連続した台風の合間の日に保存民家を見学に川口市に出かける
(1)国登録有形文化財 旧田中家住宅
電車を乗り継ぎ埼玉高速鉄道にて「川口元郷駅」にて下車する、国道122号線(岩槻街道)かつての日光御なり街道を北上すると周りの住居・マンションとは明らかに異なる住居が目に入る、旧田中家住宅である。角ばった洋館である、自動券売機にて入場券を買い求め中に入る、何かしら外観と内部が合わない印象を受ける、商家的な内部なのである。入った所が帳場との事でる。田中家は味噌の醸造と材木商で、この地域では競争相手もなく財をなしたという。初代は農家であったが、2代目以降麦麹味噌の醸造、材木商を始めるなど家業の発展に努め、4代目以降に村会議員・県会議員・貴族院議員・川口市長などを歴任し地域に貢献してきました。道路沿いは洋館、奥が和館という和洋折衷の良いとこどりで、材木商でもあったので建築資材により、要所要所に工夫や豪華さが見られる。
この建物、一時は不動産屋に売却されたようで、当時の川口市長が貴重な文化遺産として購入保存している。
☆旧田中家住宅の概観☆
大正12年に3年かけて完成した、木造煉瓦造3階建ての洋館と、昭和9年に増築された和館、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園が保存されている。洋館は、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼って仕上げられているそうである。和館の方は、木造一部2階建て寄棟屋根をのせた数寄屋造りである。増築の建設時期が4代目が政界に進出した時期であり、来賓をを迎えての行事のため増築したと考えられています。
階段が洋館、和館それぞれ2カ所あるが思ったより洋館の階段幅がなかった、照明などは古いままで一部屋毎に違っていた、訪れたマスコミの方も照明だけでも見応えがあると感心していたとの事である、また、蔵が3階にあるのにはビックリ。私が訪ねた時に、2人の方が掃除をしていたが広すぎて計画的に掃除をしているようである、掃除の手を止めていろんな事を説明して頂いた。その時、川口市文化財センターの方に、有形文化財の「鍋平別邸」がありますよと紹介されたので、そちらの方に向かう事にするを。
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♦旧田中住宅の照明♦
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【その他のPhoto】
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とりあえず「川口市文化財センター」を目指し川口元郷駅の反対側の方に向かう。センターの職員の方に場所を尋ねた所、分かりにくい場所らしく、路地から路地へと歩きその場所にまで、ご親切にも案内して頂いた。(ありがとうございました)
正式な名前が「旧鋳物問屋鍋平邸」で、現在は、「川口市母子福祉センター」として利用されている。母子福祉センターとして利用しているため見学には色々制限があるようだが、この日は見学できたが写真などは個人の楽しむ範囲内でとのことでした。(外観のみ写真紹介します)
☆旧鋳物問屋鍋平邸☆
江戸時代末に創業した鋳物問屋・鍋平の4代目島崎兵五郎が建築した建物で、明治末から戦後にかけて数回の増改築をおこなった、主屋、離れ、蔵の三棟からなっている。当初、別邸、事務所併設の居宅、最終的には迎賓施設と使用目的も変化したようだ。大正から昭和の急速な近代化の中でモダン和風建築が離れのベエネチアングラスのステンドグラス、大理石、モザイクタイル、貴重な黒檀を使用するなど、特に、トイレにステンドグラスを使用するなどには驚きである。庭は、池泉回遊きゅう式日本庭園で、築山、池、滝を小さい面積の中に配置し、川口鋳物業者の隆盛を知る貴重な文化遺産でもある。
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文化財センターの職員の方にも案内していただいた道すがら鋳物工場は見られるカ聞いたところ、昔はこの辺は多くあったが今は無いとの話でした。鋳物工場は広い敷地を必要するため、マンションに変わってしまったと話してました。映画の「キューポラのある街」は遠い昔の話である。
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(1)国登録有形文化財 旧田中家住宅
電車を乗り継ぎ埼玉高速鉄道にて「川口元郷駅」にて下車する、国道122号線(岩槻街道)かつての日光御なり街道を北上すると周りの住居・マンションとは明らかに異なる住居が目に入る、旧田中家住宅である。角ばった洋館である、自動券売機にて入場券を買い求め中に入る、何かしら外観と内部が合わない印象を受ける、商家的な内部なのである。入った所が帳場との事でる。田中家は味噌の醸造と材木商で、この地域では競争相手もなく財をなしたという。初代は農家であったが、2代目以降麦麹味噌の醸造、材木商を始めるなど家業の発展に努め、4代目以降に村会議員・県会議員・貴族院議員・川口市長などを歴任し地域に貢献してきました。道路沿いは洋館、奥が和館という和洋折衷の良いとこどりで、材木商でもあったので建築資材により、要所要所に工夫や豪華さが見られる。
この建物、一時は不動産屋に売却されたようで、当時の川口市長が貴重な文化遺産として購入保存している。
☆旧田中家住宅の概観☆
大正12年に3年かけて完成した、木造煉瓦造3階建ての洋館と、昭和9年に増築された和館、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園が保存されている。洋館は、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼って仕上げられているそうである。和館の方は、木造一部2階建て寄棟屋根をのせた数寄屋造りである。増築の建設時期が4代目が政界に進出した時期であり、来賓をを迎えての行事のため増築したと考えられています。
階段が洋館、和館それぞれ2カ所あるが思ったより洋館の階段幅がなかった、照明などは古いままで一部屋毎に違っていた、訪れたマスコミの方も照明だけでも見応えがあると感心していたとの事である、また、蔵が3階にあるのにはビックリ。私が訪ねた時に、2人の方が掃除をしていたが広すぎて計画的に掃除をしているようである、掃除の手を止めていろんな事を説明して頂いた。その時、川口市文化財センターの方に、有形文化財の「鍋平別邸」がありますよと紹介されたので、そちらの方に向かう事にするを。
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♦旧田中住宅の照明♦
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【その他のPhoto】
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とりあえず「川口市文化財センター」を目指し川口元郷駅の反対側の方に向かう。センターの職員の方に場所を尋ねた所、分かりにくい場所らしく、路地から路地へと歩きその場所にまで、ご親切にも案内して頂いた。(ありがとうございました)
正式な名前が「旧鋳物問屋鍋平邸」で、現在は、「川口市母子福祉センター」として利用されている。母子福祉センターとして利用しているため見学には色々制限があるようだが、この日は見学できたが写真などは個人の楽しむ範囲内でとのことでした。(外観のみ写真紹介します)
☆旧鋳物問屋鍋平邸☆
江戸時代末に創業した鋳物問屋・鍋平の4代目島崎兵五郎が建築した建物で、明治末から戦後にかけて数回の増改築をおこなった、主屋、離れ、蔵の三棟からなっている。当初、別邸、事務所併設の居宅、最終的には迎賓施設と使用目的も変化したようだ。大正から昭和の急速な近代化の中でモダン和風建築が離れのベエネチアングラスのステンドグラス、大理石、モザイクタイル、貴重な黒檀を使用するなど、特に、トイレにステンドグラスを使用するなどには驚きである。庭は、池泉回遊きゅう式日本庭園で、築山、池、滝を小さい面積の中に配置し、川口鋳物業者の隆盛を知る貴重な文化遺産でもある。
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文化財センターの職員の方にも案内していただいた道すがら鋳物工場は見られるカ聞いたところ、昔はこの辺は多くあったが今は無いとの話でした。鋳物工場は広い敷地を必要するため、マンションに変わってしまったと話してました。映画の「キューポラのある街」は遠い昔の話である。
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