせい? … ということで
2003(平成15)年 9月 10日発売、 「大石円 2004全曲集 」より
大石まどか さん の  『うぬぼれ鏡』
       (作詞 = 麻こよみさん。作曲 = 美樹克彦さん)。

「恋に何度も はぐれて泣いて 胸の痛みを 笑顔で耐えて 綺麗になるのよ 女って」
     良い買い物を したなと喜んで帰ったのに、家で着てみたら なんか しっくりこない!
     自分でも ちょっと不安に感じたけれど、店員さんが誉めてくれたから なんてことで買った時には
     特に そんなことも多い気が します。 もう ガックリ!
     それでも また、より良い物を求めて お買い物!  女性って そんな生き物 かな!?


「別れるたびに うぬぼれ鏡 のぞいて女は 過去(むかし)を捨てる」
     喜んで立ったはずの 家の鏡の前で、買い物に失敗 したなと しょげる時、
     悔やんだ後で また思い直し、気に入った服を来て出かければ いつしか 気は晴れる!?


「電話の声で キスの長さで 悲しいけれど 別れの時が 近いとわかるの 女って」
     お客様に対する ちょっとした態度で、そのお店の質がわかってしまいます。
     従業員の態度が悪いと、<お店離れ> に なり兼ねない!
     言い換えれば、気に入った店員さんがいるお店には 自然と足も向くものです。

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
まどかさんは、北海道函館出身。
<演歌を歌うアイドルのような若手歌手> という意味の <演ドル> としてデビュー。
当初は 大石円。 本名のままの漢字を使っていました。 
2002(平成14)年に EMI ミュージック・ジャパン(旧 東芝イーエムアイ株式会社)から
コロムビアミュージックエンタテインメントに移籍 した際に ひらがなに改名。
文化放送のラジオ番組 「日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲」 で、
              (1968年11月18日から始まって2008年で40年を迎えた長寿番組)
金曜日のパーソナリティーを担当 したことも あったそうです。
去年、同い年の証券マンとご結婚。 今年の4月に新曲 『路地しぐれ』 を発売 しています。

平安後期以後、日本独自の様式で 盛んに製作された 金属製の和鏡。
それに対し、江戸時代になると、ガラスの裏に水銀を塗った ビードロ鏡という洋鏡が入って来ました。
これが <容貌が実際よりも美しく映る> と評判になり、うぬぼれ鏡 と 呼ばれるようになったのだそうです。

<うぬぼれ> という言葉。
  ・実際以上に自分が優れていると思い込んで得意になること。
  ・地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった振る舞いをする。 威張る。
要するに 自信家 ということです。
テレビを見ていると そんな方も 多いようにお見受けします。
何ごとにも自信がない私には 自信がある方は羨ましいと思うことも多い。
     それでも  (おご)ることなかれ!
うぬぼれて、人から自信家だと思わるような カッコ悪さだけはないように いきたいものです。

人は あまり悪いことは言ってくれないもの。
誉められたからって それを鵜呑みにして 自信ばかりが付いていくのも考えものです。
「ちょっと誉めたら それからなんか自信つけちゃったみたい!」
「単純よねぇ。 でも ちょっと調子に乗り過ぎ!」
陰では本心が囁かれていることもあります。
それなのに、その人の前では また 「良かったよ~!」。  あ~ぁ! 知らぬは本人ばかりなり!
   独りよがりは 切ないから、自分の言葉 として伝えたいのだけれど、何気なく教えるのは 難 しい!
   自分にとっての良い話は、話半分!  そのくらいと思って聞くのが丁度良いものです。
   簡単に乗せられる人、上手いことしか言わない人の 信用度は 低い。
   鏡だって、ごまかしで きれいに見えてしまうのではなく、等身大の自分が映るほうが良い。
   うぬぼれることなかれ~!

私は、本当の自分を見る目。 うぬぼれない心。 真実を教え合える友 を 大事にしていこう!

            歪んでいない鏡、うぬぼれない心、 自信は必要、うぬぼれは不要!





