7月15日~9月14日の期間で、埼玉県立文書館地図センターで「鳥瞰図の世界」が開催された。
鳥瞰図の原画が十数点展示されていた、鳥瞰図は地図の技法の一種であり、別名、俯瞰図、パノラマ・ジオラマと言うこともあるが、鳥瞰図が一番ピッタリした表現であり、まさに、飛ぶ鳥の目から上空斜めから見下ろした図である。測量技法が無い時代からあり、寺社仏閣の図、名所案内図など奈良時代に遡る。この三次元的な技法は目的性があり、わかりやすい図として今まで受け入れられてきたのだろう。
文書館の展示は、そうした原画を拝見する事ができ、また、鳥瞰図絵師・黒澤達也氏のお話も聞くことができた、昔であっても鳥瞰図を作るのは大変だったろうが、現在は、より細部にわたり描き彩色するなど手間がかかる、作図するのに3~4ヶ月かかるとの事である。黒澤氏は帝国書院の地図帳の挿入絵図で作品を残されているが、私の時代の地図帳にも他の絵師さんの鳥瞰図があり、地図帳に親しみが沸いたものである。今回、原画を拝見する事により、単なる地図ではなく「芸術」である感を強く感じた。
鳥瞰図の原画が十数点展示されていた、鳥瞰図は地図の技法の一種であり、別名、俯瞰図、パノラマ・ジオラマと言うこともあるが、鳥瞰図が一番ピッタリした表現であり、まさに、飛ぶ鳥の目から上空斜めから見下ろした図である。測量技法が無い時代からあり、寺社仏閣の図、名所案内図など奈良時代に遡る。この三次元的な技法は目的性があり、わかりやすい図として今まで受け入れられてきたのだろう。
文書館の展示は、そうした原画を拝見する事ができ、また、鳥瞰図絵師・黒澤達也氏のお話も聞くことができた、昔であっても鳥瞰図を作るのは大変だったろうが、現在は、より細部にわたり描き彩色するなど手間がかかる、作図するのに3~4ヶ月かかるとの事である。黒澤氏は帝国書院の地図帳の挿入絵図で作品を残されているが、私の時代の地図帳にも他の絵師さんの鳥瞰図があり、地図帳に親しみが沸いたものである。今回、原画を拝見する事により、単なる地図ではなく「芸術」である感を強く感じた。
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