知人の誘いで講演会に出席した、内容は「道徳教育のねらい」であり、かつての仕事とは関係ないジャンルであるが、毎日が日曜日の身であり聞いた。
講演者の藤田昌士氏は、東京大学を卒業後に都内の中学校教員、国立教育研究所室長、立教大学教授を歴任した教育学者である。内容は、「道徳」の教科化、ねらい、道徳教育政策と「愛国心」、「道徳」の変遷、道徳教育の目標・創造・実践等が話された、我々の年代で「道徳」という教科授業は無かったが、何かきな臭さが感じる教育政策でもある。今の子どもの状況を考えると、「道徳」教育に頼る部分があるが、教育政策での「道徳」と我々庶民が望む「道徳」とは違うのではないかと思えた。
