爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

粋な愛宕神社の「出世の石段祭り」 (隔年のお祭り)

2014-09-25 10:05:13 | 日記
「日帰り散歩」でお世話になっているMさんより、愛宕神社例大祭の案内コピーをいただく。興味半分、お彼岸の墓参りのついでに行くことに。
銀座線田原町駅から虎ノ門方面に向かう、発與式(3時)まで時間があったので、隣の駅、溜池山王駅で下車。会社勤めの時は、取引先が「溜池」にあったので、西新橋にあった会社より歩いて訪問した。アメリカ大使館、ホテル「オークラ」発明会館と通った、思い出に浸っていると時間がたつので、地下道で神谷町方に向かい地上に出る、出たところが高層ビルのアークヒルズである、40年前はこんなビルは無かった。昭和61年にできた複合施設で、日本で初めて民間デペロッパーによる再開発地である。街並みが変わった六本木通りを下り、左手の「スペイン坂」を上がる、スペイン大使館へ行く道なので「スペイン坂」と名づけた、都心の桜の名所で有名で、ライトアップされディナーが楽しめる。さらに西に進みスエーデン大使館の脇を抜ける、この一帯は、空き地に樹木が植えられ整備されている。

桜田通りに出ると「愛宕神社」の「のぼり旗」が愛宕山に登る所でMさんに声を掛けられ、一緒に行動を。2人でフウフウ言いながら愛宕山に上ると、屋台や参拝客で賑わっている。

発與式が終わりいよいよ御輿の発與である、良いカメラアングルを求めて降りる、降りるのも簡単ではない、勾配が急すぎて年配者は手すり無しでは降りられない、転んだら下までゴロゴロである。

サー 降りてきた。ロープでも御輿に付いてるのかと思ったがロープは無い、そんなことするようじゃ、江戸っ子じゃない!!意気がピッタリである。(粋だネ)


ここの御輿は、六角御輿で珍しい。若い娘さんも担いでいたが、石段を下りてきたのだろうか?今年から「虎ノ門ヒルズ」まで練り歩く。

完成したばかりの「虎ノ門ヒルズ} 前は、愛宕山から見上げるビルは無かったが・・・前勤務していたビルは、「虎ノ門ヒルズ」で無くなってしまった。この一帯「森ビル」が多かったが、当時、高層ビルが建つとは思わなかった。

 はっぴを着た女性が夜が綺麗と・・・エエー 帰るつもりが夜まで居る事に。時間潰しにNHK博物館へ40年前に入った事があるが、その時は地味な感じの博物館(高い山からの最初の電波放出だけ)とのイメージだったが、近年のデジタルや情報化で展示物に工夫を凝らしていた。

40年前は、展示品も少なく2Fか3Fまでしか展示していなかった。今、人気の「花子とアン」村岡花子の放送展示、ニュースキャスター気分を味わいました。

博物館が4時半で閉館しても時間が余り、ビールとたこ焼きで時間を潰す。6時を回りいよいよ御輿の還與である、隔年のこの祭り、海抜26mの愛宕山、石段の上も下も人でぎっしりである。可愛らしい小さい御子さんが提灯を振って誘導する。お囃子が大きくなってきたが人・人で見えない。(登って来るのが見えない・・・残念)


御輿は数多くあるが、86段の勾配のある石段を担いで上り下りするのを初めて見た。変わりゆく都心でのお祭りを盛り上げ伝えて行く氏子の心意気を感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義母のケアハウスを訪ねて

2014-09-14 08:01:50 | 日記
義理の母も95歳になる、妻は毎年、入所しているケアハウスを訪ねているが、妻も60過ぎである、毎日、降圧剤のお世話になり、時々、数値が高くなるようで、私も一緒に北秋田市に行くことになった。
最寄り駅である「鷹ノ巣駅」に行く方法は①飛行機(大館能代空港)②JR新幹線「こまち」で秋田駅で奥羽本線に乗り換えて③JR新幹線盛岡駅から花輪線・奥羽本線と乗り継いで④JR新幹線新青森駅から奥羽本線に乗り換えて⑤高速夜行バスとあるが今回新青森駅から行く事にした。

この旧鷹巣町を全国的に有名にした事がある、「福祉の町」の構想である。前町長がデンマークにならい進めてきた住民参加型高齢者福祉であったが、選挙における対立候補からの身の丈にあった福祉・市町村合併等により落選してしまった。住民参加型福祉が住民にNOと評価されたのは何とも皮肉な結果に終わった。その他、有名なのが綴子の大太鼓である、ギネス世界一と自慢するだけあって、大きい物である、下から叩くのと太鼓の上に乗り叩いて練り歩く、雨乞いと豊作祈願を願う行事である。

