Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

ネットブックの最大のライバルはDSかもしれない

2010-04-01 23:59:59 | Thinkings

 最近の携帯ゲーム機・・・・と言ってもDSとPSPの事ですが、この二機種は共に無線LANを内蔵しておりまして、ネットにそのままつながります。無線LANを使ったゲーム内での通信はもちろん、無印のDSやDS Liteは別途ブラウザを導入する必要があるものの、価格も安く、非常にお手軽なブラウジング端末となっています。

 元々「ゲーム機」として買い与えられる端末ですし、前述の通り価格も安い・・・と言う事で、子供にとっては初めて所有するネット端末になりやすいようです。

子どもが初めて所有するネット接続機器は「ニンテンドーDS」 ITmedia

 初めて買ってもらったネット接続機器で最も多いのは「ニンテンドーDS」――フィルタリングサービス開発販売のネットスターは3月31日、「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。

 ただ、あくまで「初めて買ってもらったネット接続端末」であって、「初めてネットを使った端末」では無い点については注意が必要かも知れません。実際にはPCの方がネット接続端末としてはよく使われているようです。やはりゲームの一機能として使うことが主であって、ネット接続端末ではないというと言うことなんでしょうね。

 ところで、携帯ゲーム機で実際にブラウジングをしようとすると、PSPもDSもそうですけれど、その画面解像度とUIがネックになって、正直使い易い物ではありません。
 しかしながら、次のニンテンドー3DSはTegraを搭載し、HD解像度での使用にも耐えるスペックを備えるわけですから、任天堂が高解像度のディスプレイを搭載してくるならば、ついでにFlashにも対応してくるならば、ネットブックにとって大きな脅威になりかねないと思いますよ。何より、数が圧倒的に出るわけですからね。

 直接的なライバルとしては、非Windows搭載のブラウジングメインの端末となるでしょうから、各種インスタントOSや、Android搭載ネットブック、そしてニンテンドー3DSと同時期に登場するであろうChrome OSネットブックが上げられるのではないでしょうか。スペックによっては、最適なベッドサイドネットブックに化ける可能性が十分にありますので、3D対応を抜きにしても、今からE3が実に楽しみですね。