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爺の社会科見学
年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。
地区労 納涼ビアパーティー行われる
2016-08-31 09:42:03
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日記
恒例のビアパーティーも39回となった。この組合離れと言われる時代、続くことが驚きでもある。友人のK君が準備のため傘下の労組に連絡をとっていたが大変なことでもある。
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吉川市 市制施行20周年記念事業 いくべ~/ よし!/ 川まつり
2016-08-30 15:32:47
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日記
夏休み中の8月28日埼玉県吉川市の市制施行20周年記念事業が2カ所で行われた。
北葛飾郡吉川町が1996年4月1日に吉川市となって20年たつ。古くから稲作の盛んな地域で江戸にも近い生産地で中川の水運にも恵まれ発展してきた。近年では、1996年4月1日にJR武蔵野線が開通し人口の増加で吉川市が誕生した。内陸水運から古くから料亭が多くあり「ナマズ料理」などの川魚料理が有名である。
☆第一会場(中川河川敷)
オープニングイベントと高瀬舟出航セレモニー、Eボートレースが行われた。
☆第二会場(平沼地区公民館・吉川小学校複合施設)
「川とともに栄えたまち吉川」をテーマに展示、うまいもん市場、ゲーム等が行われていた。
Memo:群馬県板倉町とは
今回、高瀬舟で協力した板倉町は「三県境」の町で、埼玉県と栃木県に接するが、この「三県境」は全国で40カ所ほどあるが、山であったり川であったりで板倉町のように歩いて行けるのは全国でも珍しい。吉川市のように川とともに栄えた町で、現在でも水場景観を残している町である。
コメント
川口市の有形保存民家を見学
2016-08-29 21:06:31
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日記
連続した台風の合間の日に保存民家を見学に川口市に出かける
(1)国登録有形文化財 旧田中家住宅
電車を乗り継ぎ埼玉高速鉄道にて「川口元郷駅」にて下車する、国道122号線(岩槻街道)かつての日光御なり街道を北上すると周りの住居・マンションとは明らかに異なる住居が目に入る、旧田中家住宅である。角ばった洋館である、自動券売機にて入場券を買い求め中に入る、何かしら外観と内部が合わない印象を受ける、商家的な内部なのである。入った所が帳場との事でる。田中家は味噌の醸造と材木商で、この地域では競争相手もなく財をなしたという。初代は農家であったが、2代目以降麦麹味噌の醸造、材木商を始めるなど家業の発展に努め、4代目以降に村会議員・県会議員・貴族院議員・川口市長などを歴任し地域に貢献してきました。道路沿いは洋館、奥が和館という和洋折衷の良いとこどりで、材木商でもあったので建築資材により、要所要所に工夫や豪華さが見られる。
この建物、一時は不動産屋に売却されたようで、当時の川口市長が貴重な文化遺産として購入保存している。
☆旧田中家住宅の概観☆
大正12年に3年かけて完成した、木造煉瓦造3階建ての洋館と、昭和9年に増築された和館、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園が保存されている。洋館は、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼って仕上げられているそうである。和館の方は、木造一部2階建て寄棟屋根をのせた数寄屋造りである。増築の建設時期が4代目が政界に進出した時期であり、来賓をを迎えての行事のため増築したと考えられています。
階段が洋館、和館それぞれ2カ所あるが思ったより洋館の階段幅がなかった、照明などは古いままで一部屋毎に違っていた、訪れたマスコミの方も照明だけでも見応えがあると感心していたとの事である、また、蔵が3階にあるのにはビックリ。私が訪ねた時に、2人の方が掃除をしていたが広すぎて計画的に掃除をしているようである、掃除の手を止めていろんな事を説明して頂いた。その時、川口市文化財センターの方に、有形文化財の「鍋平別邸」がありますよと紹介されたので、そちらの方に向かう事にするを。
♦旧田中住宅の照明♦
【その他のPhoto】
とりあえず「川口市文化財センター」を目指し川口元郷駅の反対側の方に向かう。センターの職員の方に場所を尋ねた所、分かりにくい場所らしく、路地から路地へと歩きその場所にまで、ご親切にも案内して頂いた。(ありがとうございました)
正式な名前が「旧鋳物問屋鍋平邸」で、現在は、「川口市母子福祉センター」として利用されている。母子福祉センターとして利用しているため見学には色々制限があるようだが、この日は見学できたが写真などは個人の楽しむ範囲内でとのことでした。(外観のみ写真紹介します)
