爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

松戸市の公園散策

2016-05-19 18:06:26 | 日記
日頃の運動不足の解消のため散歩に出かける、JR武蔵野線に乗り「新八柱」で下車する。駅を出て左に曲がり「さくら通り」に入る。この通り、名前のとおり街路樹の桜が有名で桜花のトンネルの時期には「常磐平さくらまつがり」が開かれる。「日本の道100選」に選定されており、新京成線の「常盤平駅」の先まで続いている、また常盤平駅からは南北に「常盤平けやき通り」がとおり、こちらは「日本街路樹百景」に選定され、この地区は緑にめぐまれた一帯である。
常盤平駅の手前を左に曲がり「21世紀の森の広場」に入る、公園の中には「松戸市立博物館」と「森のホール21」があり松戸市市制50周年記念事業として1993年に造られた。松戸市立博物館は、旧石器・縄文時代~昭和30年代の常盤平公団住宅内部が再現展示されている。「森のホール21」は、正式名称を「松戸市文化会館」といい、大小多目的ホールがあり、大ホールで約2000席あり有名芸能人のコンサート等がもようされている。


「21世紀の森の広場」は、東京ドーム11個分の広さで、湿地帯や森林など昔からある自然を生かした自然尊重型の「都市公園」をコンセプトに造られた。公園内を道路が大きなアーチ橋で横切っており、ヨーロッパの田園風景のようであり。平成6年度に「日本都市計画学会計画設計賞」を受賞している。公園内は、自然保護のコンセプトで公園内いくつかのゾーンに分け自然生態系では「ホタル観賞会」が企画されていた。子どもから高齢者まで楽しめる公園である。


時間的に公園内を全て回る事が出来ないため、松戸駅に向かうため新京成線の「八柱駅」へ、八柱駅はJR武蔵野線とクロスしており、駅の呼び名がJRが「しんやはしら」、新京成が「やばしら」と新京成の方が柱の「は」がにごる。
松戸市は、鉄道網が発達している、JR常磐線・武蔵野線、新京成線、北総線、流鉄流山線、東武野田線の6路線で20駅がある。東京から20Km圏内で住宅団地造成とそれとともに鉄道整備により千葉県第3の都市となった。
松戸駅に到着し「戸定が丘歴史公園」に入る、高台の上の公園で奥に進むと千葉大学園芸学部に入る、ここの敷地は水戸藩最後の藩主である徳川昭武が住んだ所で敷地の1/3が公園として整備している。戸定とは地名から取ったもので、公園内には「戸定歴史館」、「戸定邸」などがある。庭園は、国指定名勝、建物は国指定重要文化財に指定されている、現在、大名屋敷建築は残っていないが明治時代に建築されたが、大名屋敷の面影を知る貴重な建築物である。
また、歴史館には、まぼろしの将軍と言われた徳川昭武の遺品、将軍の名代として派遣されたパリ万博の関係品、幕末から明治にかけての古写真が展示されている。



2つの公園を回っただけで疲れてしまった、下総台地の関係で起伏が意外にあった。まだまだ回る所もあったが、友達との待ち合わせもあり常磐線にて北千住へ。
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