 新幹線・特急と乗り継いで鷹ノ巣駅に着いたのが5時過ぎ。家を出発し6時間かかった。宿の「縄文の湯」へ、この地域、サークルストーンなど秋田県でも多く発掘される地域であり、名前はそれから付けたと思われる、健康ランドとビジネスホテルが一緒になったような宿であった。

宿で義理の姉夫婦と一緒になり翌日ケアハウスへ。ケアハウスにはタクシーで向かう、道筋の秋田杉が綺麗である、まさに森林浴しているようである。この地域は林業でも有名で米代川流域が雨が多く、木の発育が良い肥沃な土地で佐竹藩時代から保護され、切り出された木材は能代港から大阪や江戸に移出した。
 ケアハウスはそうした秋田杉の中にあった、ヨーロッパ的に見えたが、交通の便が悪いし、回りに何もない。(そういった場所が良いという方もいるだろうが)2泊3日の旅のため義母のケアハウスには2日間の短時間しか訪問出来なかったが義母も子どもの訪問が嬉しいのだろう終始にこにこし、玄関まで送ってくれた。頻繁に行けるといいのだが・・・

帰りも鷹ノ巣駅からのJRを利用した。元総務大臣増田寛也氏の全国自治体の半数900が消滅すとのレポートが話題になったが、東北の駅付近の変貌を見るとうなずける。駅から伸びるメーンストリートがシャッター商店街化し、郊外型の大型ショッピングセンターだけが今のところ賑わっている、これも遅かれ早かれ対応に迫られる状況がくる。過疎化が公共交通機関の縮小を招き、車に依存せざるを得なくなり、さらに公共交通機関が縮小するという連鎖が止まらない。地方は、車がないと生きて行くには厳しい環境であり、弱者であるお年寄りなどへのしわ寄せとなっている。今回の旅は、高齢化の中での福祉行政あり方や負担だけが多い地方自治体の今後を考えさせられた、国は市町村合併で行政の効率化を計ってきたが、貧乏自治体同士が合併しても裕福な自治体にはなれず新たな政策が必要である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉県立文書館の「鳥瞰図の世界」展示

2014-09-12 22:18:55 | 日記
7月15日~9月14日の期間で、埼玉県立文書館地図センターで「鳥瞰図の世界」が開催された。

鳥瞰図の原画が十数点展示されていた、鳥瞰図は地図の技法の一種であり、別名、俯瞰図、パノラマ・ジオラマと言うこともあるが、鳥瞰図が一番ピッタリした表現であり、まさに、飛ぶ鳥の目から上空斜めから見下ろした図である。測量技法が無い時代からあり、寺社仏閣の図、名所案内図など奈良時代に遡る。この三次元的な技法は目的性があり、わかりやすい図として今まで受け入れられてきたのだろう。
文書館の展示は、そうした原画を拝見する事ができ、また、鳥瞰図絵師・黒澤達也氏のお話も聞くことができた、昔であっても鳥瞰図を作るのは大変だったろうが、現在は、より細部にわたり描き彩色するなど手間がかかる、作図するのに3~4ヶ月かかるとの事である。黒澤氏は帝国書院の地図帳の挿入絵図で作品を残されているが、私の時代の地図帳にも他の絵師さんの鳥瞰図があり、地図帳に親しみが沸いたものである。今回、原画を拝見する事により、単なる地図ではなく「芸術」である感を強く感じた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジバング」を使う

2014-09-02 21:13:26 | 日記
妻の母がお世話になっているケアハウスに行くことになった。義母も95歳の高齢になり妻も週3回電話をしているが、生活状況や電話の受け答えから心配で、山口県に住んでいる義姉と落ち合って訪問する。
妻と日程を相談し往復切符を購入する、妻に切符を渡したら、新幹線「はやて」じゃなくて「はやぶさ」なの?私も「エー」?思わず間違って購入したのかと思ったが、遊びに来ていた孫が、「はやぶさ」の方がスピードが速いと!、さすが雑学好きな孫、本領発揮。たしかに「はやぶさ」の方が最高速度が上のようだ。
飛行機の方が早いのだが、せっかく「大人の休日ジパング」に加入したので利用したが、初めは2割引で4回目以降3割引になるようである。LCCの格安路線が多くなっているが秋田の路線も安くならないかな~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする