爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

百草園から高幡不動を巡りアジサイを観賞

2016-06-21 19:50:03 | 日記
梅雨の晴れ間で天気予報では気温が上昇する予報で朝から暑くなりそうな気配である。南越谷駅に集合し武蔵野線に乗車、参加者皆が終点の府中本町まで乗るのが初めてと言うほどこちらの方面は縁がない。府中本町駅に到着し南武線に乗り換え分倍河原駅(ぶばいかわらえき)でさらに京王線に乗り換え百草園駅(もぐさえんえき)で下車する。分倍河原・百草駅ともになかなか読めない駅名である。百草園駅から川崎街道を西に進み百草園入口の案内表示から更に歩くが高齢者にとっては恐怖の坂道が続く。
日野市は、高低差のある地域であり、その差が約130mもある。低地部は、浅川と多摩川に挟まれた一帯、北西の台地(日野台地)は日野自動車・コニカミノルタ・富士電機など企業や宅地が多い。百草園一帯は多摩丘陵地で改めて「丘陵地」とはこれかと・・・。いままで都内の散策で高低差のある所を歩いてきたが、皆、異口同音にここに住むのは大変だ、自転車で登り切れないやら、転んだら下まで転がるとか、言いたい放題である。ぶつぶつフウフウ言いながらも百草園に到着、江戸時代の享保年間、小田原城主久保候の室だった寿昌院が松蓮寺を再建した際に造られた庭園。梅、アジサイ、もみじと四季折々の花を観賞でき、また、見晴台などもありチョットした撮影スポットの場所でもある。






百草園の隣には百草八幡宮がある、11世紀に源頼義が造立したと言われ国重文の阿弥陀如来像が安置されている。1mの巨木であるシイノキ群が群生し、この一帯が古くから浅川や恵まれた湧水を利用して集落として形成されてきたのだろう。

高幡不動尊に徒歩で向かう、多摩丘陵を一駅歩くことになるが、周りは住宅地であり、よくこんな丘陵地を宅地化すると思う、歩いている人が少なくコンビニ等の商店も無い。
途中、水分補給をして高幡不動尊に入る。さすが関東三大不動尊の一つである、平安初期に慈覚大師円仁が開いたとされている。都内唯一の鎌倉時代の遺構とされる不動堂(国重文)、天井に描かれている「鳴り竜」で有名な大日堂、五重塔などが建つ。境内には新選組副長土方歳三の銅像がある、日野市は「新選組のふるさと」と言われ、副長土方歳三や六番隊長井上源三郎が生まれ育った所で、彼らの活動を支援した名主も存在し、5月には「新選組まつり」が開かれている。





平日にもかかわらづ参詣者が多かったが目的は境内で咲き誇る7500株の紫陽花の花である。鎌倉の長谷寺を思わせる多種の紫陽花を観賞できる。疲れたら境内の無料休憩所で一休み、帰りは「高幡まんじゅう」買い求めたが期間限定販売の「あじさい餅」は美味しかった・・・
日野市の散策は、地形、歴史など興味をそそる所です、さらに散策したい思ったが、台地・丘陵の地域での散策はなかなか手強い。
【その他のPhoto】
百草園



高幡不動尊
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