爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

あれが「カロム」(ボードゲーム)だったのか?

2023-05-05 15:40:10 | 日記

先日、BS・TV 「三宅裕司のふるさと探訪」-城下町・滋賀県彦根市-を観ていたら、私が小さいころ実家で見たことがあったボードゲームに似たゲームが放映された。

小さい頃すごした実家には珍しい物が3つあった。ゴルフクラブ、テニスラケット、ボードゲームで、東北の片田舎では当時としては珍しいものであったが、父が戦前、東京の呉服店(現在の百貨店)の運動具売り場で働いておりクラブとラケットは、母が父の実家に疎開するときに持ってきた物と推測しているが、ボードゲームだけは不思議だった。
それがTVを観て「カロム」ではないかとわかった。「カロム」は、ビリヤードに似た卓上のボードゲームで、パック(玉)をポケットに入れるゲームである。


歴史は古く18世紀インドを統治していたマハーラージャによって遊ばれたと考えられており、インド周辺、中東ではポピュラーなゲームであるようです。
日本へは、明治末期に伝わり、全国に販売されたが、現在では「カロム」を知っている人は少ないが、彦根市で存続している。
疎開していた町や周辺でも昭和10年頃には木工所が製造販売していたようで、実家の祖父が手に入れたのか、父が勤務先で購入し母が疎開先に持ち込んだものか不明である。
小さい頃は 、詳しい遊び方が分からないためおはじきの様に玉(パック)をポケットに入れていた、実家にあったボードは、今、販売されているシンプルなボードより輸入品かと思うようなカラフルなボードであった。
ゲームにも、流行りすたれがあるが、「カロム」は木製の大きいゲームボードなので持ち運びに難点があり、彦根市を中心とした一部愛好家によるボードゲームとなっているようです。


参考資料
〇ウイキペディア
〇日本カロム協会

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 講座「江戸の中心地から知る... | トップ | 「吉見百穴」の上映会と講演 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事