爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

「大人の休日パス」フル利用 大館編

2015-11-19 18:43:50 | 日記
義母の一周忌のため「大人の休日パス」を利用し旅行した。飛行機だと便利な秋田県大館市であるが、年金生活者にとってJRの「大人の休日パス」はありがたい。(パスを利用する人がこの時期多く乗っている)新青森駅で奥羽線に乗り換えて、お寺のある大館に到着。ホテルにチェックイン後に食事に出る、妻は3年間、大館の県立高校に通学していたので、土地勘があるかと思ったが駅からスクールバスのため地理的な事は分からないとの事。ホテルの地図をたよりに「秋田比内や大館本店」に、お勧めのミニ親子丼ときりたんぽ鍋を注文、妻は食べられるか心配していたが ペロリと食べていた。名物の比内地鶏の親子丼と郷土料理のきりたんぽ鍋がいっぺんに食べられるのは良い。

翌日は2時から法事のため、それまで市内散策に出る、一番近い「桂城公園」へ城と名前が付いているが石垣も土塁も無い名前も聞かずに行ったら普通の公園である。園内には大館市出身の上原敏の碑があった、「妻恋道中」で有名で碑には♪♪好いた女房に三行り半を・・・♪が刻印されていた。保育園児が遊びに来ていて遠くを見て「樹海ドームだ」「樹海ドームだ」と言っていたが、東側から「大館樹海ドーム」を見るとことが出来る、東京ドームと同じ形状であるが、日本最大の木造建築物である。

桂城公園から古そうな建物が見えたの行ってみたら、「桜櫓館」とあった。大館市制施行前の最後の町長である桜場文蔵氏の私邸で、昭和初期の建築物で現在は国指定 登録有形文化財となっている貴重な建物となっている。最大の特徴は、2階の屋根に突き出る展望室がある、四方にガラス窓を配置している、桜場氏の大館を思う気持ちと意気込みが感じられる建築物である。この「桜櫓館」は市の所有ではなく、取り壊し予定の所、成田氏の努力により保存管理されている、維持管理費100円で説明までして頂き、頭が下がる思いである。


同じ、桂城公園の隣に「秋田犬会館」がある、秋田犬保存会の建物で3階が展示室がある、こうした展示室があるのは秋田犬だけではないだろうか、秋田犬の歴史、剥製・骨格、マタギの狩猟犬としての活躍、秋田犬の基準などパネル等で展示されている、秋田犬は「天然記念物」だと事、ヘレンケラーが飼育していた事など始めて知った。会館脇の檻には、かわいい秋田犬の「まどか」入っていました。愛くるしさは、映画の「ハチ公物語」「HACHI」思い出させてくれます。

秋田犬会館の前の道路の先に、石田ローズガーデンがある、大館市出身の国会議員で大館名誉市民である故石田博英氏の私邸のあった場所で、今は大館市で管理し一種一本のサンプルガーデンとして約500種類のバラが植えられている。この時期、バラは咲いてないが「大館バラまつり」が開催されるなど市民の憩いの場所となっている。

ここで法事の時間となり途中で食事を済ませてお寺に向かう。この辺はお寺が点在しているが、久保田藩の施策があるかもしれない。墓前での読経が終わり、今回の一周忌を滞りなく済ませる。大館市の中心街と大館駅は離れており、タクシーにて大館駅に向かう、妻が大館市内に詳しくないのは駅と中心街が離れているせいだろう。

大館駅より花輪線にて盛岡駅に向かう。花輪線は、途中、「いわて銀河鉄道」路線となり、盛岡駅に到着し市内のホテルに一泊する。
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