新聞の紹介欄に埼玉県文書館での「地図アラカルト 世界と地域」展の開催が紹介されていたので、早速、行ってみた。この展示会は、埼玉県文書館と外務省外交史料館の共催による展示である。古地図と言われる物は絵地図に始まって見る機会多く、芸術的と思える物が多いが、行政目的に沿った「地図」を見る機会はない。この展示会は、幕末以降の日本の外交に関わる地図がされていた。特に、ペリーによる開国に始まって、日米修好通商条約の調印から、日本人との摩擦を防ぐため「江戸在留外国人遊歩規定下調図」を作図、外国人は築地に居留し、地図上の朱線の範囲内の行動できるとした地図(埼玉県は川越・所沢市等が範囲に含まれる)は目にする事はない。その他「日清講和条約」に関わる資料や「旅と地図」「戦争と地図」「復興と地図」が展示されていた。「地図」だけでなく付随した資料がその時代における「地図」の役割の大きさが分かってよかった。
残念なのは、展示室の照明が少し暗かった。重要な資料のため照明を暗くしているとの事でした。
残念なのは、展示室の照明が少し暗かった。重要な資料のため照明を暗くしているとの事でした。
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