― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

子供の言葉!?  ― 紙のピアノ ―

2007-11-26 | 赤ちゃん・子供 が心配なお話
先日、人で混雑している ショッピング広場で、

小学校 3~4年生 くらいの 男の子が

買い物から 戻ってきた 母親に向かって、
大声で                       時間食って 無駄な 買い物!?

「また 無駄な買い物 したの?」

てっきり 時間食う のかと 思った!」

…って言っているのを 耳にして
唖然として しまいました。    

   それが 子供の言う言葉!?
   それが 母親に向かって言う言葉!?  
               たとえ 親子で も 礼儀 って ものは あるんじゃ ないのでしょうか!

その子は 疲れてイスに腰掛けていた私の 隣に いたんです。

きっと 買い物に行った母親を 待っていた のでしょうが、

私は まったく 気にして いませんでした。
     そんな言葉 を 聞くまでは … !!  耳を 疑いました! 

でも、その言葉と 同時に、

私の 手も 目も、
動きのすべてが 止まってしまった。  
                          固まるって こういうことを 言うんですね!
そして 次に、

母親が なんて言うのか、

どんな反応をするのかが 気になりました。   親の とるべき態度 って … ?

さすがに 見るのは失礼だと思ったので

声がするのを 待った 数十秒!?

     気付いた方々は きっと      
     私と同じ気持ちだった のではないかと思います。


しかしながら…、 反応は ありませんでした。
ゆっくりと 母親の方を見ると、 
別に 何事もなかった かの よう!! 普通はなんか言うでしょう! 
                                   「そんなこと言うもんじゃないよ」とか!

そのことも 私には かなりの 驚きでした。

…ということは、こんなことは 通常 なの?!?
                    言い慣れ、そして、 言われ慣れているの!?

これは 私の想像に なってしまうのですが、

たぶん その子の家庭では、
父親か、家族の誰か、               また 無駄な 買い物して~!
                     ふーん そうなんだ!
つまりは 大人が いつも そんなことを言っている。

だから 子供が覚えてしまって、
人前で 悪ぶれもせずに 真似て しゃべる!  無駄 むだ ~!
                    子供が、悪いと知らずに していることは、親の責任!

無駄な買い物 を してしまう とか

時間を食う とか ってこと、

買い物に行く機会の多い 女性には

けっこう 多いのかもしれませんから
もちろん 買う側も 買う際の注意は 必要でしょう。    
                                 注意することは 必要よね!
でも 日用品や 家族の物など、

買い物の ほとんどを 母親任せ に しているとしたら … !?

それで 言うことだけ 言われたのでは
立つ瀬が ありません!                    
                               けっこう 哀しいものが あります!

それなら

無駄な買い物をしないように … 、

時間を食わないように … 、

一緒に行動するか

自分で買いに行ったらいかがですか!?
と 言いたくなります。        考えて買う というのも なかなか 大変なのよ!


あたりまえのようになってしまっているから 忘れているかもしれませんが、

そんな言葉より
お母さんには 感謝 の気持ち を込めて      ありがとーう!

もう少し 思いやりのある言葉を かけましょうよ 。

それから もうひとつ…、 

男の子なら 荷物持ち くらい しましょうよ!
              男は 威張ってるだけじゃ 駄目なんだ ヨ! 優しくないと…ネ!

   これを 「うるさい」と 思うか、

                   「気をつけよう」と 思うかは 人格 の違い でしょう。



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



母の日でもないのに … なんて思わないで ください。

そばにいると 気づかないことも多い 有り難さ。

2004年5月発売 、 NATSUMIさん『紙のピアノ』
          (作詞 = 佐野源佐衛門一文さん。作曲 = 伊藤薫さん)。

「黒い柱に大時計 今も変わらぬ故郷の すすけた壁の子供部屋
                              紙のピアノがありました」   

     母子家庭で育った私。
     母が大変だったとも知らずに「ピアノを買って」と せがんだ 幼い日。
     次の朝、母が作ってくれてあった 手作りの 紙のピアノには
     涙のあとが ありました。
     貧しくとも 愛情いっぱいに育った 私。
     お母さんの優しい愛情で育った おかげで、
     今、私も 私の娘も 幸せな生活を 送っています。

   「ピアノ買って」と言われた時、母親には そのひと言が
    どんなに辛く聞こえたことでしょう。
    してやりたくても 出来なかった辛さ、切なさが 伝わってきます。
    そして今、母が精一杯してくれたことに対する 娘の 感謝の気持ちが
    伝わってきます。
    娘達が 今 幸せなことは、亡くなった母親にとっても
    嬉しい報告 でしょう。
    そしてまた、そんな風に育った娘は、きっと
    自分の子供にも 愛情をいっぱい与えて 育てることでしょう。

この曲は、第36回 日本作詞大賞 の 最優秀新人賞 を 受賞しました。

そして、演歌を 歌ってきた 川野夏美さん の

違う一面が 見れるような曲 でもありました。

お互いを 思いやる気持ち。

素敵な 親子愛。
しみじみと … 聞きたい、歌いたい。 そんな歌です。 
              歌う度に 胸がつまって かなり 歌いづらい曲かもしれませんが … !
     愛情は お金で 買えるものでは ありません。

だから 大事な 宝物 なんです。

なかなか 口には出来ないけれど、忘れてはいけない気持ちです。

            宝石よりも  価値があるニャン!



紙のピアノ
Natsumi,佐野源佐衛門一文,鈴木ちさと,蔦将包
日本クラウン

このアイテムの詳細を見る






イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「レイのホームページ」 「顔文字を動かそう!」

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする