爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

国指定名勝「おくのほそ道風景地 草加松原」を歩く

2015-05-11 08:20:00 | 日記
草加市は、人口24.3万で埼玉県6位の市である。先日、友人と草加市は全国的にも名前が通っていると話題になった。確かに全国的にも同規模の自治体の中では「草加せんべい」で有名な方かもしれない。私も田舎に住んでいるとき修学旅行のお土産に三越で「草加せんべい」を買うように言われた。私の実家は埼玉県とは何の関係もないが、それだけ「草加せんべい」は有名であり、生産地である草加市が後についてきたのだろう。今も多くの「草加せんべい」店が点在しており、市民にはお気に入りの「草加せんべい」店があるようです。その他に日光街道の宿場町として観光による地域活性化に力を入れている、日光街道松並木の冬の風物詩である菰巻(こもまき)は、菰巻に害虫をつけ春先に外し幼虫とともに焼却する、この菰巻作業はTVでよく放映される。
草加市中央公民館での「泉の会」コンサートから、天気も良いので一駅歩き、旅人の雰囲気を味わうことにしました。日光街道(旧国道4号線)を北に向かって歩くと右手に綾瀬川に平行となり、そこからが観光道として約1.5Km整備されました。望楼のそばに「松尾芭蕉」の像があり、「その日ようやく草加という宿にたどり着きにけり」と記してある。現在、札場河岸公園(ふだばかし)となっているが、かつて綾瀬川の舟運が盛んなり時の船着き場である。この綾瀬川、草加で生まれた人は昔は泳げたと言っていたが、高度成長期には生活排水・工業排水で日本一の汚染川であった、いまでもベスト10に入っているのでは。
川が澄んでいれば、この600本あまりの松も一層映えるだろうに残念である。途中、一般道と交差する所は、太鼓橋で景観を盛り上げている。
昔の人もこうして松を見ながら旅をしたのだろうと思いを馳せていると左手が松原団地駅の表示が、ここで散歩は終わりである。



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