☆旧鋳物問屋鍋平邸☆
江戸時代末に創業した鋳物問屋・鍋平の4代目島崎兵五郎が建築した建物で、明治末から戦後にかけて数回の増改築をおこなった、主屋、離れ、蔵の三棟からなっている。当初、別邸、事務所併設の居宅、最終的には迎賓施設と使用目的も変化したようだ。大正から昭和の急速な近代化の中でモダン和風建築が離れのベエネチアングラスのステンドグラス、大理石、モザイクタイル、貴重な黒檀を使用するなど、特に、トイレにステンドグラスを使用するなどには驚きである。庭は、池泉回遊きゅう式日本庭園で、築山、池、滝を小さい面積の中に配置し、川口鋳物業者の隆盛を知る貴重な文化遺産でもある。
文化財センターの職員の方にも案内していただいた道すがら鋳物工場は見られるカ聞いたところ、昔はこの辺は多くあったが今は無いとの話でした。鋳物工場は広い敷地を必要するため、マンションに変わってしまったと話してました。映画の「キューポラのある街」は遠い昔の話である。
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大間野町の旧中村家住宅を見学
2016-08-19 17:08:18
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日記
越谷市には2家の公開古民家がある、先週見学した「旧東方村 中村家住宅」と今回の「大間野町 旧中村家住宅」である。「旧東方村 中村家住宅」は、越谷市指定有形文化財に指定されているが、建築年代が大正時代のためか「大間野町 旧中村住宅」は「越谷市保存民家」となっている。ちなみに、苗字が同じ「中村」だが両家とも姻戚関係もないとのことである。
市の資料によると「大間野町 旧中村住宅」は、豊臣方の小西行長お家臣で、関ケ原の合戦の後に徳川方へ従い、関東に移住し、この地を開拓したと伝えられている。江戸時代には、旧大間野村の名主を勤めていました。
現在の敷地が昔ながらのもので、移築したものではなく大正3年建築の主屋をはじめ、長屋門、石蔵、土蔵が建てられています。現在では失われつつある伝統的な建築技法が用いられ、復元の際には古材の再利用されています。
★長屋門★
明治19年に建築され。寄棟造、桟瓦葺、中央にはケヤキの一枚板の扉、潜り戸、外壁は鼠漆喰(灰色)です。
使用人の部屋があり、小窓から長屋門の出入りが把握できた。
★主屋★
明治42年着工、大正3年に完成した、式台付玄関や書院造の奥座敷を持った江戸時代の名主の特徴を有する格式ある住居である。込栓・継手の工法により釘を不使用、奥座敷には銘木と言われる「黒檀」を使用、大黒柱は35㎝角のケヤキなど随所に凝ったところが見られます。
★石蔵★
石蔵は比較的新しく昭和初期に建築されたものです。房州石(鋸山産)で作られ入口は右側が漆喰塗、左が木製で格子戸が取り付けられていた、中はスノコを敷いて米蔵として利用していた。
★土蔵★
明治27年に建築されました。2階に上がる階段には箱階段が設けられてる他、2階の床には格子状の明り取りと大きい長持ちなど格子を外し持ち上げて収納したとの事です。
旧大間野村は綾瀬川に近く氾濫対策が土蔵や土間に講じられている。
名主制度は、明治維新と共に役割等は無いが、 地主への土地の集中がみられた、その後、大正デモクラシー・昭和の大恐慌と続き衰退するが、旧中村家住宅はその最後の良い時代の建築物でもある。
【その他のPhoto】
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越谷市最古の名主住居を見学
2016-08-15 17:28:35
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日記
JR武蔵野線越谷レイクタウン駅から十数分の所に越谷市指定有形文化財「旧東方村中村家住宅」(越谷市大成町)がある。この越谷レイクタウン地区は、今年度、「都市景観大賞」を受賞した。受賞の概要は「治水の公共事業を景観に重きを置く地域づくりに結びつけるという発想の転換により日本離れした大スケールの水の風景を想像した」となっているが、来るたびにこの地区は進化していると感じる街である。
その中心である調節池の西側にその住居がある。周りが人口的に整備してきた地区であり、住居自体が移築・屋根が茅葺でない事、係の方が増改築している話をしていましたが、整備された住居であるが、「名主」の住居であるという重みを感じさせる住居である。
Memo:
東方村は元禄11年(1968年)に幕府領から忍領に組み入れられ、近隣の各村とともに廃藩置県まで忍領となっており、中村家の資料によれば安永元年(1772年)に建築され建築年代を確認できる建築物としては越谷市最古の住宅です。
家人の生活の必要のため、増改築されているが江戸時代における村役人の家の構造を今に伝える貴重な建造物です。(パンフレット抜粋)
中村家住宅に併設されているのが、見田方遺跡公園(越谷レイクタウン駅前)から出土した板碑・土器等が展示されています。
【その他のPhoto】
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