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惑わされる言葉  ― とまどい小夜曲(セレナーデ) ―

2009-09-08 | 想い・思い・体験 話
惑わされる言葉 !
なんだか お色気のある、妖し気(妖艶?)な、言葉 のようですが、   
そんな期待を して覗かれた方 には ごめんなさい!

残念ながら、
お色気というものからは見放されている感のある 私の話題は
<限定> という言葉の持つ 妖しい誘惑 について なんです。
最近、やたらと見かける <限定> という文字。
大型量販店の店頭 などには 必ずありますよね。
拡声器や 大声によって いや応なく 耳に飛び込んで来ることも あります。

電化製品、衣料品、日用品、食料品 …
ありとあらゆるものに <限定> の文字!  言葉による誘惑!

    時間限定
   期間限定
   季節限定
   地域限定
   個数限定
   初回限定
… etc
<早朝サービス>          
<本日 限り>
<限定商品>
<数に限りあり>
「さぁ~ 今から <1時間限り> のサービスです!」   
「あと 10分! 10分となってしまいましたよ~!」
「この3日間限りの安値。 今日がその最終日となっております!」
「残り あと○個で~す!」
「無くなり次第 終了とさせていただきま~す!」

その文字を見るたび に、
言葉が飛び込んで来るたび に、
          「 買わなきゃ 損 損 ! 」  
                                 そんな 歌が聞こえて来そうです!

「そんなものに 踊らされないぞ!」 って思って 通り過ぎても、 心が その場に とどまってしまうと
けっきょくは 舞い戻ってしまう なんてことも あります。
   吸引力は <塵ひとつ残さない> という バイソン(掃除機)級 か!?
これに 「特典として 漏れなく ○○が付いて来ます」 なんてあったら もう ウズウズ!?
テレビショッピング では       
「これに、これも これも これも … これまで お付けして 今なら このお値段!」 とか
限定、豪華○点セットが 今だけ … 」 とか
通信販売 のコマーシャル でも、       
今なら ○○に もう○個 お付けして … そのままのお値段!」 とか
「今から 30分以内 に お申し込みの方に 限り … 」 なんて

お菓子、ビール、 ファーストフードやレストランの季節限定メニューなど
毎年決まった、あるいは 似たような商品が 再登場や新商品として、
年間を通 して 循環 しているようなものも ありますよね。

とにかく さまざま。
まさに <限定> の オンパレードです!

限定> とは  消費者の 購買意欲を かき立てる言葉 です。
「私、安いのに弱いのよね~!」 ってコマーシャルが ありましたが、      
「みんな、限定には 弱いのよね~!」 って感 じで しょうか!?
   かなりの <いい男> や <いい女> でも 難 しい 落としのテクニック
   ほんに他愛無く やってのける!
   これが人だったなら、逆に ちょっと お逢い してみたい気さえ してしまいます!

でもね!  この誘惑に乗せられて 思わず買ってしまったものに   
         本当に満足するものが どれだけあったのかな~!?
と考えると 疑問 が 生じてしまうことも あります。
  いつもより 安かった から …
  お得だった から …
  そこにある分だけだった から …
実際、 物が悪くなければ お得であることも 多いです。
それでも、
それって 本当に必要な物 だったの~???
<勢い> みたいなもので 買っちゃったんじゃないの~???
そう考えると、「う~ん!」 と うなってしまう。 時々 そんなことも あるんです。
   百均>に行った時みたいに、なんだか 本当に必要ではない物まで買っちゃって
   あとで考えると 自分に、「お悔やみ申し上げます」 なんて言いたくなっちゃうことも あります!

最近 販売側の意図が疑われて、ちょっと引いてしまうことも ありました。   
   <期限切れギリギリ>の商品の 期日の上から 限定シールを貼り、そのことには触れずに販売する。
   商品の出処を偽ったり、巧妙な口上で 品質が下の物を さも良い物のように販売する。
意図的な方法はいろいろあるようですが、
<安い>とか<限定>と言う言葉を 疑似餌のように使って 消費者を惑わすようなことをせず、
正直な販売を お願いしたいと思います。
   「消費期限間近なので 安く販売 しています。 期限の問題だけで 品質は良好。
    すぐに使うならお買い得です。 いかがですか?」
   「高級品とまではいきませんが、品質は悪くはありません。 是非一度買ってみてください。」
   で良いんじゃないですか?
   変な小細工や画策をせず、正々堂々とした 限定販売をすれば 問題は起きないはずです。

消費者側も、                         
甘く巧妙な 妖しい誘惑には 簡単に乗らない!
特に、 自分が 後で後悔するような買い物にならないよう よく考える!
そんな意味で、すぐに飛びつかない <いい女> や <いい男> には なりたいものです。

          <買わないと 損> より、 <買って 損> を しないために!
レジに行く前に   もう一度 踏みとどまって、ちょっと抵抗 してみることも 必要でしょう。

とは言え、
限定で 助かることも あるものです。
食品などの場合には その場に居合わせて けっこう得をすることも多く、
感謝の気持ち、嬉しい気分で帰って来られることも あります。
商売をする側だって この不景気で 財布のお紐が固くなった消費者に 買ってもらわなければ意味がない。
売れなきゃ やってはいけないわけわけだから 大変だと思います。
   限定品は ○○個 しかないはずなのに、それが毎日だったりして、笑っちゃうこともあります。
   納得ずくで買える物なら 疑問には思っても 文句はないってことになるでしょうけどね!

中には 内情は大変でも 強い誠意をもって動いている お店や企業も あります。
   不景気だから、なおさら お客様に 少しでも安くて良い物を提供 しようと、タイムサービスを多く導入。
   そんなお店もあります。 影での努力は大変なものだと思います。 ありがたいことです。
   話はズレますが、知り合いが勤める ある企業。
   この不景気に 生産を落とし、勤務時間は60%ぐらいになってしまった時期があったそうです。 
   それなのに その間、なんと お給料もボーナスも まったく変わらなかったんだそうです!
   だから… どんなに忙しくても みんなが頑張る! 素晴らしいと思いました。


 
惑わされる言葉には 見極める目考える余裕 で 対応!
買うか 買わないかは 自分の責任ですもんね。
買った見返りは すべて 自分に返ってくる のですから …

                 衝動買いは 後悔のもと! 惑わされない買い物を しなくちゃ!



      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

限定という言葉に 惑わされ、とまどうこともある … ということで
1992(平成 4)年 9月 9日発売、
高橋真梨子 さん の  『とまどいの小夜曲(セレナーデ)
               (作詞 = 松本 隆さん。作曲 = 筒美京平さん)。

「過ちみたいに 人って出遭うの 真実か嘘か見えない未来 流されてみるのもいい」
     後悔とは 後から悔やむこと。 初めから 過ちだと思うような買い物なら しないで しょう!
     信用 して買って、裏切られたり、思った以上に良かったり…。 人とのお付き合いも 同 じです。
     売る時だけ熱くて しつこい販売員より、アフターケアの出来る人の方が良いように、全力疾走 して
     そのうちパワーダウンしていく人より、ず~っと同 じでいてくれる人の方が 信用できます。
     相手のパワーダウンが冷める原因になってしまうなんてことも ありますもんね。
     お互いがパワーアップしていくなら、それが 1番!


「こんなに心が ときめくだなんて もう二度と無いと あきらめたのに せつなさが 描く波紋」
     良い物にめぐり合ったと思えた時に 心がときめき、
     落ち着いて考えた時に 本当に必要だったのかと 悩む!
     あきらめて、今度は気をつけようと思うけれど、いつかまた繰り返し …、切なくなる!
     お逢いするたびに 何か ときめくものがあると、あとで切なさを感 じる なんてこともあります。


「愛は はかないもの 何度も 傷つき知ってても とまどいのスローダンス」
     衝動買いで 何度 傷ついても …、つい! ってことがある。
     後悔 先にたたず!  困ったもんです!
     人の場合は、関わり方が ずっと同 じであり続けられれば ちょうど良い関係が 持続 していられる
     ん じゃないのかな?

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
高橋真梨子さんは とても魅力的で 私が大好きな歌手のひとり。
ちょっと気だるそうに、軽く歌っているようなのに 心に響くものがある。
安定 した声にも 魅力を感 じます。

広島出身で ご両親は被爆していらしたそうです。
米軍基地が多く、当時はジャズのメッカだった博多に移り住んで、
プロのジャズクラリネット奏者を目指したお父さん。
一時期 甲斐よしひろさんのお父様が率いていたラテンバンドに 在籍したことがあり、
そんな影響を受けて 真梨子さんご自身も 14歳でジャズボーカルの勉強を始め、
16歳の時には 本格的なジャズボーカルの勉強のため上京。
翌年の1966(昭和41)年には スクールメイツで デビュー。
     1963(昭和38)年、渡辺プロダクションの現会長(渡辺美佐さん)が 東京音楽学院を発足。
     その中から優秀な人材を集めて結成した 歌って踊れる 全盛期には400名を数えた集団。
     ここから出たスターは多い。

高校を卒業後は 渡辺プロを脱退。
1972(昭和47)年、「ペドロ&カプリシャス」 の ペドロ梅村さんにスカウトされ、
     初 代=前野曜子さん(1971年~1973年)=前年に 「別れの朝」 が ヒットしてメジャーでデビュー。
     2代目=真梨子さん(1973年~1978年) は 当時 <高橋まり> の名でした。
     3代目= 松平直子さん(1978年~現在)

翌年、「ジョニィへの伝言」で 2代目ボーカルとしてデビュー。
半年ほどで 「五番街のマリーへ」 が発売され、
この2曲が ヒット して 人気バンドになりました。
真梨子さんは 1978(昭和53)年に ソロ歌手 となり、「あなたの空を翔びたい」で デビュー。
以後の 代表的ヒット曲には
  for you… (1982年 3月 5日)
  桃色吐息 (1984年 5月21日)
  はがゆい唇(1992年 5月16日)
  ごめんね…(1996年 6月21日) などがあります。
ご主人は もと「ペドロ&カプリシャス」 のメンバー ヘンリー広瀬氏。
真梨子さんと同時期に脱退し、ヘンリーバンドを結成。
1982(昭和57)年からは 真梨子さんのプロデューサーとして制作に携わり、次々とヒット曲を送り出し、
1993(平成5)年に結婚 して、現在は真梨子さんのバックでギターも弾いていらっしゃいます。
『とまどい小夜曲』 は                  
「バラードみたいにつきあいたいのに」 という歌詞で始まります。
これは
ゆっくりと愛を育てていきたいのに という意味なのでしょうか!?
バラードはフランス語。
ドラマのように 物語的な内容を持っている曲のことを言いますが
ポピュラー音楽においては
  ゆったりしたテンポ、
  静かな編曲、
  美しいメロディーライン、
  ラブソングを中心とした感傷的な歌詞、
といったものを言い、さらに、
  ピアノなどによる静かなイントロ
  エンディングに向けての劇的な盛り上がり
などがある曲を言うようです。

愛は はかないもの。
何度も傷ついてきたから、バラードのように …  ゆっくりと …
二度と傷つかないよう 慎重に、大切に育てたい!  そんな風に思ってしまうのでしょうね。
でも、 ホントはもう 本気になっちゃってる んじゃない!?
   私も、<いつの間にか 好きになってた> ってくらい じ――っくりとしたバラード調? が 好きかな!

「本気になっても知らない」
「本気になってもいいのね」
甘えているのか ひとり言なのか!?
十分 本気の この恋が 一瞬ではなく 永遠であると 信じたい気分です。

                            バラードみた いな 恋!
                    慌ただ しい世の中だから こそ ゆっくり 行きた い 気が します。






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